
GuidEmAgicExt - mAgicTV5の外部入力用ガイドプログラム -
初めに
IO DATA製のmAgicTV5を使うアナログチューナーは、「mAgicガイドで番組表が取得できなくなったのですが?」の様に簡単には使えなくなりました。 そこで、テレビ王国のiEPGデジタルを使って外部入力予約ができるiEPGmAgicExt.exeを作りました。 iEPGmAgicExt.exeを使って外部入力の番組予約ができる様になると、mAgicTV5の付属のプログラムでは多少使い難い点がでてきます。 そこで、mAgicガイドに近い物を作ってみようと始めました。
Ver 2.0.0は、ダイアログ形式からSDI形式に変更して通常のアプリケーションになっています。
Ver 2.1.0は、常駐時間管理(タイムキーパー)を導入しました。自動的に番組表のダウンロードを行う事ができます。
Ver 2.3.0から、CS/CS110(スカパー!プレミアムサービス/スカパー!)の番組表取得を公開しました。
各ファイル
下記のファイルが同梱されています。
- GuidEmAgicExt説明書.html -- 本書
- mAgicExt.css -- 本書用cssファイル
- \images -- 本書用画像フォルダ
- \mAgicExt\GuidEmAgicExt.exe -- ガイド実行ファイル
- \mAgicExt\rEPGmAgicExt.exe -- ダウンロード実行ファイル
- \mAgicExt\MRmAgicExt.exe -- タイムキーパー実行ファイル
- \mAgicExt\mAgicExt.dll -- mAgicExt用dllファイル
- \mAgicExt\TvStation.dat -- 地上波/BS/CS/CS110局名ファイル
動作環境
下記の環境が必要です。
- Windows Xp以上の32bit版 (動作確認はWindows 7 professional)
- インターネット環境がある事
- Windows Internet Explorer7以上のプログラムが動作する事
- mAgicTV5 が正常にインストールされている事 (Ver 1.5から無くても起動できる様になりました。)
mAgicTV5の環境設定に付いて
使えなくなったmAgicTV5用番組表の設定解除とアナログのチャンネル等を変更します。

先ずは、「ADAMS-EPG+(番組表)データを自動的にダウンロードする」のチェックを外します。ダウンロードできないので確実に外します。
左の図を参照してください。

次に、使わない「チャンネル設定」を全て削除していきます。これで、視聴するときも外部入力だけになりアナログの砂嵐に遭うことも有りません。
右の図を参照してください。
mAgicTV5のアスペクト比設定

画質の設定内にアナログ画面の4:3からデジタル画面の16:9に変更する項目があります。[設定変更]をにします。

右の図の[サイズ]項のアスペクト比 16:9のボタンを押して[OK]ボタンを押します。
[高画質][標準画質][長時間]の全てを変更します。
この設定は、GV-MVP/GXWですが他のポート等でも似たような項目があると思います。
最後に、視聴画面で右クリックしてアスペクト比を確認してください。多分16:9になっていると思います。
追記 mAgicPly.exeによる録画番組試聴時のアスペクト比は、保持されない様です。
GuidEmAgicExtのインストール/アンインストール
インストール
インストーラーはありません。「mAgicExt」フォルダを適宜なフォルダに移動またはコピーしてください。
後は使いやすいように、GuidEmAgicExt.exeのショートカットをディスクトップにでも作ってください。
Ver 1.5.0では、フォルダ構成をWindows Xp/Vista/7の標準構成に変更したため、iEPGmAgicExtのVer 1.5.0以前とは連携が取れません。 今後予定しているiEPGmAgicExt Ver 2.0.0以降を使用してください。
アンインストール
先ずは、GuidEmAgicExtの「ファイル(F)」メニューから「レジストリ等を削除して終了(R)...」を選択します。 確認のダイアログがでますので、「OK」を押します。
これで、登録されたレジストリと各データの全てを削除して終了します。
その後、「mAgicExt」フォルダ内全てのファイルを削除してください。
GuidEmAgicExtの初期設定
番組データ設定
起動すると下図のように何も表示されない状態です。


