「終末戦争」は、エルフやドワーフたちが登場する剣と魔法のファンタジーの世界を舞台とする、ターン制の戦略シミュレーションゲームです。
プレイヤーは「光」と「闇」、どちらかの神となって大陸の支配権と自らの復活をめぐって相対する神と争います。
ゲームは「1ターン=1年」で進められ、マップは地形を考慮して大陸を33個に区切った「エリア」から構成されます。
エリアは「光」と「闇」の2つの陣営に分かれ、自陣営の神に信仰の心、「信仰値」を与えます。
神は信仰値を消費することで「冒険者」を生みだし、何人かの冒険者まとめて「パーティ」を編成、さらにパーティを導いて自陣営を拡大することで大陸の支配権の度合いを表す「影響力」の獲得を目指します。
影響力は自陣営が獲得するとプラスされ、敵陣営が獲得するとマイナスされます。
一定以上の影響力を獲得するか、規定ターン終了時に影響力がプラスであった側が、ゲームの勝者となります。
「終末戦争」はターン制ではありますが、両プレイヤーが同時にゲームを進めます。
ターンは大きく計画フェーズと実行フェーズに分かれ、実行フェーズはプレイヤーの計画フェーズの計画に基づいて同時に処理されます。
つまり、ある敵パーティを攻撃しようとして、自陣営のパーティを敵パーティのいるエリアに移動させたが、対戦相手がそのパーティを別のエリアに移動させていれば(移動する計画を立てていれば)、攻撃できないということが起こりえるわけです。
対戦相手の行動を読んでゲームを進めることが、勝利を獲得するための重要なポイントのひとつとなります。
光と闇の神は大陸の支配権をめぐった激しい戦いでともに傷つき、力を失って永い眠りについていました。
その間、大陸のほとんどの住人たちは神を忘れ信仰心を失っていましたが、光の神が眠る”光の聖地ダルプス”と闇の神が眠る”闇の聖地アルビオン”では、神の復活を信じる住人も少なからず残っていました。
神は永い眠りから目覚め、彼らを利用して自らの力を取り戻すべく再び動き始めます。
光の神は”カーライル地方”を支配する大国に僧侶を派遣して神の教えに則って国家を運営することの重要性を説き、改宗させることに成功しました。さらに”レンスの森”のエルフたちに預言を与え自らの存在を示すことでエルフたちは信仰心を取り戻しつつあります。
闇の神は群雄割拠の状態であった”闇の聖地アルビオン”にひとりの英雄を送り皇帝として君臨させました。皇帝は闇の神の庇護の元、急速に勢力を拡大して近隣の諸部族やオーク、オーガーのような魔族たちもその支配下におさめ、さらなる勢力の拡大を画策しています。
ある日、神ですら完全に消滅させることができる強力な神器、”破滅の指輪”の存在が発見されます。2柱の神はそれを手に入れるべく、勇者たちを導いて探索の旅へと送り出しました。
ゲームを起動するトップメニューが表示されます。
※操作は基本的にマウスのみで行います。インターフェースにカーソルを合わせて左クリックで決定、右クリックでキャンセルします。
※スクロールバーが表示されている項目に関しては、ホイールの回転で上下にスクロールします。
※一部のインターフェースはカーソルを合わせた状態でしばらく静止させていると、その項目に関する詳細や補足事項がツールチップで表示されます。

スタンドアロンでゲームを開始します。
マルチプレイヤーでゲームを主催します。
マルチプレイヤーでゲームに参加します。
ゲームに参加するにはホストのIPアドレスが必要になります。
ゲームを終了して、デスクトップに戻ります。
シングルプレイヤー、またはマルチプレイヤーでゲームを開始するとゲーム画面が表示されます。
※ゲーム中は「F5」キーでタイトル画面に戻ります。
また、「F1」キーでウインドウモード、フルスクリーンモードの切り替えができます。ただし、ウインドウモードでは表示上の不具合等が発生する恐れがあるため、フルスクリーンモードでの実行を推奨します。
※マルチプレイヤーを選択した場合は「Tab」キーでチャット入力用ウインドウが表示されます。ウインドウが表示されている状態で「Enter」キーを押下すると接続中の相手にメッセージが送られます。

画面左側のリストからプレイするシナリオを選択してください。
シナリオを選択すると画面右上のメッセージボックスにシナリオの詳細が表示されます。
※マルチプレイヤー(参加)側は選択できません。
陣営チェックボックスで担当する陣営を選択してください。
チェックのついていない側は対戦相手(AI)が担当します。
※マルチプレイヤー(参加)側は選択できません。
セットアップが完了すると「ゲーム開始」ボタンが有効になります。
「ゲーム開始」ボタンの押下でゲームが開始されます。
「トップメニュー」ボタンを押下するとトップメニューに戻ります。
マルチプレイヤーのセットアップは以下のような流れになります。
@参加側がIPアドレスを入力して「接続」ボタンを押下する。
Aホスト側がプレイするシナリオと陣営を選択する。
B参加側が現在のセットアップを確認し「ゲーム開始」ボタンを押下する。
Cホスト側が「ゲーム開始」ボタンを押下する。

画面上部のトップバーにはゲームの進行状況と両陣営の状態が表示されます。
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| @ | ターン | 現在のターン数が表示されます。 上図では現在が第3ターンであることを示しています。 |
| A | 自陣営の状態 | 自陣営の現在の状態が左から 「レベル」、「信仰値」、「パーティ値」 の順で表示されます。 |
| B | 敵陣営の状態 | 敵陣営の現在の状態が左から 「パーティ値」、「信仰値」、「レベル」 の順で表示されます。 |
トップバーの中央下に現在の影響力が数値とメータで表示されます。
影響力メータの動向には常に気を配っていてください。影響力メータがどちらか一方に振り切れたとき、その時点でゲーム終了が終了します。
