サルベージシリーズ製品 共通ヘルプ
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カメラサルベージ PRO、CameraSalvage PRO、カメラサルベージ、CameraSalvage、オフィスサルベージ、OfficeSalvage、ミービー&ミュージックサルベージ、Movie&MusicSalvageは、SubRosaSoft.com Inc.の商標であり、その他の製品名、会社名、ロゴ等は、それを保有する各社の商標または登録商標です。
 
 
目次

CHAPTER 1 :はじめに
 1-1. サルベージシリーズ製品とは?
 1-2. サルベージシリーズ製品の特徴
 1-3. サポートするファイルタイプの一覧(ソフトウェア名とファイルタイプ)
 1-4. テクニカルサポート/株式会社フロントライン
 1-5. お問い合わせ

CHAPTER 2 :サルベージシリーズ製品の基本
 2-1. システム要項
 2-2. ユーザ登録
 2-3. 体験版モード
 2-4. 最新バージョンのソフトウェア
 2-5. プログラムのセットアップ
 2-6. 初回の設定
 2-7. ソフトウェアの削除

CHAPTER 3:サルベージシリーズ製品を使う
 3-1. 復元プロセス
 3-2. メインウィンドウ - 概要
 3-3. 調査モードを使う

付録A:ショートカットの一覧


著作権、限定保証、商標
サルベージシリーズ製品ソフトウェアライセンス許諾
 
 
CHAPTER 1:はじめに

1-1. サルベージシリーズ製品とは?
サルベージシリーズ製品はドライブまたはボリュームから削除されたファイルを救出する極めて強力なアプリケーションです。サルベージシリーズ製品は次の項目を救出できます:
o 間違って削除してしまったファイル
o メディア不良のために読み込めなくなったファイル
o 初期化またはフォーマットされる前にドライブにあったファイル

サルベージシリーズ製品はデバイスおよびファイルシステムから独立しています。正常なMac OS ハードディスク、USB キー、PC ディスク、Linux ディスク、FLASH カード、スクラッチCD、およびご使用のMacintosh が認識できるほとんどからファイルを救出することができます。

取り戻したいファイルを削除してしまったら、アプリケーションを起動してください。削除されたファイルが上書きされていなければ サルベージシリーズ製品が救出してくれます。たとえメディアが壊れていてもサルベージシリーズ製品はディスク上のどのような形のデータでも処理し、サルベージシリーズ製品が見つけたファイル全体または一部を救出します。

注意:
サルベージシリーズ製品は、ファイルが削除された後で上書きコピーされてしまったファイルをボリューム/ ドライブから救出することはできません。しかし、データがドライブにコピーされた時の割り当てられ方によっては、ファイルを失った後でも、ファイルを救出するチャンスはあります。

サルベージシリーズ製品は、現在、埋め込み、単体の合わせて、100 種以上のファイルタイプを復元できます。コンピュータファイルも、デジカメのメモリカードからRAW データも、復元できます。加えて、サルベージシリーズ製品は、対応ファイルタイプを継続的に追加しています。

サルベージシリーズ製品は、更に、ディスクイメージを処理する機能もあります。被告側弁護士、法執行機関( 当局)、企業等でも、EnCase(非暗号化イメージのみ) や、Unix DDM、コピーキャットX 等のイメージファイルに、高価なフォレンジックソフトウェアを購入せず、アクセスできます。

そのような機能と性能を備えていても、サルベージシリーズ製品は極めて簡単に使うことが出来ます。サルベージシリーズ製品の使いやすいインタフェースはすべてのOS X ユーザーのためにデザインされています。救出作業は数回のクリックのみによって完了することができます。

参考:高度なフォレンジックスについて
更に高度なフォレンジックスの検証を行う場合、「MacForensicsLab」という製品を開発しております。詳細については、弊社ホームページをご参照ください。


1-2. サルベージシリーズ製品の特徴

Mac OS X のためにデザインされた、サルベージシリーズ製品は多くのコントロールと柔軟性で、消失してしまったデータを検索する強力な機能を持っています:

o 安全:サルベージシリーズ製品はデータをディスクまたはデバイスに書き込むことは決してありません。ディスクを修理するのではなく、単にディスクを読み、適切なファイルをユーザーが選択した場所へコピーするだけなので、ソフトウェアによるディスクダメージを受けるリスクがありません。

