書式: BAS; StrCalc BASIC の処理コマンドには、大文字、小文字の区別はありません。また、半角の空白、タブ文字を自由に入れることができます。
計算を BASIC で処理する、玄人向けの機能です。 一行の BASIC では大した事はできませんが、一行の計算式よりは多くの事ができます。「普通の電卓では大変な作業だが、アプリケーションが組める開発用のコンピュータ言語を持ち出すのは大げさ過ぎる」、というような、ものすごく簡単な計算処理を行う場合に使用する事ができます。 |
例.確保メモリ全てに 1 から始まる連番を代入する BAS; memcnt = memcnt - 1 : for i = 0 to memcnt : m(i) = i + 1 : next変数の内容を変更しても SCalc には影響を与えません。また、変数を別の目的に使用しても、問題ありません。
例.もし メモリ[2] がゼロ以外ならば、10 を表示 bas;if m(2) <> 0 then result = 10変数 result の内容は、計算結果として扱われます。
変数名 | 変数属性 | I/O | 内容 |
m | 一次元数値配列 | I 、O | SCalc のメモリ内容 |
memcnt | 単一数値 | I | SCalc で確保されているメモリの数 |
result | 単一数値 | O | SCalc へ渡す数値(計算・処理結果) |
SCalc上で行わせるような小さな処理では、15秒は決して短い時間ではありません。人によっては、「BASIC は遅い」というイメージがあるかもしれませんが、SCalc の場合は描画等の表示処理が関わらない分、割と早く終了します。わざと遅くするよう作る事もできますが、通常使用の際に遅くする事は、あまり無いと思います。 |
時間制限は無限ループ対策です。無限ループになっても、ここで設定した時間が経てば自動で中断しますので、SCalc を強制終了させる必要はありません。 設定は、プログラムを利用する立場で、現実的な値を入力してください。
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