ClassTemplateMake 説明書


・概要

このソフトは、C++のクラスを生成する際に手助けをすることを目的として開発されました。
クラスの宣言をするヘッダ(.h)と、クラス本体の定義をするソース(.cpp)を決まったテンプレートで出力するようになっています。
これにより、クラス作成時の手間を抑え、開発の効率化を図ります。


・簡単な使い方

クラス名に作成したいクラス名を指定し、ファイル作成ボタンを押します。
すると、保存先のディレクトリ名を聞いてきますので、保存先を指定します。




・詳細な使い方

コンボボックス:テンプレートを選択します。
標準でdefaultテンプレートが封入されています。

クラス名: クラス名を指定します。
作成されるファイル名はクラス名に依存します。

タイトル: 作成されるファイルにタイトルを埋め込みます。

内容: 作成されるファイルに内容項目を埋め込みます。

日付: 作成されるファイルに日付を埋め込みます。
この項目は自動で埋め込まれます。

作成者名: 作成されるファイルに作成者の名前を埋め込みます。

保存先開始位置: ファイル作成ボタンを押した際に表示される、フォルダ選択ダイアログの初期選択フォルダを設定します。

ファイル作成: 入力された情報を元にファイルを作成します。

設定保存: 入力された設定を保存しておきます。次回起動時に内容が反映されます。
また、保存される内容は次の通りです。
使用テンプレート、作成者名、保存先開始位置



・テンプレートについて

ユーザの皆様が、各々独自にテンプレートを作成し、追加することができます。
テンプレートのサンプルは、【template/default】フォルダ内を参考にしてください。

テンプレートを追加する際は、templateフォルダに作成したいテンプレート名でフォルダを作成します。
その中に【class.拡張子】の形で各ファイルを追加していきます。
そうすると、ファイルを作成した際に、class部分をクラス名に置き換えてファイルを作成します。
また【class.拡張子】の形に則っていないファイルは無視されます。

ファイルの生成規約はこちらを参照してください。



例)
 class.h、class.cpp、readme.txtがテンプレートフォルダ内に存在した場合に、クラス名をTestでファイルを作成したとする。
 この場合、プログラムは指定フォルダ内に、以下のようにファイルを生成する。

 class.h  → Test.h
 class.cpp → Test.cpp
 readme.txt → ×(生成されない)



・更新履歴

平成二十二年十一月五日 初版


(C) 超M 2010