
iEPGmAgicExt - iEPGによるmAgicTV5の外部入力予約用プログラム -
初めに
2011年7月24日に東北3県を除く日本国内のアナログテレビ放送が終わりました。 国の政策で効率よく電波を使えるようになるのでしょかね?
其れはさておき、今まで使っていた2枚差しの「アイ・オー・データ製 GV-MVP/GXW」も当たり前ですがアナログテレビは受信できません。
しかし外部入力は、今まで通り使えます。2年前から外部に地デジチューナーを繋いで準備をしていたので見ることも録画することも問題なくできるのですが…
番組予約は、「mAgicガイドで番組表が取得できなくなったのですが?」の対応の様にiEPGサイトを使うようにしました。
しかし、使い辛いの一言に尽きます。ありもしないアナログチャンネルを指定しないと録画設定できないし、視聴するときはありもしないアナログチャンネルを開いて砂嵐を見せられる羽目に。
そこで、ダウンロードしていた「I-O DATA mAgicTV5 予約設定API」を使ってiEPGを使った外部入力の予約プログラムを作成しました。
mAgicTV5のiEPG対応予約をサポートするプログラムは、「ireserve.exe」です。これに取って代わるプログラムを組みました。
注意事項
iEPGの関連付け
iEPGmAgicExt.exeは、テレビ王国のiEPGとiEPGデジタルに対応します。 またiEPGとiEPGデジタルに対応する他の番組予約ソフトウェアでも使用できます。 本プログラムの自動起動に対応するためにファイルの拡張子の関連づけ(レジストリ情報)のみを変更します。
その為mAgicTV5以外の他社製番組予約ソフトウェアで、iEPGとiEPGデジタルの機能を既に使っている方は起動しないでください。レジストリが書き換わり使えなく場合があります。
mAgicExt関連プログラムとの関係
外部入力ガイド(GuidEmAgicExt.exe)等のmAgicExt関連プログラムは、デジタル用データ仕様です。 ので連携を取る場合はiEPGデジタルを使用してください。
各ファイル
下記のファイルが同梱されています。
- iEPGmAgicExt説明書.html -- 本書
- iEPGmAgicExt.css -- 本書用cssファイル
- \images -- 本書用画像フォルダ
- SakaSoftwares\iEPGmAgicExt\iEPGmAgicExt.exe -- 実行ファイル
動作環境
下記の環境が必要です。
- Windows Xp以上の32bit版 (動作確認はWindows 7 professional)
- インターネット環境がある事
- mAgicTV5 が正常にインストールされている事
mAgicTV5の環境設定に付いて
mAgicTV5のチャンネル設定

先ずは、「ADAMS-EPG+(番組表)データを自動的にダウンロードする」のチェックを外します。ダウンロードできないので確実に外します。
左の図を参照してください。

次に、使わない「チャンネル設定」を全て削除していきます。これで、視聴するときも外部入力だけになりアナログの砂嵐に遭うことも有りません。
右の図を参照してください。
mAgicTV5のアスペクト比設定

画質の設定内にアナログ画面の4:3からデジタル画面の16:9に変更する項目があります。[設定変更]をにします。

右の図の[サイズ]項のアスペクト比 16:9のボタンを押して[OK]ボタンを押します。
[高画質][標準画質][長時間]の全てを変更します。
この設定は、GV-MVP/GXWですが他のポート等でも似たような項目があると思います。
最後に、視聴画面で右クリックしてアスペクト比を確認してください。多分16:9になっていると思います。
iEPGmAgicExtの使い方
iEPGmAgicExtの起動
ここの作業は、管理者権限で行ってください。
Ver 2.0.0からは、「mAgicExt」の関連プログラムと完全に同期するように変更しました。 その結果、レジストリは使わない様にしています。 Ver 1.5.0以前を使っていた方は、アンインストール(レジストリを削除して終了)を行ってから下記を行ってください。
他の一般ユーザーでも使えるようにインストールするには、「Program Files」フォルダ内に 「SakaSoftwares」フォルダを移動または複写してください。
他のユーザーから使わない場合は何処にフォルダを置いても動作すると思います。
iEPGmAgicExt説明書.html、iEPGmAgicExt.css等は移動しませんが無くても大丈夫です。
移動後に、iEPGmAgicExt.exeを起動します。[OK]で終了すると拡張子の関連付けを変更します。[OK]終了後からiEPGデジタル(iEPG)での外部入力の予約が可能になります。
iEPGmAgicExtの設定

