ボスの攻撃を突破する方法は大きく分けて二つあります。一つはショットやボムで攻撃して体力ゲージを0にする方法、もう一つは敵弾を大量に吸収して相手の封殺ゲージを0にする方法です。より細かく分類すると、5つの突破方法があります。
※黄字は達成すると「御札(スペルカード)取得」となります。
【突破】 敵の体力ゲージ or 封殺ゲージを0にする
【刻限】 攻撃の制限時間が切れる
【完勝】 ノーミス・ノーボム・制限時間内に敵の体力ゲージを0にする
【封殺】 ノーミス・ノーボム・制限時間内に敵の封殺ゲージを0にする
【完全封殺】 敵を全く攻撃することなく【封殺】を達成する
ここでは通常の倒し方ではなく、弾吸収でボスを「封殺」する方法について解説します。
例として1面ボス「博麗の巫女」の御札攻撃、修羅「羅生門」-Hard- を「完全封殺」してみます。「完全封殺」は、敵を全く攻撃せずに敵の封殺ゲージを0にすることで達成できます。

まず開幕と同時に自機めがけて青のお札が飛んできます(画像左)。これを青バリアで防ぐと画面の左右に赤い光の柱が出現して大量の弾を発生させますが、画面の右上or左上に赤バリアで待機すると弾が発生しなくなります(画像中央)赤い弾を減らせるので落ち着いて対処できます。その後、円周状の青い弾を出してから、再びお札攻撃に戻って同じパターンを繰り返します(画像右)。この間、吸収した弾の量に応じて封殺ゲージ(画面上2本のゲージのうち、下のオレンジの方)が減っていきます。
「封殺」は、
敢えて攻撃しないで弾吸収に集中することで(通常の倒し方に比べて時間はかかりますが)秋ゲージを多く稼ぐ戦術です。これにより、秋穫祭モードで自機の攻撃力を上げるチャンスが大幅に増えます。攻撃力レベルを十分に上げておけば、後半ステージの戦いも有利になるというものです。高得点も狙えるので、ボス弾幕は可能な限り封殺を狙っていくのがいいでしょう。

しかし、攻撃を行わない「封殺」戦術にはペナルティも存在します。封殺ゲージが半分まで減ると攻撃の難易度ランクが一段上がるのです!今回の場合、HardからLunaticにランクアップします(画像左)。これをしのいでゲージを0にすると封殺達成!通常に比べて大幅に秋ゲージを稼ぐことができます(画像右)。
「封殺」戦術は普通に攻撃して倒す場合に比べて時間がかかる上、途中で弾幕がパワーアップするため、ミスして残機を失う可能性が高くなってしまいます。しかし、それを補って余りあるメリットを得点や自機強化の面で得られます。やや上級者向けの戦術ではありますが、序盤ステージの一部の攻撃だけでも封殺できれば、終盤ステージでより優位に立てるでしょう。
弾幕シューティングゲームに共通することですが、画面にはいつも大量の弾がばらまかれています。ですが、自機や弾の当たり判定(当たるとミスになる部分の大きさ)は非常に小さく、例えばこれくらい近くを通っても当たりません。

状況によっては弾をできるだけ小さく避けたほうが楽な場合も多々あり、動くべきか、動かないべきかの見極めが重要な要素になります。
ボムは、敵に対して強力な攻撃を行い、また一定時間弾を消したり、弾に当たらなくなるという強力な必殺技です。どんなに弾に囲まれているときでもボム一つでピンチを脱出、体勢を立て直すことが出来ます。
また、本作は喰らいボムシステムを搭載しているので、被弾直後の一瞬ならボムを使うことでミスを無効化できます。(この場合サポートキャラがボムを撃ちます)
さらに、秋ゲージが70%以上溜まった状態でスペシャルキーを押すとボムの代わりに秋穫祭モードが発動しますが、こちらも弾消しや無敵時間があります。ピンチを脱出する手段が色々と充実しています。
つまり、「ピンチの時は迷わずスペシャルキーを押せ!」ということです。
自機が被弾してミスになった場合、ボムの数は初期値の3に戻ります。だから、ボムを持った状態でミスしてしまうこと(いわゆる「抱え落ち」)は凄くもったいない。慣れない内は、「被弾と同時or直前にボムを使う」というより「少し危ないかも…」くらいで使うのがいいでしょう。
このゲームでは敵のほとんどの攻撃がバリアによって吸収可能です。
しかし難易度が高くなってくると「バリア切替を使った弾吸収」だけではなく、「精密な弾回避」のテクニックも必要になります。例としては、「チョン避け」や「切り返し」など、自機狙いの弾を誘導するテクニックなどです。

左の画像のように赤い弾と青い弾が同時に自機を狙って飛んできた場合、青いバリアを展開しつつ少しずつ下に動くことで(チョン避け)、青い弾を吸収しながら赤い弾を回避することが出来ます。また、右の画像のように赤と青の弾が同時に大量に飛んできた場合、バリアの色を切り替えると却って混乱してしまいます。バリアの色はそのままで、吸収できない弾を低速移動で慎重に回避した方がいいでしょう。
こういった場面ではバリアの切替よりも従来の弾幕STGにも共通するテクニックが重要になります。敵のパターンごとに最適な回避・攻略方法を探してみましょう。