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トップバー左下のツールバーの、各ボタンからインターフェースにアクセスできます。
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| エリア一覧 | 「エリア一覧」ウインドウを表示します。 エリア一覧ウインドウから、各エリアの状況をリストで確認、選択したエリアの「エリア詳細」ウインドウにアクセスできます。 「エリア詳細」ウインドウでは、エリアの詳細なパラメータを確認できるほか、パーティの編成、エリアに対する奇跡の発動、施設の優先順位を変更を行うことができます。 なお、「エリア詳細」ウインドウにはマップ上のエリアを直接選択することでもアクセス可能です。 |
|
|---|---|---|
| パーティ一覧 | 「パーティ一覧」ウインドウを表示します。 パーティ一覧ウインドウから、自陣営に属する全パーティの状況をリストで確認、選択したパーティの「パーティ詳細」ウインドウにアクセスできます。 また、パーティ一覧ウインドウでは戦闘序列の設定を行うことができます。 「パーティ詳細」ウインドウでは、パーティの詳細なパラメータを確認できるほか、移動、パーティの再編成、パーティの解散、パーティに対する奇跡の発動を行うことができます。 なお、「パーティ詳細」ウインドウにはマップ上のパーティアイコンを直接選択することでもアクセス可能です。 |
|
| 冒険者一覧 | 「冒険者一覧」ウインドウを表示します。 冒険者一覧ウインドウから、自陣営に属する全冒険者の状況をリストで確認、選択した冒険者の「冒険者詳細」ウインドウにアクセスできます。 また、冒険者一覧ウインドウでは冒険者の作成を行うことができます。 「冒険者詳細」ウインドウでは、冒険者の詳細なパラメータを確認できるほか、転職、冒険者に対する奇跡の発動、削除を行うことができます。 |
|
| 施設一覧 | 「施設一覧」ウインドウを表示します。 施設一覧ウインドウから、全エリアの施設を確認できるほか、施設の優先順位を変更を行うことができます。 |
|
| レポート一覧 | 「レポート一覧」ウインドウを表示します。 レポート一覧ウインドウから、直前のターンに発生した出来事のレポートのリストを確認、選択したレポートの「レポート詳細」ウインドウにアクセスできます。 |
|
| パーティ一覧(敵陣営) | 「パーティ一覧(敵陣営)」ウインドウを表示します。 敵陣営のパーティがリスト化されることを除き、パーティ一覧ウインドウと同様です。 |
|
| 冒険者一覧(敵陣営) | 「冒険者一覧(敵陣営)」ウインドウを表示します。 敵陣営の冒険者がリスト化されることを除き、冒険者一覧ウインドウと同様です。 |
|
| ターン終了 | ターンを終了します。 |
画面下部のメッセージログには、レポート一覧と同様の内容や、ゲーム終了のメッセージ、チャットで送受信したメッセージなどがログとして表示されます。

画面全体に表示されているマップから、目的のエリアやパーティの詳細ウインドウに素早くアクセスすることや、大陸全体の状況を視覚的にわかりやすく捉えることができます。
画面外のマップはカーソルを画面端に移動することで、その方向にスクロールし表示されるようになります。
隣接しているエリア同士は連結されており、パーティの移動は連結されているエリアにのみ可能です。
また、黄色のエリアは光陣営に、紫色のエリアは闇陣営に属していることを示しています。色の明るさは陣営に対する傾き度合いを表します。灰色のエリアはどちらの陣営にも属していません(中立)。
状況によって、エリア上に下記のようなアイコンが表示されることがあります。
| 光陣営パーティ | エリアに光陣営のパーティが存在することを表します。 アイコンを選択すると対象エリアのパーティ一覧、またはパーティ詳細ウインドウが開きます。 |
|
|---|---|---|
| 闇陣営パーティ | エリアに闇陣営のパーティが存在することを表します。 アイコンを選択すると対象エリアのパーティ一覧、またはパーティ詳細ウインドウが開きます。 |
|
| 魔物 | エリアに魔物が存在することを示します。 | |
| 神器 | エリアに神器が存在することを示します。 |
ゲームはターンを繰り返すことで進行します。
ターンの流れは以下のとおりです。
・更新フェーズ
・計画フェーズ
・実行フェーズ
・終了フェーズ
各ターンは更新フェーズから始まります。
更新フェーズでは、以下のような毎ターン処理されるべき項目について処理します。
・影響力の獲得
・信仰値の獲得
・パーティ値の獲得
・エリアの各パラメータの増減
・神器の発見判定
・魔物の発生判定と体力回復
・冒険者の加齢と引退
・冒険者の体力回復とレベルアップ
・パーティの絆減少判定
計画フェーズはゲームのメインとなるフェーズです。
プレイヤーは状況を判断して計画を立ててください。
具体的には以下の項目についてプレイヤーの判断で処理します。
・エリアに対する奇跡の発動
・施設の優先順位を変更
・冒険者の作成
・冒険者の転職
・冒険者に対する奇跡の発動
・冒険者の削除
・パーティの編成
・パーティの移動
・パーティの再編成
・パーティの解散
・パーティに対する奇跡の発動
・戦闘序列の変更
実行フェーズでは、計画フェーズでの計画をもとに実際に行動します。
具体的には以下の項目について処理します。
・エリア奇跡の発動
・エリアごと戦闘序列順に両陣営のパーティを処理
→敵陣営のパーティと戦闘
→魔物との戦闘
→使命の実行と神器の発動
ゲームの終了判定を行った後、現在のターンを終了して次のターンに進みます。
ゲームの終了判定は以下のとおり行います。
・ターンがシナリオの規定ターン数まで達した場合ゲーム終了
→影響力がプラスである陣営の制限ターンによる勝利。 0の場合は引き分け