外部入力プリセット
Ver 2.0.0から外部入力プリセットは、全て予約情報から自動で生成するようにしました。 mAgicExt関連プログラムで使用します。
iEPGデジタルを使った外部予約
新規予約
IO DATAの製品は、テレビ王国のiEPGデジタル(iEPG)に対応しているのでwebページの使い方は知っている方も多いと思います。
番組表から録画したい番組を見つけて[iEPGデジタル]([iEPG])のボタンを押すだけです。
すると予約情報をダウンロードし、何時ものmAgicTV5の新規予約ダイアログが開きます。
ファイルの関連付けが上手くいってない場合は、起動するプログラムを聞いてくる場合があります。 その時は、iEPGmAgicExt.exeを指定してください
更新予約

mAgicTV予約内に同じ時間/チャンネルが有るiEPG予約がなされた場合 左のようなダイアログが開きます。
番組名と番組情報のみが変更できます。
その他の項目を変更する場合は [mAgicTvの予約変更を開く]ボタンを押してください。
アンインストール
レジストリにsetting情報を書き込まないので全てのファイルを削除してください。
拡張子の関連付けのレジストリ情報とは拡張スケジュールファイル残ります。 しかしレジストリは新たなiEPG/iEPGデジタルを使用するプログラムをインストールするときに上書きされます。
その他
拡張スケジュールファイル ExSchedule.dat
iEPGmAgicExtを使った外部入力予約を行うと、生成されるファイルです。
IO DATAのmAgicTV5のスケジュールで保持できないデータを別ファイルで保存しています。 ただしmAgicTV5のスケジュールを元に構成していますので、mAgicTV5のスケジュールが不正になった場合拡張情報がずれる場合があります。
また、mAgicExt関連プログラムで使用しますのでiEPGmAgicExtでは、削除しません。 mAgicExt関連プログラムの外部入力ガイド(GuidEmAgicExt.exe)で削除する事ができます。
場所は、通常(Windows7)隠しフォルダの"C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\SakaSoftwares\mAgicExt\Datas"です。
非常駐プログラム
このプログラムは、iEPG用ファイル(.tvpi)/iEPGデジタル用ファイル(.tvpid)の起動プログラムとしてレジストリに登録されます。 これによりInternet Explorer9より自動的に起動されることが確認されています。多分IE7以降だと起動できると思います。
番組追従機能
テレビ王国の機能には、番組の延長等に追従する機能が有るようですが、iEPGmAgicExtは対応していません。
mAgicTV5との関係
このプログラムは、mAgicTV5の公開されたAPIとレジストリ情報を元に作成されています。mAgicTV5の予約ファイル等には、APIを介してアクセスしています。
商標について
mAgicTVは、株式会社アイ・オー・データ機器の登録商標です。
iEPG及びiEPGデジタルは、ソニー株式会社の商標もくしは登録商標です。
免責
このプログラムは、フリーウェアです。但し著作権等の権利は作者が有します。このプログラムを使ってデータの喪失や機器の損傷が有っても作者は、一切の責任を負わない事とします。
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2012/01/06 : 08版 - Vesion 2.1.1 公開版
2011/12/15 : 07版 - Vesion 2.1.0 [mAgicExtの基本機能追加のため修正]
2011/10/22 : 06版 - Vesion 2.0.0 [mAgicExtと連携仕様、Settingレジストリを不使用化]
2011/10/08 : 05版 - Vesion 1.5.0 [mAgicExt関連プログラムに対応, 誤字修正]
2011/09/02 : 03版 - Vesion 1.2.0 [誤動作の修正]
2011/08/25 : 02版
2011/08/23 : 初版 - Vesion 1.0.0
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