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各部の名称とはたらき

( 1) 画像ウィンドウ
( 2) テーマ選択ドロップダウンリストボックス
( 3) 常に手前に表示ボタン
( 4) 最小限モードボタン
( 5) 光る鍵盤のしきい値設定スライダー
( 6) プレイリスト
( 7) 検索キーワードエディットボックス
( 8) 前方検索ボタン
( 9) 後方検索ボタン
(10) 1曲リピートボタン
(11) 全曲リピートボタン
(12) シークバー
(13) 停止ボタン
(14) 再生/一時停止ボタン
(15) 「前へ」ボタン
(16) 「次へ」ボタン
(17) 再生速度設定スライダー
(18) A点設定ボタン
(19) B点設定ボタン
(20) A−B間リピート解除ボタン
(21) チャネル選択ボタン
(22) 左右バランス設定スライダー
(23) 音量設定スライダー
(24) タイムストレッチ ON/OFF ボタン
(25) ピッチシフト ON/OFF ボタン
(26) トーンコントロール ON/OFF ボタン
(27) コーラス ON/OFF ボタン
(28) ディレイ ON/OFF ボタン
(29) リバーブ ON/OFF ボタン
(30) 最大限モードボタン


( 1) 画像ウィンドウ

(a) 再生中の音声ファイルの名称またはタグ情報
(b) 再生中の音声ファイルのスペック
(c) 光る鍵盤の下側しきい値
(d) 光る鍵盤の上側しきい値
(e) スペクトラム波形
(f) 音量ゲージ
(g) 周波数ゲージ
(h) レベルメータ(ソース側)
(i) レベルメータ(出力側)
(j) 光る鍵盤
(k) タイムバー
(l) 再生状態マーク
(m) 再生速度
(n) 再生中のファイルの現在の再生時間
(o) 再生中のファイルの総再生時間
(p) チャネル選択マーク

 スペクトラム波形の背景は、水平方向には白鍵に対応する領域と黒鍵に対応する領域で、垂直方向には 20dB ごとに色を変えてあります。 垂直方向のスケールは 0dB 〜 -100dB になります。
 また、スペクトラム波形の表示形態を「表示」メニューまたは右クリックメニューにより、折れ線グラフと棒グラフから選択できます。 各グラフの特徴は次のとおりです。



折れ線グラフ
長所:サンプリング間隔が詰まっている所でも最小値が見える。
短所:サンプリング間隔が開いている所ではサンプリング位置がどこにあるのかわかりづらい。
棒グラフ
長所:サンプリング間隔が開いている所でサンプリング位置がどこにあるのかわかりやすい。
短所:サンプリング間隔が詰まっている所では最小値が見えない。

 レベルメータは2組×2チャネル分あります。 "SRC" と書いてある方はソース側を意味し、再生中の音声ファイルの音量レベルをそのまま表示します。 "OUT" と書いてある方は出力側を意味し、再生中の音声ファイルに対して音量と左右バランスの設定を反映したものを表示します。
 「表示」メニューまたは右クリックメニューによりレベルメータのピークホールドを設定することができます。
 ソース側では、音声波形の振幅が最大値 (16 ビットの場合は -32768 または 32767) に達すると、 レベルメータのピークホールドを黄色 (テーマが MIDNIGHT TWOTONE の場合) で表示します。 出力側では、音量の設定により音声波形の振幅が飽和する (リミッタが働く) と、レベルメータ全体を赤で表示します。 レベルメータ全体の色が変わるのは音声波形の振幅が飽和した瞬間だけですが、 ピークホールドの色は「表示」メニューまたは右クリックメニューで設定したホールド時間だけ保持します。
 なぜ、ソース側の色を黄色にした (赤にはしなかった) かというと、音声波形の振幅が最大値に達したのを検出することはできても、 それがレコーディングの段階で飽和したものなのか、エンコード/デコード時に飽和したのか、 それとも元々そのような波形であってそれが正しい状態なのかまでは本ソフトでは判断できず、あくまで「飽和の疑いがある」ことがわかるにすぎないためです。 出力側の場合は本ソフトで音量の操作を行ったために飽和したことが明らかであり、 したがってレベルメータが赤で表示されている時は確実に音が割れているので音量設定スライダーで音量を絞ってください。
 また、「飽和の疑いがある」音声ファイルというのは結構あるらしく、レベルメータ全体の色を変えてしまうと目障りなので、ソース側はピークホールドだけ色を変えるようにしました。