・どちらかの陣営の影響力が +100まで達した場合ゲーム終了
→影響力が +100まで達した陣営のサドンデス勝利。
エリア一覧ウインドウの項目を選択、またはマップ上のエリアを選択することでエリア詳細ウインドウが表示され、対象エリアの詳細な情報が確認できます。

| 属性 | エリアの属する陣営です。 「光」、「闇」、「中立」のいずれかになります。 括弧の中の値は自陣営に対する傾き度合い(属性値)を表しています。 +100は最大の味方であり、 0は中立、-100は最大の敵となります。 エリアの属性はパーティの布教使命やエリアに対する奇跡の発動などで変化させることができます。 パーティの新規編成や再編成、解散は、自陣営のエリアにのみ可能です。 属性値は影響力によって毎ターンの更新フェーズに増減します。 |
|---|---|
| 種族 | そのエリアで生活している主な種族です。 獲得できる信仰値や、作成できる冒険者の種族を決定する要因になります。 |
| 地勢 | エリアの地勢を表します。 発生する魔物を決定する要因になります。 |
| 神器 | エリアに存在する神器です。 パーティの探索使命によって、エリアの神器を獲得できます。 |
| 規模 | エリアに存在する文明の規模や人口を表します。 規模の高いエリアからは大きな信仰値を獲得できます。 規模は影響力や施設の効果、魔物の存在によって毎ターンの更新フェーズに増減します。 |
| 安定度 | エリアの治安や開拓度合いを表します。 安定度の低いエリアでは魔物が発生しやすくなります。 安定度は影響力や施設の効果、魔物の存在によって毎ターンの更新フェーズに増減します。 |
| 信仰値 | エリアから毎ターン獲得できる信仰値です。 規模、種族、属性、影響力などの要因によって決定します。 信仰値を獲得できるのは、自陣営のエリアのみとなります。 |
| 影響力 | エリアから毎ターン獲得できる影響力です。 存在する施設の効果によって決定します。 |
| 施設 | エリアに存在する施設とその属性のリストです。 施設の属性はパーティの貢献使命によって変化させることができ、自陣営に属する施設は様々な恩恵を与えてくれます。 |
| 魔物 | エリアに存在する魔物です。 パーティが魔物の存在するエリアに移動すると、魔物との戦闘が発生します。 |
神器とは、神から授けられたとされるほどの強力な魔力がこめられた、特別な装備品やアイテムのことを指します。
探索使命をおびたパーティによって獲得でき、パーティに様々な恩恵を与えます。また、一部の神器には聖地に運ぶことで特別な効果を発動するものも存在します。
神器は毎ターンの更新フェーズに、一定の確率によってエリアで発見されます。
ゲーム中、同じ神器が2つ以上同時に存在することはありません。
神器は、大きく以下の種別に分けられます。
| 装備品 | パーティが所持することで様々な恩恵を与えます。(中にはマイナスの効果を与えるものも存在します。) |
|---|---|
| 解放 | 普段は装備品と同様ですが、自陣営の聖地に運ぶ(パーティを移動させる)ことで発動して特別な効果を発現します。 発動した神器はパーティから離れ、その後一定の確率で再びエリアで発見されます。 |
| 封印 | 基本的に解放と同様です。 解放との違いは、敵陣営の聖地に運ぶことで発動することです。 封印の神器の効果は非常に強力なので、敵陣営が手に入れた場合には警戒が必要です。 なんとしても自陣営の聖地に運ばせないようにあらゆる手を打ってください。 |
主な神器を、以下にリスト化します。
| 破滅の指輪 | 封印 | それを所持したものは必ず破滅するといわれる、強力な呪いがこめられた指輪です。 パーティの能力にマイナスの効果を与えますが、発動させることで影響力を 100獲得します。 これひとつで戦況を一変させてしまうほどの強力な神器です。その動向には常に気を配るようにしましょう。 |
|---|---|---|
| 吸血鬼の眼 | 封印 | この眼に睨まれたものは生気を吸い取られ、廃人同然になります。 パーティの能力にマイナスの効果を与えますが、発動させることで敵陣営のレベルを 3低下させます。 |
| 生命の宝珠 | 解放 | あらゆる傷も瞬時に癒すことができる神秘の宝珠です。 発動させることで影響力を 10獲得します。 |
| 活力の腕輪 | 解放 | それを身に着けたものに無尽蔵と活力を与えさせる腕輪です。 発動させることでレベルを 3上昇させます。 |
| 力の石 | 解放 | それを持つと願いが叶うといわれる魔法の石です。 発動させることでレベルを 1上昇させます。 |
| 伝説の剣 | 装備品 | 勇者のみが手にすることができるといわれる伝説の剣です。 パーティの戦闘能力を大きく高めます。 |
| 聖杯 | 装備品 | かつて伝説の王が所持したとされる聖なる杯です。 パーティの最大人数と信頼能力を大きく高めます。 |
| 不死鳥の羽 | 装備品 | 伝説の鳥フェニックスの羽です。 パーティの補助能力を大きく高めます。 |
| 竜の杖 | 装備品 | 強力な魔導士が自らの力を封印した魔法の杖です。 パーティに強力な魔術師がいるのと同じ効果を与えます。 |
| 盗賊の短剣 | 装備品 | それを使用したものに熟練の盗賊としての技能を授ける魔法の短剣です。 パーティに強力な盗賊がいるのと同じ効果を与えます。 |
| 天使の竪琴 | 装備品 | 自動的に音楽を奏でる魔法の竪琴です。 パーティに強力なバードがいるのと同じ効果を与えます。 |
エリアはそこで生活している住民と、その住民で組織された施設から構成されています。
施設は、それぞれに所属する陣営が決められます。エリアは中立だが、兵舎施設は光陣営に、神殿施設は闇陣営に属する、ということもありえます。
施設はパーティの貢献使命によって、自陣営に属性を変化させることができます。
自陣営の施設は、様々な恩恵を与えてくれます。
