ムダなしメールランチャー Ver 1.56

T's Project
INDEX
ムダなしメールランチャー操作説明
通知ダイアログ上の操作説明
メールビューアの操作説明
各パラメータの設定方法
起動コマンドラインオプション
「プロファイル」の利用方法について
「スパムメール自動削除機能」について


ムダなしメールランチャー操作説明
 タスクトレイのメールアイコンを右クリックするとポップアップメニューが表示されます。
 ウィンドウモードで起動している場合は Alt+TAB で「ムダなしメールランチャー」を選択すれば各メニューに対応した
 コマンドボタンのあるウィンドウが表示されます。

メール着信状況をチェックする
アクセスキー:Alt+C
直ぐに”メールチェック”をします。
タスクトレイのメールアイコンをクリックした場合も同じ動作をします。
通知ダイアログの表示
アクセスキー:Alt+D
差出人やSubjectを表示する”通知ダイアログ”を表示します。
この機能により、一旦閉じたダイアログでもいつでも表示する事ができます。
離席モード
アクセスキー:Alt+R
選択する毎にチェックマークが表示/非表示となり、タスクトレイのメールアイコンも離席モード用に変わります。
チェックマークが表示されているときはバックグラウンドでメールチェックしません。

通常モードの場合、このボタンは「離席モードにする」と表示されており、離席モードの場合は、
「離席モードを解除する」と表示されます。
プロファイルの切り替え
アクセスキー:Alt+S
動作させるプロファイル設定を切り替えます。
プロファイルの編集
アクセスキー:
プロファイル選択はAlt+P

編集ボタンはAlt+E
各プロファイルの設定・編集を行う画面を表示します。

Alt+Pでプロファイル選択のドロップダウンリストにカーソルが移動します。
編集したいプロファイルを上下キーで選択し、Alt+Eで編集画面を表示します。
ウィンドウを最小化する
アクセスキー:Alt+I
ウィンドウモードで起動している場合、画面を最小化します。ウィンドウを開くには
タスクバーの「ムダなしメールランチャー」クリックするかAlt+TAB で「ムダなしメールランチャー」
を選択します。
設定方法の説明
アクセスキー:Alt+H
このヘルプファイルをブラウザで開きます。
スタートアップに
ショートカットを作成
アクセスキー:Alt+M
Windows起動時に、毎回ムダなしメールランチャーを起動するよう、スタートアップフォルダに
ショートカットを作成します。

選択すると、「ウィンドウモードで起動するショートカットにしますか?」と聞かれます。
「はい」ボタンをクリックすると、タスクトレイのアイコン以外にウィンドウの状態で常駐する
モードになります。視覚障害者が使用する場合など、スクリーンリーダーで読み上げやすい
画面でタスクトレイのメニューと同様の機能をキーボードのみで操作できます。
ユーザ登録
アクセスキー:Alt+U
解除キー(ライセンスキー)を入力する画面を表示します。
バージョン情報...
アクセスキー:Alt+V
バージョンを表示します。
標準のメーラーを起動
アクセスキー:Alt+Z
チェック後の動作(2)で指定されている標準のメーラーが起動されます。
削除したスパムのログを表示
アクセスキー:Alt+L
削除ログ ”SpamDelLog.csv” を表示します。
但し、エクスプローラでCSVファイルに関連付けられているアプリケーション(Excelなど)を起動して表示しますので、関連付けられたアプリケーションがない場合は、メモ帳で表示します。
終了
アクセスキー:Alt+X
ムダなしメールランチャーを終了します。

 


