導入方法 それなりに容量は増えます。サンプルのbar3は約69KB。 調整は面倒です。 独特な流れのシステムなので、普通にコミメカ3でゲームを作るのとは要領が違います。 説明書に記載している調整方法以外の変更はなるべくしないでください。バグの原因になる可能性があります。 「これは何の意味が??」という作業もとりあえずやっておくと正常に動くはずです。 逆に、バグがあれば説明書を読み返してみてください。 最初はさっぱりわからないこと間違いなし。 まずは、サンプルから自分のゲームを作ってみましょう。 サンプルをコピーして、自分のゲームの題名に変更します。 ゲームに使うブックやページ、レイヤー、変数を加えて、「スタートブック」からコマンドをコピーして貼り付けて編集していきます。 擬似メニューバーの『既読スキップ』は、シナリオを区切り(大抵は分岐)ごとにパートに分け、その中の何番目のシナリオまで読んだか、という方法で既読を判断をします。 パートごとにページを作り、そのページの先頭に
パートを増やしたら、「bar3」「既読」で、新しいパートも既読判断が出来るように、二つの作業で調整します。 一つは、
IF〜の対象文字列と、セーブファイルの〜の登録キーワードを、それぞれ「スタート」から新規パート名に変更します。 もう一つは、
同様に、「スタート」から新規パート名に変更します。 これで、新しいパートの準備が出来ました。(『既読スキップ』参照) 次は、パートの中身作りです。 {文章}に、表示するシナリオを1ページ分(ユーザーレイヤー〈本文〉に収まる量)入力し、「既読」をサブルーチンコール。 ここで入力したシナリオは、「既読」から移動する「記録」の、〔メッセージの表示〕によってレイヤー〈本文〉に表示されます。 入力するだけではシナリオが1ページ分あるのかわからないので、「スタートブック」「ページ1」にある、レイヤー〈本文〉と同じサイズ・位置の〔メッセージの表示〕を使います。 ここにシナリオをコピー&貼り付けて、「位置設定」をクリック。 表示位置内に収まるように、「位置設定」画面で確認しながらシナリオを直します。 シナリオを直し終えたら、そのシナリオを切り取り、〔メッセージの表示〕コマンドは閉じます。 新パートのページに戻り、直したシナリオを{文章}に貼り付けます。 文の次は、「bar3」「既読」をサブルーチンコール。 {文章}とサブルーチンコールを交互に作っていきます。(「文章」参照) 選択場面は、シナリオを表示するパートとは別に、新しくページを作ります。 「スタートブック」「選択」のコマンドをコピーして新しい選択ページに貼り付け。 IF[スキップ]=2〜は、メニューのページに移動するように直し。 選択メッセージと移動先のページを変え。 最後の移動コマンドを、その選択ページに移動するように直します。 選択場面を既読スキップすることはないので、パート分けはいりません。(「選択」参照) 擬似メニューバー3版の使い方に慣れたら。 自分のファイルを作り、上部メニューの【ページ】からブックのインポート≠クリック。 サンプルを開き、「bar3」にチェックをして「OK」。 これで、「bar3」ブックを自分のファイルにコピーすることが出来ました。 次に、転用可能な画像の内、必要な分だけ自分のファイルと同じフォルダにコピーします。 「_menubar_open.png」はコミメカ3メニューバーを消すことに重要なので、必ずコピー&ペーストしてください。 後は説明書を見ながら同様に作っていきます。 個人の設定によっては必要ない変数もあるので、各説明に従って追加・削除してください。 数値変数:[スキップ][ページ][数][判断][既読] 文字列変数:{パート}{文章}{履歴1}{履歴2}{履歴3} ユーザーレイヤー:〈本文〉 |