5. テーブルデータの変更

操作方法

メインフォームで[テーブルデータの変更]ボタンをクリックすると、右のフォームが表示されます。

本アドインのフォームはすべてモードレスですので、フォームが表示されていても範囲選択などの操作が可能です。
「列」は Excel ワークシートの列を表します。SQL Server のテーブルの列は「フィールド」と表記しています。

変更用のデータが入力されている矩形範囲(先頭行は列名)を選択して[データ範囲設定]ボタンを押してください。あとはテーブルの作成と同様に、各列の設定を確認・訂正してから[データの変更]ボタンを押してください。詳細は次に記述しています。

データ更新フォーム画像
  1. 「処理するテーブル」コンボボックスで追加先のテーブル名を選択(または入力)します。(後でも構いません。)
  2. 次のいずれかの方法で、テーブルを作成するためのデータが入力されている範囲を設定します。この範囲の先頭行には列名が入力されていなければなりません。 [データ範囲設定]ボタンの下にデータ範囲のアドレスが表示されますので確認してください。
  3. 例えばデータ範囲の最後の行は集計行なので変更用の値は入っていないなどという場合は、[データ範囲設定]の右のテキストボックスに使用しない行数を入力してください。(先頭行は列名でなければなりません。最初の行を 0 行としても無視されます。)
  4. リストボックスに列名の一覧、その右と下には各列の設定内容が表示されます。そのリストボックス内の列名をクリックすると、その列の設定内容が右側に表示されますので確認・訂正してください。
    複数の列を検索条件と設定すると、それらから作成された検索条件は AND で結合されます。
  5. すべての列の確認・訂正が終わったら[データの変更]ボタンをクリックしてください。

使用例

対象となるテーブルの名前を table1、データ範囲を右の図のものとします。 データ変更使用例画像

「条件1~3」の列については

「値」の列については

とします。このとき次の3つの UPDATE 文が実行されます。

UPDATE table1 SET "値" = 10 WHERE "条件1" = 0 AND "条件2" = 0
UPDATE table1 SET "値" = 20 WHERE "条件1" = 0 AND "条件3" IS NULL
UPDATE table1 SET "値" = 30 WHERE "条件2" = 1 AND "条件3" IS NULL

備考