4駒漫画実行ファイル作成

4駒画廊

V1.92 (2010/11/15)


 

4駒漫画実行ファイルを作成するプログラムです。
複数枚の画像データファイルを画像連続表示プログラムに変換します。

漫画以外の画像の連続表示もできます。

 

概要

特徴

使い方
留意事項
既知の不都合
インストール&アンインストール

作成した実行ファイル
扱える画像ファイル
改版履歴


【概   要】 4駒漫画実行ファイル作成

【ソ フ ト名】 4駒画廊 V1.92
【動作 環境】 Windows Vista以降 1ピクセル当たり32ビットでの環境のみ
【登 録 名】 4koma192.zip
【実行ファイル名】 4koma.exe
【作 成 日】 2010/11/15
【制 作者 名】 前田弘一  連絡先 BYI17377@nifty.com ()テキスト形式の電子メールのみ受信可能
【制作者家頁】 http://homepage1.nifty.com/frontier_spirit/index.htm
【必要DLL】 特になし
【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア
【著 作 権】4駒画廊及び4駒画廊で作成したプログラムについて、プログラムの著作権は制作者が持っています。表示させる画像データについては制作者には著作権はありません。
【転載 条件】 制作者からの回答なしで転載が可能です。
 4駒画廊で作成したプログラムは制作者への連絡無しで第三者に配付しても構いません。
【免責事項】
(1)
制作者は、4駒画廊及び4駒画廊で作成したプログラムに関して一切動作保証を致しません。
(2)
制作者は、4駒画廊により利用者に損害が生じても責任を負わず、一切の賠償等を行いません。
(3)
制作者は、4駒画廊で作成したプログラムにより利用者に損害が生じても責任を負わず、一切の賠償等を行いません。


【特徴】

 画像の枚数には制限が無いため10駒や20駒漫画など好きな駒数の漫画が作れます。
 Microsoft社のWIC(Windows Imaging Component)を使用しています。
 表示できる画像はTIFFJPEGPNGGIFBMPHD Photo及びアイコンです。WICに準拠します。
 画像作者のコメント等の文字情報を設定できます。
 作成した実行ファイルは単独で実行可能です。別途DLLを準備する必要はありません。
 作成した実行ファイルから、元の画像ファイルを復元することが可能です。
 指定した時間間隔で次の画像を表示できます。


【使い方】

 実行ファイルの作成方法は次のとおりです。

1.   4駒画廊を起動します。    

2.   「画像フォルダー選択」ボタンをクリックします。

3.   画像ファイルが格納されているフォルダーを選択します。

4.   画像ファイル一覧がリストに表示されます。このリストに表示されたファイルを実行ファイルにします。

5. 「EXE作成」をクリックすると、実行ファイルが上書き作成されます。

6. 「EXE起動」をクリックすると、作成した実行ファイルが実行されます。


【留意事項】
 画像データファイルは利用者各人が用意して下さい。
 作成できるのは実行ファイルです。これは運用によっては危険を伴います。十分ご注意ください。
 何か不都合が発生した場合は、拡張子がiniinitのファイルを削除してみて下さい。


【既知の不都合】
 Microsoft社製MFCを使って開発しました。MFCは安全に効率よく開発できる優れたツールです。しかし、このMFCのバグにより、実行ファイルのサイズが大きくなっています。大きくなっているだけです。


【インストール方法】
 4Koma.exeを任意のフォルダーにコピーするだけです。

【アンインストール方法(削除する方法)
 4Koma.exeを削除するだけです。
 4Koma.iniがあればこれも削除して下さい。
 レジストリへの書き込みは行っていません。


【作成した実行ファイル】

 4Koma.exeがあるフォルダーに4KomaGaro.exeという名前の実行ファイルを作成します。

1.起動
 エクスプローラでダブルクリックすると起動します。

2.タイトルバー
 4駒画廊の「文字」ページの「タイトルバーに表示する文字の編集」で設定した文字をタイトルバーに表示します。画像ファイル名のタイトルをタイトルバーに表示させることもできます。
 4駒画廊の「窓枠」ページにおける設定により、タイトルバーを表示しないようにもできます。

