● 基本操作手順

SCalcの終了

ウインドウ右上の小さな×ボタンをクリックするか、メニューの「終了」をクリックすると、SCalc は終了します。





メニューは、タイトルバーを右クリックすると現れます。

SCalc は、終了直前にウインドウの位置等の情報を scalc.inf に保存します。また、メモリの内容を scalc.dat 、計算履歴を scalc.his に保存します。これらの情報は、次回起動した時に読み込まれ、終了時の環境を復元します(「SCalc が生成するファイル」参照)。

終了時の情報には、最後に計算に成功した時の結果や、数値式入力領域にある文字列も含まれます。


他のアプリケーションをインストールする時や、Microsoft Update を行う時は、SCalc を一旦終了させてください。終了させなくても問題無い場合もありますが、基本的には全てのアプリケーションを終了させておいた方が無難です。
特に、スタートアップフォルダ等を利用して SCalc を常駐使用している場合は注意が必要です。SCalc 動作中を示すものは、メインウインドウと通知領域のアイコンだけしかないので、メインウインドウを隠すと SCalc の存在を忘れがちになります。


ファイルを保存させないで終了する場合

キーボードの Shift と Ctrl を同時に押しながら SCalc の終了を行うと、終了前の動作を選ぶダイアログボックスが表示されます。



「状態を保存しないで終了」を選ぶと、SCalc はファイルを保存せずに終了します。

ファイルを保存しないで終了させる事ができるのは、このダイアログボックスで選択した場合のみです。その他の終了ではファイルを保存する終了となります。

ダイアログボックスの表示は、ユーザが SCalc を直接終了させる場合だけ行う事ができます。SCalc を起動したまま Windows を終了、またはログオフした場合は、Shift + Ctrl を押していても表示されません。