- 対称ポリゴンボタン
このボタンは、対称ポリゴンでない、ポリゴン形状が選択されると有効になります。また対称ポリゴンが選択されると、対称解除ボタンに変わります。このボタンを押すと、そのポリゴン形状をモードの指定に基づいて、解析し対称ポリゴンにします。完全な対称ポリゴンにならなかった場合、その修復機能が有効になりますので、それを利用して形状を修復していけます。もし、対称ポリゴンの場合は、このボタンを押すと対称ポリゴンを解除して普通のポリゴン形状に戻します。
- 対称ポリゴン生成ボタン
このボタンは、片面のみのポリゴン形状から対称ポリゴンを生成します。この場合、対称ポリゴンは、完全になります。但し、元になる片側は、基準側にある必要があります。もし、もう一方にはみ出した形状の場合、処理を受け付けません。
- 選択頂点対称化ボタン
このボタンは、現在選択中の頂点に対して対称関係の頂点の位置を対称化します。現時点では、この機能の利用価値は殆ど有りません。何らかの理由で、自動対称化がされてないと見える頂点ペアがあったとき一方の頂点を選択して、このボタンを押してください。
- 全頂点対称化ボタン
このボタンを押すと、頂点の選択状態にかかわらず、全ての頂点の対称化を実行します。他のプラグインやスクリプトで非選択の頂点の位置を変更した場合等で利用価値があります。この機能は、モード設定での基準側のポップアップで、平均が選ばれている場合は、機能しません。
- UV対称化ボタン
このボタンを押すとその時点で選択されている対称ポリゴンのUVを対称化します。UV自体も対称にする場合利用価値があります。予めUV画面でUVを編集する場合、基準側のUVだけちゃんと作って、その後でこのボタンを押します。するともう一方のUVをセンター値を中心に対称にします。注:現在の Shade の図形ウインドウ上でのUVの描画は、プラグイン等でのUV編集には全然同期しません。しかも、UV画面を開きなおしても最新状態になりません。未だに未完成状態です。対処法としては、UV画面の右上のボックス印のメニューから、UVモードを再選択すれば更新します。面倒ですが、、その時点のUVパターンを確認するには、この操作を行ってください。(この部分は、早急に改善して欲しい点です。)
- 選択面UV対称化ボタン
このボタンは、上のUV対称化に比べもう少し細かい調整が出来ます。全体のUVは対称でないが、一部分は、ある位置を基準に対称に配置する場合、そのUVの範囲の面を選択して、このボタンを押せば、その範囲のUVのみを対称化します。また頂点編集モードで、対称関係の面を構成する頂点を全て選択してこのボタンを押しても同じ結果になります。このやり方の1つの方法として、UV画面を開き、対称にしたい範囲のUVを選択します。すると、頂点編集モードの場合、図形ウインドウの別の面で、対応する頂点が選択されるので、このボタンを押します。するとUV画面内で選らんだ範囲でUVを対称化できます。この機能もUVウインドウが最新状態になりません。上と同じ方法で内容を確認してください。
- 頂点関係再構築ボタン
このボタンを押すと、その時点で選択中の対称ポリゴンの頂点同士の対称関係を再構築しなおします。頂点の追加や、削除しているうちに対応関係が不正になったと感じた場合、このボタンで再度見直すことが出来ます。
- 面関係再構築ボタン
このボタンを押すと、その時点で選択中の対称ポリゴンの頂点同士が完全に対応付けされていれば、面同士の対応を再構築しなおします。
- スキン対称化ボタン
この機能は、全ての頂点の対称関係が確立している場合のみ受け付けます。ボタンを押すと、その時点で選択中の対称ポリゴンの頂点同士のスキンを対称化します。というのはどういう意味かというと、スキンの元となるジョイントが既に対称に配置されているとみなして、そのジョイント同士の名前が等しく、接頭部が"r-","l-","r_","l_","right-","left-","right_","left_"の組み合わせになっていると仮定して、片方だけ何とかスキンを貼り付けると、対称関係の頂点に対応するジョイントと適用度を設定するだけの機能です。とはいっても、スキンを張る労力を半減できる点は間違いありません。
- 未対応頂点数数値
ここに、現時点で対称関係が未対応状態の頂点の数が表示されます。完全な場合、薄い0表示がされます。
- 修復頂点次ボタン
このボタンは、未対応状態の頂点が残っているときに有効になります。基本的に対称ペアを選ぶときの元側の頂点を指定します。このボタンを押すと、最初は、基準側にある、一番頂点番号が小さい頂点が選択されます。既に未対応頂点が選択状態のときは、選択状態がその次の未対応頂点に移ります。何れの場合もその右にその頂点番号が表示されます。
- 作成ボタン
このボタンは、今選択状態の頂点の対称ペアを探さずに、新たに対称位置に頂点を作り、その頂点を選択されている頂点のペアにします。対称頂点が作られると、修復候補は次の頂点に自動的に変わります。また、未対応頂点が消滅すると、これらのボタンは非有効になります。
- 削除ボタン
このボタンは、今選択状態の頂点の対称ペアを探さずに、その頂点を不要と見なして削除します。修復候補は次の頂点に自動的に変わります。また、未対応頂点が消滅すると、これらのボタンは非有効になります。
- ペア先検索次ボタン
上記の次の行のこのボタンは、上記の修復頂点とペアとなる候補の詮索用です。このボタンを押すと、その時点の一番対称位置に近い候補の頂点をマーク(この機能は、私の要素マークがインストールされてないと利用出来ません。)して、その右に頂点番号を表示します。もし、その頂点が、候補として適切でない場合は、このボタンを押し続けて最良の候補を見つけてください。
- 設定ボタン
このボタンは、今選択状態の頂点とマークされた頂点を対称ペアとして登録し、マークされた頂点を選択された頂点の対称位置に移動させます。それが完了すると自動的に次の修復頂点に選択状態が移ります。この一連の操作を繰り返すことで不完全な対称ポリゴンを完全な対称ポリゴンに仕上げることができます。
- 修復面次,作成,削除,ペア先検索次,設定ボタン
これらのボタンは、面に対して上記の頂点に対するボタンと同様な処理を行うボタン群です。頂点の対称関係が完全になると、この面に対する機能が有効になります。もし、対称頂点を新規に追加したり、削除した場合は、対称関係の面は必ず不完全になるので、ここで修復が必要です。但し、頂点と異なるのは、あまり神経質にならずに、対称ペアを探すより、単純に選択された面が基準面側なら全て対称面を作成し、そうでない場合は、全て削除することで対称ポリゴン化できる点です。但し、このようにして対称面関係を再構築すると、新規に張った全ての面のUVが消えてしまうので、UV画面で編集し直すか、UVも全て対称でいいなら、UV対称化ボタンを押してUVを張り直してください。