エディタ:S2E(Spreadism Stage Editor) マニュアル

★画面


画面の説明
1:位置
  オブジェ(音符)の位置を示しています。
  位置は0000〜1999までです。
2:オブジェ配置図
  左からZ、X、C、V、Bのオブジェの配置状況を示しています。
  ●の部分にオブジェが配置されます。
3:BPMボックス
  最初(位置0000)とBPMが変化する場所で、その値が設定されます。
4:ゲージ
  全体の中で、1〜3で編集可能な箇所を示しています。
5:ステージデータ
  ステージ名や音楽ファイルを表示しています。
6:コマンドボタン
  S2Eで使用できるコマンドが書かれたボタンです。

★ステージ作成の流れ
新規作成またはデータ読込

ステージデータ設定

オブジェ配置

データ作成

動作チェック

<新規作成またはデータ読込>
 白紙の状態にするか、データを読み込んで、編集の準備を行います。
 新規作成の場合は、6から「新規作成」を押します。
 データを読み込む場合は、同じく6から「データ読込」を押し、ファイルを選択します。

<ステージデータ設定>
 5でステージデータを設定します。
 これらのデータは「Spreadism NEO」のステージ選択画面に表示されます。
 
項目名説明
※ステージ名ステージの名前を設定します。
副題副題を設定します。同じステージ名で区別するときに使います。
「ハードモード」「リミックス版」など自由に。設定しなくても構いません。
※ジャンル名ジャンルを設定します。ジャンル名にこだわらず、曲のイメージなどでも構いません。
※作曲者名ステージで使用するMIDIの作曲者名を設定します。
※★音楽ファイルステージで使用する音楽ファイルを設定します。
「…」ボタンを押すと、音楽ファイルを選択し、ファイル名を設定することができます。
音楽ファイルとして使用できるのはMIDIファイル(拡張子mid)とMP3ファイル(拡張子mp3)のみです。
※BPMBPM(テンポ)を設定します。
必ずしも数値である必要は無く、「少し速い」とか「ゆっくり」なんて書いても構いません。
★BG背景画用の画像ファイルを設定します。
「…」ボタンを押すと、画像ファイルを選択し、ファイル名を設定することができます。
★OBJ画像オブジェ(音符)用の画像ファイルを設定します。
「…」ボタンを押すと、画像ファイルを選択し、ファイル名を設定することができます。
※レベルレベル(ステージの難易度)を10段階から設定します。
「測定」ボタンを押すとオブジェの配置数を元にレベルを設定することができます。
「測定」ボタンで表示されるレベルはあくまで一つの目安です。
※終了位置ステージが終了する位置を設定します。
この位置に来ると結果画面に移動します。

 ※がある項目は必須項目です。設定していないとステージデータ作成ができません。
 ★がある項目は「…」を押してファイルを選択することができますが、フォルダ名(絶対パス)が省かれた状態で設定されます。
 (例:選択したファイルがD:\tool\music\spreadism\music.mid → music.mid)

<オブジェ配置>
 オブジェ配置・編集は1〜4で行います。
 4のゲージを調整することで編集場所を指定します。

 オブジェの配置・消去は2で行います。
 【オブジェを配置する】
  オブジェを配置したい行のZXCVBのいずれかの場所をクリックすると、その場所に●が現れます。
  この●がある場所に、ゲーム中はオブジェが配置されます。

 【同じ行のオブジェを変更する】
  既に●が置いてある行で、●がある場所以外の場所をクリックすると、●がクリックした場所に移動します。

 【オブジェを消去する】
  既に●が置いてある行で、●がある場所を再度クリックすると、●を消去することができます。

 【1行挿入する】
  まず、1で挿入したい位置を選択します。
  次に6から「1行挿入する」を選ぶと、その位置に空白のデータを追加することができ、
  それ以降のデータが1行ずつ繰り下がります。

 【1行削除する】
  まず、1で削除したい位置を選択します。
  次に6から「1行削除する」を選ぶと、その位置のデータを削除することができ、
  それ以降のデータが1行ずつ繰り上がります。

 【BPMを設定する】
  3に数値を入れると、BPMを設定することができます。
  その位置に来たとき、テンポ(オブジェのスピード)が変わることを示します。
  テンポが変化する場所以外に、最初(位置0000)には必ずBPM設定してください。

<データ作成>
  6から「データ作成」を選択すると、Spreadism NEO用のステージデータを作成することができます。
  作成するためには次の条件を満たすことが必要です。
  ・<ステージ設定>の項目のうち、※がある項目は必ず設定していること。
  ・位置0000のBPMボックスには必ずBPMを記述していること。
  以上の条件を満たすと、ファイルダイアログ画面が開きますので、名前をつけて保存すると、ステージデータが作成されます。

<動作チェック>
  ステージデータの動作チェックをするためには「Spreadism NEO」で選択します。
  なお、「Spreadism NEO」の本体ファイルがあるフォルダにS2E本体を置いておくと、
  6の「Spreadism NEO起動」のボタンが使用可能になります。
  このボタンを押すと、「Spreadism NEO」本体を起動することができます。
  作成したステージで遊ぶには、予めステージファイルと同じフォルダに、
  ステージ設定で設定したファイルを置いておく必要があります。

<暗号化データを作成する>
  6から「暗号化データ作成」を選択すると、暗号化されたSpreadism NEO用のステージデータを作成することができます。
  暗号化されたステージは容易に修正ができなくなりますので、暗号化前のステージデータは残しておいたほうがよいでしょう。
  なお、通常のステージデータの拡張子は「sdt」、暗号化されたステージデータの拡張子は「sdx」となります。
  暗号化されたステージデータはこのエディタで呼び出すことができないので注意してください。

<ステージデータ作成の注意>
  自作以外のMIDIファイルや画像ファイルを使用する際は、著作権表記に注意してください。
  著作権者の許可を得ないで使用するのは控えてください。
  また、自作のものであっても、二次創作物の使用は控えたほうがよいでしょう。
  フリー素材を使用する場合は、事後でもいいので作成者に連絡したほうがよいかと思います。

<ステージデータ作成のアドバイス?>
  オブジェ1個は16分音符の長さに相当します。4拍子の曲なら16個で1小節分となります(3拍子なら12個)。
  使用するMIDIは曲の最初(1小節くらい)に休みがあるものだと作成しやすいです。
  そうでない曲でも最初の数小節はオブジェを配置しないなどの方法を取ると遊びやすくなります。
  ステージ終了位置が来ると、演奏中でも結果表示画面に移動しますので終了位置の設定には注意してください。
  曲終了後に16〜32行程度の空白行を設定しておくと、結果表示画面への移行がスムーズになります。
  オブジェの速度はBPMで決まりますが、速度に端数が出る関係上、演奏中にずれてしまうことがあります。
  そのような場合は、適当な場所で「1行削除」や「1行挿入」で調整してください。

  背景画像とオブジェ画像の定義は次のとおりです。
  
画像大きさ画像形式
背景用画像320ピクセル×320ピクセルBMP、JPEG、GIF、PNG形式
オブジェ画像32ピクセル×32ピクセルBMP、JPEG、GIF、PNG形式
直径32ピクセルの円形で、
表示しない部分は白(255,255,255)にする

  なお、これらの画像を用意しない場合は、デフォルトの画像を使用します。

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