PingMTU - 最適MTU値の実測(フリーソフト)
(最適MTU値の実測を行う)
PingMTU - Ver:1.0
このドキュメントはPingMTUに関する説明です。
■インストール方法
PingMTU-Ver1.zip(圧縮ファイル)を解凍後、
PingMTUフォルダー下のsetup.exeを実行してください。
起動するときはスタートメニューから"プログラム"→"PingMTU"の下の"PingMTU"を実行してください。
Microsoft .NET Framework 3.5が必要ですのでご使用のパソコンに入っていない時は
インストール前に下記のページからダウンロードして先に.NET Framework3.5をセットアップしてください。
Microsoft .NET Framework 3.5ダウンロードページ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=333325fd-ae52-4e35-b531-508d977d32a6&displaylang=ja
■アンインストール方法
コントロールパネルから「アプリケーションの追加と削除」を起動し、
「インストールと削除」のプログラムのリストから
「PingMTU」を選択し、「追加と削除」ボタンを押す。
■機能紹介
PingMTUはルータ及びパソコンの最適なMTU[Maximum Transmission Unit](*1)の値を実測して表示します。
[Ping実行]ボタンを押し、最適なMTU値が見つかると
例:「最適なMTU値は 1454 です!」のようなメッセージを表示します。
最適な値を見つけるのが遅い時は要求数/回を4から1に変更し、
最適な値を見つけ、再度その値付近を受信バッファー数の開始バイト数(初期値:1400)
として、要求数/回を4にして再度実行してみてください。
尚、各パソコンや無線LANルータ等のMTU値の再設定は自己責任の範疇でお願いいたします。
当ソフトではMTUの最適値をご案内させていただくだけです。
(*1)MTU[Maximum Transmission Unit]とはネットワークにおいて
1回の転送で送信できるデータの最大値(単位はバイト)。
FTTH(フレッツ光やBBIQ等)環境では1500前後で、
電話回線によるダイヤルアップ接続では570〜580程度が
MTUの最適値とされている。
主なFTTHのMTU(あくまでも参考値です)
FTTH |
MTU(参考値) |
Bフレッツ |
1454 |
BBIQ |
1454 |
USEN Gyao光 |
1500 |
Yahoo! BB光 |
1500 |
■画面入力項目の説明
@[ターゲット名]・・・Pingの対象となるホスト名やIPアドレスを直接入力可能です。
A[送信バッファーサイズ]・・・Pingの送信データ長を範囲指定(初期値:[1400]〜[1600])で入力します。
B[要求数/回]・・・Pingの実行回数を入力してください。(初期値は4)
C[Don't Fragmentの指定]・・・通常はチェックを付けたまま使用してください。IPフラグメントを禁止する(IPv4時のみ有効)
尚、MTU最適値の計算式は「MTU最適値=Pingエラーなしの最大データ長+20(IPヘッダ)+8(ICMPヘッダ)」としています。
例えばFTTHがBBIQのネットワーク環境で実測したら、MTU最適値(1454)= 1426 + 20 + 8 になります。
(備考)最大化ボタン及び終了ボタン[X]は効かないようにプログラム内で設定してあります。
■推奨動作環境
日本語Microsoft Windows XP 以上(XP,Vista,7に対応)
Microsoft .NET Framework 3.5が必要
■著作権/転載/免責に関して
このソフト「PingMTU」に関するアプリケーション及び
それに関わるデータの著作権は全て、作者の”takuonly”が所有します。
尚、本ソフトはフリーウェアです。
また、転載、及び配布を行う際においては、事前に作者に連絡を行って下さい。
本ソフトに関するご感想・ご意見・ご要望・バグなどございましたら、
下記のページのブログサイトの[オーナへメッセージ]を送るボタンから
メールをお願いいたします。
作者ホームページ URL : http://sunflower.sitemix.jp/
このプログラムの使用によって生じた損害等については
作者は何も保証する義務を負わない事とさせていただきます。
■開発環境
[Microsoft Visual C# 2008 Express Editionで開発]
■更新履歴
PingMTU Version 1.0 (2010/2/28) ・初回リリース
記:2010/2/28 by takuonly