● 基本操作手順

メモリを使用する

メモリは、計算結果を保存しておく機能です。後で内容を参照できるだけでなく、その内容を別の計算に使用する事もできます。
メモリに代入する機能は、計算機能も含みます。

  1. 数値式を入力した後、左側のボタンをクリックしてください。



    またはメニューの「計算後指定メモリにコピー」を選択します。



    このメニューは、メモリ代入ボタンの上でマウスを右クリックすると現れます。


  2. 実行後は、普通の計算の時と同じように、計算結果が表示されます。
    この時点で、結果はメモリに代入されています。



    数値式にエラーがある場合は、メモリへの代入は行われません。


メモリを数値式で使用する

メモリを数値式で使用する場合、"[0]"と入力します。
この例では、120 がメモリに格納されていますので、"[0] * 2" を計算すると結果は 240 となります。



メモリはデフォルトで 10個確保されており、代入対象のメモリは [0] になっています(角括弧の中の数字が使用メモリ番号)。これらは設定で変更する事ができます。

SCalc のメモリは、電卓のメモリ機能の拡張版と考えてください。電卓のメモリは通常1個ですが、SCalc では最大で 10000個使用する事ができます。また、使用中のメモリは、数値式内で(角括弧を使用したメモリ表現という形で)自由に参照する事ができます。

メモリは、色々な場面で応用する事ができます。合計計算も「[0] + 数値 を [0] に代入」という手順を繰り返す事で行う事ができます。