DelHis
計算履歴ファイルの特定履歴を削除するツールです。計算履歴データの削除は HisToTxt と TxtToHis を組み合わせて使用する事でも行えますが、削除だけを行いたい場合は、このツール一つで済みます。
- DelHis.exe を実行すると、ウインドウが開きます。
エディットボックス内に、対象の計算履歴ファイル(.his)のパスを指定してください。参照ボタンをクリックするとコモンダイアログボックスが開きます。また、エディットボックス上にファイルをドロップする事でも入力できます。
- 読み込みボタンをクリックすると、リストボックス内に計算履歴ファイルの全内容が表示されます。
リスト右上にある数値は、表示されている計算履歴の件数を表します。
このツールは、ファイルの正当性チェックを行います。破損したデータがある場合は、そのデータを読み飛ばし、リストに追加しません。その場合、読み込みが完了した時点でメッセージが表示されます。
- リストから、削除するデータを選択します。
マウスで対象行をクリックすると選択されます。
Ctrl キーを押しながらクリックすると、複数の行を選択する事ができます。また、Shift キーを押しながらクリックすると、フォーカスがある行からクリックした行までを全て選択します(範囲選択)。
- 「保存と終了」ボタンをクリックすると、保存を開始します。
データは、1 で指定したファイル(読み込んだファイル)に対して出力されます。保存と終了ボタンをクリックする前にエディットボックス内のファイル名を変更すれば、読み込みに使用したファイルを残しておく事ができます。
保存が完了するとメッセージを表示し、ツールは終了します。
ウインドウ右上にある×ボタンをクリックした場合、削除を行わずにツールを終了します。
リストに表示されたデータ全てを削除対象とする事はできません。データの全削除を行いたい場合は、このツールを使用せず、対象の計算履歴ファイルそのものを削除してください。