用語集


セバスト内戦
  前作スピリットファイアの戦乱。
北の大国ブリヤートの支援を受けた民族主義組織ツェルマティア党が、セバスト政府に反乱を起こした。
国王親衛隊裏切り、フドゥール中佐消息不明など、 緒戦の混乱の中、国王とその血族は死亡したが、ホーフェンリンらの指揮によって政府は抵抗を継続。 南の大国ヴィスラの支援を受け、巻き返しを図っていく。

 戦争終盤、首都であるカレリアの戦いにて、ロジャー・ハイマン大尉率いる政府軍部隊が、ブリヤート国が派遣したSiW師団を撃破し、セバストからブリヤートを撤退させる。 この戦いでツェルマティア党指導者ハイデンが死亡し、後ろ盾を失ったカンプアクストは崩壊。内戦は終結へと向かう。


セバスト
  王を頂点とした議会を持っていた、中規模の国家。首都はカレリア。
セバスト人とツェルマティア人というふたつの民族を擁しており、それらの間の確執が内戦へとつながった。
セバスト内戦後は、王政を廃し、完全な議会制民主主義へと移行する。


ブリヤート
  北の軍事国家。軍出身の独裁者が現在の指導者。
SiW師団など優秀な師団を擁し、その軍事力を生かして領土拡大のため各国へ戦争を仕掛けている。
セバスト内乱では敗退したが、今回、再びセバスト領土を求めるため、侵攻を開始した。
今回の主人公の所属する国家でもある。


ヴィスラ
 ブリヤートに匹敵する南の大国。
セバスト内戦時、セバスト政府を支援し、勝利に貢献する。
戦後処理を巡ってセバストの指導者ホーフェンリンと対立し、両国の蜜月関係は終わる。


ハインツ・ホーフェンリン
  現セバスト首相。大国に依存しない独立主義の道を選択する。
セバスト内戦時の政治面での英雄。
戦闘面での英雄はロジャー・ハイマン大尉。


ロジャー・ハイマン
  セバスト国王親衛隊大尉。どのような状況でも、決してツェルマティア党に屈せず戦い続け、彼の率いる部隊は勝利への原動力となった。カレリアの戦いで、占領された首都カレリアに一番に突入したのは彼の部隊であった。戦後、除隊し現在消息不明。
政治面での英雄はハインツ・ホーフェンリン


フドゥール・フォン・ボック
 セバスト国軍中佐。さまざまな戦争で活躍し、セバスト軍人の鑑、国民の英雄として崇められていた。事故か戦闘中の被弾か、全身に大怪我を負っており、顔を仮面で隠している。セバスト内戦緒戦で消息不明となり、後にツェルマティア党側で参戦し、政府側を驚かせる。カレリア平原の戦いで戦死したとされる。


SiW師団
  ブリヤートの虎の子師団だった。師団長はヴェルナー・リヒトホーフェン伯爵。
セバスト内戦時、カンプアクストに戦術指導をするために派遣される。が、カレリアの戦いでセバスト軍に敗北、ブリヤートに撤退した。
その後、ヴェルナー伯爵の反逆容疑で師団は解体され、人員・装備は他の師団へと組み込まれていった。
SiWはジーク・イム・ヴェズデン、西方での勝利という意味であり、伯爵の祖先が率いていたという騎士団の名から取られた。


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