Chara Collage(以下、本システム)の使い方を説明します。
まず本システムの画面の構成です。
本システムの機能は全て画面上に見えています。メニューに隠れた機能などはありません。
大きく分けて、画面左の「ツール部」と画面右の「キャンバス部」に分かれます。
ツール部は3つ、キャンバスを操作するツール、パーツを操作するツール、そして保存機能に分かれます。
パーツを読み込み、キャンバスにバンバン貼りつけていくだけです。
ただ貼りつけるだけでは能がありませんから、パーツを切り取ったり、変形したりする機能があります。
貼りつけるのに余分な部分を削り、良い形にしてからキャンバスに貼りつけていきましょう。
基本的な流れは以下の通りです。
まずは下地となるキャンバスを決めましょう。基本は400x500の白地となっていますが、
作成するキャラクタ原案に必要なサイズのキャンバスを用意します。
もしくは、もともとキャンバスに絵を用意したければ、ファイルから読み込むこともできます。
キャンバスサイズを決める場合、小さなウィンドウが出ます。
好きなサイズを指定してください。
次は、貼りつけるパーツ画像を読み込みます。
パーツは後で切り取れますから、余分な部分が含まれていても問題ありません。
パーツは自由に移動・変形ができます。
パーツの「移動・変形ボタン」を選んでいる状態にすると、パーツの周りに変形用のガイドがでます。
パーツの中をつまむと移動、パーツの端にある小さなボックスで拡大縮小、パーツの外側で回転ができます。
パーツを必要な形に切り取ります。
本システムでは、ピンク色のペンを用いて「残す部分を塗りつぶす」ようにします。
パーツの必要な部分を切り取りのペン機能を使って囲みます。はみ出したら消しゴムで消しましょう。
囲んだら、流し込み機能で中身を埋めます。必要な部分をピンク色にできたら、切り取り実行を押します。
本システムには少し頭の良い機能がついていまして、パーツを綺麗に選んでくれる「最適化機能」があります。
欲しいパーツを包むように大きめに選択したあと、最適化ボタンを押してみてください。効果が分かると思います。
すべての場合でうまくいく機能ではありませんが、場合によって高い効果を発揮します。
切り取ったパーツをキャンバスにはりつけます。
必要な位置にパーツを持っていき、「貼り付け」ボタンをおしてください。
パーツがキャンバスに同化します。
パーツを貼りつける時、貼りつける合成方法を選ぶことができます。
「通常合成」はそのまま貼りつける方法で、「Smart合成」周りの色になじませながら貼りつけます。
Smart合成と切り取りの最適化をうまく使うと、きれいなコラージュが実現できるので、ぜひお試しください。
ただし、パーツが大きいと、Smart合成の処理がとても重くなってしまいます。
場合によって、通常合成とSmart合成とを使い分けるのが良いでしょう。
1~5の作業を繰り返し、作業が終了したらデータに保存します。
保存は画面右下の「キャンバス保存」ボタンを押します。
ファイル名をつけて、大切に保管して下さい。