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降雨警戒プログラム(近畿)のご案内


プログラム作成の経緯

降雨警戒用のプログラムを作成しました。
よいお天気だと思っていたのに、急な雨で慌てて洗たく物を取り入れたことはありませんか?

昨夏より試験運用が開始されました、国土交通省の「XバンドMPレーダ雨量情報」
http://www.river.go.jp/xbandradar/index.html
 はすばらしいシステムです。
地図をクリックして拡大すると1kmメッシュという詳細な降雨情報が手に入ります。ゲリラ豪雨などにも有効です。
しかしながら、適時更新ボタンを押しながら、パソコン画面を見続ける必要があります。

そこで、その作業をパソコンにさせ「雨が近づいたら知らせる」というプログラムを作ってみました。


注意
   1.ルーチェさん作成のWindows用画像操作ライブラリimgctl.dllを使用させて頂いています

   
2.vista 及び windows7の64bit版は動作しない可能性があります (32bit版は動作するはずです)
       (imgctl.dllが64bit非対応とアナウンスされています 但し手元のwindows7 64bit版では動作しています

   3.レーダーの画像ファイルが大きいので、ハードディスクに30Mバイト程の空きが必要です

   4.インターネット接続環境が必要です。常時接続(
光/ADSL/ケーブルインターネットなど)をお勧めします
     それ以外の場合、高額の通信料が発生する可能性があります

 
  5.パソコンの時計は正確に合わせて下さい。遅れているとレーダー情報が送れて表示され、
     進んでいると存在しないデータを探すので、通信エラーになります。

   6.Windowsパソコンを 49.7 日間連続して動作させると、経過時間は 0 に戻ります。
     その場合本プログラムがどの様な動作になるかは保証できません。
     49日以上のパソコン連続使用はお避け下さい。

   7.XバンドMPレーダ雨量情報は試験運用中のため、レーダーに影が出たり、表示範囲が変わったりします

インストールと初期の設定
Ver2.0.xインストール済みの場合は、2.0.x → 2.1.0 バージョンupを実行するか c:\program files\ame_kei\ 内の
ファイルを全削除してからインストールし直して下さい

1.インストール (windows95/98では再起動が数回ある場合があります)
   ダウンロートしたame_keikai.zipを解凍すると「降雨警戒インストール」というフォルダーができます
   その中にあるsetup.exeを実行すると、インストールが開始されます
 インストール開始
            

 インストール中「プログラムの使用中」という旨の警告が出ることがありますが、「無視」を選んで下さい
 使用中の警告


 インストール中「バージョンの競合」という旨の警告が出ることがありますが、現在のファイルを保持「はい」を選んで下さい
 バージョンの競合の警告

2.プログラムの起動 ame_keikai.exe をダブルクリックで起動します
   (スタート−プログラム−降雨警戒プログラム−降雨警戒プログラム でも起動できます)
   (標準インストールでは c:\program files\ame_kei\ というディレクトリーに存在します)

3.降雨警告を出す地点の登録 (最初に1回だけ)
   緯度経度で入力します
   以下のページで利用する地点の緯度経度を求めて下さい
    http://www.geocoding.jp/ (住所やランドマーク名から経度、緯度を検索できます) [画面からリンクがあります]
    http://www.chireki.com/earth/latlon.htm (地図から経度、緯度を検索できます)
    http://www5.ocn.ne.jp/~botan/map_g.html (「座標取得」で地図から経度、緯度を取得できます)

 緯度緯度入力画面    ご注意:地図の範囲全てにレーダーが届いているわけではありません
 

入力手順

  @北緯 A東経 を入力します  (小数点以下3桁あると充分な精度です)

  B[地点ok]ボタンをクリックします  (印でおおよその位置が分かります)

  C「地点設定」チェックボックスを外すと動作が始まります
   国土交通省のサイトにアクセスしますので、ファイアーウォールによっては、警告を出します。アクセスを許可して下さい
      セキュリティー警告の例 

 主要都市の緯度経度のデータを持つようにしました。 都市名を選んで[地点転送] の後、上記のCにて地点設定出来ます
           

4.登録画面を閉じ、小さなウインドウで待機する

5.パソコンを切る前に終了  (緯度経度と画面上でのウインドウの位置を保存して終了します)

6.プログラムが上手く動作すれば、インストールで使用したame_keikai.zip並びに「降雨警戒インストール」というフォルダーは不要です
   削除して問題ありません (中の説明フォルダーはおいておいても役に立つかもしれません)