特に重要なのは施設によって作成できる冒険者の種族と職業が決まるということです。
例えば、人間の居住するエリアの兵舎施設が自陣営であれば、人間の戦士の冒険者が作成できるようになります。同様に、エルフの魔術師ギルド施設が自陣営であれば、エルフの魔術師が作成できるようになるのです。
現実問題として味方につけることができる施設には限りがあります。陣営に必要な冒険者をよく考え、優先順位を設定し、計画的に貢献使命にあたらせてください。
主な施設を、以下にリスト化します。
| 王宮 | 職業「騎士」を許可します。 毎ターン影響力を 2産出し、エリアの規模と安定度を高めます。 |
|---|---|
| 城 | 職業「騎士」を許可します。 毎ターン影響力を 1産出します。 |
| 神殿 | 職業「僧侶」を許可します。 毎ターン属性を +1産出します |
| 兵舎 | 職業「戦士」を許可します。 エリアの安定度を高めます。 |
| 魔術師ギルド | 職業「魔術師」を許可します。 エリアの規模を高めます。 |
| 盗賊ギルド | 職業「盗賊」を許可します。 エリアの規模を高めます。 |
| 冒険者ギルド | 職業「バード」を許可します。 エリアの規模を高めます。 |
| 要塞 | 職業「レンジャー」を許可します。 エリアの安定度を高めます。 |
| 農業ギルド | エリアの規模と安定度を高めます。 |
| 商工業ギルド | エリアの規模と安定度を高めます。 |
| 教会 | エリアの規模と属性を高めます。 |
施設一覧ウインドウ、またはエリア詳細ウインドウの「施設の優先順位を変更」から施設の優先順位を設定できます。
貢献使命は優先順位の順番で行われますので、無駄な施設に対して実行しないように常に気を配っておきましょう。
エリアには、安定度が低いほど、魔物が発生する確率が高くなります。
発生する魔物は地勢によって異なり、パーティによって倒されるか、自分以上に強力な魔物が発生するまでそのエリアに居続けます。
魔物はエリアの発展を妨げ、その陣営を問わずパーティに襲い掛かります。
魔物には体力や攻撃回数、スキルに応じたレベルが設定されており、倒したパーティにはレベルに応じた経験値が与えられます。
魔物はパーティの行動を妨害するためだけに存在しているのではなく、成長のためのステップにもなることを覚えておきましょう。
主な魔物を、以下にリスト化します。
| バンディット | レベル 5 体力 50 攻撃回数 4 |
人間やオークの盗賊やならず者の集団です。 新参のパーティにとっては、格好の経験値稼ぎの相手になるでしょう。 |
|---|---|---|
| ダークエルフ | レベル 10 体力 40 攻撃回数 4 |
堕落して魔族となったエルフたちの集団です。 魔法や奇襲を得意とするため思わぬ苦戦を強いられるかもしれません。 |
| グール | レベル 8 体力 60 攻撃回数 3 |
墓場より蘇った人を喰らうアンデットです。 僧侶をつれていれば恐れることはありません。 |
| トロール | レベル 12 体力 70 攻撃回数 2 |
非常に高い再生能力を持った巨人の怪物です。 1ターンで仕留められないと、すぐに元通り回復してしまいます。 |
| ドライアド | レベル 12 体力 60 攻撃回数 2 |
木の精霊です。 エルフのいないパーティにとっては脅威となることもありえます。 |
| グリフォン | レベル 12 体力 80 攻撃回数 2 |
上半身が鷲で下半身がライオンの魔獣です。 決して強力な相手ではありませんが油断は禁物です。 |
| ゴースト | レベル 15 体力 60 攻撃回数 2 |
悪霊です。 ある程度経験を積んだ僧侶であれば倒せるでしょう。 |
| サイクロプス | レベル 30 体力 200 攻撃回数 2 |
一つ目の凶暴な巨人です。 経験を積んだバードがいれば彼らを無力化できるかもしれません。 |
| デーモン | レベル 30 体力 100 攻撃回数 3 |
魔界より召喚された悪魔です。 高レベルの騎士や僧侶がいなければ戦いは禁物です。 |
| イフリート | レベル 35 体力 150 攻撃回数 3 |
高位の炎の精霊です。 高レベルのエルフの魔術師でなければ倒せる相手ではありません。 |
| ヒュドラ | レベル 40 体力 180 攻撃回数 7 |
7つの首を持つ蛇の魔獣です。 攻撃回数が高いため大人数のパーティではかえって危険になるかもしれません。 |
| リッチー | レベル 40 体力 120 攻撃回数 2 |
アンデットの王です。 アンデット退治を得意とする僧侶と、強力な魔術師をつれて戦いに臨みましょう。 |
| ドラゴン | レベル 50 体力 300 攻撃回数 3 |
翼で空を飛び口から火を吹く、最強の魔獣です。 知能も高く魔法を操ることもできます。 熟練の戦士と魔術師たちでなければ、傷を与えることもできないでしょう。 |
パーティ一覧ウインドウの項目を選択、またはマップ上のパーティを選択することでパーティ詳細ウインドウが表示され、対象パーティの詳細な情報が確認できます。

| エリア | パーティの現在いるエリアです。 |
|---|---|
| 使命 | パーティの使命です。 使命には、貢献使命、布教使命、探索使命の3種が存在し、パーティの役割を決定します。 リーダーの使命が、そのままパーティの使命となります。 |
| 絆 | パーティの現在の絆の強さを表します。 絆は使命や戦闘によって上昇し、毎ターンの更新フェーズにランダムで減少します。 絆の高いパーティは、あらゆる行動にボーナスが与えられます。 |
| 人数 | パーティを構成する冒険者の現在人数と最大人数を表示します。 最大人数はパーティのリーダーのカリスマと、構成する冒険者の特性、神器の効果によって決定されます。 |
| 使命能力 | 左から、貢献能力、布教能力、探索能力を表示します。 それぞれの使命の成功率の高さを表します。 |
