

鮮血のショウタイム!!
魔術師ロウマンの恐るべきマジック!
◆幻影のマジシャン
アメリカに突然現れたマジシャン、ロウマン。
彼は「血しぶきの館」という名の見世物小屋を作り、
恐ろしくも美しい幻影を見せ、観客たちを喜ばせていた。
彼が作り出す空間は現実と幻想が入り混じる不思議なもので、
人々は彼が作り出す空間に酔いしれていた。
◆謎の消失事件
しかし、ある日を境に、この見世物小屋を訪れた人間の一部が、
行方不明になる事件が続いた。
毎日毎日来観客の一部が忽然と姿を消したのだ。
人々の間では、ロウマンが誘拐していると囁かれ、
誰も見世物小屋には近づかないようになってしまった。
少しして、地元の警察も血しぶきの館に捜査に入った。
◆悲惨な捜査結果
捜査の結果は悲惨なものであった。
立ち入った警察官が、突然一人ずつ肉塊へと化していった。
まるで何かに砕かれるように、頭から滅茶苦茶に壊れていった。
グチャグチャに粉砕され、その場から跡形もなく消えていくのだ。
そんな中、何とか1名だけは逃げ帰ってきたものの、
精神崩壊を起し、ただうわごとを呟くだけになってしまった。
彼は病院に収容されたが、
数日後、操られるようにロウマンの館に赴き、
そこで姿を消してしまった。
他の警官と同じように…。
◆ショウは終わらない…
今となっては、彼のうわごとを記録したテープしか残っていない。
「見えない…見えない…」
果たしてこれが何を意味するのかは分からない。
一つ言えることは、ロウマンの悪夢はまだ終わっていないということだけだ。

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