【このプログラムについて】
1.機能概要
(1) 同期機能
異なるフォルダに有る、同名のファイルの更新日時を比較し異なる場合、最新(一番日時が大) のファイルを他のフォルダのファイルにコピー(更新)します。
A. 対象となるフォルダは複数指定することが出来ます。
B. 対象となるパス(フォルダ)名、ファイル名、ファイル拡張子は各々フィルタ条件を正規表現の形式で指定する ことが出来ます。
C. 「同期テスト」がチェックされている場合、実更新を行いません。
「同期テスト」がチェックされていない場合、実更新を行いますが、このときは更新確認ダイアログが表示されます。
D. 「同期一覧表示」がチェックされている場合、同期候補(異なるフォルダに同一ファイル名が有るもの) の詳細を表示します。
(2) 検索機機能
指定されたフォルダを検索し、フィルタ条件をパスしたファイルの一覧を表示します。
A. 対象となるフォルダは複数指定することが出来ます。
B. 対象となるパス(フォルダ)名、ファイル名、ファイル拡張子は各々フィルタ条件を正規表現の形式で 指定することが出来ます。
C. 「ファイル名順」がチェックされている場合、一覧をファイル名順にソートして表示します。
「ファイル名順」がチェックされていない場合、フォルダ名(ディレクトリ名)順にソートして表示します。
(3) フィルタ機能
同期機能、検索機能に於いて、対象となるファイルを抽出するためのフィルタ条件を指定します。
A. 拡張子フィルタ
ファイルの拡張子をフィルタします、大文字小文字は識別しません。(全て小文字で比較)
拡張子を"/"区切りで指定します。
例: java/html/jsp
→ java、htmlとjspを対象とする。
先頭に"!"を付加した場合、"以外"を表します。
例: !jsp/C
→ jspとc以外を対象とする。
正規表現も可能です。
例: doc.*/xml.+ 又は (doc).*/(xml).+ 又は (doc).*|(xml).+
→ docで始まる、またはxmlで始まり1文字以上有る場合を対象とする。
B. ファイル名フィルタ
ファイル名を正規表現形式でフィルタします。
例: .*date.*|.*time.*
→ date または time を組むファイル名を対象とする。
C. パス(ディレクトリ)名フィルタ
パス名(ファイル名を含まない)を正規表現形式でフィルタします。
例: .*program\\java.*
→ program\java を含むパスを対象とする。
 ※ 正規表現については、メニュー → オプション(O) → 正規表現テスト(T) でテスト出来ます。
2.メニューのオプションについて
(1) カラー設定
各ウィンド共通のバックグラウンドカラーを指定できます。
(2) フォント選択
表示フォントを選択出来ます。
選択したフォントは次回の起動時に有効になります。
(3) 正規表現テスト
正規表現のテストが出来ます。
(4) メッセージログ設定
メインウィンドで表示されるメッセージをログ(カーレントディレクトリに"syncfileN.log"を作成、Nは1からの世代番号) として記録していますが、このログの世代数、ファイルサイズを指定出来ます。
変更結果は次回の起動時に反映されます。
3.メニューのファイルについて
(1) groupセーブ
グループ情報(ディレクトリパス、フィルタ)を任意のフォルダにセーブすることができます。
現在のグループ情報を現在日時を付加したファイル名で保存します。
(2) groupリストア
セーブしたグループ情報を復元できます。
現在設定されているグループ情報は上書きされます。