● StrCalc DLL - DLL による違い - Ver 3.8 の機能

Ver 3.8 メモリ表現方法

Ver 3.8 では Ver 3.6 と同じく、一つの数値式上で全てのメモリ範囲にアクセスする事ができますが、表現方法が Ver 3.6 とは異なります。
書式:

    m ( メモリ番号 )

例.

   m(0) + 1

   m(1) * m(2)

    m  (  1  0 )
変数名 m の配列変数と同じです。メモリ番号は数値式で指定します。
変数名の間には半角の空白、タブ文字を自由に入れる事ができます。


メモリ [0] 〜 [27] までの範囲なら、Ver 3.4 、3.5 と同じく [a] 〜 [z] 、x 、y でアクセスすることができます。
確保されているメモリが 28 個未満の場合、ゼロをセットした仮のメモリを不足分に割り当てます(Ver 3.4 、3.5 の場合と同じです)。

[a] 〜 [z] 、x 、y は、Ver 3.4 、3.5 に対する数値式の互換性維持に利用する事ができます。

ただし、m のメモリ表現では、仮メモリにはアクセスできません。例えばメモリ数が 10個の場合、[z] には仮メモリが割り当てられますので、アクセスするとゼロを返しますが、m(25) として表現するとエラーになります。


これらの規則は Ver 3.8 の DLL が使用される場合に限り、SCalc 内の全ての数値式で適用されます。