● fixed X ユーティリティー - 関数リファレンス

エラーメッセージ

    char * __stdcall   fixedutil_errormes(int id );

引数

引数名意味
idfixutil.h 内に定義されている状態コード

戻り値

id に対応する固定のメッセージを格納した静的領域のポインタを返します。

説明

fixutil.h 内に定義されている状態コードのうち、STATUS_NORMAL と MIN_STATUSVALUE 以外のコードに対応するエラーメッセージを参照し、その先頭アドレスを返します。

状態コード
(括弧の中は定義されている数値)
文字列の内容
STATUS_ERROR (-1)計算式の誤り
STATUS_DIVIDEBYZERO (-2)ゼロによる除算
STATUS_ILLEGALPARENTHESIS (-3)括弧の正当性
STATUS_MEMERROR (-4)メモリ表現の誤り
STATUS_TOOMANYITEM (-5)数値が多すぎる
STATUS_INVALIDARGS (-6)関数の引数が不当
STATUS_ILLEGALFUNCTIONCALL (-7)不正な関数呼び出し
STATUS_RANGEOVER (-8)オーバーフロー
STATUS_TOOLONGNUM (-9)数値が長すぎる
STATUS_NOTENOUGHMEM (-10)メモリ確保に失敗
STATUS_PARAMERROR (-11)設定値エラー

上記以外の状態コードを与えた場合、ヌル文字一つを格納した領域のアドレスを返します。

内容は関数fixedutil_strcalc 向けで、それ以外の用途ではメッセージが合わないかもしれません。プログラムのユーザに状態を詳しく伝えたい場合は、独自のメッセージ関数を用意してください。

メッセージの文字列は静的領域内にあるので、ポインタを使って内容を変更しようとしないでください。変更する場合は、呼び出し側で用意したメモリにコピーし、それを変更してください。