SROS 説明書
OSCore.c の機能
メッセージドリブン型のOSのコア部分です。コアの機能として4タスクと3スレッドの同時並行動作が可能になっています。
タスクのモードはタイマー割り込みによって起動するモード(軽負荷で無いとダメです)、メッセージがあるときだけ起動するモード。メッセージの有無に関係なく起動されるモードの3種類です。タイマー割り込みにより起動するモードは、10mSに1度起動されます
その他に、高負荷プログラムの為にスレッドを用意してます。スレッドは約5mSで交代します。
また、強制的にスレッド切り替えを起すことで、スレッドの残り時間を放棄する事が出来ます。ノーマルモードの場合はメッセージがなくなると自動的にスレッド切り替えを起こしますので、その分高負荷の別スレッドに時間を多めに渡す事が出来ます。
また、ストリーム型のデバイスドライバの為の機構を持っています。その為、ストリーム型デバイスの実装は企画化されています。添付のSCIドライバのように、それ程難しい記述をしなくても、バックグランドで動く入出力装置が簡単に出来るようになっています。
2010/10/10 変更