『既読スキップ』

 サンプルでは、スキップ中に画面をクリックするとそこで停止出来るようにしています。
 タイミングが悪いと停止しない時があるのが難点……。
 スキップ中で一時的に文章を表示する時間は、「記録」で調整します。
記録

 ………
 メッセージの表示:$文章$
 IF[スキップ]=1
  しばらく待つ ○秒経過するか、クリックカブル領域をクリックされるまで待つ
  サブルーチンから復帰
 ENDIF
 移動「bar3」「待機」
 ↑の、○秒をお好きな時間に変えてください。
 秒・ミリ秒が使えます。

 パート分けで分けたパートを「既読」で使います。
 パートを増やす時には、必ずこの調整をしてください。
既読

 IF[スキップ]=2
  サブルーチンから復帰
 ENDIF
 [判断]←[判断]+ 1
 IF{パート}=(パート名@)
  セーブファイルの「(パート名@)」から読み込み、「%既読%」に代入する
 ENDIF
 IF{パート}=(パート名A)
  セーブファイルの「(パート名A)」から読み込み、「%既読%」に代入する
 ENDIF
 ……(IF{パート}=(パート名) 読み込み〜 を必要なだけ追加)……
 IF[既読]≧[判断]
  移動「bar3」「記録」
 ENDIF
 [スキップ]← 0
 ダイナミックレイヤーのクリア ID指定無し
 IF{パート}=(パート名@)
  セーブファイルの「(パート名@)」に「%判断%」を書き込む
 ENDIF
 IF{パート}=(パート名A)
  セーブファイルの「(パート名A)」に「%判断%」を書き込む
 ENDIF
 ……(IF{パート}=(パート名) 書き込む〜 を必要なだけ追加)……
 移動「bar3」「記録」
 に、
IF{パート}=(パート名)
 セーブファイルの「(パート名)」から読み込み、「%既読%」に代入する
ENDIF
 と
IF{パート}=(パート名)
 セーブファイルの「(パート名)」に「%判断%」を書き込む
ENDIF
 を加えていきます。
 〔セーブコントロール〕のセーブファイルから変数の内容を復元する≠ニ変数の内容をセーブファイルに記録する≠使います。
 パートの順番は、進行順でなくても大丈夫です。
 数値変数でパート分けしている場合は、
IF[パート]=(パート番号) 〜
 に。

 分岐が多い為に「既読」での調整が大変な時には。
 「既読」と同じ作りのページを「既読2」「既読3」と増やします。
 例えば「既読」ではパート@〜Iを判断、「既読2」ではパートJ〜Sを判断、という風に分けます。
 文章でサブルーチンコール「既読」としていたのを、パートJ〜Sではサブルーチンコール「既読2」にして、「既読」でIF[パート]=@〜I、「既読2」でIF[パート]=J〜Sに。
 「既読」1ページだけで何十ものパートを判断しても、速さに違いはない……と思います。60ほど実験済みです。