幻想世界神話辞典 〜
文化地域項目〜
大項目〜
リンク集〜
掲示板
〜
辞典TOP〜
インドの神話・民話 India >>関連項目一覧18の主要言語及び844の方言があるという、多数の民族が生活する文化圏で、 ヒンドゥー教、イスラーム、ジャイナ教、仏教、シーク教、キリスト教、ザラドゥシュトラ(パールシー)など多数の宗教が信仰されている。 なお「インド」の語はスィンドゥという地方名をイラン人が訛って 「ヒンドゥ」と呼び、漢字音写では賢豆に、またスィンドゥがミャンマー風に訛り「ティンドゥ」 となり漢字音写「天竺」、またギリシャでは「インド」と発音され漢字音写「印度」になった。 インド全体の呼称は近代の植民地政策に反対する民族主義から「バーラト」(マハーバーラタでも知られる 「バーラタ族」)という呼称が作られ切手にも使われているという。他の国・地域でもよくあるが、 歴史的なインド全体を指す自称はないということになる。 インドの神には最古の文献リグ・ヴェーダ等で知られるアーリヤ人の信仰していたヴェーダ(バラモン教)の神々、 その後に広まった仏教、ジャイナ教の神々、仏教・ジャイナ教の隆盛に対抗してバラモン教の神々に各地の土着の神々を関連づけた ヒンドゥー教の神々がある。 ヒンドゥーの神々についていえばヴェーダの神々と同名のものであっても、その神格は大きく違っている。 特にシヴァとヴィシュヌの変化は絶大である。(シヴァなどはリグ・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダに名前すら出てこない) また神格の扱いは最高神がどの神かで違う。シヴァが最高神ならシヴァ教。ヴィシュヌが最高神ならヴィシュヌ教といったものを 総称してヒンドゥー教といっているようだ。一般的に世界の創造神としてブラフマー、維持神のヴィシュヌ 、破壊神のシヴァとされている。 また、後世になってから出てきた三神一体説の「唯一の絶対神が時としてブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァとして現れる」 というのが現在多くの民衆に支持されているらしい。 関連項目一覧
●このページのトップへ● (C) Copyright Masahiro Aibara |