「Backup_Diff v01」について
このプログラムは、二つのフォルダ(コピー元とコピー先)間の
(1) 違いを視覚的(ツリー状)に表示する事、
(2) バックアップする事
を目的に作りました。
もともとWindowsでもMacでもUnix/Linux でも同じように
動くものが欲しくて自分用のつもりで作ったものです。
「Backup_Diff」 使い方
画面の説明
次ページに画面の説明をします。
[A] 操作の手順
(1) 先ず、コピー元とコピー先のフォルダーを設定します。
設定の仕方は、3種類あります。
a) ダイアログで設定する。
ダイアログを開くには、
a-1) メニュー(赤い右矢印ボタンをクリック) から、
コピー元フォルダを指定する か
コピー先フォルダを指定する を
選びます。
a-2) メニュー から、
[1]コピー元のフォルダパス または [2]コピー先のフォルダパス
の表示窓の中心あたりをクリックします。
b) ドラッグ&ドロップで設定する。
ファイルエクスプローラ(ファイル一覧表示) のフォルダを
クリックしてボタンを押したままマウスを動かして
[1]コピー元のフォルダパスまたは[2]コピー先のフォルダパスの表示窓
でボタンを離します。
c) 設定ファイル(*.bkdf) を読み込ませて設定する。
メニューの設定ファイルを読み込むを選ぶとダイアログが
表示されるので、設定ファイルを選択します。
設定ファイルを作るには、上記の a) か b) の方法で、コピー元と
コピー先を設定した状態の時に、
メニューの今の設定を設定ファイルに保存を選びます。
d) 設定ファイルによる設定のその他の方法。
d-1) 設定ファイルのダブルクリックによる方法
*.bkdf というファイルに、当アプリケーションを
紐付けしておけば、ダブルクリックで
当アプリケーションを起動されて、設定ファイルが
読み込まれます。
d-2) メニューの最近使った設定ファイルを入力から
目的の設定ファイルを選びます
(2) バックアップの方法。
メニューのバックアップを実行するを選びます
(3) その他操作。
e) バックアップすべきフォルダやファイルを選択する。
ファイル項目やフォルダ項目の赤いチェックをマウスで
クリックしてオンオフします。
チェックの入っているのがバックアップの対象です。
もしあるフォルダのチェックがオフであれば、その下にある
全てのファイルはバックアップの対象になりません。
f) コピー元とコピー先フォルダの表示窓([1][2])の表示について
表示窓が小さくて、フォルダのパス名が全て表示されない
時などの為に、パス名の先頭から表示するモードと
最後尾を優先して表示するモードがあります。
表示窓の右端あたりをクリックすると、最後尾を優先して表示
し、表示窓の左端あたりをクリックすると、先頭から表示
します。
g) 記録(ログ)表示窓について[9]
フォルダを設定した記録やバックアップした時の記録が
表示されます。
窓の中で右クリックすることで、操作メニューが
現れます。
[B] 差異チェックについて。
差異チェックの切り替えボタンがONの時は、
コピー元またはコピー先のフォルダが設定(または再設定)されると、
コピー元とコピー先のフォルダーの下のファイルを比較して、その結果を
フォルダ項目に表示します。
但し、バックアップの対象チェックに入らないフォルダについては
差異のチェックはしません。
[C] フォルダ項目、ファイル項目表示 の見方について。
h) フォルダ項目[7]について
・ 一致/不一致の表示
同じ名前のフォルダが、コピー元とコピー先の両方にある時、
その下のファイルやフォルダも全て完全に一致するなら
等号記号 == が表示されます。
一致しない時は、<> 記号となります。
もし、そのフォルダが、コピー元かコピー先のどちらか一方
にしかない時は、何も表示されません
・ バックアップの対象かどうかの表示、とその変更
コピー元にある場合、それがバックアップの対象の時
は赤いチェック記号で示します。
バックアップの対象から外す時は、マウスでその記号を
クリックしてください。
i) ファイル項目[8]について
・ 一致/不一致の表示
更新時刻とファイルサイズが一致している時
== が表示されます
コピー元の更新時刻がコピー先より新しい時
> が表示されます
コピー元の更新時刻がコピー先より古い時
< が表示されます
・ バックアップの対象かどうかの表示、とその変更
フォルダ項目の場合と同じです
注意) 私の機械(WindowsXP)では、USB メモリにファイルを
コピーすると、コピー先のファイル時刻が1〜2秒ほど遅れる
事があります。
そのため、ファイルの時刻の比較では、2秒の幅をもたせています。
サイズが一致するなら、2秒以内の違いは、同一時刻とみなす処理
にしています
[D] その他。
このプログラムは、解凍したフォルダを好きなところにおくだけで
動きます(インストール作業は必要ありません)
j) アプリケーションの関連づけについて
設定ファイル(*.bkdf)をダブルクリックして、このプログラムを
起動できるようにする為に、プログラムとデータファイルの関連付け
をします。
次のコマンドをコマンドプロンプト画面から入力してください。
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上の下線の部分は、プログラムを置いた場所です。
k) 履歴の記憶用の作業場所
このプログラムは次の場所に履歴の記憶するためにファイルと
フォルダを自動的に作成して使用します。
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下線部は、アカウントの名前(ユーザー名)です。
網掛け部は、作成されるフォルダとファイル(名前は固定)です。