注意:安全な復元
サルベージシリーズ製品は、ユーザに対して、データを救い出そうとしている同じデバイスやパーティションにデータの書き込みをしませんし、させません。これは、データの整合性とリカバリのすべての局面で適用されます。効果的に作業するためには、外付けディスクもしくは増設ドライブを用意されることをお勧めします。

o 何からでも: サルベージシリーズ製品はデバイスおよびファイルシステムから独立しています。ハードディスク、デジタルカメラ、USB キー、PC ディスク、FLASH カード、スクラッチCD、その他コンピュータに接続することができるほとんど何からでもファイルを救出することができます。

o 空き領域のみ: HFS+ ボリューム上で、サルベージシリーズ製品はファイルを救出するボリュームの空きスペースだけをスキャンできます。この設定により処理速度が飛躍的に速まります。その定義により、『復元』は、「空き領域のみ」をスキャンし、『救出』は、デバイス全体をスキャンします。

o フォーマットされたディスクまたはデバイスからでも:初期化されてしまったディスクまたはその他のデバイスに取り戻したいファイルがありますか?問題ありません。ファイルを完全消去していなければ初期化されたドライブからもサルベージシリーズ製品はそれらファイルを救出することができます。

注意:
サルベージシリーズ製品は、すべてのデータに上書きすることにより「完全消去」されたデータを救出することはできません。しかし「完全消去」は一般的にデフォルトでは使用されていません。

o 壊れたメディアから:たとえメディアが壊れていてもサルベージシリーズ製品はディスク上のどのような形のデータでも処理し、サルベージシリーズ製品が見つけたファイル全体または一部を救出します。

o 壊れたハードウェアでさえ:サルベージシリーズ製品は、以前にお払い箱だと考えていたディスクまたはデバイスからデータを救出することができるかもしれません。これは広範囲におよぶテスト、改良、完全に読み込み不可能になったエリアを自動的に省略、および情報の断片を読み込む技術により可能しました。この技術により、サルベージシリーズ製品は、使用不可能であったディスクやデバイスを救出することができます。

o ファイルプレビュー :救出したいファイルをプレビューすることができます。Mac OS X の基盤技術を利用することにより、サルベージシリーズ製品は、オーディオ、ビデオ、イメージ、テキストその他のファイルを読み表示( 再生)することが出来ます。

o イメージからの復元:サルベージシリーズ製品は、次に挙げる、ほとんどのサードパーティ社製ソフトウェアによるディスクイメージを解析し、ファイルを取り出すことが出来ます、標準ISO イメージ、EnCase( 非暗号化イメージのみ)、UNIX dd コマンド、ドライブジーニアスと、SubRosaSoft 社製コピーキャットX。

o シンプルなインターフェース:サルベージシリーズ製品はスッキリと整理されたシンプルなインターフェースを備え、初心者でも上級者でも、簡単に扱えるようになっています。


1-3. サポートするファイルタイプの一覧(ソフトウェア名とファイルタイプ):
◇カメラサルベージ
3GPP video file,3gp
3GPP2 video file,3g2
AIFF sound,aiff
ASF movie,asf
AVI (Audio Video Interleaved) movie,avi
Canon CR2,CR2
Canon CRW,CRW
Digital Video & iMovie Movies,dv
Fuji,RAF
JPEG,jpg
Kodak,DCR
m4v video,m4v
MIDI sound,mid
mp4 video,mp4
mpeg media,mpeg
Nikon,NEF
Olympus,ORF
QuickTime Media,mov
TIFF (Tagged Image File Format),tiff
WAV sound,wav
WMA audio,wma
WMV video,wmv

◇ムービー&ミュージックサルベージ
AIFF sound,aiff
BMP image,bmp
GIF (Graphics Interchange Format),gif
HTML,html
JPEG"JPEG,jpg
M4A (iTunes music),m4a
M4P (iTunes encrypted music),m4p
MP3,mp3
PNG (Portable Network Graphics),png
RTF (Rich Text Format) text,rtf
TIFF (Tagged Image File Format),tiff
WAV sound,wav

