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仏教の伝承・民話 >>関連項目一覧仏教はインド、ネパールを発祥とし、紀元前4,500年頃、シャカ(ゴータマ・シッダルータ)により説かれた宗教で後にスリランカ、中央アジア、中国、韓・朝鮮半島、日本、またブータン、タイ、カンボジア、ベトナム、東南アジアとアジア全域に広く伝わった。 仏教は唯一、神や超自然的な精霊などの存在を信仰するのではなく、人間や万物に内在する仏、仏性、また法の側面としての仏法を信仰する宗教である。初期においては仏の存在をわかりやすく伝えるため荘厳な姿の仏を説いたが、後には一人ひとりの内面に等しく内在するものであると説く。仏という漢字も人偏が用いられている。 シャカ一代で説いた教えは膨大であるが、後に弟子たちにより口伝、また仏典結集が行われ経文として記録され長く伝えられることとなった。 仏教自体は非常に哲学的であるが、人々の信仰心はいわゆる「ありがたいもの」に向けられる傾向があり、 その意味では「仏」を神扱いして信仰しているといえなくもない。現在では様々な経典の様々な仏・菩薩が、ある意味、好みによって信仰されている場合が多い。 仏教説話は仏の教えをわかりやすく伝えるためのものだが、民話的なプロットを用いたか、相互に影響があったか、各地の民話にみられるモチーフも散見される。 関連項目一覧
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