DatToCSV

メモリファイルの実データから CSV ファイルを作成するツールです。CSV 形式のファイルは Microsoft Excel 等の表計算ソフトで扱う事が可能で、テキストエディタでも普通に開く事ができますので、メモリデータを他のアプリケーションに利用する場合に使用する事ができます。

このツールには sc36g.dll が必要です。ツールと同じ場所に sc36g.dll が在るように配置してください。


  1. dattocsv.exe を実行すると、ウインドウが開きます。




    エディットボックス内に、対象のメモリファイルのパスを指定してください。参照ボタンをクリックするとコモンダイアログボックスが開きます。また、エディットボックス上にファイルをドロップする事でも入力できます。

    このツールでは、ファイルの正当性チェックを行いません。メモリファイル以外のファイルも指定できてしまいますので、注意してください。


  2. 読み込みボタンをクリックすると、読み込みを開始します。
    読み込みが完了すると、1 のウインドウは閉じ、次のウインドウが開きます。



    メモリファイルを指定し直す場合は、「前に戻る」ボタンをクリックしてください。一つ前のウインドウに戻ります。
    CSV ファイルを作成せずに終了する場合は、右上の × ボタンをクリックしてください。


  3. CSV ファイルを作成する場合は、「開始」、「終了」、「一行のデータ数」を入力し、「開始」をクリックしてください。
    各入力には数値式を使用します。入力にエラーがある場合は、メッセージを出した後、その項目にフォーカスが移動します。


    入力に誤りが無ければ、指定したファイルがある場所に、ファイル名は同じで拡張子が CSV のファイルを作成します。開始位置から終了位置までのメモリデータを実数の形式で文字列に変換し、カンマで区切ってファイルへ出力します。出力したデータ数が「一行のデータ数」に達すると、改行文字を挿入します。
    デフォルトは、一行の CSV を作成する設定になっています。
    例. 10 個のメモリ、内容は 1 からの連番
    
        1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
    
    ファイルの作成に成功するとウインドウを閉じ、終了します。