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グラデーション画像作成プログラム
[ RGB Gradation Controller ]
version 3.02
田村太一(C) 2012.
本ソフトウェアをダウンロードして頂きありがとうございます。
このプログラムは光の三原色であるR.G.B.(赤、緑、青)、
(または色の三原色のC,M,Y(シアン、マゼンタ、イエロー))の各要素を
曲線的に操作することにより滑らかなグラデーション画像を作成するものです。
[ 目次 ]
1.実行の手順
2.操作
(1).グラデーション曲線の操作
(2).R.G.B.の変更
(3).ポイントの挿入/削除
(4).ポイント位置の手入力
(5).各ウインドウ上での左右のクリック/ドラッグ効果
(6).ウインドウのサイズ調整
3.メニューの説明
(1).「ファイル(F)」
・新規作成(N)
・ラインデータ・ファイルを開く(O)
・ラインデータの保存(S)
・ビットマップ画像として保存(B)
・終了(X)
(2).「編集(E)」
・グラデーションの長さの変更(L)
・グラデーションの方向の変更(D)
(3).「表示(V)」
・タイトルの表示(T)
・ビットマップ・ウインドウの表示(B)
・ビットマップ・ウインドウを最前面にする(W)
(4).「設定(S)」
・ポイント位置の表示(P)
・グラデーションのループ(L) ……… 両端が切れ目無く繋がるグラデーションの作成
・CMYモード (減法混合方式)(C) ……… 光の三原色のRGBでは無く、色の三原色CMYで操作する
・シンクロモード (曲線の同調)(S) ……… 複数の曲線を同時に操作する
(5).「ヘルプ(H)」
4.プログラムの終了
5.アンインストール
6.補足
(1).グラデーションの色が"段々畑"のようにスジ模様が出来ると思ったときは、…
(2).短い長さのグラデーションを作成するときは、…
(2).JPEG、PNG、GIFなど他の画像形式へ変換したいときは、…
7.連絡先
1. 実行の手順
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると以下のようなファイル構成になっています。

この中の左上の四角形のアイコン(点線で囲われているもの)がRGB Gradation Controllerの実行ファイルです。クリックして起動します。
(初回起動後には新たに「Setting.ini」という設定ファイルが自動的に作成されます。このファイルは前回までの各種の設定が記録され次回に読み込まれるようになっています。仮に誤ってこのファイルを削除してしまっても起動に支障はありません。前回までの設定が消えて初回起動時と同じ設定で立ち上がります。)
まず小さなタイトル・ウインドウが前に重なって表示されているので「OK」ボタンを押して進んで下さい。(キーボードからはEnterキーを押しても進めます。)
(このタイトルウインドウがいちいち起動時に表示されるのが煩わしいという場合は非表示にすることが出来ます。⇒「3-(3). 表示 [・タイトルの表示](T)
」
初回起動後、二つのウインドウが一部重なる形で表示されています。

(※説明書内の画像はファイル容量を減らす為に品質を256色に落としています。グラデーションが段々畑になってしまっていますが、実際のスクリーショットとは異なります。)
・手前の大きなウインドウには、赤(R.)、緑(G.)、青(B.)の各要素色の
グラデーションの変化を曲線で表示してあります。メインのウインドウです。
・メインのウインドウの左下奥に重なって表示されているウインドウには、
実際のグラテーションのビットマップが表示されています。
以下、ビットマップ・ウインドウと書きます。
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2. 操作
(1).グラデーション曲線の操作
メインのウインドウがアクティブになっている状態で、赤、緑、青のどれか一つの曲線が操作できる状態になっています。
操作できる曲線に属するポイントが表示されて、また他の二色に比べて少し明るくなっています。
マウスでそれらのポイントを「左クリック・ドラッグ」して曲線を動かします。
ポイントの「高さ位置」に応じてグラデーションの色が変化します。
マウスの矢印をポイント近くに持っていくと「ポイントを選択した」という意味でそのポイントを囲む円が表示されるので、この選択円が表示されている状態でポイントをドラッグして動かして下さい。
(※ただし"ループ無し"の設定時には曲線の「最も左端の点」と「最も右端の点」の両端点はヨコ方向に動かすことは出来ません。)
