EyとHx(TEモード時)またはHyとEx・ni(各層の屈折率)
(TMモード時)の形は同じになります。
図では左端が第1層で,原点は第1層と第2層の境界です。
光子max はy方向に1m当たり1Wの電力を伝搬している時の
導波路断面における光子密度の時間平均の最大値です。これは,
計算点の密度が荒すぎると正確な値を示しません。
モードの次数表示は,計算点の密度が荒すぎると正確な値を示
しません。
AHz(TE) Ez(TM)
図では,左端が第1層で,原点は第1層と第2層の境界です。
数値計算に於いては,正しい解でないものが解として計算され
ることがあります。この図はこれをチェックするためのものとし
て利用できます。すなわち,Hz(またはEz)が連続であれば,
Ey(またはHy)は正しい解と判定することができます。但し,
図が線で結ぶ表示になっているときは,注意が必要です。
B近視野像
(E X H*)のz方向成分を表示します。従って,TMモード
の場合は,境界で界分布が不連続になります。
左端が第1層で,原点は第1層と第2層の境界です。
光子max はy方向に1m当たり1Wの電力を伝搬している時の
導波路断面における光子密度の時間平均の最大値です。これは,
計算点の密度が荒すぎると正確な値を示しません。
CNFP幅最大値
データ入力画面で、入力した
画面表示の NFP幅最大値を変更します。
DX=0 の時の値
データ入力画面で、入力した
画面表示の X=0 の時の値を変更します。
E境界表示
データ入力画面で、入力した
画面表示の 境界表示を変更します。
F遠視野像
利得や損失が無い場合,表示は左右対称です。
高次モードの遠視野像を表示させたときに,グラフのスケールを
オーバーすることがあります。この時は,もう一度表示させれば,
最大値=1になります。
利得や損失が無い場合,半値全幅の値は計算点の密度の設定には
関係しません。
GFFP幅最大値
データ入力画面で、入力した
画面表示の FFP幅最大値を変更します。
H端面コート
データ入力画面で、入力した
画面表示の端面コート状況を変更します。
I全グラフ
Ey(Hx), Hz,(E X H*)z (TEモード時)
Hy(Ex・ni), Ez,(E X H*)z (TMモード時)
の電磁界分布及び遠視野像を表示します。
J定数表示
計算で得られた定数を表示します。
電磁波の伝搬方向を Z,各層の組成は Y方向に一様として,
各層の電界および磁界分布の形を以下のように仮定しています。
F=[A*EXP{-γx(X-ΣDi')}+B*EXP{+γx(X-ΣDi')}]*EXP(-jκz・Z)
(A,Bは定数,またΣDi'=D(2)+D(3)+・・・・+D(i-1))
D :各層の厚さです。(単位 μm)
AL:各層がAlGaAsの場合の,アルミニウムの混晶比です。
N :各層の屈折率です。
γx :各層のX方向の電界または磁界の伝搬定数です。(複素数)
(γxが実数の時は指数関数分布。純虚数の場合は三角関数分布。)
κz :z方向の波数です。等価屈折率は Neq.=κz/κ0 です
閉込(CF):各層の伝搬電磁波の閉込係数で,(E X H*)z 成分の割合です。
なお,特に単位表示の無いときはMKS単位を使用しています。
K基本モード・高次モード
現在表示されているモードを基準として、高次モードあるいは、低次のモードを計算します。
高次モードが、あるいは低次のモードが多数ある場合は,κzの大きい解
(等価屈折率の大きい方)から、計算します。
高次モードが、あるいは低次のモードが、無い場合は、終了します。
L分割数
データ入力画面で、入力した
分割数を新たに設定し直してから、計算を続けることができます。
N密度
データ入力画面で、入力した
画面表示の密度を変更します。
O計算結果
データ入力画面で、入力した
画面表示の計算結果を線で結ぶかどうかを変更します。
P線の太さ
画面表示の線の(あるいは点の)太さを変更します。
Q定数表示画面
各定数が表示されます。
Rグラフ表示画面
グラフイックスが表示されます。
ファイルの保存:計算結果を保存したい場合、ここで書き込みます。
印刷:結果をプリンタに印刷できます。
計算中断:計算中に、計算を中断させる事ができます。
終 了:プログラムを終了します。
コピー(グラフ画面):グラフをクリップボードにコピーします。
データ入力画面:データ入力画面に切り替えます。