■■■■操作方法■■■■
ここでは操作方法を詳しく説明します。「とりあえず夜景が見られればいい」という方は「基本的な操作方法」を見てください。
夜景(Yakei.exe)を起動すると、デスクトップ最下部(の右の方)にトレイアイコン(左の絵。状況によって異なりますが、黒地に星の絵です)が現れます。
トレイアイコンが表示されない場合はここをクリックしてください。対策を書いてあります。
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このままキーボード・マウスに触れずに放っておくと、5分後(出荷時の設定)に描画パネルが表示され、画像の読み込み・夜景の描画が開始されます。この辺のことはスクリーンセーバーと同じです。
夜景の描画中にスクリーンセーバーの実行が開始されると、夜景の描画はストップします。また、スクリーンセーバーの実行中は夜景の描画が新たに開始されることはありません。一言で表現するなら「スクリーンセーバー優先」ということです。
夜景の描画中、キーボード・マウスを操作すると描画は止まります。また、描画が開始されてから、6分(出荷時の設定)経過すると描画は止まります。なお、描画の準備中(15秒〜数十秒程度。一度に読み込む絵の枚数による)は、操作のタイミングによっては止まらないことがあります。
夜景が描画されるウィンドウ(描画パネル)や、情報が表示されるウィンドウ(情報パネル(設定パネルで説明してあります))の位置を変えられます。描画パネルはサイズも変えられます。表示中にマウスを使って好きな位置・大きさにしてください。単にマウスを動かしてしまうと描画が終了してパネルが消えますので、Shiftキーを押しながら操作してください。
ポップアップメニューについて
基本的に夜景(Yakei.exe)の操作はトレイアイコンを右クリックして現れるポップアップメニュー(下の図)から行います。以下で各メニュー項目について説明します。各メニュー項目で、例えば「描画スタート(D)」などとあるのは、トレイアイコンを右クリックしてDキーを押せば描画スタートコマンドが実行される、という意味です。もちろんキーは使わず単にマウスでメニューを選択してもOKです。
●描画スタート
描画ウィンドウが表示され、描画が開始されます。今すぐ夜景を見たい!というときに使います。出荷時の設定では、同時に情報パネルも表示されるようになっています。
描画開始するとソフト内部でまず画像ファイルから「テクスチャ」というものが作成されます。マシンによりますが、作者の環境では画像1枚で2.5秒かかっています。画像は最低6枚必要(設定で6枚以上にも変更可)なのでこの場合描画スタートまでに15秒ほどかかる計算です。
●設定
設定パネルが開きます。とりあえず夜景が見られればいい、という方は特に設定を変える必要はありません。設定に関しては項を改めて詳しく説明します。
●ヘルプ
マウスカーソルをここへ持って行くとサブメニューが現れます。サブメニューの項目は以下の通りです。
▲ヘルプを開く
このヘルプファイルを開きます。なお、夜景(Yakei.exe)をインストールしたフォルダ内のHelpフォルダにある「Help.htm」(エクスプローラの設定によっては「Help」と表示されます)をダブルクリックしても同じです。
▲作者のブログを開く
このソフトに関する情報、その他、プログラミングや趣味などについて書いています。
▲バージョン情報
このソフトのバージョン、作者についての情報を表示します。
●アプリケーションの終了
アプリケーションを終了します。ウィンドウの位置や変更した設定などは保存されます。
●初期化ファイルを開く
とりあえず夜景が見られればいい、という方はこの項目は無視していただいて大丈夫です。
夜景(Yakei.exe)をインストールしたフォルダにSettei.iniというファイルがあります(エクスプローラの設定によっては「Settei」と表示されます)。ポップアップメニューの「初期化ファイルを開く」を選ぶと、このSettei.iniがメモ帳などで開かれます。このファイルにはアプリケーションが利用する様々なパラメータ、前回起動時の情報などが格納されています。誤って書き換えるとYakei.exeが正常に動作しなくなりますが、ユーザーの方が書き換えてくださってよい部分が2カ所ありますので説明します。
なお、このSettei.iniは書き換え後すぐ閉じてください。開きっぱなしにするとアプリケーションが必要なデータの書き込みをできません。
(1)「ANIMATEPATTERN=」で始まる行があります。この行を
ANIMATEPATTERN=1
としてSettei.iniを保存すると、次回起動時から3枚の絵でアニメーションします。
ANIMATEPATTERN=2
とすると14枚の絵をアニメーションします。
出荷時の設定は
ANIMATEPATTERN=2
です。
なお、このパラメータはポップアップメニューを開いたときの「トレイアイコンをアニメーションする」メニューにチェックがついているときのみ有効です。
(2)「RANDOMDISP=」で始まる行があります。この行を
RANDOMDISP=1
としてSettei.iniを保存すると、次回起動時からはbmpフォルダの画像がランダムに読み込まれるようになります。なお、夜景(Yakei.exe)の起動時にランダムに読み込むので、毎回の描画ごとにランダムに表示されるようになるわけではありません。
RANDOMDISP=0
とすると毎回決まった順で表示されます。
出荷時の設定は
RANDOMDISP=1
です。
●トレイアイコンをアニメーションする
このメニューを選択するとチェックのありなしが変化します。チェックがついている場合、上で説明したANIMATEPATTERNの値に従ってトレイアイコンがアニメーションされます。常に目に入るものなので、アニメーションがうるさいと感じる場合はチェックを外してください。出荷時の設定ではチェックが入っています。
●スタートアップに登録
このメニュー項目にチェックを入れると、スタートアップフォルダに
「Yakei_5EDC6A5E-377E-41ed-A932-F66A7B883963.lnk」というファイル(ショートカット)がコピーされ、Windows起動時に夜景(Yakei.exe)が実行されるようになります。チェックを外すとショートカットは削除されます。
●デスクトップにショートカット
ここにチェックを入れるとデスクトップに上のファイル(Yakei_5ED…)がコピーされ、これをダブルクリックすることで夜景(Yakei.exe)を起動できるようになります。チェックを外すとショートカットは削除されます。