このソフトは、作業などの開始、終了時刻の組を任意の回数記録し、後で閲覧できるようにします。また、 それに基づいた作業などの経過時間を、日毎、月毎に集計し、一覧として表示することが出来ます。
“刻録”アプリケーションを起動すると、“刻録”ウインドウが
表示され、“刻録盤”タブが表示されます。
必要に応じ、“チェックイン”か“チェックアウト”のボタンを押して、開始(チェックイン)、終了(チェックアウト)時刻を記録します。
なお、起動直後は操作すべき“チェックイン”、“チェックアウト”ボタンが選択表示(通常は青色)されていますので、
単にEnter (return)を押すことで記録することも出来ます。
(注意:ウインドウ内のどこかをクリックしたり、カーソルキーを押したりすると、
選択状態が移動することがあり、意図しない操作になってしまうことがありますので、ご注意ください。
その場合には、押したいボタンをマウスクリックしてください。)
必要がなければ、これで終了します。右上の“×”部分をクリックして、ウインドウを消去しても構いません。
また、前回、チェックイン、もしくはチェックアウトをし忘れた場合には、一度に限り、次の
チェックアウト、チェックインの時にまとめて推定時刻を入力することも出来ます。
選択(青色)表示されていない方の、“チェックイン”か“チェックアウト”のボタンを押すと、
前回、チェックアウト、もしくはチェックインされていない旨の表示と、推定時刻の入力を
促すダイアログが表示されますので、推定時刻を入力します。(分単位)
これにより、推定時刻でのチェックアウト、もしくはチェックインが行われ、その後、本来のチェックイン、
もしくはチェックアウトが、最初にボタンを押した時の時間で行われます。
ただし、あくまでこれは救済措置なので一度だけです。チェックインとチェックアウトを、 もしくはそれ以上の組み合わせの記録忘れをこの機能で行うことは出来ません。
まとめると、基本操作は、
“Enterキー”を1回押して時刻を記録します。これを繰り返すだけです。
記録したデータをいくつかの見方で表示することが出来ます。
各ウインドウ(タブ)のデータは、プリンタ等に印刷することが出来ます。ただし、現在のバージョンでは、 簡易的なデータ表示のみ対応です。
記録を、作業別に独立に行うことができます。起動時に、オプションをつけることで実現します。
tokiroku -u altUserのように起動すると、この例の場合、"altUser"という別の名前で記録することができます。この名前は、 いわゆる“ログイン名”とは別です。
記録されるデータは、通常は以下の場所に自動的に保存されています(上記の別名登録"altUser"なら、"DefaultUser"の代わりに"_altUser"と なります。また、使用しているOSのバージョンによっては多少異なる場合があります)。
使用ユーザーのホーム\AppData\Roaming\jp.co.kil\tokiroku\DefaultUserここに、記録月を元に作られたファイル名で、月毎に記録されています。例えば2010年10月分なら、
TLOG201010.txtという名前のtextファイルで保存されています。
原理的には、このファイルを修正すると、記録データを変更できますが、データの信頼性に 著しく支障が出ますので、お勧めしません。
また、記録したデータを消去したい場合には、この月別ファイルを消去すれば消すことが出来ます。
ライセンスキーの登録は、次のように行います。
このソフトウェア “刻録(tokiroku)”は、ライセンスキーを
取得してソフトウェアに登録することで、本来の機能を
発揮するようになります。正しいライセンスキーを
入力していない場合は、記録データの表示がその月のみに
制限されてしまいます。また、作業記録の別名登録もできません。正規のライセンスキーを入力する
ことで、この制限が外れ、普通に使う
ことができるようになります。
なお、ライセンスキー登録前に記録したデータは、表示上は見えませんが、記録は残っています。
ライセンスキー登録後には通常通り見えるようになります。
ライセンスキーを取得するためには、以下のvectorアイコンを押し、手続きを行って、 正規のライセンスキーを購入してください。
なお、Mac版とはライセンスキーが異なります。ご注意ください。
また、vectorを利用しないなどで、銀行振り込み等、別の手段を使って購入、送金したい 場合には、次のアドレスから電子メール等でお問い合わせください。
E-Mail:support@kil.co.jp
Web:http://www.kil.co.jp/
有限会社 知識情報研究所