◇オフィスサルベージ
AppleWorks Document,cwk
FileMaker 5 Database,none
FileMaker 7 Database,fp7
HTML,html
Mail (Mail.app email),emlx
Mail (mbox standard mailbox file),txt
Mathematica,nb
Microsoft Excel Documents,xls
Microsoft PowerPoint Documents,ppt
Microsoft Word Documents,doc
PDF,pdf
PNG (Portable Network Graphics),png
Quark Express,none
QuickBooks,none
RTF (Rich Text Format) text,rtf
Stuffit SIT,sit
Stuffit SITX,sitx
TurboTax,none


1-4. テクニカルサポート/株式会社フロントライン
◇フロントライン ホームページ:http://www.fli.co.jp/
ホームページ上では、本製品、お知らせ、新しいベータ版、特別な申し出、及びその他の新バージョンについての情報を見ることができます。

◇本ソフトウェアのサポートは、メール、TEL、FAXにてお受け付けさせていただいております。
メール:support@fli.co.jp
TEL:03-3481-9898
FAX:03-5948-7587

◇サポート時間
10:00 〜12:00 / 13:00 〜17:00
※月〜金曜日(土、日、祝祭日は除く)


1-5. お問い合わせ
この商品についてのご質問またはご意見は、ご使用のソフトウェアのバージョン情報を必ずご明記のうえ次のアドレスまでご連絡ください。support@fli.co.jp
 
 
CHAPTER 2:サルベージシリーズ製品の基本

2-1. システム要項
サルベージシリーズ製品は、次の環境で動作します。
o Mac OS X 10.4 / Mac OS X 10.5 / Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
o PowerPC 及びIntel CPU 搭載 Macintosh
o 256MB 以上のメモリ
o ハードディスク
o DVD ドライブ(DVD インストールとDVD 起動のため)


2-2. ユーザー登録
ソフトウェアを購入した場合、フロントラインのウェブサイトからユーザ登録を行ってください。ユーザ登録ページへは、弊社ホームページ(http://www.fli.co.jp/)の「サポート」メニュ--->「ユーザ登録」(ページ内の左側)をクリックしお進みください。
なお、ユーザ登録いただきますと、バージョンアップ時に、廉価なアップグレードサービス、及び、弊社製品の優待販売等をメールにてご案内致します。また、無償バージョンアップがある場合にも、メールにてご案内し、弊社指定の場所よりダウンロードにてご提供させていただきますので、必ずユーザ登録をお願い致します。


2-3. 体験版モード
シリアル番号が無くても、サルベージシリーズ製品を起動して、一部の機能を試すことができます。この体験版モードでは、ファイルをスキャンできますが、復元は出来ません。復元機能を使うには、製品を購入して、サルベージシリーズ製品の「登録」メニューから、シリアル番号を登録する必要があります。


2-4. 最新バージョンのソフトウェア
弊社のウェブサイトhttp://www.fli.co.jp/ で、このソフトウェアの最新情報をご確認いただけます。

◇Web チェックの使い方
サルベージシリーズ製品は、web によるビルトインのバージョンチェック機能を備えています。これは、起動時に実行され、SubRosaSoft 社のweb サーバに、最新版のバージョン番号を要求する単一のweb リクエストを送信し、サルベージシリーズ製品のバージョンを比較します。SubRosaSoft 社は、いかなる個人情報も収集しませんし、このWebチェックのリクエストも、web ブラウザを使って、web サイトをご覧になるのと違いはありません。
サルベージシリーズ製品が、最新版を見つけると、ユーザにポップアップダイアログでダウンロードするかどうかを問い合わせます。この機能をご利用にならないのであれば、ファイルメニューから、無効にするコマンドを選んでください。
ソフトウェアのアップデートに加えて、Web チェックでは今回から既定の対応ファイルタイプのリストも更新できるようになりました。こちらのアップデートでは不足な場合には、ご自分でカスタマイズすることも可能です。