| 戦闘能力 | 左から、サポート能力、イニシアチブ能力、奪取能力を表示します。 これらのパラメータが高いと戦闘で有利になります。 |
| 補助能力 | 左から、信頼能力、回復能力を表示します。 信頼能力の高いパーティは、絆が上昇しやすくなります。 回復能力の高いパーティを構成する冒険者は、毎ターンの更新フェーズでの体力回復量が大きくなります。 |
| 仲間 | パーティを構成する冒険者をリスト表示します。 一番上に表示されている冒険者が、パーティのリーダーです。 冒険者を選択すると、冒険者詳細ウインドウが表示されます。 |
| 神器 | パーティの所持している神器をリスト表示します。 |
| スキル | パーティを構成する冒険者のスキルの合計をリスト表示します。 大まかな戦力判断の基準となるでしょう。 |
貢献使命をおびたパーティは、エリアの施設に対して(直接的、間接的に)陣営に味方するように働きかけます。
使命に成功した場合、対象の施設の属性は、自陣営側に1段階傾きます。 (例えば、光陣営の場合、闇陣営の施設は中立に、中立の施設は光陣営に変化します)
成功の確率は、パーティの貢献能力の値と一致します。
エリアに複数の施設が存在する場合、貢献の対象となる施設は自陣営以外の属性で優先順位の最も高い施設となります。
施設の優先順位は、施設の優先順位を変更によって設定できます。
布教使命をおびたパーティは、エリアの住人に対して自陣営の信仰を布教します。
使命に成功した場合、対象のエリアの属性は、自陣営側に一歩傾きます。
成功の確率は、パーティの布教能力の値と一致します。
探索使命をおびたパーティは、エリアの神器を探索します。
使命に成功した場合、パーティは対象のエリアの神器を獲得します。
成功の確率は、パーティの探索能力の値と一致します。
パーティは、パーティ詳細ウインドウの「移動」で、現在のエリアに隣接しているエリアに移動することができます。
移動を選択すると、マップ上の移動可能なエリアが色付けして表示されますので、目的のエリアを選択することで移動できます。(または、ポップアップから対象エリアを選択してください。)
移動はパーティごと、基本的に1ターンに1回しか行うことができません。
冒険者たちを運命に導き、その使命を全うさせるためには、まずパーティを編成しなければなりません。
パーティの編成はパーティ編成ウインドウで行います。
パーティを構成する冒険者は、冒険者プールから選択します。冒険者プールには、自陣営のどのパーティにも所属していない冒険者がリスト表示されます。ひとりの冒険者が複数のパーティに所属することはできません。
まずは、パーティのリーダーを選択します。
冒険者プールのリストから、リーダーに任命する冒険者の「+」ボタンを押下してください。
選択した冒険者が、冒険者プールから削除され、リーダーに移動します。やり直したい場合は、リーダーの「−」ボタンを押下してください。
パーティの使命は、リーダーの使命に依存します。また、パーティの最大冒険者数は、リーダーのカリスマによって決定されます。
リーダーには、目的に適った使命かつ、カリスマの高い冒険者を選択するとよいでしょう。
リーダーを決定したら、次は仲間をリーダーと同様に選択します。
最大人数以上の仲間を選択することはできませんので、適材適所人材を選りすぐることが重要です。
「決定」ボタンの押下で、現在の構成でパーティを編成します。

新しいパーティを編成する場合は、エリア詳細ウインドウの「パーティの新規編成」から行うことができます。
ただし、パーティの新規編成ができるのは、自陣営のエリアのみとなります。
また、パーティの新規編成には「パーティ値」が必要になります。
パーティ値は陣営ごとに、毎ターンの更新フェーズで一定量ずつ蓄えられていきます。
パーティ値が不足している場合は、パーティの新規編成は実行できません。
現存するパーティの編成を変更したい場合は、パーティ詳細ウインドウの「パーティの再編成」から行うことができます。
パーティの再編成も、新規編成同様に自陣営のエリアでのみ可能となりますが、パーティ値は必要ありません。
パーティの再編成では、リーダーの変更を行うことはできません。リーダーを変更する場合は、一旦パーティを解散して再度新規編成する必要があります。
この場合、パーティの絆、神器はすべてリセットされますので注意してください。
現存するパーティが必要なくなった場合は、パーティ詳細ウインドウの「パーティの解散」から行うことができます。
パーティの解散は、自陣営のエリアでのみ可能です。
パーティを解散した場合、これまでパーティが獲得した神器を、すべて失ってしまいますので注意してください。
同一エリアに複数のパーティが存在する場合に、戦闘序列を設定することで優先的に戦闘に参加するパーティを設定することができます。
これにより、弱いパーティを魔物や敵陣営のパーティから守ることができます。
戦闘序列の設定は、パーティ一覧ウインドウから行えます。
冒険者が、生まれ持った特別な能力や性格、また職業によって身に着けた技能を、総称して特性と呼びます。
特性は、パーティの能力や最大人数に、良くも悪くも影響します。(たいていの場合は良い影響です)
パーティの特性は、パーティを構成する冒険者の特性をすべてあわせたものになります。
ただし、同じ特性は重複して効果が発揮されませんので、多種多様な種族、職業からなるパーティを編成することで、なるべく重複しないように、心がけてください。
冒険者一覧ウインドウの項目を選択することで冒険者詳細ウインドウが表示され、対象冒険者の詳細な情報が確認できます。

| 種族 | 冒険者の種族です。 冒険者の能力を決定する大きな要因のひとつとなります。 |
|---|---|
| 職業 | 冒険者の職業です。 種族同様、冒険者の能力を決定する大きな要因のひとつとなります。 |
