● 補助機能 - メモリ内容の参照・編集
選択メモリのコピー、カット、ペースト
この機能は単一選択、複数選択共通です。
メモリの内容を一時的にワークエリアへコピーし、それを貼り付けるという作業を行います。選択的なメモリコピーや内容のシフトを行う場合に使用する事ができます。
ワークエリアを介して貼り付けるので、コピー元とコピー先のメモリ位置が重複していても問題ありません。
キーボードの操作方法を Ctrl + C 、Ctrl + X 、Ctrl + V と、Windows のクリップボード操作に似せているので、テキスト編集と似たような感覚で操作を行えます。
この場合のワークエリア(work area)は、短期作業用の一時的な内部処理用メモリの事です。コピーやカットを開始すると、ワークエリアはその作業用に必要な量だけ動的に確保され、「メモリ内容の参照・編集ウインドウ」を閉じると解放されます。
ワークエリアは内部処理用のメモリなので、ユーザからは見る事ができません。ここでは、機能解説のためにワークエリアの存在を紹介していますが、通常はユーザが知っておく必要の無いものです。
対象メモリを選択し Ctrl + C を押すと、内容がコピーされます。
Ctrl + X の場合はカット(切り取り)となり、コピー元はゼロがセットされます。
コピーは
選択範囲の上から順に行われます。
コピー内容は、新たにコピー(カット)を行うかウインドウを閉じない限り保持されます。
ペースト(貼り付け)対象のメモリを選択し Ctrl + V を押すと、その場所に内容が貼り付けられます。
ペーストも選択範囲の上から順に行われます。
ペースト対象の選択個数がコピーされた個数よりも多い場合、ワークエリア内にある個数だけ上から順にコピーされ、残りはコピーされません。
逆に、ペースト対象の選択個数がコピーされた個数よりも少ない場合は、選択個数分だけ上から順にコピーされ、残りはコピーされません。つまり、少ない方に合わされます。
メニューには、単一選択、複数選択どちらにもあります。
初期起動時(メモリ内容の参照・編集ウインドウを開いた直後)、ワークエリアにはまだ何も入っていないので、ペーストの選択はできません。