文章

 擬似メニューバーは、基本的には一括表示≠ナメッセージを表示する物として作られています。
 1文字ずつ表示≠ナ表示するようにも出来ますが、初心者向けでは一括表示≠ナの場合のみ説明します。

 プレイを開始する最初のページ(例:「始めから」)で、ユーザーレイヤー〈本文〉を、シナリオの1ページ分の表示位置に設定します。
 文章がずっと同じ文字色などの場合は、bar3の「記録」の〔メッセージ表示〕で、
<B><clWhite>$文章$
 のようにしておけば、{文章}の先頭で<B><clWhite>を省けます。
 逆に、サンプルでは太字の白色で表示していますが、例えば青文字の小さめの普通字で表示するなら、bar3の「記録」の〔メッセージ表示〕で
<-3><clBlue>$文章$
とします。
 『読み返し』も「読み返し1〜」の一つ目のダイナミックレイヤーをそれぞれ同じように調整してください。
 「読み返し1〜」では
<-3><clBlue>$履歴1〜$
 のようになります。
 文章の途中で違う文字色、サイズなどにする時は、
〜<cl(その箇所だけの色)>〜<cl(普段の色)>
〜<その箇所だけのサイズ変更>〜<←が+なら-、-なら+>〜
 のようにしてください。
 『読み返し』で、その後の、普段の表示で表示したい部分もその箇所の表示に揃ってしまうのを防ぎます。

 プレイ中に進むページでは、シナリオを1ページ分ずつ文字列変数{文章}に入れていきます。
 <W1>や<KEY>は入れても実行されません。<I>、<clRed>などはご自由に入れられます。
 {文章}にシナリオ1ページ分を入れた後、「bar3」「既読」をサブルーチンコールします。
 〔レイヤー制御〕〔グラフィックの表示〕〔音楽を演奏する〕〔効果音を鳴らす〕がある場合はIF[スキップ]≠2で囲みます。
 〔グラフィックの表示〕を表示効果あり≠ナ使う場合は、更にIF[スキップ]=1であり・なしを二重に囲みます。
IF[スキップ]≠2
 〔音楽を演奏する〕
 〔効果音を鳴らす〕
 レイヤー制御:レイヤー1
 レイヤー制御:レイヤー2
 IF[スキップ]=1
  グラフィックの表示:立ち絵1.png 表示効果≠ネし
 ELSE
  グラフィックの表示:立ち絵1.png 表示効果≠り
 ENDIF
 グラフィックの表示:立ち絵2.png 表示効果≠ネし
ENDIF
{文章}:〜〜
サブルーチンコール「bar3」「既読」
 これで1セットです。

 大体5セットおきに、IF〜を少し変えます。
 〔レイヤー制御〕や〔グラフィックの表示〕がある場合は
IF[スキップ]≠2
 (音楽演奏、効果音を鳴らす、レイヤー制御、グラフィックの表示)
ELSE
 移動「メニュー」
ENDIF
{文章}:〜〜
サブルーチンコール「bar3」「既読」
 〔レイヤー制御〕〔グラフィックの表示〕〔音楽を演奏する〕〔効果音を鳴らす〕がない場合は、
IF[スキップ]=2
 移動「メニュー」
ENDIF
{文章}:〜〜
サブルーチンコール「bar3」「既読」
 とします。



 シナリオの表示位置・サイズを変えたい時は。
 まず、ユーザーレイヤー〈本文〉の位置とサイズを変えます。
 サンプルでは「スタートブック」「メニュー」にあります。
 もしシナリオの下にフレーム画像を置く場合は、シナリオの位置とサイズに合わせて、同じく「スタートブック」「メニュー」にあるユーザーレイヤー〈フレーム〉の画像と位置・サイズを変えます。
 サンプルのf.pngは擬似メニューバーのアイコンと一緒になっていますが、別々に置いても大丈夫です。
 その場合は、サンプルでは「スタートブック」「始まり」の擬似メニューバーのダイナミックレイヤーの位置を、新しいアイコン位置に変えてください。
 次に、「スタートブック」「ページ1」の〔メッセージの表示〕を、レイヤー〈本文〉の新位置・サイズと同じにします。この使い方は導入方法を参照。
 もしサイズを変えたのなら、『読み返し』の、読み返し表示サイズも合わせて直します。
 これでシナリオの表示位置・サイズの変更は出来ました。