テーブルビューアの使い方


(1)紹介

(1−1)用途・目的

  このソフトは、Oracleデータベースに接続できるクライアント数が限られている環境で、データ参照を複数のクライアントから行いたい場合に使用することを目的に作成されました。

(1−2)動作環境

  このソフトを動かすには、下記の環境が必要です。
サーバの必須環境
CPUCeleron 1.2GHz相当以上
MEMORY512MB以上
OS以下のJavaのバージョンが動作するOSなら何でも
※ただし、サーブレットコンテナがJDBCドライバを内臓する場合は、サーブレットコンテナが接続するOracleに対応している必要があります。
JavaJ2EE 1.3以上に準拠したサーブレットコンテナ
例:Tomcat4以上
DatabaseOracle 9i 以上
クライアントの必須環境
CPUCeleron 500MHz相当以上
MEMORY256MB以上
OSウェブブラウザが利用できるOSなら何でも


(2)設定

   このソフトの動作のためには、Javaやサーブレットコンテナをインストールしておく必要がありますが、その手順については割愛します。
   サンマイクロシステム社やJakartaプロジェクトのホームページなどを参考にしてインストールを行ってください。
   以下、サーブレットコンテナへのデプロイ以後の作業方法について説明します。

(2−1)デプロイ

   tableviewer.war を、任意のサーブレットコンテナにデプロイしてください。

(2−2)データソースの作成

   参照するデータベースに対する接続を、データソース「jdbc/utility」という名称のデータソースを作成して接続できるようにしてください。

(参考)

   付録として、Tomcatの場合の設定ファイルを同梱していますので、御参照願います。


(2−3)アンデプロイ(アンインストール)

   導入するサーブレットコンテナ毎の手順に従って、アンデプロイしてください。
   アンデプロイ後、tableviewer.war を削除してください。


(3)操作

(3−1)メニュー画面

   メニューですが、1機能しかありません。テーブルビューアの開始を選択してください。



(3−2)テーブルビューア開始時

   検索対象には、データソースに設定されたDBの全テーブルが表示されます。
   「コメント  [テーブル名]」の形式で表示しますので、
   テーブルの日本語名をコメントに設定するようにしていただくと、見やすいリストになると思われます。
   この画面では、検索対象のテーブルを選択し、条件設定ボタンを押してください。



(3−3)検索条件の設定

   この画面では、1ページ当たりのデータ表示件数、ヘッダの表示モード(先頭のみ、20行毎)、検索条件、ソート順を指定します。

検索ボタンをおすと、指定した条件で検索を行います。クリアボタンを押すと、テーブルビューア開始時の画面に戻ります。

(3−4)検索結果の表示

   検索結果は、画面上部の表示件数で指定した件数ごとに表示されます。
   データが1ページに表示しきれない場合は、「前のページ」、「次のページ」のボタンで前後のデータを表示する画面に切り替わります。
   他のトランザクションでデータが更新された場合は、「再表示」ボタンでデータの再読込を行います。

   条件を設定しなおしたい場合は、条件設定ボタン、別のテーブルを見たい場合はクリアボタンを押してください。


(4)ライセンスについて

   このソフトはフリーソフトです。無料ですが著作権を放棄した訳ではありません。
   必ず、下記のルールをご承諾の上、ご利用願います。
    (1)このソフトウェアを販売、有償で設置、有償で変更を行うことはできません。
    (2)このソフトを使用したことによる一切の損害等に対し、作者は責任を負いません。
    (3)公開しているソースの修正、再配布は許可します。
     再配布に当たっては、html、jspの見やすい場所に修正点および再配布である事を記載しなければなりません。
     また、著作権表示の変更、リンクの変更は禁止します。
    (4)javaのソースは非公開とします。javaソースの提供については別途御相談願います。
  以上、この免責事項は変更する場合があります。



(5)お問い合わせ先

   お問い合わせ、御意見、感想は下記までメール願います。
   作者:TASCSYS1N
   mailto:tascsys1n@hotmail.co.jp