2-5. プログラムのセットアップ
インストール、アップデート、アップグレードを実行する前に、ユーザは必ずOSX の管理権限を持ったメインのユーザアカウントでログインする必要があります。必要なファイルをインストールする際、サルベージシリーズ製品は管理権限を持ったアカウントの管理者パスワードをお尋ねします。正しいパスワードが入力されないと、インストールを行うことは出来ません。
CD-ROM を挿入しますと、CD-ROM がデスクトップにマウントされ、そのアプリケーションフォルダにSubRosaSoft サルベージシリーズ製品があります。 ハードディスクにファイルをドラッグしてください。最初にソフトウェアを起動させるときにe-mail アドレスとシリアルナンバーを入力して「OK」をクリックしてください。
シリアルナンバーは大切に保管しておいてください。アップグレードやテクニカルサポートが受けられないことがあります。


2-6. 初回の設定
はじめてアプリケーションを起動すると、ユーザは、使用許諾に同意するよう求められます。
メールアドレス、シリアル番号(ライセンスキー)を入力後、再度、ファイルのインストールについて許可を求められます。はいをクリックすると、処理を続行するために、管理者パスワードが求められます。正しいパスワードを入力すると、ファイルのインストールが実行されます。全て完了すると、メインウインドウが表示されます。


2-7. ソフトウェアの削除
ハードディスクからこのソフトウェアを削除するには、次の操作を行ってください:
アプリケーションをゴミに移動して、ゴミ箱を空にしてください。
 
 
CHAPTER 3:サルベージシリーズ製品を使う

3-1. 復元プロセス
復元プロセスは、2ステップの簡単な手順で実行されます:
1. 復元可能なファイルを集めたリストを作る。
2. ファイルを指定した場所に保存する。

プロセスの第1ステップを理解するのは容易です。サルベージシリーズ製品は復元のために入手可能なデータを集めてリストにします。しかし、ユーザーは第2のステップでデバイスまたはボリュームからデータを復元する際に、復元したデータを同じ場所に保存するべきではないことを認識することが重要です。
デバイスの本当に何も無い領域にだけデータが上書きされれば話は簡単なのですが、実際には、デバイス上で「空き領域」と看做される場所であれば、お構いなしにデータを上書きしてしまいます。復元したデータを同じ場所に保存する場合、ファイル(とその痕跡)が割り当てられていないブロックにデータが書き込まれる場合には問題は無いのですが、実際にはファイルの痕跡が残っているブロックにもデータは書き込まれる恐れがあります。すなわち、まさに今、復元しようと試みているファイルを含んでいるデータブロックにデータを上書きしてしまう場合もあるということです。
これを解決するには、同じデバイスの上の別のパーティションを使うか、復元されたファイルを書き込むための、外部のFireWire ハードディスクなどの第2 のデバイスを用意してください。ファイルを復元する際、さらに、復元するファイル分だけの空きスペースがあることも重要です。空きが無くなると、エラーメッセージが表示されて、復元処理が中断してしまいます。結果、後で、同じ手順をもう一度やり直さなくてはなりません。

秘訣:スペースは重要
多くのファイルの復元することを試みる時には、ユーザーは常に十分な空き領域を確保することを念頭に入れておかねばなりません。300MB のビデオファイルなどのファイルを復元することを試みるのには、正確に同じ量のスペースが復元先のデバイスに必要です。復元先の空きを使い果たすと、単にエラーメッセージを生成し、復元プロセスが中止されます。


3-2. メインウィンドウ - 概要
起動して、すぐに、本アプリケーションのスプラッシュ画面が表示されます。スプラッシュが消えると、メインウインドウが現れます。メインウインドウは、すべての作業の出発点であり、作業するディスク・ボリュームを選択します(左下図:カメラサルベージのメインウィンドウ、右下図:オフィスサルベージのメインウィンドウ)。
  


3-3. 調査モードを使う
「調査モード」では、必要な、まさに、そのファイルを見つけて復元するための、柔軟な機能を提供します。多少の時間をかけて、項目を選択して、的確なファイルを復元したいというユーザーのためにデザインされています。