移動させるポイントの位置によっては、(例えば左から第2点目をその右隣の第3点目より右側に持っていくなどとすると) グラデーション曲線はそれらを結ぶことが不可能になるため、ポイントが曲線上から外れていきます。
ただしこの状態が不正な状態という訳ではありません。このときのグラデーションも通常と変わらずに保存出来ます。また、ポイントを適当に移動させれば再び曲線上に戻ります。
逆にこのことを利用してノコギリの歯のようなギザギザのグラデーションを作ることも可能です。
(※ポイントが曲線上から離れないようにロックしてしまうと、今度は曲線の操作性そのものを著しく抑制してしまうのでこのような仕様になっています。)
スクリーンの格子の上下に走っている二本の明るい肌色のラインはグラデーション曲線を動かせる高さの範囲を表しています。
下のラインが「0」、上のラインが「256」を表しています。

実際にはウインドウズの色設定で「True Color(24ビット)」の時、セットできる色の情報量は赤、緑、青それぞれ8ビット(=0〜255)までなので0を表す下のラインには曲線を重ねられますが、256を表す上のラインには曲線は重なりません。
それより1ドット低い255まででそれ以上は行かないことに注意して下さい。
(※256ではなく、255にラインを引いても良いのですが、そうすると16ドットごとに描いてある下地の格子(グリッド)とズレた位置になってしまうので。単にスクリーンの見た目を優先しているだけです。)
また、スクリーンの格子の1目盛りの大きさはタテヨコ共に「16ドット」ごとです。
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(2). R.G.B.の変更
操作する色を変えたい時は、メインのウインドウにて、「ポイントを選択しない状態」(つまり"選択円が表示されていない状態")でマウスの「右クリック」をして下さい。
R.→G.→B.の順で変わっていきます。
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(3).ポイントの挿入/削除
ポイントを選択した状態で(選択円が表示されている状態で)マウスの「右クリック」をして下さい。ポップアップ・メニューが出てきます。

ここで「ポイントの挿入」を選ぶと、その選択しているポイントの「左側」に新たなポイントが挿入されます。(その結果グラデーション曲線も追加されたポイントに影響されて少し形が変わります。)
左端点を選択していた時に限りその右側に新たな点が挿入されます。
ポイントの数はRGB各最大で256点までです。
「ポイントの削除」を選ぶとそのポイントは削除されます。
但し、"ループ無し"の設定時には曲線の左右の両端点を削除することは出来ません。
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(4).ポイント位置の手入力
ポイントを選択した状態で(選択円が表示されている状態で)マウスの「右クリック」をして下さい。ポップアップ・メニューが出てきます。
ここで「位置のセット」という項目を選ぶと、ポイントの位置を数値でセット出来ます。
このポイントはこの位置にセットしたいという場合など、ここで出てくるダイアログ上で座標値を入力してください。
なお端点(ループ無しの時)のx座標は動かせません。
数値がセット出来ない様に入力ボックスは灰色無効化されています。
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(5).各ウインドウ上での左右クリック/ドラッグ効果
メイン・ウインドウ上では右クリックで、
ポイントを選択していないとき--->RGBの変更。
ポイントを選択しているとき --->上記のポイントの挿入/削除、
位置のセットのポップアップメニュー。
ビットマップ・ウインドウ上で右クリックするとポップアップ・メニューが現れます。
そのポップアップ・メニューからは下記の「3. メニューの説明」にある項目の内の幾つかの機能が実行出来ます。
メインウインドウでは「ポイントを選択していないとき」(ビットマップウインドウ上では「どこでも」)、左クリック・ドラッグでウインドウを移動出来ます。
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(6).ウインドウのサイズ調整
メインウインドウ、ビットマップウインドウ共にウインドウの枠をドラッグして
大きさを調整出来ます。作業しやすい大きさに調節して下さい。
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3. メニューの説明
メインのウインドウの上部にはメニューがあります。
(1).「ファイル(F)」
