● 補助機能
基数を変更する
デフォルトでは、計算結果は実数で表示されますが、32bit 符号無し整数に変換した 2進数、8進数、16進数で表示する事もできます。
右から二番目のボタンが基数変更ボタンです。
ボタンに表示されている数字は
次に表示される基数
を表します。上の画像にあるボタンは「次に16進数で表示する」という事を意味します。
また、タイトルバーに表示されている「実数表示」は、
現在の基数
を表しています。計算を行うと、ここで表示されている基数で結果が表示されます。
基数変更ボタンをクリックすると、変更された基数で計算結果が表示されます。
タイトルバーに表示されている「現在の基数」も変更されます。
基数変更の機能には計算は含まれません。表示される内容は、
最後に計算した結果(ANS ボタンをクリック、または Enter キーを押して表示させた結果)です。
SCalc は、次の計算が成功するまで前の計算結果を内部で保持しており、基数を変更した時には、その保持されている値を表示します。
結果表示領域で編集中の場合、基数を変更すると編集中の内容が失われますので注意してください
。
基数変更ボタンを更に押していくと、2進数 → 8進数 → 10進数 と切り替わります。
2進数は数値の後ろに b が付きます。また、8進数は o 、16進数は h が付きます。これは StrCalc の計算式規則の仕様で、表示された結果をそのまま数値式に使用する事ができます。
数値式入力領域か結果表示領域にフォーカスがある状態で、キーボードの
F2 キー
を押す事でも、基数を切り替える事ができます。 F2 押下は、基数変更ボタンをマウスでクリックした時と同じ動作をします。
10進数以外の結果表示では、表示内容と実際の計算結果が異なる場合がある事に留意してください(
「基数変更に関する注意点」
参照の事)。
基数変更メニュー
メニューから基数を変更する事もできます。
このメニューは、基数変更ボタンの上でマウスを右クリックすると現れます。
メニューからの基数変更では、目的の基数を直接選ぶ事ができます。チェックの付いている項目が現在選択されている基数です。