ファイル | 内容 |
scalc.inf | 状態ファイル。SCalc 終了直前の状態を保存します。 ウインドウ関連の状態と、メモリ・計算履歴以外の設定情報で構成されます。 |
scalc.dat | メモリデータ。メモリ関連の設定とメモリの内容が保存されます。 |
scalc.his | 計算履歴。今までに入力・計算してエラーの出なかった数値式を履歴として保存します。 一度も計算していない場合、このファイルは作成されません。 |
ファイルがオープンできない場合は、「そのファイルは存在しない」と見なされます。ファイルが存在するのに読み込まれなかった場合は、セキュリティー設定を確認してみてください。NTFS を使用している場合は、ファイルのアクセス権が影響している事があります。 |
データ量が多い場合は一から作り直すのが大変である事、とりあえず読み込む事ができればユーザが修復できる可能性がある事から、メモリファイルについては、ファイルが徹底的にダメになっていない限り読み込もうとします。 |
ファイル内のデータが破損していた場合、その値によっては SCalc の動作に支障を来す恐れがあるため、ファイルのデータチェックを行い、正当な情報以外は読み込まないようにしています。 マシン・OSの不調や、記憶デバイスの異常・不良メディア、アプリケーションのバグ、コンピュータウイルス等、ファイルの破損は、可能性は低くても機会は割と多く存在します。言うまでもないかもしれませんが、重要なファイルはコピー(バックアップ)をとっておいてください。 |
対象 | コピーのファイル名 |
状態ファイル | scalcinf.bak |
メモリファイル | scalcmem.bak |
計算履歴ファイル | scalchis.bak |
バックアップは単純なファイルコピーで行われますので、元となるファイルが(SCalc のファイルとして)破損状態の場合、破損したバックアップファイルが作成されます。 バックアップファイルを活用する時は、コピー前のファイルの読み込み状態に注意してください。場合によっては、手操作でファイルの退避等を行う必要があります。 |