使い方
管理画面へアクセス
まず、セットアップガイドに従いTomcatを起動します。
Webブラウザから http://localhost:8080/commander にアクセスします。
デバイス接続情報の登録(新規の登録)
(1) IPアドレスを入力します
(2) 新規デバイス登録からデバイスの種類を選択してクリックします
(3) 接続方法(TelnetまたはSSHをプルダウンから選択します
自動的にデフォルトのデバイス接続情報がセットされます。
(注意)デフォルトのプロンプトが接続するデバイスのプロンプトと異なる場合には、変更が必要です。
(4) ユーザ名(ログイン名)を入力します
(5) パスワードを入力します
(6) デバイス情報 登録/更新をチェックします
(注意)新規登録/更新の際には必ずチェックしてください
各項目の説明
項目 | 値 | Telnet | SSH |
IP | 機器のIPアドレス(例 192.168.1.10 | 必須 | 必須 |
Port | 機器のポート番号(例 23) | 省略可(省略時 23) | 省略可(省略時 22) |
接続方法 | 使用するプロトコル(メニューから選択)TelnetまたはSSH | 必須 | 必須 |
ユーザ名プロンプト |
機器が表示するユーザ名入力プロンプト (例 Username: や Login: )
接続時にパスワードプロンプトが表示される場合には空白にする。
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オプション | 不要 |
パスワードプロンプト |
機器が表示するパスワード入力プロンプト (例 Password:) |
必須 | 不要 |
コマンドプロンプト |
ログイン後に機器が表示するコマンドプロンプト
(例 SwitchA> SwitchB#)
テンプレートを選択すると何らかの文字で始まり">","$","#"で終わることを意味する正規表現がセットされます。
|
必須 | 必須 |
SU/ENABLEプロンプト(*) | スーパーユーザになる際に機器が表示するパスワード入力プロンプト (例 Password: | オプション | オプション |
日本語の応答(エンコード) | 接続機器が日本語の応答を返す場合に指定 (英語表示の場合デフォルト値Shift_JISのままとして下さい) | オプション | オプション |
More | 複数ページにまたがる場合に機器が表示するMOREプロンプト (例 --More-- | オプション | オプション |
コマンド送信間隔(ミリ秒) |
各コマンドを実行する間隔 デフォルト 1000ミリ秒(1秒毎にコマンド実行)最小値0(ゼロ) |
必須 | 必須 |
コマンドタイムアウト(ミリ秒) | プロンプトが見つからない場合のタイムアウト値
デフォルト 90000ミリ秒(コマンド実行開始から90秒でタイムアウト)
(注意)コマンド実行開始からの時間
コマンド実行に時間を要する show tech-support,show log messages,file show などの場合は長い時間を設定する必要があります
|
必須 | 必須 |
(注意)SUプロンプトについて:Linuxでのsu や ネットワーク機器での enable をコマンドとして使用する場合には登録が必要です。
登録されていないと、次のコマンドが実行できず、停止します。
MOREプロンプトについて:複数ページにわたる応答で、--More--などの改ページプロンプトが表示される場合には、登録が必要です。
登録されたMOREプロンプトを見つけると自動的にスペースキーが送信されます。
登録されていないと、次のコマンドが実行できず、停止します。
上記プロンプト設定項目には正規表現が使用できます。
コマンドの登録(新規の登録)
(7) 実行するコマンドを登録します
・コマンドファイル名 および コマンドを登録します。
(注意)実行コマンド 登録/更新をチェックしてください
コマンドの実行
(8) 画面下の実行ボタンをクリックするとDOSコマンドプロンプトが起動して
コマンド実行が開始します。
ログファイルへの出力
実行結果は、以下のフォルダ内にログファイルとして作成されます。
C:/AutoCommander/CommandLogOutput
ファイル名は
Telnetの場合 Telnet_IPアドレス_西暦年-月-日-時-分-秒-ミリ秒.log
SSHの場合 SSH_IPアドレス_西暦年-月-日-時-分-秒-ミリ秒.log
という固定のファイル名となります。