● fixed X - 関数リファレンス

符号無し 10進数文字列を FIXEDVAL値に変換

    void __stdcall   fixed_atoui(PFIXEDVAL pdest ,int width ,char *psrc );

引数

引数名意味
pdest変換後の数値を格納する FIXEDVAL領域の先頭アドレス
widthpdest の指す FIXEDVAL値の数値幅(バイト単位)
psrc変換対象の文字列が格納されている領域の先頭アドレス

戻り値

無し

説明

psrc の指す領域に格納されている 10進数の数値文字列を FIXEDVAL値に変換し、pdest が指す領域に格納します。

psrc が指す文字列は、末尾にヌル文字が必要です。先頭から数値までの間に空白がある場合は無視されます。
次の2つは同じ結果になる.

    12345678

                          12345678
        ↑
         空白文字
最初の空白でない文字以降に数字以外の文字があった場合、そこでスキャンを終了します。
    12345678.9      結果は 12345678
    12345-6789      結果は 12345
    123 456789      結果は 123
数値文字列は unsigned値に変換されます。正負の符号や小数点は、数字に変換できない文字と見なされます。

文字列の先頭にヌル文字があった場合や、変換できる文字が無かった場合は pdest にゼロを返します。
    -123456789      結果は 0
オーバーフローした場合は、数値の上位側が切り捨てられます。
(数値幅が 128bit の場合)

    340282366920938463463374607431768211455     結果は 340282366920938463463374607431768211455
    340282366920938463463374607431768211456     結果は 0
    340282366920938463463374607431768211457     結果は 1
    340282366920938463463374607431768211458     結果は 2


引数 pdest の指す領域は、width が示す数値幅以上のサイズを持っている必要があり、width は 4 の倍数である必要があります。