3-3-1. 調査モードを始める
「調査」を始めるために、ユーザーは、メインウィンドウの中の「ドライブの検索」セクションの中のドロップリストから調べたいデバイスまたはボリュームを選択しなければなりません。それから「調査」を押します。「調査」ウィンドウが表示されます。

3-3-2. レイアウト
ウィンドウレイアウトは、3つの主なセクションに分割できます。
1. 説明
2. スキャンオプションとボタン
3. 結果欄

◇「スキャンオプションとボタン」は、スキャン機能のオプションをまとめた領域です。調査モードを使う際に、次の2種の設定を選べます。
・空き領域のみ
・スピードオプション

・空き領域のみ:復元可能なファイルをデバイスから検索する処理を高速化するため、消去されたファイルが存在している『未使用』のデータブロックだけを検索対象に設定できます。

・スピードオプション:ブロック単位でのファストスキャンと、バイト単位でのスロースキャンの2 つのモードを備えています。ディスクやメディアをブロック単位でスキャンするファストスキャンは、通常の状況では、十分な精度と速度を備えていますので、このオプションをご利用いただくことをお勧めします。
スロースキャンを選ぶと、より徹底的に、バイト単位でスキャンを行い、部分的に削除されたファイルや、さらに、web のキャッシュに入っている画像データ、メールに貼付された各種ファイル、Excel やWord に貼り付けられた画像や別のファイル等の、他のファイルに埋め込まれたファイルをも検出します。ただし、スキャンの速度は、ファストスキャンに比較して、最大で、20 倍ほど余計にかかります。

◇「結果欄」は、このウインドウの最も大きな領域で、ユーザが初回のスキャンを行った際に、その結果が表示される場所です。結果は、この領域上に、ファイルタイプのグループ毎にまとめられて表示され、ファイルの種類毎の復元作業がしやすくなっています。

3-3-3. 復元するファイルをスキャンする
スキャンを開始するには、ウィンドウの右下のコーナーの「スキャン」ボタンをクリックするだけです。進行状況ボックスが手前に表示され、スキャンの進行状況と見つかったファイルの数の現在の状況を提供します。
スキャンを高速化するには、「空き領域のみ」にチェックを付けてください。このオプションは、サルベージシリーズ製品に、ファイルカタログ内で割当の無いドライブ領域だけをスキャンするようにします。
完了すると、最終的な集計によってスキャンプロセスの完了を示すダイアログボックスが表示されます。「OK」をクリックしてこれを閉じると、スキャンの結果をレビューするためのウィンドウが表示されます。

3-3-4. 結果を保存する
部分的な、または全体のスキャンが完了されたら、ユーザーはスキャンの結果をDAT ファイルに書き出し保存することができます。このファイルは後で、サルベージシリーズ製品に再び読み込みさせることができます。従って、より長い期間にわたって一連のステップを少しずつ実行して、ユーザーが必要なファイルのすべてを救出するタスクを完了させることが可能になります。
DAT ファイルを書き出して保存するには、ユーザーは、スキャンの終了後、ファイルドロップメニューから「保存」を選択します。保存ダイアログボックスが表示されます。ファイルを保存する場所を選択し、ファイルに名前を付けて、「保存」をクリックします。
スキャン結果を生成して、保存してあれば、後で、その結果を再度読み込んで、ファイルの復元作業を、その場で始めることができます。スキャン結果を読み込むには、上級者モードウインドウが開いている状態で、ファイルメニューから、開くを選び、DAT ファイルを指定します。

3-3-5. スキャン結果をプレビュー
一連の結果が作成されたら、多くのファイル対応については、結果欄のファイルを選ぶだけで、プレビュー欄でのプレビューが可能です。

3-3-6. ファイルの復元
入手可能なデータをスキャンし、レビューし、プレビューして、ユーザーは1 つずつ最終的に必要なファイルを選び、救出することができます。 そうするには、結果のリストで個々の項目を選ばなければなりません。一旦選択したら、ユーザーは、結果ウィンドウの右下で「救出」ボタンをクリックするだけです。「保存」ダイアログボックスが表示されるので、データを保存する外部の保存場所を選択し、それから「保存」をクリックします。