| 年齢・性別 | 冒険者の年齢と性別です。 ある年齢に達すると冒険者は引退してゲームに登場しなくなります。 |
| レベル・経験値 | 冒険者のレベルと経験値です。 経験値が規定の値を超えるごとに冒険者のレベルが上がります。 レベルが上がると体力、スキルが上昇し、新しい特性を覚えます。 |
| 使命 | 冒険者の使命です。 パーティのリーダーの使命が、そのままパーティの使命になります。 |
| カリスマ | 冒険者のカリスマです。 パーティのリーダーのカリスマによって、パーティの最大冒険者数が決定します。 |
| 体力 | 冒険者の体力の現在値と最大値です。 体力は戦闘によってダメージを受けると減少し、0になると死亡します。 死亡した冒険者は即座にゲームから取り除かれます。 |
| 使命能力 | 冒険者の使命能力です。 |
| 戦闘能力 | 冒険者の戦闘能力です。 |
| 補助能力 | 冒険者の補助能力です。 |
| パーティ | 冒険者の所属パーティを表示します。 |
| 特性 | 冒険者の特性をリスト表示します。 |
| スキル | 冒険者のスキルをリスト表示します。 |
種族によって、冒険者の基本的な能力が決定します。
以下に、主な種族とその特徴をリスト化します。
| 人間 | 全体的に平均的な能力を持ち、あらゆる使命と職業に対応できます。 時として非常に高いカリスマを持った英雄が現れることがあります。 |
|---|---|
| エルフ | 射撃と魔法を得意とする、森の妖精族です。 エレメンタルには強いですが、アンデットを苦手とします。 平均的にカリスマが高く、寿命が長いため長期間活躍できますが、コストが高いのが難点です。 |
| ドワーフ | 生まれつき戦士としての高い素質を持った、山の妖精族です。 魔獣、アンデットとの戦いを得意としますが、魔法は苦手です。 平均的にカリスマが高く、寿命が長いため長期間活躍できますが、コストが高いのが難点です。 |
| ホビット | 射撃と奇襲を得意とする、小人族です。 盗賊、バードとしての高い素質をもっています。 |
| オーク | 全体的に平均的な能力を持っていますが、人間には劣る妖魔族です。 カリスマが低く、寿命は短いですが、コストが低いのが長所です。 |
| オーガー | 知性は低いものの、強靭な肉体を持った妖魔族です。 格闘は圧倒的に強いですが、その他はたいしたことありません。 カリスマが極端に低く、寿命は短いですが、コストが低いのが長所です。 |
| ドラコニアン | 全体的に高い水準で平均的な能力を持つ、竜の一族です。 ブレスや飛行の特性を高い確率で生まれもち、非常に強力な種族ですが、コストが極端に高いです。 |
| ノーム | 魔法を得意とする、大地の妖精族です。 アンデット、デーモンを相手とする戦いでは、大いに力を発揮します。 また、知性が高く、天才の特性を高い確率で生まれ持ちます。 難点はコストが高いことです。 |
職業によって、冒険者のレベルが上がるごとに上昇しやすいスキルや、修得できる特性が決まります。
以下に、主な職業とその特徴をリスト化します。
| 戦士 | 武器を使った戦いのエキスパートです。 格闘、近接、射撃を得意とし、魔物とも十分戦うことができます。 修得できる特性は、あらゆる場面で役に立ちます。 |
|---|---|
| 騎士 | 王国に仕える特別な訓練を受けた戦士です。 近接を得意とし、魔物との戦いで大きな力を発揮します。 修得できる特性は、特に貢献使命で役に立つものが多くなります。 |
| 僧侶 | 神に仕える修道僧です。 格闘、魔法に長け、特にアンデット、デーモンとの戦いを得意とします。 修得できる特性は、回復能力と布教能力を高めるものが多くなります。 |
| 魔術師 | 優れた魔法の使い手であり、知識も豊富です。 魔獣、エレメンタルとの戦いにおいても、十分役に立ちます。 修得できる特性は、戦闘と探索使命において特に役立ちます。 |
| 盗賊 | 手先が器用でトラップの名手です。 射撃、奇襲を得意とします。 修得できる特性は、戦闘と貢献使命、探索使命において特に役立ちます。 |
| バード | 詩に特別な力をもった旅の吟遊詩人です。 巨人との戦いに特別な力を発揮します。 修得できる特性は、信頼能力と戦闘能力を高めるものが多くなります。 |
| レンジャー | 森を住処とする射撃の名手です。 魔獣との戦いに、大いに力を発揮します。 修得できる特性は、探索使命で特に役に立ちます。 |
| パラディン | 「聖騎士」の奇跡によってのみ転職可能な、光の加護を受けた騎士です。 騎士と僧侶の特徴を併せ持ちます。 修得できる特殊な特性は、パーティの最大人数と補助能力を大幅に高めます。 |
| セージ | 「賢者」の奇跡によってのみ転職可能な、叡智を身に付けた高位の魔術師です。 修得できる特殊な特性は、パーティの使命能力を大幅に高めます。 |
| ダークライダー | 「闇の騎手」の奇跡によってのみ転職可能な、闇の加護を受けた騎士です。 騎士と盗賊の特徴を併せ持ちます。 修得できる特殊な特性は、パーティのイニシアチブ能力、奪取能力を大幅に高めます。 |
| バーサーカー | 「狂戦士」の奇跡によってのみ転職可能な、凶暴な戦士です。 修得できる特殊な特性は、パーティのサポート能力、奪取能力を大幅に高めます。 |
冒険者一覧ウインドウから、「冒険者の作成」を選択すると、冒険者作成ウインドウが表示され、冒険者が作成できます。
必要な項目を選択して、「決定」ボタンを押下すると冒険者が冒険者プールに加えられます。
ただし、コスト分の信仰値が不足している場合は作成できません。

| 名前 | 冒険者の名前を入力します。 |
|---|---|
| 種族 | 冒険者の種族を選択します。 施設によって許可された種族の冒険者のみ作成可能です。 |
| 職業 | 冒険者の職業を選択します。 施設によって許可された職業の冒険者のみ作成可能です。 |
| 性別 | 冒険者の性別を選択します。 |