 画像ウィンドウのスペクトラム波形および光る鍵盤のオクターブ数は 6 〜 12 オクターブから選択することができます。 やり方は、「表示」メニューまたは右クリックメニューから選択する方法と、画像ウィンドウの縁をドラッグする方法があります。
 表示するオクターブ数を広げることにより、例えば低ビットレートの MP3 ファイルなどで、 録音されている周波数の上限を超える帯域がバッサリと削られているのが観測できたりします。
 また、12 オクターブ表示にすると、人間の可聴周波数域をカバーできます。

6オクターブ表示

8オクターブ表示

10オクターブ表示

12オクターブ表示

 8オクターブ以上にすると、再生速度設定スライダーの右に「ピッチ設定スライダー」が出現します。 これは後述するピッチシフト機能へのイージーアクセスを提供します。
 具体的な機能は、
  • ピッチシフトの PITCH 1 と連動する。
  • ピッチシフトの PITCH 2 と 2 RATIO を自動的に0にする。
  • PITCH 1 の値が0になった場合はピッチシフトを自動的に OFF にし、0以外になった場合はピッチシフトを自動的に ON にする。
となります。

 画像ウィンドウの表示位置は左側と右側から選択することができます。 やり方は、「表示」メニューまたは右クリックメニューから選択する方法と、画像ウィンドウ自体をドラッグする方法があります。




( 2) テーマ選択ドロップダウンリストボックス

 画像ウィンドウの色テーマを選択します。テーマには、以下のものがあります。

MIDNIGHT TWOTONE

MIDNIGHT BLUE

MIDNIGHT GREEN

MIDNIGHT LOW LOAD

CHERRY BLOSSOMS

SUNSET

GOLD RUSH

DEEP FOREST

ICE WORLD LAVENDER


( 3) 常に手前に表示ボタン
 本ソフトのメインウィンドウを常に手前に表示するかしないかを設定します。
 ON にした場合、 本ソフトのメインウィンドウを最前面ではない他のすべてのソフトのウィンドウよりも手前に表示します。 また、非アクティブ化された時でも最前面を保持します。
 OFF にした場合、 本ソフトのメインウィンドウを最前面のウィンドウより奥に表示します。 すなわち、通常の表示形態に戻します。 他のアクティブなウィンドウが本ソフトのメインウィンドウと重なった場合は、そのアクティブなウィンドウが手前に表示されます。


( 4) 最小限モードボタン

 通常表示モードと最小限モードを行き来します。 最小限モードとは、表示を画像ウィンドウや再生/停止などに必要なボタン類、音量設定スライダーなどに限定し、ウィンドウ全体を小さく表示するモードです。 通常表示モードが「本ソフトを操作する」モード、最小限モードが「音楽を聞きながら他の作業をする」モード、という位置づけです。


( 5) 光る鍵盤のしきい値設定スライダー
 左側は下側(小音量側)しきい値、右側は上側(大音量側)しきい値を設定するスライダーです。 音量レベルが下側しきい値に達しない場合は鍵盤は光りません。 また音量レベルが上側しきい値に達すると鍵盤は最高輝度で光ります。 つまり、鍵盤の光り具合は下側しきい値から上側しきい値にかけて段階的に明るくなっていきます。
 下側しきい値が上側しきい値より上に来ることはなく、下側しきい値の設定スライダーを動かしていて上側しきい値を超えそうになると、 上側しきい値の設定スライダーも一緒についてきます。 同様に、上側しきい値の設定スライダーを動かしていて下側しきい値を下回りそうになると、下側しきい値の設定スライダーも一緒についてきます。
 "AUTO ADJUST" がチェックされていると、本ソフトが自動でしきい値の設定を行うようになり、スライダーなどの操作はできなくなります。

( 6) プレイリスト
 複数ファイルの連続再生が可能です。 エクスプローラ等のファイラからファイルをここにドラッグ&ドロップすることにより、末尾にファイルが追加されます。
 現在再生中のファイルの再生が終了すると、次のファイルの再生に移ります。 最下段のファイルの再生が終了すると、全曲リピートが ON の場合は最上段のファイルの再生に移り、全曲リピートが OFF の場合は再生を停止します。
 ここでファイルをダブルクリックすると、直ちにそのファイルの再生に移ります。
 また、ファイルの追加や削除(プレイリストから)などの動作が「ファイル」メニューまたは右クリックメニューにより可能です。

