リネームの種類

本プログラムでは、実に十数種類のファイル名変更手段を提供します。
複雑な変更工程もこれらの組み合わせで容易に変更する事が出来るでしょう。

★連続ファイル名変更 (General)
このモードは、変更するファイルを選んで右クリックすることで出現します。
>>Popup Menu



右上に 現在の処理番号/選択ファイル数 が表示されます。
Explorerの名前の変更を簡潔に連続して行うものと考えて下さい。

AllSkip ... すべての処理をキャンセルできます。
Skip(ESC) ... このファイルを変更しません。ESCキーに対応しています。
OK(Enter) ... 変更を実行します。Enterキーに対応しています。

なお、拡張子を無くす変更は、Nameryからは出来ないようになっています。
拡張子がない場合は自動で変更前の拡張子が付加されます。
(拡張子を無くすには、後述の「拡張子変更」をご参照下さい)

MEMO:
この機能は、エクスプローラの「名前の変更」をただ単にエミュレートする為につけたものです。
まぁ、それだけだとちと寂しいので、連続ファイル名変更モードにしました(w
なので、それほど期待しないでくださいっ ^^);;;


○リネームウィンドウ
★文字列、現在名、連番
任意文字列と、ファイルの拡張子を除いた現在名、それと連番の組み合わせで、ファイルの名前を決定します。

文字列 + 連番
現在名 + 連番
連番 + 文字列
連番 + 現在名
基本フォルダ名 + 文字列 + 連番
相対フォルダ名 + 文字列 + 連番
相対フォルダ名 + 文字列 + 現在名
連番 + 文字列 + 基本フォルダ名
連番 + 文字列 + 相対フォルダ名

の9つをサポートします。
連番は、桁数と開始数字からなる連続した番号です。桁数が足りなくなると、 Overflow xxxと表示されリネーム処理ができません。
例えば、90個のファイルなら2桁で足りますが、100個のファイルは3桁必要です。
(...あたりまえだっつーの)
10個のファイルに4桁で開始数字を1からを指定すると、0001〜0010まで。 4桁で開始数字を100から指定すると、0100〜0109までになります。


★Prefix(接頭語)
★Suffix(接尾語)
★先頭文字を大文字化
★大文字化
★小文字化
★開始数字に文字列挿入
特に説明の必要も無いと思いますが、単純6種です。
PrefixとSuffixは、文字列を使用します。それぞれ、ファイル名の前と後ろにつきます。
先頭文字を大文字化は、先頭文字がアルファベット半角の場合のみ機能します。
大文字化と小文字化は、ファイル名を処理します。拡張子は変わりません。
また、2バイト文字(日本語文字)は変更できません。
挿入は、横にある 挿入数字BOX の位置に文字列が挿入されます。


★削除
桁数と開始数字を使用し、ファイル名を整形します。
「開始数字から桁数分」の場合、開始数字は 0の場合変更できませんので、1以上を選んでください。
最初の文字は1の場所です。
また、1バイト文字も 2バイト文字も、1文字と数えます。

前後から文字列まで削除は、文字列を使用し位置を決めるユニークな機能です。
削除部分は指定した文字を含む前後まで削除されるので、指定は少し難しいです。


★置換
これも説明するまでもありませんが、使い方によってはもっとも使えるモードです。
入力していくうちにリアルタイムで変更後ファイル名が分かるので、 置換の有効さはすぐに分かると思います。
「abc」を「■」に置換とした場合、

abc.exe → ■.exe
gdatabclo.xls → gdat■lo.xls
abcabc.txt → ■abc.txt

の変換となります。(最後の、2個目の文字列(abc)が変更されないのは手抜き)

★連続置換
置換を連続して行う機能です。複数の置換語句を指定でき、指定文字列が複数ある場合でも全て置換します。
また、拡張子も置換される為注意が必要です。

※詳細は連続置換の指定方法を参照してください。


○サブ機能タブシート
★拡張子変更
ファイル名は変更せずに、拡張子を変更します。
変更、削除、追加、大文字化、小文字化の5つをサポートします。

カンマから始まるファイル名(例 .Namery)は、拡張子と認識されますので 変更と追加を使い分けてください。

拡張子を変更すると、最悪システムが動かなくなります。 変更後ファイル名をよく確認してから変更しましょう。

★英単語を区切って整形
 ※ 半角スペース( )、ハイフン(-)、アンダーバー(_)で区切られた単語の先頭文字を 大文字化しその他の部分を小文字化する。

 (Ex dream come true → Dream Come True
   DREAM-coMe-True → Dream-Come-True

★文字列リストを使う
”変更前名<タブ>変更後名”
を一行とした、テキストファイルを読み込んでリネームする機能。
Excelなどで作成しておくと楽です。


○拡張機能タブシート
★日付
ファイルの前後に、そのファイルが持つタイムスタンプを付加します。

日付設定の該当文字は、以下のようになります。
yy or yyyy ・・・ 年
mm ・・・ 月
dd ・・・ 日
表記中の「yyyymmdd_」は、日付変換後は 「20020331_」のようになります。

※詳細は日付の指定方法を参照してください。

★全角・半角
全角・半角文字の相互変換と、全角カナ・ひらがなの相互変換を行います。
半角空白、英字、数字も全角になります。

MEMO:
全角・半角はやろうと思えばかなり複雑な処理が出来ますが、私が使わないのでやってません。(^-^;;
この機能の拡張は考えてませんが、要望が多かったら考えますのでご連絡下さい。


○特殊設定タブシート
★タイムスタンプ変更
ファイルのタイムスタンプを一括して変更する事ができます。
ファイル名は変化しません。

起動時にはその日の日付が入力欄に入ります。
入力は、「YYYY/MM/DD hh:mm」の様に入力します。

★属性を変える
ファイルの属性を変更します。
ファイル名は変化しません。

各チェックボックスを変化させ、GoNameryボタンを押してください。
チェックボックスの状態は以下になります。
属性を付加する
属性を外す
指定しない
属性を指定しない場合は、ファイルが元から持つ属性を変更しません。
表示以外の属性 (特殊な属性:Temporary属性など) は外れることになりますので、 それだけは注意して下さい。通常のユーザファイルであれば問題ありません。

MEMO:
一応「リネーマ」なんですが(笑)、タイムスタンプの変更と、属性変更は要望があったので追加しました。
まぁ、自分でもあったら便利かと思いまして。
一応テストしてますが、元に戻せませんのでご注意を。