先ずは、[設定]リボンを選んでください。 その中の「番組データ設定」をクリックすると右のダイアログが開きます。
次に、[地域設定]で住んでいる地域を選択してください。 見ることができるテレビ局が無い場合は近くの地域を選択してください。
次に、[全て転送]または[転送]ボタンを押してテレビ局を登録します。
これで、登録したテレビ局の番組情報を取得する事になります。
ダウンロード

番組データ設定を終えた後に、「ファイル(F)」メニューから「番組表データをダウンロード(D)...」を選択するとダウンロードが始まります。
初めての場合、8日分の番組情報をテレビ王国からダウンロードしてきます。
ダウンロードはかなりの時間が掛かりますが、GuidEmAgicExtとは別動作ですので他の作業はできます。
「TvGuide」フォルダ内に日付け付きのファイルができます。 再読込みしたい場合は、「ファイル(F)」メニューからガイドファイルを削除してください。
その後からは、[ホーム]リボンの[番組表]から選択すると番組表が表示されます。
GuidEmAgicExtの使い方
Ver 2.0.0からは、Windows7仕様のリボンインターフェースを採用しました。 使い方は、ダイアログベースと同様です。
番組表示/リスト表示に付いて


番組表は、ダブルクリックすると新規予約または予約情報表示/継続予約表示ができます。
当日の表示には、時刻用の赤い線がでます。
番組予約リストは、ダブルクリックすると予約情報表示/継続予約表示ができます。
録画番組リストは、ダブルクリックすると録画視聴/録画削除ができます。
検索リストは、ダブルクリックすると新規予約または予約情報表示/継続予約表示ができます。
右クリックのポップアップ メニューにも対応しました。
予約情報表示/継続予約表示


左は予約情報表示で右が継続予約表示のダイアログです。
予約情報は、直接変更はできませんが[予約変更]ボタンを押すとmAgicTV5の予約変更ダイアログが開きます。
継続予約は、番組名と番組情報のみ変更ができます。その他の変更は、[予約変更]ボタンを押して行ってください。
テレビ局情報が無いときはコンボボックスがでますので該当するテレビ局を選択して[OK]ボタンを押してください。 番組表とリンクできます。
簡易検索

リボンメニューの[簡易検索]を押すと右のダイアログが開きます。
そのまま[OK]ボタンを押すと全ての番組をリスト表示します。 キーワードは、複数指定できます。空白区切りでOR検索になります。
予約検索設定

「設定」メニューの「予約検索設定」を選択するとダイアログが表示されます。 「簡易検索」とほぼ同じ構成で番組検索を行います。
設定が終わりましたら、リボンメニュー[ホーム]の[予約検索]を押してください。
ダウンロードしている全てのガイド情報を検索して表示します。
検索機能が十分なのか足りないのかよく分かりません。
タイムキーパー
Ver 2.1.0以降に「設定」メニューの「時間管理」に「タイムキーパーの実行」と 「タイムキーパーの設定」を追加しました。
「タイムキーパーの実行」をチェック(実行)後、「タイムキーパーの設定」が使えるようになります。 チェックを外すと常駐は一端終了されます。 ただしスタートアップに登録された場合はWindowsの再起動後常駐します。

