NullAffix Ver. 1.02

動作環境

OS

  • Microsoft Windows XP / Vista / 7 32bit
  • Microsoft Windows Vista / 7 64bit

概要

ファイル名、フォルダ名の先頭か末尾に任意の文字列を一括で追加、削除(元に戻す)します。
特徴として以下が挙げられます。

  • 任意の文字を追加した後に、もう一度変換すると追加した文字が削除されるので、
    ファイル名やフォルダ名で状態を変更して整理したい時に役立ちます。
    (例:読み終わったテキストファイルのファイル名に「済:」を追加するなど)
  • 特殊記号を指定して、現在の日付や時間をファイル名に追加できます。
  • ファイルやフォルダをウィンドウか実行ファイル、ショートカットへD&D(コマンドラインでも可)するだけで一括変換できます。

インストール

  • 任意のフォルダにアーカイブ内のファイルを展開します。
  • アンインストール時は展開したファイルをフォルダごと削除します。
  • レジストリ等は使用しておりません。
    設定ファイルは「NullAffix.dat」という名前でインストールしたフォルダに保存されます。

使用方法

追加する文字の設定

まず追加する文字と追加する位置を設定します。
位置を「末尾」にすると、拡張子の手前に追加されます。拡張子が変更されることはありません。

以下の特殊記号を追加する文字に指定すると、現在の日付・時間に変換されます。
「>」ボタンから一覧を表示して入力することも可能です。

¥y現在の年(2桁)
¥e現在の年(4桁)
¥m現在の月(2桁)
¥d現在の日(2桁)
¥h現在の時(2桁)
¥i現在の分(2桁)
¥s現在の秒(2桁)

これらを指定した場合も、再変換時に桁数が一致していれば、日付や時間が変わっても元のファイル名に戻ります。



ウィンドウにドラッグ&ドロップ

名前を変更したいファイルやフォルダを選択し、ウィンドウへD&Dします。
指定した文字がファイル名に追加されます。
既に指定した文字がファイル名に追加されている場合は、その文字を取り除き、元のファイル名に戻ります。



実行ファイルやショートカットにドラッグ&ドロップ

同様に、実行ファイル又はショートカットへD&Dする事により、名前を変更可能です。
この場合、ウィンドウは表示されず、変換が完了すると自動的に終了します。
追加する文字などは通常起動時に設定したものが使われます。

コマンドラインから実行

コマンドラインでファイルやフォルダを指定して実行することにより、名前を変更可能です。
この場合、ウィンドウは表示されず、変換が完了すると自動的に終了します。
追加する文字などは通常起動時に設定したものが使われます。

NullAffix.exe ○○○ ○○○ …

○○○は任意のファイル(複数指定可)
スペースの含まれるファイルはダブルクォーテーションで囲ってください。

以下の引数を指定すると、追加文字、追加位置が指定可能です。

-a<str><str>を追加文字として指定(スペースを入れる場合はダブルクォーテーションで囲ってください)
-p先頭に追加
-s末尾に追加

引数の順番は任意です。最後に指定されたものが優先されます。

複数のショートカットを作成して使い分け

以下のようにコマンドライン引数を利用して、特定の文字追加用のショートカットが作成できます。
(画像内のリンク先のパスはインストール先によって変わります)
ショートカットを複数用意して、使い分けたい場合に便利です。

免責事項

  • 本ソフトウェアはフリーソフトウェアです。
  • 本ソフトウェアを使用したことによるいかなる損害に対して、作者は一切責任を負いません。
    ご使用については自己責任の元でお願いします。
  • 転載、再配布はアーカイブの内容を変更しなければ自由に行なって頂いて構いません。
    ただし、転載、再配布によって直接利益を得ることを禁じます。

更新履歴

Ver. 1.00 (10/12/30)

  • 初版リリース。

Ver. 1.01 (11/01/29)

  • 実行ファイルやショートカットへドラッグ&ドロップ、コマンドラインで実行時に、
    ソフトウェアが正常に終了しない場合がある不具合を修正。
  • ビジュアルスタイルを変更。

Ver. 1.02 (11/02/27)

  • 特殊文字による日付・時刻の文字追加に対応。
  • 追加文字を履歴に保存し、ドロップダウンリストから選択可能に改良。
  • 送るメニューにショートカットを登録可能に改良。
  • コマンドラインで追加文字、追加位置を指定可能に改良。