目次

@概要
Aインストール、アンインストール
B使用方法
起動方法
ウィンドウの移動
大きさの変更
右クリックメニュー

ファイルを開く
画像の変更
ファイルに保存
多角形の設定
円/楕円
長方形
その他の形→ダイヤ・ハート…
その他の形→ファイルを開く
切り取り
貼り付け
ヘルプ
Round Window について
常に手前に表示
最小化
終了

Cその他
RWD ファイルの書式
標準図形の追加

@概要
 Round Window は、画像ファイルを丸い形や三角形、ハート形、星形、顔の形など、様々な形で切り抜き、画面に表示させるためのプログラムです。多角形を自由に設定できるため、どのような形でも切り抜くことが出来ます。表示させた画像の移動や拡大縮小が可能ですし、常に手前に表示させることも出来ます。

対応している画像ファイルは、次の通りです。

ビットマップ (*.bmp;*.dib)
GIF イメージ (*.gif)
JPEG イメージ (*.jpg)
メタファイル (*.wmf;*.emf)
アイコンファイル (*.ico;*.cur)


A
インストール、アンインストール
インストール  Zip ファイルを解凍してできたフォルダを好きな場所においてください。
 なお、Visual Basic ver 5 のランタイムが必要です。プログラムが起動しない場合は、これをインストールしてください。

アンインストール  RoundWindow.exeを含むフォルダを削除してください。

B
使用方法
起動方法
 RoundWindow.exe をそのまま起動(exe ファイルもしくはショートカットをダブルクリック、あるいはスタートメニューから選択)すると、ファイル選択ダイアログが表示されますので、画像ファイル、もしくは Round Window ファイル(*.RWD) を選択してください。
 Round Window ファイル(*.RWD) をダブルクリックすることでも起動することができます(始めにこれを行った場合、ファイルを開くアプリケーションを聞かれますので、RoundWindow.exeを指定してください)。あるいは、画像ファイル、もしくは Round Window ファイル(*.RWD) を RoundWindow.exe もしくはショートカットにドラッグ&ドロップすることも出来ます。

ウィンドウの移動
 表示された画像ファイルを画面上で移動するには、画像の中心部分を左クリックボタンでドラッグします。マウスポインタを画像ファイルの上に持って行った時に標準の形になっていれば、移動させることが出来ます。
 マウスポインタを画像ファイルのどの位置に持って行っても移動モードにならない場合は、Shift キーを押しながらドラッグしてください。

大きさの変更
 表示された画像ファイルの大きさを変更する(拡大・縮小する)には、画像ファイルの右下の部分を左クリックボタンでドラッグします。マウスポインタが斜め両矢印の形になっていれば、大きさを変更することが出来ます。
 マウスポインタを画像ファイルのどの位置に持って行っても拡大・縮小モードにならない場合は、Shift キーを押しながらドラッグしてください。

右クリックメニュー
 画面上でマウスの右クリックボタンを押すと、ファイル操作、図形の変更などの操作を行うためのメニューが現れます。

ファイルを開く

 新しい画像ファイル、もしくは RWD ファイルを開きます。画像ファイルを選択した場合は、ウィンドウの形状はデフォルト(丸形)になります。

画像の変更
 現在のウィンドウの形状を保持したまま、画像ファイルを入れ替えます。

ファイルに保存
 現在の状態(画像ファイルの選択・ウインドウの形状)を RWD ファイルとして保存します。保存したファイルは、ダブルクリックすることで開くことが出来ます。

多角形の設定
 ウィンドウの形状を多角形に設定します。多角形設定画面(右図参照)になりますので、頂点をクリックしながら多角形を作成します。最後の頂点をダブルクリックするか、最初の頂点を再度クリックすると設定終了します。

円/楕円
 ウィンドウの形状を円形もしくは楕円形に設定します。画像ファイルが正方形の場合は円形、長方形の場合は楕円形に設定されます。

長方形
 ウィンドウの形状を画像ファイルの形(正方形または長方形)と同じに設定します。

その他の形→ダイヤ・ハート…
 ウィンドウをその他の形状に設定します。これらの設定ファイルは、Round Window がインストールされているフォルダ内にある、"shapes" フォルダに保存されています。

その他の形→ファイルを開く
 現在の画像を残したままでウィンドウの形状を変更するための RWD ファイルを呼び出す時に用います。

切り取り
 画像ファイルのうち、特定部分を切り抜いて表示させたい時に指定します。新たに開いた RWD ファイルで設定されている形状の部分が抜き取られたような形に変更されます。

貼り付け
 2つ以上の形状を組み合わせる(貼り付ける)場合に指定します。新たに開いた RWD ファイルで設定されている形状の部分が足されたような形に変更されます。

ヘルプ
 ヘルプファイル(この HTML ファイル)を表示します。

Round Window について
 バージョン情報等を表示します。

常に手前に表示
 常に手前に表示するモードを指定、もしくは解除します。

最小化
 ウィンドウを最小化の状態にします。元の状態に戻すには、ダブルクリックしてください。

終了
 Round Window を終了します。


C
その他
RWD ファイルの書式
 RWD ファイルには、参照する画像ファイルへのパス、ウィンドウの形状に関する情報などが書かれています。テキストファイルなので、複雑な図形を設定する場合は、ノートパッド等で編集することが出来ます。RWD ファイルの各行は次のいずれかの命令で始まります。

[Img]
[Resize]
[Topmost]
[Polygon]
[EndPolygon]
[Oval]
[Rect]
[Begin]
[End]
[and]
[or]
[xor]
[diff]
参考:すべて大文字小文字の区別無し。これらの命令が含まれない場合は、注釈行として扱われる

これらの命令の意味は、作成される RWD ファイルや、"shapes" フォルダの RWD ファイルを参考にしてください。なお、形状を記述する際のパラメータは 0 から 1000 までの整数で、ウィンドウの幅と高さを 1000 とした時の相対値です。

標準図形の追加
 作成した RWD ファイルを "shapes" フォルダに入れておくことで、自動的に標準図形として追加され、ポップアップメニューに表示されます。ファイル作成日時が後のものが、下に表示されます。