※「ファイル(F)」のように項目名の後に続いて括弧の中に入っている文字(ここでは"(F)")の意味は、"「Alt」と同時にそのキーを押せば、 そのメニューを選択出来る"という意味です。
・新規作成(N)
新しくグラデーション画像を作成するときに選択します。
(※もちろんグラデーションの長さや方向などは「編集」メニューからも随時変更できるので新しく作成を始める時に必ずしもここを選択しなければならないという訳ではありません。各設定が一つのダイアログ上で纏めて行えるので、さあ新しく作成するぞという、そんな時にここを選択して下さい。)
ここでは作成するグラデーション・ビットマップの「長さ」と「方向」をセットします。
「長さ」は2〜1600(ドット)までの間で設定します。設定ウインドウ内のエディット・ボックスの中に長さの数値を入力してください。
「方向」はその下の「90°回転」というボタンを押して下さい。
ビットマップの向きが90°ごと回転します。
「ループの設定」は、もしここにチェックを入れれば端と端がループ(循環)したグラデーションを作成することが出来ます。
(例えば背景パターン画像として並べたとき、切れ目なく繋がるようなグラデーション画像になります。)
全てセットしたらOKボタンを押して下さい。
(※これらのセットは一旦セットした後でも「編集」メニューからいつでも変更できます。
また、グラデーションの「幅」はビットマップ画像として保存する際に設定するのでここではセットしません。)
・ラインデータ・ファイルを開く(O)
以前に作ったグラデーション曲線のデータ(拡張子".spd"形式)をロードします。
下記の「ビットマップとして保存」した画像データはロード出来ませんので注意して下さい。
(バージョン2.**まではここは単に「ファイルを開く(O)」と表記されていました。)
[ラインデータファイルの互換性について]
version 3.**でもversion 1.** ,2.**で作成したラインデータファイル(拡張子「.spd」)を読み込むことは可能です。
ただし、逆にバージョン3で作成したファイルをバージョン1,2系で読むことは出来ません。
ファイルを上書き保存する際は気をつけてください。
・ラインデータ保存(S)
グラデーション曲線のデータを保存します。
曲線データは拡張子".spd"形式で保存され、上に書いた「ファイルを開く」から再び読み込むことが出来ます。
「RGBLineDataFiles」フォルダが初期保存先フォルダになっています。
作成したグラデーションは出来るだけこの「ラインデータの保存」でセーブするようにして下さい。
下の「ビットマップ画像として保存」だけでは再びこのツールで読み込むことは出来ません。
(バージョン2.**まではここは単に「保存(S)」と表記されていました。)
・ビットマップ画像として保存(B)
グラデーションをビットマップ画像として保存します。
ダイアログ・ウインドウが現れるのでここでまずグラデーションの「幅」を設定します。(範囲は1〜1200ドット)。
エディット・ボックスの中に数値をセットして下さい。
この「幅」方向の大きさは、他の画像エディタでコピーしたりするなどして後からいくらでも大きく出来るものだと思うので、データ量を小さくするなら余り大きくしないのが良いと思います。
ただし余りにも小さくしすぎると後から見る時にどんなグラデーションだったか分からなくなってしまうということもあるので、ある程度の大きさはあった方がいいでしょう。
初期値は32ドットとしています。
※ビットマップ・ウインドウに表示されているビットマップの幅はウインドウの枠を幅方向に引っ張ることでいくらでも変えられますが、その大きさで自動的に保存される訳ではないので注意して下さい。
ビットマップ・ウインドウはあくまで作業用に見易いように表示されているだけで、この「ビットマップ画像として保存」で現れるダイアログで改めてセットする幅の大きさで保存されます。
もしもこのビットマップウインドウでの幅でそのまま保存したい場合は「ビットマップ・ウインドウでの幅の大きさを適用する。」のチェックボックスをチェックして下さい。
OKボタンを押すと次にファイルの名前を付けて保存します。
「Bitmaps」フォルダが初期保存先フォルダになっています。
・終了(X)
プログラムを終了します。
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(2). 「編集(E)」
・グラデーションの長さの変更(L)
作業中に、ビットマップの長さを変えたいときにここを選択して下さい。
エディット・ボックスの中に新しい長さを入力します。
それからその下の「延長/短縮の方法」で延長する時、短くする時の方法を選びます。
@.「全体をストレッチ/縮小」は、
各曲線ポイントが長さに応じて拡散(=延長時)、縮集(=縮小時)するので
