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山形 鈴音【やまがた すずね】
本作の主人公。
元は「白狼隊」と呼ばれる江戸の治安維持部隊に所属していたが、隊長の命によって蒼龍隊に派遣される。
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月島 徹平【つきしま てっぺい】
江戸のもう一つの治安維持部隊「黒虎隊」から、鈴音同様に蒼龍隊へ派遣された少年。
生まれつき極端に運が悪く、何かと不幸。鈴音に好意を抱いている。
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寺尾 貴久【てらお たかひさ】
蒼龍隊の隊長を務める青年。
穏やかで誰に対しても丁寧な性格だが、何かとまとまりのない蒼龍隊の面々には手を焼いている。
時折体調を崩すことがあり、それを気に病んでいる。
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千堂 和泉【せんどう いずみ】
貴久の右腕的存在で、蒼龍隊の実質的な副長。
知識に富み、調査活動などでも力を発揮するが、意地っ張りで頑固な所があり、また、何故か女性を毛嫌いしている。
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剣崎 蘭【けんざき らん】
蒼龍隊士の一人。常に眠たげな目をしており、寡黙で無表情。暇さえあれば居眠りをしているが、やる気がないわけではないらしい。
猫に好かれ、自身も白猫を一匹飼っている。
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根津 一朗太【ねづ いちろうた】
幼いながらも類稀なる剣の才能を持つ少年。
良くも悪くも自分に素直で、ある意味子供らしい天真爛漫さと我侭さを持つ。何かと徹平をからかう(いじめる?)のが日課。
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信澤 甚八【のぶさわ じんぱち】
京の外れに暮らす浪人。元々蒼龍隊とは別行動で、要人の護衛などをして生計を立てていた。
明るくさっぱりとした性格で、鈴音のことは妹のように思っている。
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片桐 実時【かたぎり さねとき】
白狼隊隊長。
時に厳しい言葉を掛けることもあるが、誰よりも部下である隊士達のことを大事に思っている。
また猫好きが高じて、今や猫屋敷の主でもある。
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長谷部 廉次郎【はせべ れんじろう】
白狼隊副長。
白狼隊の頭脳ともいえる存在で、あらゆる学問に造詣の深い知識人。優しく物腰の穏やかな青年だが、怒らせると……。
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坂上 惣助【さかがみ そうすけ】
古参の白狼隊士で、二刀流の使い手。
一見ぶっきらぼうで粗雑な印象を与えるが、仲間思いで家庭的。片桐家に居候しており、主夫と化している。
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中川 舘羽【なかがわ たては】
白狼隊士の一人。やや皮肉っぽく、常に一線を引いた所から物事を見ている節がある。 蘭人との混血で、その容貌のため女性からの人気は高いが、本人は余り興味がないらしい。
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高田 由紀彦【たかだ ゆきひこ】
白狼隊の最年少隊士。幼少の頃から片桐家に預けられており、明るく裏表のない、真っ直ぐな少年。
背が伸びないことをずっと気にしていたが、最近少し伸び始めた。
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朝倉 美景【あさくら みかげ】
前々作の主人公で、白狼隊に所属する純真で心優しい青年。破邪の力と呼ばれる、魔物を滅する特殊能力を扱うことが出来る。
童顔・低身長・女顔を非常に気にしている。
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槙村 一【まきむら はじめ】
黒虎隊隊長。気さくで、曲ったことが嫌いな熱血漢であり、考えるより先に行動する直情型。
幼馴染である実時に対しては、常にライバル心を燃やしている。
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頼 正親【らい まさちか】
黒虎隊隊士。いわゆる「オカマ」で、発言・行動共に気風の良い姉御的な存在である。 以前は女装をしていたが、現在は訳あって男装に戻っている。但し、喋り方は直っていない。
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山形 紫苑【やまがた しおん】
黒虎隊副長で、暴走しがちな一の止め役。
主人公の姉でもあるが、女であるということは対外的には隠しており、自宅の外では男として振舞っている。故に鈴音からは兄と呼ばれることが多い。
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