レイヤーを使ってみよう
1、レイヤーとは
2、レイヤーの深さ
レイヤーとは
このツールでのレイヤーとは、図形のレイヤーのことを指し、レイヤーIDごとに図形の設定ができます。
この説明だけではよく分からないと思うので、実際にレイヤー操作をしてみましょう。
まずレイヤーIDを説明のために分かりやすいものに変更します。
[設定]→[レイヤー]からレイヤー設定画面を表示させ、

レイヤーIDの欄に#Layer0.SelectedIndex#と入力して下さい。

そして、OKを押した後にこのツールを再起動させ、レイヤーIDの変更を有効にさせて下さい。
再起動後にレイヤー設定画面のレイヤーIDが#Layer0.SelectedIndex#となっていれば変更されています。
次にレイヤーを作成します。
レイヤー0に、A、B、Cという名前のレイヤーを追加して下さい。

OKを押しメイン画面に戻った後に、レイヤー設定ツールのレイヤー0のA、B、Cのいずれかを選択してください。

レイヤー設定ツールのIDの欄はAを選択すれば0、Bを選択すれば1、Cを選択すれば2になるはずです。
なぜかというと、レイヤーID=#Layer0.SelectedIndex#だからです。
#Layer0.SelectedIndex#は現在のレイヤー0の選択番号を示すシステムマクロで、レイヤー0が変化する=レイヤーIDが変化するのでこのようなIDの変化がおきます。
では、レイヤーごとに図形を設定して見ましょう。まず何か適当に画像を読み込んで下さい。
次にレイヤーをAに設定して、赤色のボックスで、画像に当たり判定を作成して下さい。

同じ要領でレイヤーをBに設定し緑色のボックスで、レイヤーをCに設定し黄色のボックスで、画像に当たり判定を作成して下さい。
   
設定が終わったら、レイヤーをAに選択すれば赤、Bに選択すれば緑、Cに選択すれば黄のボックスが現れることを確認しましょう。
ちゃんと表示されていますか?
なぜ同じ画像に赤、緑、黄のボックスを設定したのに同時に表示されないかというと、同じレイヤーに設定されている図形のみ表示されているからです。
確かにレイヤーID=0(A)に赤、レイヤーID=1(B)に緑、レイヤーID=2(C)に黄のボックスがそれぞれ違うレイヤーに設定されているため同時には表示されません。
最初に説明したレイヤーIDごとに図形を設定できるというのは、レイヤーIDの数だけ図形の階層が存在するともいえます。
レイヤーのイメージをまとめると以下のような感じです。

レイヤーの深さ
レイヤーはレイヤー0、レイヤー1、レイヤー2の三段階の深さがあり、レイヤー0が一番上の階層でレイヤー2が一番下の階層となります。
実際にレイヤーを操作してイメージをつかんで見ましょう。
レイヤー設定画面を表示し、レイヤー0にA,B,Cを設定して下さい。

次にAをクリックし選択状態にした後に、レイヤー1にPunch,Kick,Jumpを追加して下さい。

今度は、Punchをクリックし選択状態にした後に、レイヤー2にPtn1,Ptn2を追加して下さい。

同じ要領で、
A-Kick-Ptn1、A-Jump-Ptn1、A-Jump-Ptn2、A-Jump-Ptn3
B-Punch-Ptn1、B-Kick-Ptn1、B-Kick-Ptn2、
C-Kick-Ptn1、C-Kick-Ptn2、C-Jump-Ptn1
となるようなレイヤーを追加して見てください。
全てのレイヤーを設定した時のイメージは以下の図の通りです。

OKを押しメイン画面に戻ったあと、レイヤー設定ツールでレイヤーを選択してみて、図の通りになっているか確認して見てください。