とりあえずこのツールがどういうものか知ろう
1、どういうデータをつくるのか
2、データ作成前の下準備
3、画像に当たり判定をつける
4、データを作成する
どういうデータをつくるのか
仮に作ろうとしているゲームが、2D格闘ゲームとしてキャラクターの当たり判定を作りたいとします。
キャラクターは、以下のような画像です。

キャラクターが右向きで、拳を前に突き出して構えています。そう見えない人はそうだと思ってください^^;
この画像に当たり判定をつけるときに以下のようにつけるとします。

ゲームで使用する時のデータは、この赤色の長方形のデータが欲しいわけです。
このときの情報を表示した時に以下の値をとるとします。
※Y軸は上がプラスで、原点が画像の左上としています。
で、出力したいデータが以下のようなテキストファイルとします。

このようなテキストファイルを出力するための過程を説明していきます。
データ作成前の下準備
まずは、このゲームの世界における軸の向きを決めましょう。
以下の画像を参考に軸の設定をX軸は右がプラス、Y軸は上がプラスとして下さい。

次に、各ツールバーの設定が以下の画像と同じ設定になるように調整して下さい。

もし、表示されていないツールバーがあれば以下の画像を参考に、表示させておいてください。

画像に当たり判定をつける
まず判定をつけたい画像を読み込みたいので、イメージツールの[ファイル参照]をクリックし画像を選択して下さい。

上記のような画面になりましたでしょうか?
もし、"XY平面"というフォームが表示されない場合は、ツールバーの表示と同じ要領で、[表示]-[ウィンドウ]で"XY平面"をクリックしてください。
次に図形と色を選択します。図形選択ツールバーでボックスを選び、設定項目ツールバーで色を赤色にして下さい。

そして、XY平面イメージフォーム上でマウスを左ドラッグして当たり判定を設定して下さい。

データを作成する
最後にいよいよ当たり判定データを出力します。
プログラム編集フォームを表示し、以下の文字列を入力して下さい。

※拡大図
次に、[変換]を押すと以下のような画面になります。

[結果保存]をクリックして、ファイルに保存したらメモ帳などでそのファイルを開いて中身を確認して見て下さい。
どういうデータをつくるのかで説明したテキストファイルがちゃんと作成されていますでしょうか?
ごくごく簡単ですが、データ作成の大まかな流れを説明しました。
なぜこのような変換ができるのかは、こちらを参考にして下さい。