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アスラ Asura 阿修羅 >>関連項目一覧



漢訳では阿修羅。修羅とも。インドの神話に出てくる神。デーヴァの神々と対立する者達。その立場のため、邪悪な存在として語られる場合もあるが、 そうではないという。イランとインドでは神としての立場が逆転している。

ジャランダラというアスラが最も強大でヴィシュヌにも打ち勝ったことがあるが、結局は多くのアスラ とともに滅ぼされてしまった。

「マハーバーラタ」にダイティヤーというアスラ達がでてくるがシヴァに滅ぼされた。

中国、日本で阿修羅は戦いを象徴するようになった。「阿修羅のように」「修羅の如く」戦う、「修羅場」などといわれる。 争いが絶えないこと「修羅道」「修羅界」などとも(→六道)。 日本では三面六臂の阿修羅像(奈良時代・興福寺)が有名である。

 
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