| 使命 | 冒険者の使命を選択します。 |
| 性格 | 冒険者の性格を選択します。 選択された性格は、特性として機能します。 |
| コスト | 冒険者の作成に必要な信仰値を表示します。 必要なコストは種族ごとに異なり、また現在陣営に存在する総冒険者数によって増加します。 |
冒険者詳細ウインドウから、「転職」を選択すると、冒険者作成ウインドウが表示され、冒険者を転職できます。
転職によって冒険者の職業を変更することが可能になります。
転職可能な職業は、冒険者の作成のルールと同様に、許可されている種族の職業でなければなりません。
また、転職にも多少のコストを必要とします。
転職した冒険者は、経験値をすべて失いレベル 1に戻ります。
さらに体力、カリスマ、スキルも減少しますので、不用意な転職によってマイナス効果の影響のみを受けないように、慎重に行いましょう。
冒険者詳細ウインドウから、「削除」を選択すると、冒険者を削除することができます。
削除した冒険者は即ゲームから退場し、2度と登場しませんが、削除することによって作成時のコストを抑えることができます。
なお、パーティに所属している冒険者は削除できません。
奇跡は、神が冒険者を導く以外の方法で大陸に介入する唯一の方法です。
奇跡には、コストとして信仰値の消費が必要であり、必要レベルを超えていなければ実行できません。
また、陣営によって、実行できる奇跡が異なります。
奇跡の効果は様々で、一変に戦況をひっくり返してしまうほど強力なものも存在します。
その種類は大きく、エリアに対するもの、パーティーに対するもの、冒険者に対するものの、3つに分けられます。
エリア詳細ウインドウから、「奇跡の発動」を選択することで奇跡一覧ウインドウが表示され、エリアに対する奇跡を実行することができます。
| 預言者の出現 | レベル 2 コスト 800 |
対象エリアの属性を自陣営に傾かせます。 |
|---|---|---|
| 繁栄 | レベル 3 コスト 1000 |
対象エリアの規模を上昇させます。 光陣営のみ発動可能です。 |
| 疫病 | レベル 3 コスト 1000 |
対象エリアの規模を下降させます。 闇陣営のみ発動可能です。 |
| イフリート召喚 | レベル 7 コスト 1500 |
対象エリアに魔物「イフリート」を発生させます。 |
| デーモン召喚 | レベル 7 コスト 1500 |
対象エリアに魔物「デーモン」を発生させます。 |
| リッチー召喚 | レベル 8 コスト 1500 |
対象エリアに魔物「リッチー」を発生させます。 |
| ドラゴン召喚 | レベル 9 コスト 1500 |
対象エリアに魔物「ドラゴン」を発生させます。 |
| 神の降臨 | レベル 10 コスト 5000 |
影響力 +100を獲得します。 |
パーティ詳細ウインドウから、「奇跡の発動」を選択することで奇跡一覧ウインドウが表示され、パーティに対する奇跡を実行することができます。
| 治療 | レベル 2 コスト 300 |
パーティを構成するすべての冒険者の体力を、最大まで回復させます。 |
|---|---|---|
| 幸運 | レベル 6 コスト 500 |
移動済みのパーティを、再度行動可能にします。 |
| 祝福 | レベル 3 コスト 500 |
1ターン限り、パーティの貢献能力、布教能力、探索能力を上昇します。 |
| 士気高揚 | レベル 3 コスト 500 |
1ターン限り、パーティのサポート能力を上昇します。 |
| 死角 | レベル 3 コスト 500 |
1ターン限り、パーティのイニシアチブ能力を上昇します。 |
| 道標 | レベル 3 コスト 500 |
1ターン限り、パーティの奪取能力を上昇します。 |
冒険者詳細ウインドウから、「奇跡の発動」を選択することで奇跡一覧ウインドウが表示され、冒険者に対する奇跡を実行することができます。
| 聖騎士 | レベル 5 コスト 1000 |
冒険者を「パラディン」に転職します。 光陣営のみ発動可能です。 |
|---|---|---|
| 闇の騎手 | レベル 5 コスト 1000 |
冒険者を「ダークライダー」に転職します。 闇陣営のみ発動可能です。 |
| 賢者 | レベル 4 コスト 800 |
冒険者を「セージ」に転職します。 光陣営のみ発動可能です。 |
| 狂戦士 | レベル 4 コスト 800 |
冒険者を「バーサーカー」に転職します。 闇陣営のみ発動可能です。 |
| 天啓 | レベル 6 コスト 500 |
冒険者のカリスマを上昇します。 |
| 覚醒(貢献) | レベル 1 コスト 300 |
冒険者の使命を貢献に変化させます。 |
| 覚醒(布教) | レベル 1 コスト 300 |
冒険者の使命を布教に変化させます。 |
| 覚醒(探索) | レベル 1 コスト 300 |
冒険者の使命を探索に変化させます。 |
パーティの使命を遂行する以外のもうひとつの大きな役割が、戦闘です。
戦闘は同じエリアに陣営の異なるパーティが存在するか、魔物が存在すると発生します。
戦闘の解決は、パーティを単位に行われます。ひとつのパーティが同じターンに複数の戦闘に参加することはありません。
また、戦闘に参加したパーティはこのターン使命を遂行することができません。
同一エリアに複数のパーティが存在し、かつ魔物が存在する場合は、戦闘序列の高い順に、
1.パーティとの戦闘
2.魔物との戦闘
の優先順位で解決します。
以下の例を参照ください。
【状況】 エリア:ラインハルト 魔物:バンディット 光陣営(戦闘序列順):第1光の勇者一行、第2光の勇者一行、第3光の勇者一行 闇陣営(戦闘序列順):第1闇の勇者一行 【戦闘解決】 第1光の勇者一行 VS 第1闇の勇者一行 第2光の勇者一行 VS バンディット ※第3光の勇者一行は使命を遂行できます。
冒険者は戦闘によって経験値を獲得できます。