( 7) 検索キーワードエディットボックス
 ここに検索したいキーワードを入力することにより、そのキーワードを含むファイル名をプレイリストから検索します。 キーワード入力後、本エディットボックス内で Enter キーを押下すると前方検索、Shift + Enter キーを押下すると後方検索となります。

( 8) 前方検索ボタン
 検索キーワードエディットボックスに入力したキーワードを含むファイル名を前方検索します。

( 9) 後方検索ボタン
 検索キーワードエディットボックスに入力したキーワードを含むファイル名を後方検索します。

(10) 1曲リピートボタン
 1曲リピートの ON/OFF を設定します。
 ON にした場合、あるファイルの再生が終了すると、再び同じファイルの再生を開始します。
 後述する全曲リピートと同時に ON とした場合は、1曲リピートを優先します。

(11) 全曲リピートボタン
 全曲リピートの ON/OFF を設定します。
 ON にした場合、プレイリストの最下段のファイルの再生が終了すると、最上段のファイルの再生に移ります。 プレイリストの最下段のファイルの再生中に「次へ」ボタンを押した場合も、最上段のファイルの再生に移ります。 プレイリストの最上段のファイルの再生を開始してから2秒以内に「前へ」ボタンを押すと、最下段のファイルの再生に移ります。
 1曲リピートと同時に ON とした場合は、1曲リピートを優先します。 ただし、「前へ」ボタンおよび「次へ」ボタンを押した時の挙動は、1曲リピートの ON/OFF からは影響を受けません。


(12) シークバー

 現在再生中のファイルの任意の場所へ瞬間移動します。 スライダーをドラッグして離した直後に移動します。 スライダーのない場所をつかんでもスライダーは自動的についてきます。 また、スライダーをドラッグ中に右クリックすることにより、移動をキャンセルすることができます。
 再生中にここを右クリックして開くメニューまたは「再生」メニューにより、リピート区間を設定することができます。 リピート区間の開始点をA点、終了点をB点としてA−B間リピートを行います。 現在の再生位置がB点に達すると、A点に自動でシークします。
 リピート区間が設定されていない状態でA点を設定すると、自動的にファイルの末尾がB点に設定されます。 同様に、リピート区間が設定されていない状態でB点を設定すると、自動的にファイルの先頭がA点に設定されます。



リピート区間非設定時

リピート区間設定時


 リピート区間が設定されるとそれをシークバー上に表示します。 ここで、A点およびB点をドラッグして修正することができます。 ドラッグを開始すると、マウスのボタンを離さなくてもリアルタイムに反映するので、途中でキャンセルすることはできません。 また、A点をB点より後ろへ移動することはできず、B点をA点より前へ移動することもできません。
 A−B間リピートを解除するには、「再生」メニューまたは右クリックメニューから「A−B間リピートを解除」を選択します。 再生中であるにもかかわらず選択できない場合はリピート区間が設定されていません。
 再生を停止するか、次のファイルの再生に移るなどした場合、リピート区間は自動的に解除されます。


(13) 停止ボタン
 再生を停止します。

(14) 再生/一時停止ボタン
 停止中に押すと再生を開始します。 再生を開始するとボタンの外観が一時停止ボタン状になり、再生中に押すと一時停止します。 再び押すと再生を再開します。

(15) 「前へ」ボタン
 再生を開始してから2秒以内に押すと、1つ前のファイルの再生に移ります。 再生を開始してから2秒経過後に押すと、現在再生中のファイルの先頭に移ります。
 プレイリストの最上段のファイルを再生していた時は、再生を開始してから2秒以内に押すと、 全曲リピートが ON の場合は最下段のファイルの再生に移り、 全曲リピートが OFF の場合は現在再生中のファイルの先頭に移ります。

(16) 「次へ」ボタン
 次のファイルの再生に移ります。
 プレイリストの最下段のファイルを再生していた時は、 全曲リピートが ON の場合は最上段のファイルの再生に移り、 全曲リピートが OFF の場合は何も起こりません。