ポイントの数自体は変わらず、曲線の形も全体的に伸縮します。
A.「左端を延長/カット」は、
今の曲線の形をいじらずに、ただ左側をもう少し長くしたい(短くしたい)
という時に選択して下さい。
延長時には、長くなった分の左側先に新たにポイントを作って
これを新たに左端点とします。
曲線の形は元々の形を出来るだけ保持しつつ左側だけ伸ばした
ような形になります。
短くなるときには、左側から短くした分の長さをカットします。
左端点からカット分の長さに含まれるポイントは全て削除されます。
B.「右端を延長/カット」は↑を右側で行うものです。
C.「両端を延長/カット」は、
基本的な延長/カットの考え方は上の「左端を延長/カット」に説明した
通りですが、延長/カット分の長さを二分の一にしてそれぞれ両端に
振り分けたものです。
全てセットしたらOKボタンを押して下さい。
・グラデーションの方向の変更(D)
作業中に、ビットマップの方向を変えたいときにここを選択して下さい。
「90°回転」のボタンを押してビットマップの方向を変えられます。
決定したらOKボタンを押して下さい。
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(3). 「表示(V)」
・タイトルの表示(T)
プログラム起動時にタイトルウインドウを表示するかどうかのチェックです。
ここのチェックを外すと起動時にタイトルを表示しません。
・ビットマップ・ウインドウの表示(B)
ビットマップ・ウインドウを表示するかどうかのチェックです。
チェックが外れていればビットマップ・ウインドウは表示されていません。
ビットマップ・ウインドウを消したいとき、再び表示したいときなどここから
行ってください。
・ビットマップ・ウインドウを最前面にする(W)
ビットマップ・ウインドウを最前面ウインドウするかどうかのチェックです。
メイン・ウインドウで曲線を操作中でも、メインの影にならないようにしたい時などにはここにチェックを入れて下さい。
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(4). 「設定(S)」
この設定メニューにバージョン3.00で追加された機能が纏まっています。
・ポイント位置の表示(P)
選択しているポイントのスクリーン上でのx,y座標が知りたい時、ここのチェックを入れてください。
ポイントの座標値がグリッド・スクリーンとグラデーション・カラーバーの間の隙間に表示されます。
この機能は初期設定時に有効になっています。
・グラデーションのループ(L)
もしグラデーションを端と端でループさせたいとき、(例えば背景パターン画像として並べたとき、切れ目なく繋がるようにしたい時など)、ここでチェックを入れれば端と端がループしたグラデーションを作ることが出来ます。
もしループしていない状態からメニューのこの項目を選ぶと「グラデーションのループの設定」というウインドウが出てきて、ここでループが設定できます。
ループ無しで端点を持つグラデーション曲線を編集途中でループさせる場合、ループ後には端と端で結果的に近接した状態になってしまう両端点がしばしば曲線のガタつきの原因になります。
設定後は(元)端点を削除するなどしてガタつきをほぐすように調整してください。
・CMYモード (減法混合方式)(C)
R,G,Bの光の三原色による加法混合方式の色表現ではなく、
C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の色の三原色による減法混合方式の色表現でグラデーションを作成出来ます。
今までのRGB方式では色成分が全て無くなると「黒」になりその黒をベースに赤、緑、青の光を調合して色を作る感じだったのですが、それなりにクセがあり感覚的に作ることが難しい色合いがありました。
CMY方式では色成分が全て無くなると「白」になり、その白をベースに「紙の上に絵の具を重ねていく要領」で色を調合出来ます。
もちろんこの方式もそれなりにクセがあるので逆に作りにくい色もあるのですが、RGB方式とお互いに補完関係にあるので、作りたいグラデーションの色の調子を考えて、RGBにするかCMYにするか、感覚的に色の調合がし易い方法を選んでみて下さい。
・シンクロモード (曲線の同調)(S)
2つ、あるいは3つの色曲線を同調させて動かすことが出来ます。
まず「シンクロモードを使用する」にチェックを入れてください。
すると3つの色曲線の関連付けのチェックが出来るようになるので、ここで同調させたい線同士にチェックを入れて下さい。
チェックされた線同士は以降同一の線として扱われ、シンクロさせた操作が出来るようになります。
例えば3つの色曲線に全てチェックを入れると「白黒」のグラデーションを操作出来ます。