特に、敵冒険者や魔物を倒した時は大きな経験値を獲得できますので、積極的に戦闘に参加させて冒険者を成長させることも大切です。
戦闘の結果を予測する目安としては、両者のスキル、サポート能力、イニシアチブ能力を比較してください。
これらすべてが相手より上回っていれば、まず勝利することができるでしょう。
パーティとの戦闘は、
1.イニシアチブ判定
2.攻撃判定
を1ラウンドとして、最大5ラウンドまで行われます。
イニシアチブ判定は両パーティの、
『0 〜 イニシアチブ能力』までの間のランダムの値
を比較して、高いほうがイニシアチブを獲得します。
イニシアチブを獲得した側を攻撃側、取られた側を防御側と呼びます。
攻撃判定は、以下の手順で行われます。
1.攻撃側がスキルを決定
2.攻撃側、防御側それぞれがひとりずつ、まだこのラウンドの攻撃、防御に参加していない冒険者を選択
3.戦闘力を比較
4.戦闘力の低い側がダメージを受ける
(1)で決定されるスキルは、攻撃側がもっとも有利なものが選択されます。
例えば、戦士と魔術師の一騎打ちの場合、戦士が攻撃側であれば近接スキルが、魔術師が防御側であれば魔法スキルが選択されます。(実際は両者のスキルを比較してもっとも差の大きなものが選択されます。)
ただし、対魔物専用スキルはパーティとの戦闘では選択されません。
(2)で選択される冒険者は、条件に合致した中で選択されたスキルがもっとも高い冒険者が選ばれます。
(3)の戦闘力は、
『0 〜 スキル+戦闘能力による修正値+残り体力による補正』までの間のランダム値
によって算出されます。
(4)で受けるダメージは、両者の戦闘力の差です。
ダメージを受けた側は、ダメージ分の体力が低下します。この際、体力が 0以下になった冒険者は死亡となりゲームから退場しまが、パーティの能力はこの戦闘が終わるまで、維持されます。
攻撃側、防御側のどちらかが、選択できる冒険者がいなくなったタイミングで、ラウンドを終了して次のラウンドに移行、または戦闘を終了します。
戦闘終了後、奪取判定を行います。
奪取に成功した場合、敵パーティからランダムで決められた神器を1つ奪い取ることができます。
奪取判定は、両パーティの奪取値を比較することで行われます。
両パーティの奪取値は、以下の値になります。
『0 〜 奪取能力』までの間のランダム値
奪取値の高い側が奪取のチャンスを獲得したことになります。
実際に奪取に成功する確率は、
両者の奪取値の差
になります。
魔物との戦闘は、基本的にパーティとの戦闘と同じですが、以下の点で異なります。
1.イニシアチブは必ず魔物側が獲得
2.魔物は1ラウンドにつき、攻撃回数分の攻撃判定を行うことができる
3.対魔物専用スキルも選択可能
4.魔物側は、戦闘能力 0の扱い
魔物の体力が 0以下になると、魔物はエリアから除去されます。
毎ターン獲得できる信仰値は、自陣営に属するエリアが増えるほど大きくなります。
信仰値は、つまりは通常の戦略シミュレーションで言うところの”資金”であり、資金の量がゲームの勝敗を左右するところは「終末戦争」でも変わりません。
自陣営のエリアを増やす基本的な方法は、布教使命を行うことです。
まずは、冒険者一覧ウインドウの冒険者の作成で、何人かの冒険者をなるべく種族と職業が偏らないように作成してください。さらに、その内ひとりには必ず使命に布教を選択してください。
冒険者の作成が終わったら、今度はパーティを結成しましょう。
自陣営の属性値が +100ではないエリアを適当に選択して、エリア詳細ウインドウのパーティの新規編成
で、パーティを編成します。リーダーには使命が布教の冒険者を選択して、布教能力がもっとも高くなるように適切な組み合わせで仲間を選んでください。
パーティの編成ができたら、あとは結果を待つだけです。
ターン終了ボタンを押下して、次のターンに進んでください。うまくいけば、実行フェーズにエリアの布教が成功して属性値が上昇したことが、レポートに報告されます。
冒険者の作成で、選択することができる種族と職業の種類は、自陣営に属する施設によって決まります。
陣営の属性は、貢献使命によって変化させることができます。
”戦いの幕開け”シナリオでは、光陣営ははじめから人間とエルフを作成できますが、そこにドワーフが加われば、さらに強力なパーティが組めるようになります。
ドワーフのエリアは、フロステイル、エンドール、フォーティナの3箇所で、このうちフロステイルには施設がありませんので、実質2箇所になります。
地理的に考えて、エンドールのドワーフを味方につけるのが良さそうなので、このエリアの兵舎施設を味方に付けて、ドワーフの戦士を作成できるようにしましょう。
まずは、やはり冒険者の作成です。「11.1 信仰値を増やす」と同様に冒険者を作成してください。
この際、貢献使命の冒険者を最低ひとりは作成するようにしてください。
次にパーティの編成です。
エンドールに隣接する自陣営のエリアは、カーライルだけですので、カーライルのエリア詳細ウインドウからパーティの新規編成で、貢献使命のパーティを編成してください。
貢献使命のパーティは、リーダーに使命が貢献である冒険者を選択することで作成できます。
次は、パーティをエンドールに移動させます。
パーティは編成したターンには移動することはできませんので、このターンはそのまま終了してください。
次のターンで、マップ上のパーティアイコンを選択して、パーティ詳細ウインドウから移動を選んで、移動先のエンドールをクリックしてください。
さらに、エンドールのエリア詳細ウインドウから施設の優先順位を変更を選択して、兵舎施設の上矢印ボタンを押下して、優先順位を一番上まで上げてください。
パーティは、兵舎施設を最優先で貢献します。
これで、準備は完了です。
あとは、ターン終了ボタンを押下して、ターンを進めてください。貢献使命に成功すれば、その旨のレポートが報告され、冒険者作成でドワーフの戦士が作成できるようになります。