3-3-7. 複数ファイルの選択
個別にファイルをスキャンして、復元する以外に、ユーザーは複数のファイルを選ぶことも可能です。「全てを選択」するには、 [Apple キー] + [A] を押し、ランダムにアイテムを選択するには [Apple キー] を押しながらアイテムをマウスクリックします。

3-3-8. ファイルのリネーム
選択したファイルを復元した後、サルベージシリーズ製品は、ファイルヘッダの情報に基づいて再現したファイルに対して、自動リネームのオプションを適用するか確認ダイアログを表示します。
スキップするには、単に、キャンセルをクリックしてください、適用するには、OK をクリックしてください。勿論、どの処理でも、完了前であれば、いつでも、キャンセルできます。

秘訣:復元したファイルを保存する場所
復元されているファイルが潜在的なデータソースを上書きしないと保証するために、サルベージシリーズ製品は、全ての復元されたデータを別の場所に保存することをユーザーに強制します。これは、ユーザーが、復元されているボリュームまたはデバイスの以外の場所を指定しなければならないことを意味しています。
 
 
付録A:ショートカットの一覧

サルベージシリーズ製品では、次のショートカットをご利用になれます。

'''Apple キー+ Comma(コンマ)'''
登録画面を開きます。

'''Apple キー+ T'''
ディスクイメージをアタッチする画面を開きます。

'''Apple キー+ R'''
バスを再スキャンし、デバイスを検索します。

'''Apple キー+ ?'''
ヘルプを表示します(CD 起動の場合はご利用になれません)。

※上で、「Apple キー」と書いたものは、<command>(コマンド)キーとも呼ばれます。
 
 
著作権、限定保証、商標

本ユーザーズガイドとソフトウェアは著作権によって保護されています。2010 by SubRosaSoft.com Inc. All Rights Reserved.
本ソフトウェアは使用許諾契約に内容に準拠した形でのみ使用、コピーすることができます。
SubRosaSoft.com Inc. ( 以降、SRS) は、ソフトウェアがユーザーの手元に届いてから90 日間は、添付されているマニュアル通りに動作することを保証しますが、ソフトウェアがユーザーの要求を満たさなかった場合や、操作上での支障などについては保証しかねます。
SRS の保証の範囲は、保証期間内にSRS に対して送られてきたクレームに対し、必要だと判断した実質的なコード修正を行うということに限定されます。
保証している範囲での動作が得られない場合、ユーザーは サルベージシリーズ製品の使用権を放棄することで、サルベージシリーズ製品の使用権に対して支払った額をSRS から受取ることができます。
SRS では、本ソフトウェアの生産性や、特定の目的に見合うかなどについての保証は、明示暗示のいかなる形態でも行いません。ただし、地域によっては、暗示的な保証の除外を認めていない場合もあり、上記の除外が適用されないこともあります。
本保証書では、特定の法的権限をユーザーに提供していますが、地域によってその具体的な権利内容は違ってきます。

SubRosaSoft.com Inc.
29411 Kohoutek Way
Union City, CA 94587
http://www.subrosasoft.com/
カメラサルベージ PRO、CameraSalvage PROはSubRosaSoft.com Inc. の商標です。
カメラサルベージ、CameraSalvageはSubRosaSoft.com Inc. の商標です。
オフィスサルベージ、OfficeSalvageはSubRosaSoft.com Inc. の商標です。
ムービー&ミュージックサルベージ、Movie&MusicSalvageはSubRosaSoft.com Inc. の商標です。
Apple, Mac, Mac のロゴ、 Macintosh はApple Computer, Inc の登録商標です。Built for Mac OS X の画像についてはApple Computer, Inc の商標です。
その他の製品名、社名はそれぞれの所有権の商標、または登録商標です。
サポート/ 発売元は、開発元の与える上記保証内容と同等の保証を行います。
 
 
サルベージシリーズ製品 ソフトウェアライセンス許諾

このソフトウェアの使用許諾は、SubRosaSoft.com Inc.(以下、『著者』)と、ライセンスの購入者(以下、『顧客』)との間で交される以下の契約に基づいて与えられます。

