WideStudio/MWT Class Reference

WideStudio/MWT Home
Up to


クラスの型

WSCpulldownMenu

メソッド関数仕様



getItems 関数の説明

書式
long getItems()
機能
メニュー項目数を取得する関数です。 メニュー項目のうち、カスケードされた部分はカウントされません。
処理
引数
なし。
返値
メニュー項目数。
注意
なし。
サンプル
  long num = newpull_000->getItems();
  long i;
  //全項目を選択可能状態に設定します。
  for(i=0; i<num; i++){
    newpull_000->setItemSensitive(i,True);
  }



setItemSensitive 関数の説明

書式
long setItemSensitive(short no,WSCbool fl)
機能
メニュー項目の操作属性を指定する関数です。 メニュー項目は、0から始まる数値で指定します。 一番上の項目から 0,1,2となり、 一番下の項目は(メニュー項目数-1) です。 指定された項目を選択可能にする場合 True, 選択不可能にする場合 False を指定します。
処理
引数
(in)short no 0,1,2,... で指定されるメニュー項目
(in)WSCbool fl 選択属性
返値
WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 存在しない項目が指定された場合。
注意
サンプル
getItems() を参照してください。



getItemSensitive 関数の説明

書式
WSCbool* getItemSensitive()
機能
メニュー項目の操作属性状態を配列で取得する関数です。 返却された WSCbool 型の配列には、 先頭から順にメニュー項目の操作属性が保持されます。 メニュー項目のうち、カスケードされた先の部分は 含まれません。
処理
引数
なし。
返値
選択属性の配列
注意
返された領域を開放してはいけません。
サンプル
  long num = newpull_000->getItems();
  //全項目を選択可否属性を取得します。
  WSCbool* statuslist = newpull_000->getItemSensitive();
  long i;
  for(i=0; i<num; i++){
    WSCbool status = statuslist[i];
    printf("item=%d status=%d\n",i,status);
  }



getValue 関数の説明

書式
long getValue()
機能
現在選択されているメニュー項目のメニュー値を取得する関数です。
処理
引数
なし。
返値
現在選択されているメニューの値。
注意
サンプル
  //選択された項目の選択値を取得します。
  long val = newpull_000->getValue();



setValueSensitive 関数の説明

書式
long setValueSensitive(short value,WSCbool fl)
機能
指定したメニュー値の操作属性を指定する関数です。 指定された値と同じメニュー値を持つメニュー項目を探し、 その項目に指定された操作属性を設定します。 操作属性が True なら選択可能に、 False なら選択不可能になります。
処理
引数
(in)short value 選択属性を指定したいメニューの値
(in)WSCbool fl 選択属性
返値
WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 存在しない値が指定された場合。
注意
サンプル
  //指定された値を持つ項目の選択属性を設定します。
  //例えば 100 のメニュー値を持つ項目を選択不可にする場合
  newpull_000->getValueSensitive(100,False);



onActivate 関数の説明

書式
virtual void onActivate()
機能
メニューが選択された場合に実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ(WSEV_ACTIVATE)による イベントプロシージャを用いる代わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、メニュー選択に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
なし。
サンプル
void new_class::onActivate(){
  //メニューが選択された場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onActivate();
}



addItem 関数の説明

書式
long addItem(char* lb,char* op,char* shortc,long id,char* icon=NULL)
機能
メニューを追加します。
処理
現在のメニューに新たな項目を追加します。
引数
(in)char* lb 項目名
(in)char* op 実行するイベントプロシージャ名
(in)char* shortc ショートカットキー名
(in)long 選択値
(in)char* icon アイコンファイル名

アイコンファイル名には、画像ファイル名を指定します。アイコンファイル名は省略可能です。
返値
WS_NO_ERR = 正常、それ以外はエラー。
注意
なし。
サンプル
  //現在のメニューに新たなメニュー項目を追加します。
  //メニュー項目が "新しい項目(A)"、イベントプロシージャ名が、"プロシージャ1"、
  //ショートカットキーが、A キー、項目選択値が100の場合
  newpull_000->addItem("新しい項目(A)","プロシージャ1","A",100);



beginCascade 関数の説明

書式
long beginCascacde(char* lb)
機能
サブメニューの追加を宣言します。
処理
現在のメニューに新たなサブメニュー用の項目を追加します。
引数
(in)char* lb サブメニュー項目名
返値
WS_NO_ERR = 正常、それ以外はエラー。
注意
一度 beginCascade() 関数を呼び出した後は、 addItem( ) でメニュー項目追加後、endCascade() 関数を呼んで、 サブメニュー終了宣言をしなければなりません。
サンプル
  //現在のメニューに新たなサブメニュー項目の追加を宣言します。
  newpull_000->beginCascade("新たなサブメニュー");
  newpull_000->addItem("新しいサブ項目1(A)","プロシージャ1","A",101);
  newpull_000->addItem("新しいサブ項目2(B)","プロシージャ2","B",102);
  newpull_000->endCascade();
  newpull_000->setValueToggleMenu(101,True);//トグル指定
  newpull_000->setValueToggleState(101,True);//トグル指定選択状態



endCascade 関数の説明

書式
long endCascacde(char* icon = NULL)
機能
サブメニューの追加を終了します。
処理
引数
(in)char* icon アイコンファイル名
アイコンファイル名には、画像ファイル名を指定します。アイコンファイル名は省略可能です。
返値
WS_NO_ERR = 正常、それ以外はエラー。
注意
一度 beginCascade() 関数を呼び出した後は、 addItem( ) でメニュー項目追加後、endCascade() 関数を呼んで、 サブメニュー終了宣言をしなければなりません。
サンプル
beginCascade() を参照してください。



setValueToggleMenu 関数の説明

書式
long setValueToggleMenu(short value,WSCbool fl)
機能
メニュー項目のトグル設定を行います。
処理
引数
(in)short value 設定したいメニュー項目の選択値
(in)WSCbool fl True の場合トグル、False の場合トグルでない
返値
WS_NO_ERR = 正常、それ以外はエラー。
注意
メニュー項目確定後に使用してください。
サンプル
beginCascade() を参照してください。



setValueToggleState 関数の説明

書式
long setValueToggleState(short value,WSCbool fl)
機能
メニュー項目のトグルの選択状態の設定を行います。
処理
引数
(in)short value 設定したいメニュー項目の選択値
(in)WSCbool fl True の場合選択状態、False の場合選択状態でない
返値
WS_NO_ERR = 正常、それ以外はエラー。
注意
メニュー項目確定後に使用してください。
サンプル
beginCascade() を参照してください。



getValueToggleMenu 関数の説明

書式
WSCbool getValueToggleMenu(short value)
機能
メニュー項目のトグルの設定状態を取得します。
処理
引数
(in)short value 取得したいメニュー項目の選択値
返値
True=トグルである、False=トグルでない。
注意
メニュー項目確定後に使用してください。
サンプル



getValueToggleState 関数の説明

書式
WSCbool getValueToggleState(short value)
機能
メニュー項目のトグルの選択状態の取得します。
処理
引数
(in)short value 所得したいメニュー項目の選択値
返値
True=選択状態である、False=選択状態でない。
注意
メニュー項目確定後に使用してください。
サンプル
beginCascade() を参照してください。


Document Release 3.98

For Use with WideStudio/MWT Release 3.98, Summer 2008


WideStudio/MWT Home | Up to

Copyright(C) WideStudio/MWT Development Team, 1999-2008 Last modified: June 25, 2008