(17) 再生速度設定スライダー
 再生速度を 25% 〜 200% の間で5%刻みで変化させることができます。 タイムストレッチが OFF の場合、再生速度を変えると音程も変わります。 タイムストレッチが ON の場合、再生速度を変えても音程は変わりません。
 また、本設定はタイムストレッチの SPEED パラメータと連動します。
 なお、再生速度を変えることによって音程が変わっても、スペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、本来なら再生速度が変わっても音程が変わらない状態がおそらく多くのユーザーにとって理想的であり、 タイムストレッチが OFF の状態で再生速度を変えた場合に音程が変わるのは音の発生原理上の特性であって、 必ずしもユーザーが望んでいる結果とは一致しないと判断できるからです。 それに、再生速度を5%刻みで変化させても、音程は半音あるいは1音単位で変化するわけではないので、 スペクトラム波形および光る鍵盤に反映させてもほとんど意味がないと思われます。

(18) A点設定ボタン
 現在の再生位置をA−B間リピートのA点に設定します。 リピート区間が設定されていない状態で本ボタンを押すと、A点が設定されると同時に自動的にファイルの末尾がB点に設定されます。 再生を停止している時は押すことができません。

(19) B点設定ボタン
 現在の再生位置をA−B間リピートのB点に設定します。 リピート区間が設定されていない状態で本ボタンを押すと、B点が設定されると同時に自動的にファイルの先頭がA点に設定されます。 再生を停止している時は押すことができません。

(20) A−B間リピート解除ボタン
 A−B間リピートを解除します。 リピート区間は消滅し、通常の再生に戻ります。 再生を停止している時やリピート区間が設定されていない時は押すことができません。


(21) チャネル選択ボタン

 左右のスピーカーの鳴り方を次の中から選択することができます。

( a)L・R 通常のステレオ再生。 画像ウィンドウのスペクトラム波形や光る鍵盤は左右の音声の平均を反映して表示します。
( b)L+R 左右の音声をミックスしてダブルモノラル出力。 画像ウィンドウのスペクトラム波形や光る鍵盤は左右の音声の平均を反映して表示します。 スピーカが1つしかない場合などに。
( c)L 左音声のみを左右スピーカから出力。 画像ウィンドウのスペクトラム波形や光る鍵盤は左音声を反映して表示します。 左音声の解析や音声多重ファイルの再生などに。
( d)R 右音声のみを左右スピーカから出力。 画像ウィンドウのスペクトラム波形や光る鍵盤は右音声を反映して表示します。 右音声の解析や音声多重ファイルの再生などに。
( e)L−R 左右の音声の差分を左右のスピーカから出力。 画像ウィンドウのスペクトラム波形や光る鍵盤は左右の音声の差分を反映して表示します。 左右で異なる成分や残響成分の解析などに。

 なお、ソースがモノラルの場合はL−Rにすると音が出なくなります。


(22) 左右バランス設定スライダー
 左右バランスを 2dB 刻みで変化させることができます。 スライダーを中央から左へ動かすと右チャネル音声が 2dB ずつ減衰していき、中央から右へ動かすと左チャネル音声が 2dB ずつ減衰していきます。
 なお、ここでの設定はスペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、左右の音量差が大きくなると、チャネル選択を "L-R" にした時に同相成分が残ってしまうためです。

(23) 音量設定スライダー
 音量を 2dB 刻みで変化させることができます。 0dB より大きくすることもできますが、設定やソースによってはダイナミックレンジが飽和して音が割れるので注意してください。
 この音量設定によって Windows システムの音量が変わることはありません。 また、ここでの設定はスペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、音量を動かすたびに、光る鍵盤のしきい値を調整し直す必要が出てくるためです。

(24) タイムストレッチ ON/OFF ボタン
 音程を変えずに再生速度を変えます。
 本ボタンはタイムストレッチの ON/OFF を設定します。 初期状態は ON です。 押すと OFF になり、文字部分が黒色に消灯します。 この状態では再生速度を変えると音程も変わります。 もう一度押すと ON になります。

(25) ピッチシフト ON/OFF ボタン
 再生速度を変えずに音程を変えます。
 本ボタンはピッチシフトの ON/OFF を設定します。 初期状態は OFF です。 押すと ON になり、文字部分が緑色に点灯します。 もう一度押すと OFF になります。
 なお、本エフェクタによって音程が変わっても、スペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、1オクターブ近くずらすことによって人間の可聴周波数域を出てしまうためです。

