必要なデータ

 ここではLFBで必要なデータについて紹介していきます。

  1. スクリプトデータ(拡張子lfd)
     ゲームやストーリーの進行について記述されたテキストファイルです。
     LFBは起動直後に"start.lfd"という名前のスクリプトを自動的に読み込みますので、本体と同じフォルダに"start.lfd"を用意しておく必要があります。

  2. プレイヤーデータ(本体直下フォルダ"dat"内の"player.dat")
     プレイヤーの初期状態が書き込まれているテキストファイルです。
     1行に14個の項目があり、これが1人分のデータになります。最大16人(16行)まで設定可能です。各項目を半角文字のカンマ(,)で区切っていきます。
     項目の内容は次のとおりです。

    p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8,p9,p10,p11,p12,p13,p14
    p1名前(半角12字以内)
    p2レベル(LV)
    p3体力(HP)
    p4攻撃力(AP)
    p5防御力(DP)
    p6機動力(MV)
    p7回復力(RC)
    p8プレイヤーの攻撃可能範囲の最小値(RGの左側)
    p9プレイヤーの攻撃可能範囲の最大値(RGの右側)
    p10成長の度合い
    p11レベルアップ時に上昇する体力
    p12レベルアップ時に上昇する攻撃力
    p13レベルアップ時に上昇する防御力
    p14レベルアップ時に上昇する回復力

     機動力(p6)は、そのプレイヤーのマップ上で移動できる量です。回復力(p7)は自分の番(フェイズ)になったときに回復するHPの量です。
     p8、p9は、敵が自分からp8以上p9以下の距離にいるときに攻撃を行うようにします。
    p8、p9に0を設定すると攻撃を行うことができなくなります。
     レベルアップに必要な経験値は「現在のレベルの2乗×成長の度合い」で計算されます。よって、成長の度合い(p10)が大きいと成長がゆっくりとなります。
     またレベルアップ時にはHP、AP、DP、RCがそれぞれp11、p12、p13、p14の分だけ上昇します。


  3. マップチップ画像(拡張子bmp、mag、jpg)
     マップを作成するときに必要な画像ファイルです。
     32ピクセル四方を1つのチップとして、横に8つ(256ピクセル)、縦に5つ(160ピクセル)の計40個で構成します。
     上から1段目は移動に移動力が1必要とする地形(草原や通路など)、2段目は移動力を2必要とする地形(浅瀬や草むらなど)、3段目は移動力を3必要とする地形(川や森など)、4段目と5段目には移動不可の地形(山や壁など)に割り当てられています。
     スクリプト内では/mapchip命令で指定することができます。

  4. プレイヤー用画像(拡張子bmp、mag、jpg)
     マップ上に配置するプレイヤーキャラ用の画像ファイルです。
     32ピクセル四方を1つとして、横に最大16個(512ピクセル)並べた画像となります(大きさは最大横512ピクセル、縦32×3段の96ピクセル)
     透明の部分(表示しない部分)には黒(RGB成分すべて0)を使用してください。
     左から順番にプレイヤーID0、1、2、……、15となります(player.datの1行目、2行目、…、16行目に対応)
     3段あるうち、一番上の段は(HP÷最大HP)が70%以上のときに表示されます。
     2番目の段は(HP÷最大HP)が30%〜70%のときに、一番下の段は30%以下のときに表示されます。
     スクリプト内では/plchip命令で指定することができます。

  5. 敵キャラ用画像(拡張子bmp、mag、jpg)
     マップ上に配置する敵キャラ用の画像ファイルです。
     32ピクセル四方を1つとして、横に最大16個(512ピクセル)、並べることができます(縦32×3段の96ピクセル)
     透明の部分(表示しない部分)には黒(RGB成分すべて0)を使用してください。
    左から順番に敵キャラID0、1、2、……、15となります。
     プレイヤー画像と同様に、3段あるうち、一番上の段は(HP÷最大HP)が70%以上のときに表示されます。
     2番目の段は(HP÷最大HP)が30%〜70%のときに、一番下の段は30%以下のときに表示されます。
     スクリプト内では/enchip命令で指定することができます。

  6. マップデータ(拡張子dat推奨)
    マップを構成するデータファイルです。マップデータは同梱の「Field Mapper」で作成してください。
     スクリプト内では/mapload命令で指定することができます。
 下のファイルは必要ではありませんが、使用すると作品の幅が広がることでしょう。

音楽MIDIファイル、WAVファイル、mp3ファイル
フェイス画像ビットマップ、MAGファイル、JPEGファイル
マップ画面用画像
重ねあわせ画像