QR カメラ デコーダー

説明

Macintosh, Windows PCに接続されたカメラからQR コードの画像を読み込んで、 中身のデータを表示するプログラムです。

使い方

PCにUSBカメラなどのカメラデバイスを接続し、QRCam(QRCam.exe)を実行してください。 USBカメラからの入力画像が、プログラムに表示されます。 入力画像の中にQRコードが写るようにカメラを移動してください。

画像の右側に『×』『△』『○』のマークが表示されます。

  • 『○』は、QRコードのデコードに成功した場合に表示されます。
  • 『△』は、成功まであと少しの場合に表示されます。
  • 『×』は、QRコードが認識できない場合に表示されます。

カメラを移動して、連続して『○』が表示されるようにしましょう。

デコードに成功すると、ウィンドウ下部のテキストボックスにデコード内容が表示され、 効果音が鳴ります。

デコード成功のコツ

  • なるべく手動ピント調節のカメラを使用して、ピント位置を5cm位に調節しましょう。私は BUFFALO の USB カメラBSW3K03Hを使用しています。
  • カメラとQRコードが平行になるようにしましょう。
  • 画像の中のQRコードは、一つだけにしてください。
  • QRコードに均一に光が当たるようにしましょう。
  • ノートPCのカメラでも使用可能ですが、認識させるのが難しくなります。

ライセンス

逆アセンブル、逆コンパイル、 リバースエンジニアリング等を禁止します。

個人的にはバイナリを自由に実行して良いものとします。

大規模な商用の利用には利用料をいただきたいので、 事前に御連絡ください。

ソースコードは、販売の対象です。 ご希望の方は、 匠コンピューター まで御連絡ください。

商標

QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

デコードエンジン部分のFAQ

Q1.データによっては出力が文字化けします。
A1.QRコードのエラー訂正機能でカバーしきれない量の画像読み込みエラーが発生した場合、文字化けすることがあります。 同じコードをより画質の良いデータで試してください。
Q2.某社の某デコーダで読めるコードが、こちらでは読めません。
A2.QRコードのデコーダはさまざまな価格帯と品質で存在します。 本デコーダは安価ですが、価格以上の性能を持っていると自負しています。
Q3.演算時間はどのくらいですか?
A3.画像ファイルの面積に比例します。 さらに、デコードに失敗するとパラメータを変更してリトライするため、リトライ回数に比例します。 リトライ回数は画像の質によって決まります。
参考までに、Pentium 200MHz を使用して早い場合は1秒かかりません。
Q4.言語は何で書かれていますか?
A4.エンジン部分はC言語で4400ステップです。
Q5.消費するデータ領域はどのくらいですか?
A5.画像データに比例する領域が(ピクセル数 × 6)Byteです。それ以外に200KByte を目安に消費します。
Q6.Big Endian のCPUでも動作しますか?
A6.動作します。PPC Linux と PPC Mac OS X と SH2 での動作実績があります。
Q7.浮動小数点演算を使用していますか?
A7.使用しています。
Q8.バージョンはいくつまで対応していますか?
A8.1〜40です。 バージョンが大きくなると、カメラの画素数がたりなくなったり、レンズに起因する画像歪が大きくなったりして、デコードが難しくなります。