登録データの利用



 各ボタンに登録されたデータは、そのボタンを押すと一行エディターのカーソル位置に出ます。
 カーソル位置に出るという事は、複数のボタンを組み合わせて文字列を作る事ができるという意味です。
 例えば電話番号の入力時に、キーボードを使わずにマウスタッチに登録されている数字ボタンを押しても入力
 できるという事です。又再変換機能の付いた日本語フロントエンドプロセッサーを使うと、平仮名のボタンで
 入力してから再変換で漢字にする事ができます。
 またカーソルが一行エディター内の文字列の途中にあれば、その位置に割り込む形で出ます。

  


1 データの転送

  「転送」ボタンを押すと一行エディター内のデータは、ウインドウズのメモリ上にあるクリップボードという所に転送されます。




  転送後は一行エディターがクリアされます。




  同時にメインウインドウはタスクバーに収納されて消えます。

  
 

  他のソフトにデータを張り付ける時は、そのソフトの入力欄にカーソルを移動させてから「Ctrl」キーと「V」キーを同時に押します。
  そして再度マウスタッチパネルのメインウインドウを呼び出す時は、上図のタスクバーをクリックして下さい。


  なお五段式で登録されている場合は、下図のようにサブボタン・パネルが出ます。







2 データの呼び戻し

  転送された後は前述の通り、一行エディター内は空になりますが、「呼び戻す」ボタンを押すと、クリップボードのデータが
  一行エディターに出ます。これは他のソフトからクリップボードに送られたテキストデータに限って呼び戻す事もできます。





3 ボタンのデータを直接クリップボードに転送する

  下図で示す「ダイレクト」にチェックを入れると、一行エディターに文字列を表示せずに直接クリップボードに登録されている単語を
  送る事ができます。




  この場合、一段式と五段式とでは動作が異なります。
  一段式と違って、五段式は連続で単語を貼り付ける事を想定していますので、メインウインドウはタスクバーに収納されますが、
  サブボタン・パネルは「閉じる」ボタンを押すまで消えません。
  またサブボタン・パネルの「閉じる」ボタンを押すと、タスクバーに収納されていたメインウインドウが表示されます。



4 五段式のメインボタンの名称は何時でも変更できる。
   五段式のサブボタン・パネルの表示中は、メインボタンの名称欄を何時でも変える事ができるようになっています。
   よって名称を変更してから「閉じる」ボタンを押す事で反映させられます。

      



5 ボタンの登録抹消
   登録されているボタンのデータを抹消するにはボタンの名称を消す事で行えます。
   五段式の場合はメインボタンの名称を消してもその配下の5つのサブボタンに登録
   されている単語は、それぞれのボタンの名称を消さない限り消えません。
   これはメインボタンの名称をうっかり消してしまっても5つのボタンの登録データを消して
   しまわないようにする為の仕様です。