(26) トーンコントロール ON/OFF ボタン
 低域/高域を増強/減衰させることができます。 また、左右の差動成分を強調することにより、ステレオ感を高めたり、ボーカルを除去してカラオケのような再生を行うことができます。
 本ボタンはトーンコントロールの ON/OFF を設定します。 初期状態は OFF です。 押すと ON になり、文字部分が緑色に点灯します。 もう一度押すと OFF になります。
 なお、本エフェクタの出力は、スペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、これより前段に音量設定を入れることにより、振幅の飽和をある程度防ぐことができるわけですが、 本エフェクタの出力をスペクトラム波形および光る鍵盤に反映しようとすると、 音量設定も反映しなければならなくなり、前述の理由と矛盾するからです。

(27) コーラス ON/OFF ボタン
 周波数を微妙にずらした音声を重ね合わせ、厚みのある音を得ます。
 本ボタンはコーラスの ON/OFF を設定します。 初期状態は OFF です。 押すと ON になり、文字部分が緑色に点灯します。 もう一度押すと OFF になります。
 なお、本エフェクタの出力は、スペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、ある音の帯域が周波数軸方向に広がってしまうと、音階の解析が難しくなるためです。

(28) ディレイ ON/OFF ボタン
 山彦のような残響音を得ます。
 本ボタンはディレイの ON/OFF を設定します。 初期状態は OFF です。 押すと ON になり、文字部分が緑色に点灯します。 もう一度押すと OFF になります。
 なお、本エフェクタの出力は、スペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由は、残響成分が混ざると音階の解析が難しくなるためです。

(29) リバーブ ON/OFF ボタン
 連続的な残響音を得ます。
 本ボタンはリバーブの ON/OFF を設定します。 初期状態は OFF です。 押すと ON になり、文字部分が緑色に点灯します。 もう一度押すと OFF になります。
 なお、本エフェクタの出力は、スペクトラム波形および光る鍵盤には影響しません。 理由はディレイと同様で、残響成分が混ざると音階の解析が難しくなるためです。


(30) 最大限モードボタン

 通常表示モードと最大限モードとを行き来します。 最大限モードへ移行することにより、各種エフェクタのパラメータを設定することができるようになります。
 なお、最大限モードに対して最小限モードが優先します。
 以下のスクリーンショットは、デフォルトの状態から最大限モードへ移行した時の様子を表しています。 ちなみにこの画像ではトーンコントロールのパラメータを設定するページが開いています。


(31) タイムストレッチ設定タブ
 タイムストレッチのパラメータを設定するページを開きます。

(32) ピッチシフト設定タブ
 ピッチシフトのパラメータを設定するページを開きます。

(33) トーンコントロール設定タブ
 トーンコントロールのパラメータを設定するページを開きます。

(34) コーラス設定タブ
 コーラスのパラメータを設定するページを開きます。

(35) ディレイ設定タブ
 ディレイのパラメータを設定するページを開きます。

(36) リバーブ設定タブ
 リバーブのパラメータを設定するページを開きます。

(37) ボーカルキャンセルボタン
 トーンコントロールのパラメータを、ボーカルキャンセルに適した設定にします。 中域を中心に左右の差動成分を強調するため、チャネル選択ボタンで "L-R" を選択した場合よりも自然なボーカル除去効果が得られると思います。
 このボタンによって設定される内容はトーンコントロールの設定の一例にすぎないので、このボタンを押した後でもトーンコントロールの各パラメータを自由に動かすことができます。
 なお、このボタンはトーンコントロールのパラメータを設定するページを開いている時のみ出現します。

(38) ページデフォルトボタン
 その時開いているページのエフェクタのパラメータを推奨値に戻します。 他のページのエフェクタのパラメータには影響を及ぼしません。 一度の操作ですべてのエフェクタのパラメータを推奨値に戻したい場合は「エフェクタ」メニューから「すべてのエフェクタの設定を推奨値に戻す」を選択してください。 選択できない場合は、すべてのエフェクタのパラメータがすでに推奨値に設定されています。 この性質を利用して、すべてのエフェクタのパラメータが推奨値になっているかを「エフェクタ」メニューを開くだけで一目で確認することができます。


 各種エフェクタのパラメータの詳細については「エフェクタのパラメータ」の項を参照してください。




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