設定は番組表データを自動でダウンロードしてくる時間を指定できます。
テレビ王国の更新は、午前8時~午前9時の間ぐらいで行われているようです。 mAgicExtは、午前5時0分を処理変更時間にしていますので、午前5時0分~番組表更新時間にダウンロードするように 時間を設定すると上手くダウンロードできません。(午前0時~午前5時のデータが取れない状態になります。)
「番組表の自動ダウンロード後に検索予約を行う。」にチェックすると 自動的に上記の予約検索設定に従って予約が行われます。
「スタートアップにショートカットを登録して自動起動します。」にチェックすると、Windows起動時に自動的に起動して常駐します。 「タスクトレイにアイコンを表示します。」にチェックするとタスクトレイから操作が可能になります。
その他の機能
その他は使っていればわかると思います。
確認されている事象について
Ver 2.1.0 - 録画試聴時のデータ書換えの機能は付けていません。(視聴日/回数等変わりません。)
各機能に付いているアイコンは、一応付けています。できるならもう少し良いものにしたいです。
その他
データフォルダに付いて
今回データフォルダの位置を変更しました。 Windows Xp/Vista/7のアプリケーション用データフォルダ内に入れました。
通常(Windows7)は、"C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\SakaSoftwares\mAgicExt"ここに入ります。
Ver 1.1.0とデータ互換はありますが、データを入れ直す機能は付けていません。
拡張スケジュールファイル ExSchedule.dat
GuidEmAgicExtを使った外部入力予約を行うと、データフォルダ内の「Datas」フォルダに生成されるファイルです。
IO DATAのmAgicTV5のスケジュールで保持できないデータを別ファイルで保存しています。 ただしmAgicTV5のスケジュールを元に構成していますので、mAgicTV5のスケジュールが不正になった場合拡張情報がずれる場合があります。
外部入力プリセット
GuidEmAgicExtを使った外部入力予約を行うと、mAgicTV5の情報として「外部入力プリセット」に放送局名と外部入力名をレジストリ登録します。 削除は、mAgicマネージャの「外部入力プリセット編集」で行えます。
iEPGmAgicExt.exeとの連携について
iEPGプログラムのiEPGmAgicExt.exe(Ver2.0.0)とは、基本的に連携します。 テレビ王国の[iEPGデジタル]を使えば番組表ともリンクすることができます。
常駐プログラム
Ver 2.1.0より 常駐プログラムが追加されました。 常駐部は、設定に寄りWindowsの起動時から常駐します。 動作は、設定に従って時間管理を行い自動ダウンロード、自動予約を行います。
mAgicTV5との関係
このプログラムは、mAgicTV5の公開されたAPIとレジストリ情報を元に作成されています。mAgicTV5の予約ファイル等には、APIを介してアクセスしています。
シェアウェア化について
現在自分が必要な機能だけを付けていますので、フリーソフトウェアにしています。 要望等で余り使わない機能とか手間がかかるとか等でシェアウェアに変更する場合もあり得ます。 ただしその場合でも、拡張した部分のみシェアウェアとします。
商標について
mAgicTVは、株式会社アイ・オー・データ機器の登録商標です。
iEPG及びiEPGデジタルは、ソニー株式会社の商標もくしは登録商標です。
免責
このプログラムは、フリーソフトウェアです。但し著作権等の権利は作者が有します。
また、株式会社アイ・オー・データ社製のダイナミッ・リンク・ライブラリを使用しています。
このプログラムを使って録画の失敗、データの喪失、機器の損傷が有っても作者及び株式会社アイ・オー・データは、一切の責任を負わない事とします。 十分動作を確認の上、使用者の判断でご利用ください。
web : Saka's Web Page / bbs : 掲示板 mail: 莎華(SAKA)
2013/04/11 : 08版 - Vesion 2.3.0 CS/CS110の番組表の取得を公開。
2012/05/04 : 07版 - Vesion 2.2.0 番組表データ取得時データを取りこぼすバグ、他を修正。
2012/01/06 : 06版 - Vesion 2.1.1 予約検索時全て予約されるバグ、他を修正。
2011/12/15 : 05版 - Vesion 2.1.0 タイムキーパー機能追加及びバグ修正。
2011/11/23 : 04版 - Vesion 2.0.0 SDI形式に変更及びバグ修正。
2011/11/06 : 03版 - Vesion 1.5.0 番組表組に変更、及びバグ修正。
2011/10/13 : 02版 - Vesion 1.1.0 [自動予約時のデバイスが自動になる不具合の修正]
2011/10/11 : 初版 - Vesion 1.0.0
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