CSVToDat

CSV ファイルの内容からメモリファイルを作成するツールです。SCalc のメモリ編集機能では作業し難い場合は、このツールと dattocsv.exe を併用することで、メモリ内容の編集に他のアプリケーションを使用する事ができるようになります。

このツールには sc36g.dll が必要です。ツールと同じ場所に sc36g.dll が在るように配置してください。


  1. csvtodat.exe を実行すると、ウインドウが開きます。




    エディットボックス内に、対象の CSV ファイルのパスを指定してください。参照ボタンをクリックするとコモンダイアログボックスが開きます。また、エディットボックス上にファイルをドロップする事でも入力できます。

    このツールは、CSV 以外のファイルも指定できてしまうので注意してください。


  2. 読み込みボタンをクリックすると、読み込みを開始します。
    読み込みが完了すると、1 のウインドウは閉じ、次のウインドウが開きます。



    CSV ファイルを指定し直す場合は、「前に戻る」ボタンをクリックしてください。一つ前のウインドウに戻ります。
    メモリファイルを作成せずに終了する場合は、右上の × ボタンをクリックしてください。


  3. メモリファイルを作成する場合は、「代入インデックス」「インデックスローテーション」「代入時音再生」「ツールチップメモリ参照」の項目を入力し、「開始」をクリックしてください。
    代入インデックスには数値式を使用します。入力にエラーがある場合は、メッセージを出した後、その項目にフォーカスが移動します。


    これらの設定は SCalc 上からでも行えますので、ここで正確な設定をしなくても問題ありません(代入インデックスについては、エラーにならない範囲で適当に)。

    入力に誤りが無ければ、指定したファイルがある場所に、ファイル名は同じで拡張子が DAT のファイルを作成します。ファイルの作成に成功するとウインドウを閉じ、終了します。


CSV データの数値変換について


このツールは StrCalc Ver 3.6 の計算式規則に縛られているので、他のアプリケーションで生成された CSV ファイルを指定する場合は注意が必要です。例えば、"43990" というように、ダブルクォートで括られた項目があると、ツールでの変換時にエラーになります。
また、StrCalc は数値の長さが 33 桁に制限されているので、各要素の数値の長さにも注意する必要があります。