半透明画像ファイル作成君
Version 1.91
【動作概要】画像ファイルに透明情報を付加
【特徴】
1 PNGファイル等に透明情報(アルファデータ)を付加します。これにより、透明、半透明及び影を表現することができます。
2 作成作業中の画像をリアルタイムで半透明にして表示します。この半透明画像は別のWindowとして表示されるので、使用者は背景の壁紙等を任意に変更して、実機実装時の見え方を確認できます。
3 アンチエイリアス対策用コマンドがあります。キャラクターの周囲に不要な点々がある場合にお使いください。
4 影作成コマンドがあります。半透明の程度に対応した濃度の影を作成し、半透明内に半透明の影を作成します。原画の周囲に余白が無くても(余白を自動拡張するので)影を付加できます。
5 透明色に接するピクセルから任意の位置にあるピクセルまで、任意のアルファデータを設定できます。これにより、キャラクターの周辺部とその外側の透明部との境界を明瞭にできます。
6 画像の周囲の辺が透明である場合、その辺を削除して画像ファイルを作成できます。これにより、周囲に無駄な透明の余白が無くなり、ファイルサイズを小さくできます。
【入力ファイル】TIFF、JPEG、PNG、GIF、BMP、HD Photo及びアイコン
Microsoft社製 Windows Imaging Component (WIC)に準拠します。
【出力ファイル】PNG8、PNG32、TIFF及びHD Photo
【製品名称 】半透明画像ファイル作成君
【英語名称 】Translucent Picture File Maker
【バージョン】1.91
【動作環境 】Windows XP / Vista / 7
【ソフトウェア種別】フリーソフトウェア
【登録ファイル名】TPFM191.zip
【実行ファイル名】TPFM.exe
【作成日 】2011/12/07
【制作者名 】前田弘一
【電子メール】BYI17377@nifty.com
【制作者家頁】http://homepage1.nifty.com/frontier_spirit/index.htm
【開発言語 】Microsoft Visual C++ 2010 & MFC & 日本語 Service Pack 1
【必要DLL】特になし
【使用したライブラリ】Microsoft社製 Windows Imaging Component (WIC)
【インストール方法】任意のフォルダーで登録ファイルを展開するだけ。
【アンインストール方法】登録ファイル及び展開して作成されたファイルを削除するだけ。
【設定情報 】同一フォルダーにファイルを作成し、そこに設定情報を保存します。レジストリには書き込みません。
【免責事項 】制作者は、本ソフトウェアに関して一切動作保証を致しません。
制作者は、本ソフトウェアにより利用者に損害が生じても責任を負わず、一切の賠償等は行いません。
【否認】登録ファイル及び展開して作成されたファイルの名前及び内容を変更してはいけません。
【改版履歴】
2011/12/07 V1.91
障害対応:「影を付ける」で「ぼかしを入れる」にチェックをすると強制終了する障害を修正した。
2011/04/10 V1.9
透明色に接するピクセルから任意の位置にあるピクセルまで、任意のアルファデータを設定できるようにした。効能:キャラクターの周辺部とその外側の透明部との境界が明瞭になる。
影を付けた場合、画像周囲のサイズ拡張を自動で行うようにした。効能:原画の周囲に余白が無くても(余白を自動拡張するので)影を付加できる。
画像の周囲の辺が透明である場合、その辺を削除して画像ファイルを作成できるようにした。効能:周囲に無駄な透明の余白が無くなり、ファイルサイズを小さくできる。
障害対応:「半透明」ページのデータを設定ファイルから適切に読み込めていない障害を修正しました。V1.8では適切な修正ではなかった。
障害対応:「半透明」ページのスピンボタンの操作による上限値が間違っていた障害を修正しました。
障害対応:影作成でボカシを入れると、影の色が混合されていなかった障害を修正しました。
2011/03/17 V1.8
影に色を付けることができるようにした。
障害対応:アルファデータを持つ画像ファイルを正常に扱えなかった障害を修正しました。
障害対応:「半透明」ページのデータを設定ファイルから適切に読み込めていない障害を修正しました。
2011/03/13 V1.7
1. 透明色及び不透明色の設定を各6色まで設定できるようにした。
2. 半透明色を3色まで設定できるようにした。
3. 原画をアルファデータに変換する場合、中間色、白色及び黒色の値を編集できるようにした。
4. 変換の結果を図で表示できるようにした。
5. アルファデータを画像で表示できるようにした。
6. アルファデータを画像ファイルで出力できるようにした。
7. アンチエイリアスコマンドを設けた。
8. 原画の赤緑青の各色を任意に組み合わせてアルファ値を作成できるようにした。
9. 影を作成できるようにした。
仕様変更:設定ファイルが無い場合(初めて起動する場合)、Windowを右端に位置付けるようにした。
障害修正:PNG8による出力において、左上端のピクセルが0x00ffffffの場合、間違った画像が作成される障害を修正しました。
2011/01/16 V1.6
1. 原画をアルファデータに変換するオプションを増やした。
2. 英語の環境で起動させると英語でコマンドを表示するようにした。
3. 「アンチアンチエイリアス」を上下左右3ピクセルまでできるようにした。
2010/12/19 V1.5
1.アンチエイリアス対策用コマンドを設けました。
2.Windows XP でも動作するようにしました。
3.仕様変更:
前:完全透明色の赤緑青色部分を黒色に変換していました。このため、作成後の画像を半透明画像に対応していないビューワで表示した場合、完全透明色の部分が黒色で表示されました。
後:完全透明色の赤緑青色部分を元の色のままにするようにしました。
4.障害修正:相対パス処理だったので画像ファイルを正しく認識できない場合がありました。このため、絶対パス処理に変更しました。
2010/12/12 V1.4
256色パレットを使用した形式のPNGファイル(PNG8)で出力できるようにしました。減色はしません。
2010/12/04 V1.3
障害修正:同名のファイルが存在する場合、上書き作成が正常にできない障害を無くしました。
2010/11/28 V1.2
1. アルファ合成した画像をリアルタイムで表示するようにしました。
2. ピクセル単位でのアルファ移動の作業を容易にするため、表示画像に拡大コマンドを設けた。
3. 設定Windowを表示しないようにするコマンドを設けた。これによりデスクトップマスコット表示ツールとしても使えます。
障害修正:原画よりも縦横サイズが小さいアルファ画像を読み込むとエラーが発生する障害を無くしました。
障害修正:表示画像が実際より明るく表示されていた障害を無くしました。
2010/11/17 V1.1
1. 類似名の製品が既にありましたので、本製品の名称を「半透明画像ファイル作成君」に変更しました。
2. アルファデータの画像ファイルが無くても、アルファ付き画像ファイルを作成できるようにしました。
2010/11/13 1.0 AlphaBlender という名称で初版出荷