1-3. パーミッション
パーミッション変更は一部のFTPソフトでも可能ですが、
SSHやTELNETで行った方が素早く確実に行うことができます。
ここではSSH又はTELNETによるパーミッション変更の方法を解説します。
(FTPソフトにて変更する場合は、各FTPソフトの
取扱説明書をご覧ください)
尚、SSH及びTELNETの利用にはある程度の基本的なLinux(UNIX)の知識が
必要となります。
Linux(UNIX)については市販の入門書等を参考にしてください。
各ディレクトリ: CGIからの新規ファイル作成が可能であること。
各ファイル: CGIからのファイル内容書き換え(更新)が可能であること。
自前の専用サーバーにて運営する場合は、基本的に全ての
ディレクトリとファイルのパーミッションを777に
設定することがもっとも簡単で確実です。
この方法はセキュリティに不安があるかもしれませんが、
自前の専用サーバーである以上、そもそもサーバー自体の
セキュリティがしっかりしていれば全く問題無いはずです。
逆にサーバー自体のセキュリティが甘い場合は、パーミッションが
何であれ、rootのパスワードが盗用された時点で無意味となります。
個人情報を扱うという理由から、ISP等のレンタルHPスペースでの
使用はおすすめしません。
設置にはできるかぎり専用又は自宅・自社サーバーをご用意ください。
以下にSSH及びTELNETによるパーミッション変更のコマンド例を示します。
まずサーバー上の設置ディレクトリに移動してください。
例:$ cd /var/www/html/mailmg
次にmailmg配下の全てのフォルダ及びファイルのパーミッションを変更します。
例:$ chmod -R 777 ./*
このコマンドで、現在のディレクトリ以下の全てのディレクトリと
ファイルのパーミッションを777に変更できます。
※サーバーの設定によっては、パーミッションは777ではなく
707にしなければならない場合があります。
パーミッションの詳細に関してはサーバー管理者にお問い合わせください。
基本的なパーミッション設定例を以下に記します。
FTPでパーミッションを変更する場合はこちらをご参照願います。
・CGIファイル:755又は705
・PLファイル:644
・HTMLファイル:766(但し、regst.htmlとregst2.htmlは766又は706)
・各フォルダ:707又は777
・各フォルダの中のファイル:706又は766
※以上で全ての設定は終了です。
アクセス方法に従って、メールマガジンの管理画面にログインしてください。
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