〜 登場人物 〜


物語に登場する主な人物を紹介します。


■ 蒼龍隊 ■

京都に新設された治安維持部隊に所属する人々。
本作でメインに描かれるキャラクター達です。

 
 山形 鈴音【やまがた すずね】

 本作の主人公。
 元は「白狼隊」と呼ばれる江戸の治安維持部隊に所属していたが、隊長の命によって蒼龍隊に派遣される。
 
 月島 徹平【つきしま てっぺい】

 江戸のもう一つの治安維持部隊「黒虎隊」から、鈴音同様に蒼龍隊へ派遣された少年。
 生まれつき極端に運が悪く、何かと不幸。鈴音に好意を抱いている。  
 
 寺尾 貴久【てらお たかひさ】

 蒼龍隊の隊長を務める青年。
 穏やかで誰に対しても丁寧な性格だが、何かとまとまりのない蒼龍隊の面々には手を焼いている。 時折体調を崩すことがあり、それを気に病んでいる。
 
 千堂 和泉【せんどう いずみ】

 貴久の右腕的存在で、蒼龍隊の実質的な副長。
 知識に富み、調査活動などでも力を発揮するが、意地っ張りで頑固な所があり、また、何故か女性を毛嫌いしている。
 
 剣崎 蘭【けんざき らん】

 蒼龍隊士の一人。常に眠たげな目をしており、寡黙で無表情。暇さえあれば居眠りをしているが、やる気がないわけではないらしい。
 猫に好かれ、自身も白猫を一匹飼っている。
 
 根津 一朗太【ねづ いちろうた】

 幼いながらも類稀なる剣の才能を持つ少年。
 良くも悪くも自分に素直で、ある意味子供らしい天真爛漫さと我侭さを持つ。何かと徹平をからかう(いじめる?)のが日課。
 
 信澤 甚八【のぶさわ じんぱち】

 京の外れに暮らす浪人。元々蒼龍隊とは別行動で、要人の護衛などをして生計を立てていた。
 明るくさっぱりとした性格で、鈴音のことは妹のように思っている。




■ 白狼隊/黒虎隊 ■

主人公が元々所属していた江戸の治安維持部隊「白狼隊」と、それと対になる部隊「黒虎隊」の面々。
前作で攻略対象となったキャラクター達です。

物語の開始時点で前作のパートナーを選ぶ選択肢が入ります。

 
 片桐 実時【かたぎり さねとき】

 白狼隊隊長。
 時に厳しい言葉を掛けることもあるが、誰よりも部下である隊士達のことを大事に思っている。
 また猫好きが高じて、今や猫屋敷の主でもある。
 
 長谷部 廉次郎【はせべ れんじろう】

 白狼隊副長。
 白狼隊の頭脳ともいえる存在で、あらゆる学問に造詣の深い知識人。優しく物腰の穏やかな青年だが、怒らせると……。
 
 坂上 惣助【さかがみ そうすけ】

 古参の白狼隊士で、二刀流の使い手。
 一見ぶっきらぼうで粗雑な印象を与えるが、仲間思いで家庭的。片桐家に居候しており、主夫と化している。
 
 中川 舘羽【なかがわ たては】

 白狼隊士の一人。やや皮肉っぽく、常に一線を引いた所から物事を見ている節がある。
 蘭人との混血で、その容貌のため女性からの人気は高いが、本人は余り興味がないらしい。
 
 高田 由紀彦【たかだ ゆきひこ】

 白狼隊の最年少隊士。幼少の頃から片桐家に預けられており、明るく裏表のない、真っ直ぐな少年。
 背が伸びないことをずっと気にしていたが、最近少し伸び始めた。
 
 朝倉 美景【あさくら みかげ】

 前々作の主人公で、白狼隊に所属する純真で心優しい青年。破邪の力と呼ばれる、魔物を滅する特殊能力を扱うことが出来る。
 童顔・低身長・女顔を非常に気にしている。
 
 槙村 一【まきむら はじめ】

 黒虎隊隊長。気さくで、曲ったことが嫌いな熱血漢であり、考えるより先に行動する直情型。
 幼馴染である実時に対しては、常にライバル心を燃やしている。
 
 頼 正親【らい まさちか】

 黒虎隊隊士。いわゆる「オカマ」で、発言・行動共に気風の良い姉御的な存在である。
以前は女装をしていたが、現在は訳あって男装に戻っている。但し、喋り方は直っていない。
 
 山形 紫苑【やまがた しおん】

 黒虎隊副長で、暴走しがちな一の止め役。
 主人公の姉でもあるが、女であるということは対外的には隠しており、自宅の外では男として振舞っている。故に鈴音からは兄と呼ばれることが多い。