● 計算設定

括弧の階層をチェックする

括弧の階層とは、括弧の中に括弧がある状態の事を指します(入れ子になっている状態)。
    1階層.

        (1+2)+3       → 1 階層が 1 つ
        (4+5)+(6+7)   → 1 階層が 2 つ

    2階層.

        (1+(2+3))+4

    3階層.

        1+2+3+(4+(5+6+(7+8+9)))
このメニュー項目にチェックが付いている時に計算を行うと、計算前に階層の深さをチェックし、括弧が 16 階層を超えている場合、エラーにします。
これ以上深くなるとエラー.

    (((((((((((((((())))))))))))))))
通常の括弧以外に、角括弧 [ ] 、中括弧 { } の階層もチェックします。階層のチェックは括弧の種類毎に行われますので、組み合わせの合計が 16 階層を超えていても、個々の括弧が 16階層を越えていなければエラーにはなりません。

ダブルクォートやシングルクォートで括られた括弧は無視されます。

SCalc 付属の StrCalc DLL(Ver 3.6)は、通常の括弧と角括弧の階層をチェックする機能を内蔵していますので、Ver 3.6 使用中は、この機能を切っても結果は変わりません(エラーメッセージが変わるだけです)。