通知ダイアログ上の操作説明

「宛先」リスト ダイアログ左側に宛先リストが表示されます。ここに設定したメールアカウントが表示されます。
  1. 各アカウントを左クリックすると、右側の着信メール一覧リストに、そのアカウントに届いたメールが表示されます。
  2. 各アカウントを右クリックすると、そのアカウントに設定されたメーラーを起動することができます。
    メーラーが設定されていない場合はチェック後の動作(2)で指定されている標準のメーラーが起動されます。
「着信メール一覧」リスト ダイアログ右側に着信メール一覧リストが表示されます。ここに着信メールの情報がが表示されます。
  1. 各メールのチェックボックスをクリックするか、スペースキーでメールをチェック状態にして選択し、「メール削除」「スパム登録」ボタンをクリックすると、サーバーからメールを削除したり、スパムパターンを登録したりできます。
    一度に複数のメールを処理することが可能です。
「メール削除」ボタン
アクセスキー:Alt+D
「着信メール一覧」で選択されているメールをサーバーから削除します。
「スパム登録」ボタン
アクセスキー:Alt+S
「着信メール一覧」で選択されているメールをスパム自動削除機能で使用するスパムパターンリストに登録します。
「本文表示」ボタン
アクセスキー:Alt+V
「着信メール一覧」で選択されているメールの本文を受信し、ビューアで表示します。
ビューアではHTMLメールはテキスト形式でタグ付きで表示されますのでウィルスメールなどが実行されることはありません。また、exe、bat、lnk、vbs などの実行ファイルが添付されている場合には警告を表示します。
「メーラー起動」ボタン
アクセスキー:Alt+E
チェック後の動作(2)で指定されている標準のメーラーが起動されます。
自動的にダイアログを
閉じる機能
チェック後の動作(1)で「ダイアログで通知」が選択されている場合、ダイアログ表示後に
無操作で一定時間を経過すると、自動的にダイアログを閉じさせる事ができます。
その他 ダイアログの表示位置、大きさは可変です。変更したウィンドウの位置と大きさは記憶
されますので、次回表示時には変更した場所に変更した大きさで表示されます。


メールビューアの操作説明

ビューアではHTMLメールはテキスト形式でタグ付きで表示されますのでウィルスメールなどが実行されることはありません。また、exe、bat、com、lnk、pif、bat、scr、vbs などの実行ファイルが添付されている場合には警告を表示します。
「ヘッダも表示」
アクセスキー:Alt+H
メールの本文以外にヘッダ部分も表示します。

「HTMLタグを除去して表示」 メール本文がHTML形式の場合、タグ付きで表示されるため読みづらくなります。
この場合、タグを除去してテキスト部分のみを表示させることができます。
「本文を全て受信する」
アクセスキー:Alt+R
本文プレビューオプションで受信行数を指定していると、サイズの大きいメールの場合に全て表示されません。本文を全て受信しないと添付されているファイルの情報を完全に取得することができない場合があり、悪質なウィルスメールなどを発見することができません。
このような場合に対応するため、この機能で本文を全て受信して表示する事ができます。
「メール削除」
アクセスキー:Alt+D
本文プレビューしているメールを削除します。
「スパム登録」
アクセスキー:Alt+S
本文プレビューしているメールをスパム登録します。

スパム設定のオプションで、「通知ダイアログで 「スパム登録」 する場合、登録と同時にスパムメールを削除する」や
「通知ダイアログで 「スパム登録」 する場合、デフォルトのパターン登録を使用せず、手作業でパターン設定を行う」の設定は、ここでの操作でも有効です。
ポップアップメニュー
マウス右クリックでポップアップメニューを表示します。
本文を「全て選択」、及び選択されている部分をクリップボードにコピーする事ができます。
その他のアクセスキー
Alt+T:「件名」にフォーカスを移動します
Alt+V:「本文」にフォーカスを移動します
Alt+B:「本文」にフォーカスを移動し、全て選択してクリップボードにコピーします



各パラメータの設定方法(プロファイルの編集)

  1. 「基本設定」タブ
  2. 「接続設定」タブ
  3. 「メールチェック」タブ
  4. 「メールチェック制限」タブ
  5. 「チェック後の動作(1)」タブ
  6. 「チェック後の動作(2)」タブ
  7. 「アクションフィルタ」タブ
  8. 「メールアカウント」タブ
  9. 「スパム設定」タブ 
「基本設定」タブの説明
目次へ

プロファイル名称 編集中のプロファイルの名称を変更出来ます。ここで指定された名称が「プロファイルの切り替え」メニューや「プロファイルの編集」メニューに表示されます。