3.メニューバー
 メニューバーに「次」コマンドがあります。これをクリックすると次の画像を表示します。「前」をクリックすると前の画像を表示します。
 画像データが1枚しかない場合、「次」や「前」コマンドは表示されません。
 最後の画像データを表示している場合、「次」コマンドは表示されず、「先頭」コマンド等が表示されます。
 最後の画像データ以外は「次」と「前」コマンドを表示します。
 4駒画廊の「窓枠」ページにおける設定により、メニューバーを表示しないようにすることができます。

4.ポップアップメニュー
 画像が表示されている部分で右クリックすると「ポップアップメニュー」が表示されます。この中からお好みのコマンドを実行させて下さい。

  1. 「ちょっと一言」....画像作者から画像鑑賞者あてのメッセージを表示します。
  2. 「ページ移動」....任意の画像へジャンプします。
  3. 「このファイル復元」....表示している画像を、ファイルとして、実行ファイルと同一のフォルダーに作成します。
  4. 「停止」....自動的に次画面になるよう設定されている場合、このコマンドが表示されます。このコマンドを実行させると、自動的に次画面になる動作が停止し、手動で次画面にしなければならなくなります。
  5. 「降順」or「昇順」....画像表示の順序を反対方向にします。昇順を降順に、降順を昇順にします。
  6. 「終了」....このプログラムを終了させます。
  7. 「キャンセル」....なにもしません。メニューを閉じるだけです。

5.システムメニュー
 タイトルバーの左上端に小さなアイコンがあります。これをクリックするとシステムメニューが表示されます。また、タスクバーのアイコンを右クリックするとシステムメニューが表示されます。システムメニューには次のコマンドがあります。
 「中央配置」....ディスプレイの中央にWindowを表示します。
 「ちょっと一言」....画像作者から画像鑑賞者あてのメッセージを表示します。
 「バージョン情報」....4駒画廊のバージョンを表示します。

6.「次」コマンド
 画像が表示されている部分を左クリックするとカーソルが「次」形状に変化し、そのままマウスを動かさずにクリックボタンを離すと次の画像が見れます。
 降順に表示させる場合、カーソルは「前」形状に変化します。

7.ドラッグ
 画像が表示されている部分を左クリックし、左クリックボタンを押したまま、マウスを動かすとカーソルは「握」形状に変化します。適当な位置までマウスを動かし、クリックボタンを離すと、離した位置にWindowを移動させることができます。


扱える画像ファイル
 WIC(Windows Imaging Component)に準拠します。TIFFJPEGPNGGIFBMPHD Photo及びアイコンを表示できます。
 任意のフォルダー内に存在するアルファベット順先頭から累積ファイルサイズが約10MBまでの画像ファイルを実行ファイルにします。
 ファイル数には制限がありません。
 画像を表示する順序は画像ファイル名のアルファベット順です。
 4駒画廊で扱う前に、適切な順序に並ぶよう画像ファイル名を編集しておいて下さい。例えば、1番目の画像ファイル名を「1番.png」、2番目の画像ファイル名を「2番.png....のように編集してください。


【改版履歴】

2010/11/15 V1.92
既知の不都合:実行ファイルのサイズが大きすぎますが、これは開発環境のバグによるものです。大きいだけです。
障害修正:作成した実行ファイルを実行しようとすると、ウィルス駆除ソフトが、作成した実行ファイルを削除する、という障害が前の版でありましたが、これを取り除きました。
仕様変更:出力ファイル名を編集できないようにしました。
仕様変更:最近使った設定ファイルに関するコマンドを削除しました。

2010/06/28 V1.91
障害修正:画像がディスプレイの中心に表示されていなかったのを、中心に表示するようにしました。
障害修正:自動連続で表示している場合に「停止」した場合、他の画像にジャンプすると自動連続表示になりました。
 これを修正して、他の画像にジャンプしても停止状態になるようにしました。