起動時の状態

標準サイズ画面です  雨が近づくと「警告音」鳴らし、コメントを表示します
  

警告の意味
 「注意」・・・・約10Km圏内に雨が降っている
 「接近中」・・・・約4km圏内に雨が降っている
 弱い雨の場合、人間には雨と感じない程度の場合もあります

拡大にチェックを入れると「拡大表示」になり、詳細情報を見ることができます
 
 警戒範囲 約1.8km以内で接近中、約3.6km以内で注意  警戒範囲拡大時 約2.4km以内で接近中、約4.6km以内で注意

 LOGファイルは、1月単位で1つのファイルを起動フォルダー(規定値:c:\program files\ame_kei\)に作成します
 例えば、2011年5月分は、1105.logというファィル名になります。動作中(スタンバイ字などを除く)降雨記録を残します。

 警告音がすれば、必要に応じて「XバンドMPレーダ雨量情報」のページを見るとよいかと思います。
 レーダー画像・詳細も見られるようなオプションボタンも作成しました 自動更新をします。
   
  

2.0.x → 2.1.0 バージョンup


1.降雨警戒プログラムがインストールされている「c:\program files\ame_kei\」というフォルダーの中にある
   png という拡張子のファイルを全て削除します。特にhokuriku01.png と hokuriku01s.png は確実に削除して下さい
   (降雨警戒プログラムが起動している場合は、終了してから行って下さい)

2.ダウンロートしたkeikai20_21.zipを解凍すると「降雨警戒verup」というフォルダーができます。全てのファイルを、
   c:\program files\ame_kei\ に上書きコピーして下さい
   


更新履歴

11/04/27 プロトタイプ リリース
11/04/29 Ver.1.1.0 レーダー画像を表示可能に 拡大時周辺降雨状況の範囲を拡大
11/04/30 Ver.1.1.1 ウインドウ最小化時、レーダー画像更新する際にエラーが出る不具合を修正 地図の色彩を見やすく
11/05/04 Ver.1.2.0 レーダー詳細画像を表示可能に
11/05/09 Ver.1.2.1 拡大・縮小時 右端を基準に左へ伸び縮みするオプション作成
11/05/10 Ver.1.2.3 二重起動防止 常に手前に表示オプション作成
11/05/12 Ver.1.2.4 日付が変わる際、上手く更新できない不具合を修正
11/05/13 Ver.1.2.5 レーダー画像 過去6件までの履歴表示可能に
11/05/19 Ver.1.2.6 通信エラーの表示方法変更
11/05/28 Ver.1.2.7 警告音、大小を選べるようにした
11/05/30 Ver.1.2.8 LOGファイルを作成できるようにしました 降雨の記録が残せます
11/06/25 Ver.1.2.9 緯度経度を求めるサイトを表示
11/07/08 Ver.2.0.0 新システムに対応しました 近畿以外も表示可能になりました
11/07/10 Ver.2.0.1 地点設定時に都市名リストから転送できるように
11/07/11 Ver.2.0.2 日時表示形式により動作不良対応
11/07/16 Ver.2.0.3 日付が変わる際のエラー対応 (0時0分に起動すると起動に時間がかかる状況は残っています)
11/08/23 Ver.2.1.0 システム変更への対応とプログラム不具合修正(北陸・九州の動作ができなくなっていました)
11/09/02 Ver.2.1.1 無音で通信エラーの場合の不具合処理

今後、雨の強さに対する感度設定ができるように改良を予定しています

トラブル回避:起動時にエラーが出た場合、実行ファイル(ame_keikai.exe)と同じディレクトリーにある
        ame.ini を削除してみて下さい

         「通信エラーが発生しました」というエラーは、インターネット回線が不調な場合表示されます
        1・2回程度の警告なら、特に問題ありません  必要に応じて、「手動更新」して下さい
        (降雨レーダーのデータはその時には収集されませんが・・)

        パソコンの時計は正確に合わせて下さい。
           参考ページ http://plaza.rakuten.co.jp/kenske/diary/201005100000/

        ネット接続問題なく、時計も正確なのに通信エラーが出る場合、システムでの日時の表示形式を変更している場合があります
        サポートしているのは「2010/7/11 20:25:30」 のような形式です 以下にエラーの例を挙げます
        西暦が下2桁のみしか表示されていない 時刻が12時間表記である
        年-月-日 とセパレーターが「-」(マイナス)である 標準は「/」
        和暦である
       コントロールパネル内(XPでは「地域と言語のオプション」)で、設定を変更出来ます
          参考ページ http://asciidotpc.jp/blog/windows7/windows724/
                  http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=010214

 


http://www.eva.hi-ho.ne.jp/betsugi/ame_keikai/index.html