シンクロ設定時、曲線データは以下のような関係性で他の色曲線にコピーされます。
「現在使用中の色」が関係している時
例えは「R(赤)」を操作中にこの設定ダイアログを開き、「R」と「G」にチェックを入れたとします。するとR(赤)の曲線はそのままで、そのRの曲線がG(緑)にコピーされます。
現在使用している色は最も強いと考えて下さい。
「現在使用中の色」が関係していない時
例えば「R(赤)」を操作中にこの設定ダイアログを開き、「G」と「B」にチェックを入れたとします。こういったときの優先度は「R」→「G」→「B」の順になっています。
この例の場合だと、Gの曲線はそのままで、そのGの曲線がB(青)にコピーされます。
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(5). 「ヘルプ」
ヘルプとありますが、ここでは単にバージョン情報を表示します。
ヘルプは今読まれているこのファイルです。
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4. プログラムの終了
メイン・ウインドウの右上隅の「×」(閉じる)ボタンで終了します。
また「ファイル」メニューから「終了」を選択しても終了出来ます。
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5. アンインストール
プログラムのあるフォルダごと削除でアンインストールできます。
レジストリは使用していません。
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6. 補足
(1). グラデーションの色が"段々畑"のようにスジ模様が出来ると思ったときは、…
お使いのWindowsの色設定が恐らく「HighColor(16ビット)」かそれ以下の設定になっているものと思います。これを「TrueColor(24ビット)」に変えてみて下さい。
(手順としては、デスクトップの何も無いところを右クリックして現れるポップアップメニューから、「プロパティ」を選び、「画面のプロパティ」を出します。そこで「設定」タブから「色」とあるところのドロップダウン・リストから「TrueColor(24ビット)」を選んで下さい。)
(※設定の変更方法はお使いのWindowsのバージョンによって異なります。)
バージョン3.00以降、16ビットカラー以下の環境でグラデーション画像を作成しても保存するビットマップは常に24ビットフルカラーとなっているので、環境による色の劣化はありません。
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(2).短い長さのグラデーションを作成するときは、…
例えば32ドットの長さのグラデーションを作りたいと思ったときには、長さを「32」とセットすればもちろん可能ですが、実際には短くなればなるほどスクリーンがとても狭く小さくなってしまい曲線の操作が難しくなってきます。
そこで簡易的な解決なのですが、とりあえず初めにもっと長いグラデーション長をセットしておき(例えば10倍の"320"とか)、そこである程度作って出来たと思ったら、「編集」メニューから「グラデーションの長さの変更」を選び、そこで改めて「長さ」を"32"にして、「延長/短縮の方法」を"全体をストレッチ/縮小"にチェックを入れて長さを縮める、とすれば小さなスクリーンでの作業を避けることが出来ます。
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(3).JPEG、PNG、GIFなど他の画像形式へ変換したいときは、…
このツールは画像を「ビットマップ形式」で保存します。
JPEG、PNG、GIFなど他の画像形式へ変換したいときは画像変換ツールをお使い下さい。
減色ツールの「Dithering Tool」(ディザリング・ツール)でも変換が出来ます。
「Dithering Tool」はベクターのダウンロードページ、又は作者ホームページからダウンロード出来ます。
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7. 連絡先
このプログラムについてご意見やご質問、ご要望などありましたら
下記アドレスまでお気軽にメール下さい。不具合やバグ報告も歓迎します。
E-mail:tamuraproducts@yahoo.co.jp
ホームページ:http://hp.vector.co.jp/authors/VA040186/
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製作 田村太一 / (C) taichi tamura 2012.