2010/06/23 V1.9
 壁紙機能削除
 アイコン組込機能削除
 画像表示にMicrosoft社のWIC(Windows Imaging Component)を使用しました。

2000/03/11 V1.8
 任意の位置に壁紙を貼り付けるコマンドを設けた(Windows98では動作しない)
障害対応:最小化アイコンが表示されていない障害修正
障害対応:Windows2000256色環境でフルカラー画像を表示すると黒色が緑色に発色する障害修正
障害対応:Windows2000BMPファイルの上端が表示されない場合がある障害修正

2000/03/04 V1.7
 画像表示までの速度を高速化した(画像データのリソース化)
 境界線の無いWindowを作成可能にした。
 フォルダー名の個所にツールヒントを表示するようにした。
 48*48(256)アイコンも表示するようにした。
 画像ファイルがあるフォルダーの名前を自動的に出力ファイル名にするコマンド新設
 設定ファイル読み込みボタン新設
仕様変更:作成したEXEファイルに引数を与えても画像を表示しないようにした。
仕様変更:「お好み」を「アイコン」と「窓枠」に分けた。
障害対応:"4駒画廊.ini"ファイルのサイズが増えていく(V1.6のみ。すいません)障害修正
障害対応:Windows2000環境で「アイコン」ページのアイコンが表示されない障害修正
障害対応:メニューバーがある場合で小さい画像を表示した場合、画像がズレる障害修正
障害対応:不正な壁紙が作成される場合がある障害修正

2000/01/01 V1.6
 画像ファイル名をタイトルバーに表示できるようにした。
 コメントは3行までINIファイルに保存できるようにした(4駒画廊本体)
 前の画面に戻れるようにした。
 常に最上位に表示できるようにした。
 フォルダー名の引数を与えると当該フォルダーの画像ファイルを表示するようにした。
障害対応:メニューバー非表示&エンドレスに設定した場合、メニューバーが表示される障害修正
障害対応:画像ファイルが1個しかないEXEファイルを稼動させるとテンポラリフォルダーに痕跡が残る障害除去
障害対応:設定INIファイル復元で「お好み」が正常復元できない障害修正(4駒画廊本体)

1999/12/26 V1.5
 出力ファイルごとにINIファイルを保存し、その情報を復元できるようにした。
 利用者が用意したアイコンをEXEファイルに設定できるようにした。
 連続表示をエンドレスにできるようにした。
障害対応:読み取り専用属性が付いていても稼動するようにした。
障害対応:画像作者のコメント欄で複数行の編集ができなかった不都合修正。

1999/08/24 V1.4
 次画面移行操作をシングルクリックとダブルクリックから選択できるようにした。
 フォルダー選択ダイアログボックスで、前回選択したフォルダーを選択しているようにした
障害対応:メニューバーを非表示にした場合、小さい画像のサイズが小さくなる障害修正

1999/08/15 V1.3
 EXE作成速度を高速化するオプション追加
 作成したEXEファイルの起動後画像表示までの時間を短くした
 タイトルバーを非表示にできるオプション追加
 メニューバーを非表示にできるオプション追加
 起動と同時に「画像作者のコメント」を表示できるオプション追加
 前回終了時のWindow位置に起動直後のWindowを表示するようにした
仕様変更:JFIFのチェックを行わないようにした
障害対応:再初期化間隔があるJPEGファイルが表示できない場合があった障害修正

1999/04/24 V1.2
 指定した時間間隔で次の画像を表示できるようにした。
 任意のページにジャンプできるようにした。
 256色環境でハーフトーン減色するようにした。
障害対応:JPEGファイルを壁紙にできなかった不都合除去

1999/03/28 V1.1
 作成可能画像枚数の制限を無くした。
 作成可能サイズを約10MBに制限した。
 扱えない画像をEXEに作成できないようにした。
 作成したEXEファイルのコンテキストメニューに「先頭」及び「最後」にジャンプするコマンド新設
 画像ファイルリストに「最新情報に更新」ボタン新設
障害対応:パレットの更新ができない障害除去

1999/03/13 初版 V1.0