プログラミングを習得する2(基礎)
ここではプログラムを組む手順を学びながらプログラミングを習得していきます

自分が作りたい作品のアイデアを練る

今回は上図に示す通り、線によるグラデーション表示を行うプログラムを組みたいと思います。 まずはどのようにして作品を作るかですが、 図を見ても分かるように色が次第に変わっているので繰り返し処理を使って色を変える方法が考えられます。 そして線は左上から右下に向かって描画を行っていますが、左上(描画開始地点)は座標を固定しておき、 右下(描画終了地点)の座標は次第に右にズラして行き、ある程度右に進んだら再び左に戻すという感じに設計すれば良いと思います





カラーコードを変更する

まずは繰り返し処理を使い、変数cの値を増やし続けます





増え続ける変数値を使用して線の色を変えてみる

繰り返し処理によって変数cの値が増え続けているので、その繰り返し処理の中に線の描画命令を追加します。 そして線の色(カラーコード)を変数cに指定します


繰り返し処理によって変数cの値が増え続けていますが、カラーコードは7までしか存在しないので、いずれはエラーが発生してしまいます。 よって、変数cの値が7を超えたら再び値を1に戻す処理を作る必要があります





エラー対策

繰り返し処理の中に条件分岐を追加し、変数cの値が7を超えたら値を1に戻す処理を作ります。 これにより線の色が青から白へと何度も繰り返し変わっていきます





線の描画位置の変更

座標を格納する変数を準備し、線の描画終了地点を変数に変更します。 そして変数の値を増やし続けることで描画終了地点を右にズラすことが出来ます





描画終了地点に制限を設ける

このままでは線の描画終了地点が右に進み続けるので繰り返し処理の中に条件分岐を追加し、 画面右方まで描画が行われると再び画面左方から描き始めるように座標を設定し直します





プログラム完成

プログラムの全体的な流れと作業内容を図に示します