白紙

見出しのフォルダ化


処理について。

見出しのフォルダ化とは、任意のフォルダの下に、見出しになる項目名がフォルダ名として
フォルダが作られ、各データの最後の見出しの項目名がそのままファイル名になり、その
ファイルの内容が見出し以外の項目のデータで構成される事です。
言葉で言っても判りにくいので下図を例に説明します。
この例はサンプル.TXTに収録されています。

"作者系列","タイトル系","形体","タイトル","メモOR出版","媒体"
"ゴンザエモン","FF","テレホンカード","FLATY FLAT","傷有り","グッズ"
"どくどく","パソカン","テレホンカード","PASOKAN","良品","グッズ"

                 
DANDANと言う任意のフォルダ内に作成した場合です。
フォルダとファイルの構成
各ファイルの内容
DANDAN
├ ゴンザエモン
│ └ FF
│    └ グッズ
│       └ テレホンカード.TXT
└ どくどく
  └ パソカン
     └ グッズ
        └ テレホンカード.TXT
FLATY  傷有り
 FLAT     
――――――――――
PASOK  良品
AN       
――――――――――

普通の見出し化との違いは、普通の見出し化の場合は、一つのテキストファイルに見出しと
見出し以外のデータが全て書き込まれるのに対して、見出しのフォルダ化では見出し
部分が階層構造になったフォルダと複数のテキストファイルに構成されて、各々の
テキストファイルに見出し以外の項目のデータが書き込まれる事です。


手順の説明

1.ソフトの起動の所で説明したように、表示する項目の選択と並び順を決めます。

2.「見出し化します」にチェックを入れます。
  そして「見出しのフォルダ化」にもチェックを入れます。
  「見出しのフォルダ化」にチェックを入れると、その下の「見出しの先頭に番号を付けます」
  のチェック欄が有効になりますが、今回はチェックしません。
  なお「CSV出力します」は、「CSV出力します」で説明するので今回は外します。



注意
「見出しの先頭に番号を付けます」のチェック欄は、フォルダーやファル名をソートする事ができる
機器(例えばWindowsのエクスプローラー)に表示させて使う場合はソートの目安になりますが、
ソート機能が無い場合はあまり意味が無いだけでなく、余計に名称が長くなって無駄です。


3.上図で真ん中の「終了」ボタンを押すと、下図のメッセージが出ます。
  「見出しのフォルダ化」の場合は必ず全角モードになます。




4.「見出しのフォルダ化」の場合のレイアウト画面は、見出し以外の項目から設定が始まります。
  見出しになる項目の内、最後の項目は、見出し以外の項目のデータが書き込まれるテキスト
  ファイルのファイル名になります。




5.横方向文字数がお使いのデータ表示機器の文字数の範囲に、全ての項目の設定を終えた
  時に入るように考えながら、「前の項目との空白数」または「一行当りの文字数」を調整します。
  とりあえずここでは「一行当りの文字数に14を設定して「テスト」ボタン押します。




6.すると、下図のようになり、「設定」ボタンを押します。




7.確認メッセージが出ますので、良ければ「はい」ボタンを押します。
  「いいえ」ボタンを押せば手順6に戻ります。




8.見出し以外の項目の2つ目以降の設定画面は、下図のような感じになります。
  白いバーの部分は見出しになる項目の部分を表しています。





9.「設定」ボタンを押すと確認画面が出ますので、問題が無ければ「はい」ボタンを押します。





10.全ての見出し以外の項目の設定が終わると下図の最終確認画面が出ます。
   ここで「いいえ」ボタンを押すと、手順4に戻ります。




11.上図で「はい」ボタンを押すと、下図のフォルダ名の設定画面になります。



この例ではIドライブにあるDANDAN4フォルダ内に「ダンダン」というフォルダが1つだけ
ある状態です。
「ダンダン」フォルダの上側にある[・・]部分をクリックすると、DANDAN4フォルダから抜けて、
一つ上位の階層にある親フォルダに移動します。この例では親フォルダが無いのでIドライブ直下
という事になります。
また作成するフォルダ名は初期設定がDANDANになっていますが、このまま何も設定せずに
「決定」ボタンを押した場合は、IドライブのDANDAN4フォルダ内に作られる「DANDAN」という
フォルダを作ってからその中に見出しになった項目のフォルダやデータが作成されます。


12.そこで、頻繁にデータを更新して常に新しいデータを持ち歩きたいような場合は、
   下図の上部にある「フォルダ名の転用取得」にチェックを入れると、既存のフォルダ名を
   転用できます。
   ここにチェックを入れると、フォルダ名をクリックしてもそのフォルダに移動しません。




13.ここでは「ダンダン」をクリックしてみます。すると「作成するフォルダ名」のところに「ダンダン」が
   入り、同時に「フォルダ名の転用取得」のチェックが外れます。




14.問題なければ「決定」ボタンを押して下さい。





15.「決定」ボタンを押すと既存のフォルダがある旨の注意メッセージが出ます。
   今回はフォルダ名を転用したのでこのようなメッセージがでましたが、重複しなかった
   時は手順17に飛びます。





16.ここで「はい」ボタンを押すと「ダンダン_[1]」のように設定したフォルダ名の後に数字が付いて
   既存のフォルダと識別できるようになります。
   もちろん元々の「ダンダン」フォルダはそのまま残ります。不要なら後から削除して「ダンダン_[1]」を
   「ダンダン」に名称変更します。





17.手順14で「決定」ボタンを押したり、手順15で「はい」ボタンを押すと、下図のような
   フォルダ構成とファイル群が作られます。
   この例では「中学社」フォルダ内の「立花たちみ.TXT」を表示させてみました。