著者は、ドキュメンテーションを含めて、サルベージシリーズ製品として認識されうるソフトウェア(以下、『ソフトウェア』)の知的所有権を保有します。
双方は、下記に同意したとみなされます:

1. 許諾
著者は、顧客に対して、ソフトウェアの、追加の使用料無しの、譲渡不可能な、また、非独占的な複製および使用を許諾します。

2. 使用方法及びその制限
顧客は、ソフトウェアまたは、顧客の所在におけるコンピュータシステム(以下、『システム』)上のその一部を使用する権利を有する。
この目的のため、顧客は:
a) ソフトウェアを同時使用しない限り、許諾ソフトウェアを、一つのコンピュータから、他へ転送することができる。
b) ソフトウェアの複製を作成できるのは、次のいずれかのみ:(i) システム上でソフトウェアを使用するためか、 (ii) 保存または緊急時の退避目的。

3. 複製
a) 顧客は、全体であれ、一部であれ、ソフトウェアの複製や修正版に、著者の著作権表記とその他の権利表記をすべて記載する。
b) 第2節の例外を除いて、ソフトウェアの再版や複製を部分的にも行う権利はない。
c) 与えられた権利の消滅とともに、顧客は、ソフトウェアのすべての複製を、部分的なものも含めて、著者に返却するか、破壊しなくてはならない。複製を破壊した際、顧客は、その破壊を著者に30 日以内に書面で伝えなくてはならない。

4. 守秘義務
顧客は、ソフトウェアを、その一部であれ、公開、提供、譲渡、また、貸与等の行為は、フローチャート、論理図、オブジェクトコード、ソースコード、技術資料を、誰に対してであれ、顧客と著者以外の人間に対して、著者の許可なく、行ってはならない。さらに、顧客は、ソフトウェアを、いかなる媒体に記録したり、第三者が入手できる形で、ネットワークに提供してはならないことに、同意する。

5. 所有権
ソフトウェアのいかなる所有権も顧客に与えられてはいない。顧客は著者の保有するソフトウェア所有権に矛盾した行動をしてはならない。

6. 保証
著者は、顧客にオリジナルのソフトウェアが提供された時から、90 日間に限り、オリジナルのソフトウェアがマニュアルに記載されたとおりの動作をすることを保証する。著者は、ソフトウェアが顧客すべての要求に適うことや遅滞なく動作することやエラーが無いことを保証しない。

7. 終結
顧客が、本契約下の義務の履行を怠った場合、また、債権者による割り当てや、破産等における破産財管理人、受託人が、その資産の一部として、この権利を指定した場合や、破産宣告された場合、著者は、本契約と与えた権利を速やかに終結する。
努力を繰り返したにもかかわらず、著者がソフトウェアを保証した通りに動作させられない場合、顧客はサルベージシリーズ製品の使用権を停止し、支払った使用権料の払い戻しを受けることができる。

8. 譲渡
本契約と使用許諾は、著者の事前の書面による許諾無しには、顧客は、譲渡、サブライセンス等を行ってはならない。

9. 責任の表明と制限
顧客は、ソフトウェアと結び付いたデータの適切な保護とバックアップに自身で責任を持たなければならない。いかなる場合であれ、著者は、(i) 特定、間接的、また、重大な損害、や、(ii) 本契約の直接の結果、または、それとの関連において、使用不能状況や、データ、収益、再処理時間の損失、不正確な入力、仕事の遅れ、その他の直接的な損失や、ソフトウェアの使用や性能、その動作、契約内容、過失を含む不適法に関しても、一切の責任を負いません。
本保証下での著者の責任範囲は、著者が必要と判断したコード修正の可能な限りの提供と、その問題について書面で提出されたものを保証期間内に著者が受取った場合に、限られます。

10. 一般事項
本契約は、本件にかかわる全ての事前の合意に優先し、書面による合意を除いて、変更や終結は認められない。本契約のいかなる規定であれ、施行されている法令や法律に抵触する場合、そのような規定や部分は、省略されたものとみなされる。

本契約は、カリフォルニア州法が適用されるものとする。