ここでは、Like A FieldBattleで動く作品が完成した後の、配布までの手順を紹介します。
<暗号化>
まずは、遊ぶ人にシナリオやプレイヤーのデータを覗かれないように、シナリオとデータを暗号化します。
(もし、他のLFBのゲーム製作者と知識交換を行うなど、暗号化をしないで配布したいという人は、ここは読み飛ばしても構いません)
"fe16"フォルダにある"fe16.exe"のアイコンを実行すると、暗号化ツール"File Encoder16"が起動されます。
3つあるボタンのうち、一番上の"LFDファイルを暗号化する"を選ぶと、シナリオファイルであるLFDファイルを暗号化し、LFXファイルを作成します。
ファイル名は暗号化前の名前が使われます。例えば"start.lfd"を暗号化したファイルは"start.lfx"というようになります。
2番目の"player.datを暗号化する"を選ぶと、プレイヤーの能力データである"player.dat"を暗号化することができます。
シナリオファイルのときと同様に、暗号化したい"player.dat"を選択すると、暗号化され、"player.dax"を作成します。
必要な分だけ暗号化を行ったら、一番下の"File Encoder16を終了する"を選んでFile Encoder16を終了します。
<配布用フォルダの作成・ファイルのコピー>
次に配布用のフォルダを作成します。そのフォルダの中に"dat"フォルダも作成してください。
そして、配布用のフォルダに、"lfb.exe"、"start.lfx(lfd)"、その他作品に必要なシナリオファイルや画像・音楽・マップデータをコピーしてください。
最後に"dat"フォルダーに移動し、"player.dax(dat)"をコピーしましょう。
<説明書の作成・最終チェック>
あとは、説明書の作成などを行って、配布作品としての形を整えてください。
配布する前に最終チェックを行うことも忘れずに。もしバグや記述ミスが起きたら、もとのLFDファイル等の修正に戻り、再度暗号化しましょう。
もし、アイコンを変更したいと思ったら、アイコンが変更できるツールを使って変更しても構いません。
最終チェックが終わり、配布作品としての形が整えば、めでたく配布作品として完成となります。
<著作権等>
Like A FieldBattle本体自体の著作権はていこくにあります。
シナリオファイルや画像、音楽などの著作権はそれぞれの作者に帰属します。
LFBで作品を完成したら、ていこくに教えてくださるとうれしいです(もちろん強制ではありません)
もしあなたの作品が転載の対象になった場合でも、本体製作者であるていこくに許可を得る必要はありません。あなたの判断にお任せします。