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日本の伝承、暦上の雑節(ざっせつ)。もとは中国の五行や十二支の考え方から割り当てられたもの。
日本では夏の土用の丑の日に鰻ウナギを食べる慣習が広く浸透している。由来は諸説あるようで後述を参照。
夏の土用の丑の日は大体7月20日頃。2009年の土用丑の日は7月19日。

「土用」1年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前各18日間。 春夏秋冬四季には木、火、金、水をあて、各季の終わり18日余に土気をあてたという。 各季の土用があけると、立夏、立秋、立冬、立春である。
土用に入って最初の丑の日が「土用丑」となる。

夏の土用の丑の日には、鰻(うなぎ)のかば焼きを食べ、灸(きゅう)を据える風習、 ウナギ、うどんなど「う」の字のつくものを食べると、夏やせ しないなどの俗信がある。
江戸時代、平賀源内が鰻屋に入れ知恵して、「土用の丑の日には鰻を食べる」と広めたという説もよく語られる。
寒中の丑の日には、丑紅を買う風習があるともいう。この紅(べに)は、口中の荒れを防ぐといわれる。



 
関連項目一覧
日本 【文化地域項目】
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ウナギ(鰻うなぎ) 【大項目:動物:神話伝承】

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