● ホットキーについて
ホットキーは、言わばショートカットキーです。ホットキーとしてキーを割り当てると、そのキーを使用した時にメインウインドウの表示/非表示の切り替えを行う事ができます。
ホットキーは、他のアプリケーションがアクティブな場合(SCalc がフォーカスを失っている状態)でも動作します。作業に慣れてきた時はメニューから選択するよりも、ホットキーを使用することで素早く切り替え操作を行うことができます。
ホットキーを有効にするには、
ウインドウの設定
から「表示のホットキーを有効にする」にチェックを付けます。無効にする場合も同様の操作です。デフォルトでは有効になっています。
ホットキーのキー割り当てを変更したい場合は、ウインドウの設定から
「表示のホットキーを変更」
を選択してください。
デフォルトでは Ctrl + Shift + F12 になっています。
SCalc は、タスクバー上には表示されません。また、タスク切り替えで選択する事もできません。
複数のアプリケーションを頻繁に切り替えて作業する場合は、ホットキーを SCalc の切り替え機能として利用する事ができます。
メインウインドウ以外の挙動
ホットキーで隠す機能が使われた時に設定等のダイアログボックス(SCalc に属するウインドウ)が開いている場合、SCalc はそのウインドウも開いた状態で隠します。
計算履歴リスト
が開いた状態の場合、リストを閉じてからウインドウを隠します。選択項目があった場合はキャンセル扱いになります。
領域のサイズ変更線
をドラッグ中にホットキーで隠した場合、領域幅の変更操作はキャンセルされます。
「メモリ内容の参照・編集」
ウインドウでメモリ内容の編集入力を行っていた場合、入力は取り消されます。
ウインドウ設定の
「表示位置をマウスカーソルに合わせる」
にチェックが付いている場合、再表示した時に、メインウインドウはカーソル位置へ移動しますが、設定ウインドウ等は以前の位置に表示されます。
「StrCalc DLL の選択」
ダイアログボックスは、
「StrCalc の再検索」
によって開かれたものである場合は隠されますが、SCalc 起動直後に開かれたものである場合は隠されません。起動直後のDLL 選択時では、ホットキーの登録がされていないだけでなく、隠す対象のメインウインドウもまだ作成されていないためです。
ホットキー変更ダイアログボックスが開かれている時は、新たに設定される場合に備えて一時解除しているので、ホットキーが効きません。
基本的にダイアログボックス等は終了してからメインウインドウを隠す(次に表示した時、メインウインドウだけが表示される)方針でいた方が、入力が適用されたかどうかを気にする必要が無くなります。