出力ファイルの構成

 生成したファイル群は、以下のような構成で保存されます。

[識別コード]
    │
    ├ index.css  …… index.html用のスタイルシートファイル(※1)
    ├ index.html …… スレッド一覧ページ。実行するたびに再作成されます
    ├ style.css  …… 各スレッドのHTMLファイル用のスタイルシートファイル(※1)
    │
    ├ [1] …… グループ番号(連番)。1フォルダに格納するファイル数が多くなりすぎないよう、
    │  │      20スレッド単位でグループ化されます(※2)
    │  │
    │  ├ [スレッド番号1] …… 該当するスレッドの生成結果が格納されます
    │  │     ├ 1.html     …… 1〜100レス
    │  │     ├ 101.html   …… 101〜200レス
    :  :     :   :
    │  │     ├ 901.html   …… 901〜最終レス
    │  │     ├ dat.zip    …… 対応するdatファイルをzip化したファイル
    │  │     └ index.html …… 全レス
    │  │
    │  ├ [スレッド番号2]
    │  :     :
    │
    ├ [2]
    :

※1 スタイルシートファイルは中身が空で作られるので、初回の実行後にご自分でスタイルを記載してください。スタイルシートファイルが存在していれば、再実行しても上書きされません。
※2 リストファイルにおけるスレッド一覧の先頭から20スレ単位でグルーピングされます。そのため、一度でも実行してHTMLファイルを生成したあと、スレッド一覧の途中に行を挿入すると、以後の実行で連番がずれてしまいます。この場合、生成済みの全ファイルを削除した上で再生成するのが無難です。ジェネレータは出力フォルダ下の該当するサブフォルダやファイルを新しいデータで上書きするだけで、(連番がずれた結果)不要となったサブフォルダやHTMLファイルを削除することはないからです。
なお、main.jsで記載されている値を書き換えれば、20スレッドではなく任意のスレッド数でグルーピング可能です。しかし上記と同様にグループ番号がずれる問題が発生するので、同じく生成済みの全ファイルを削除した上で再生成するのが無難です。

グルーピングに関する補足

 生成結果をローカルで閲覧するのみならず、ウェブサーバ上にアップロードして公開する場合、1フォルダ中のファイルやサブフォルダが多いと大変です。リストファイルの設定さえしてしまえば、生成自体は自動、それも短時間で終了するので簡単ですが、保管庫を丸ごとアップロードする場合、ファイル数が多いと何時間もかかる上に途中でエラーになる可能性が高くなります。差分のみ手動でアップロードする場合でも、目視での確認が大変なためミスしやすくなります。
 20スレッド(規定値)ごとにフォルダを分けてグループ化するのは、そういったエラーやミスを防止するためもあります。1グループフォルダのサブフォルダは最大20個、ファイル数は最大240個なので、丸ごとアップロードした場合は途中でエラーが起きても、グループ単位のアップロードなら正常終了する可能性が高くなるからです。その際、グループ番号は連番かつ桁も少ないので、目視でもわかりやすいでしょう。たとえば200スレ目まで続いている長寿スレを処理対象とした場合、1〜200スレすべて格納しても、グループ番号は10にしかなりません。