プロファイルを削除する場合は、「このプロファイルを削除する」(アクセスキー:Alt+X)をクリックして下さい。
トレイアイコンを
左クリックしたときの動作
タスクトレイのメールアイコンを左クリックした場合の動作を以下の3つから選択出来ます。
 ・メール着信状況をチェックする(デフォルト)
  メールチェックを行います。メニューの「メール着信状況をチェックする」と同じ動作です。

 ・標準のメーラーを起動する
  チェック後の動作(2)で指定されている標準のメーラーが起動されます。

 ・通知ダイアログを表示する
  メールチェックを行います。メニューの「通知ダイアログを表示する」と同じ動作です。



「接続設定」タブの説明
目次へ

ダイアルアップ接続名 ダイアルアップネットワークの接続名です。ドロップダウンリストから選択します。
LAN接続や、ISDNルータの場合はダイアルアップしませんので、「LANで接続する」を選択して下さい。
OSに保存されたユーザ名とパスワードを使用する Windowsのダイアルアップネットワークの設定時に、パスワードを保存していればその値を使用することが出来ます。
※この設定を有効にした場合、以下の「ユーザ名」と「パスワード」を指定する必要はありません。
ユーザ名 プロバイダにダイアルアップする際のPPPアカウント名です。メールのユーザ名ではありません。
ダイアルアップ接続名が「LANで接続する」の場合は入力する必要はありません。
パスワード プロバイダにダイアルアップする際のパスワードです。
ダイアルアップ接続名が「LANで接続する」の場合は入力する必要はありません。
電話帳ファイルの指定 WindowsNT 及び Windows2000 の場合は電話帳ファイルを指定する必要があります。

通常は以下のファイルを指定します。

◆WindowsNT の場合
  C:\WinNT\System32\ras\raspone.pbk(何も指定しない場合、このファイルを使用します。)

◆Windows2000/XP の場合(以下のうちいずれかを指定します)
  C:\Windows\System32\ras\rasphone.pbk
  C:\WinNT\System32\ras\rasphone.pbk
  C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Network\Connections\Pbk\rasphone.pbk

※通常、C:\Documents And Settings\AllUsers\ApplicationData フォルダは隠し属性になっていると思います。
エクスプローラの「ツールメニュー」−「フォルダオプション」で、表示するファイルの属性を指定できる部分がありますので、「全てのファイルを表示する」を選択します。

隠しファイルも表示できるようになれば、

該当するフォルダにrasphone.pbk または、rasphone という電話帳ファイル表示されます
メールチェック後すぐに
ダイアルアップを切断する
このオプションをONにすると、メールチェック後すぐに ダイアルアップを切断します。

テレホーダイ時間帯の場合
チェック後にダイアルアップを切断しない
通常、既にオンラインの場合はメールチェックをしても切断しませんが、オフラインの場合はチェック後に切断します。
しかし、テレホーダイ時間帯では接続料金は同じなので切断するメリットが無い場合、この設定をONにして下さい。
但し、加入しているプロバイダが従量制の課金の場合はOFFにしておいた方が良いでしょう。

常にダイアルアップを切断しない フレッツISDNなど、チェック後にダイアルアップを切断する必要がない場合に使用します。
テレホーダイ時間を無視する 通常、RASがオフラインでも23時〜8時の時間帯であればメールチェックを行いますが、テレホーダイを契約していない場合に この動作を防ぐ事ができます。


「メールチェック」タブの説明
目次へ

メールランチャー起動時
にメールチェック
メールランチャー起動と同時に、メールチェックを実行します。

一定時間間隔にチェックする ◆RAS(ダイアルアップネットワーク)がオフラインの場合
 ダイアルアップが接続されていない場合 にメールチェックする時間間隔です。
通常、接続料金の節約のため60分から120分ぐらいを指定します。

◆RASオンラインまたはテレホーダイ時間の場合
 既にブラウザなどを起動してオンライン中の場合、またはテレホーダイ時間(23:00〜8:00)の場合に メールチェックする時間間隔です。

※何れの場合も、0を指定した場合はメールチェックしません。
 従って、 「オフライン時」に0を指定すると、オフライン時にはメールチェック しません ので、 オンラインの時だけメールチェックする事が可能です。

※ダイアルアップルータ利用の場合、オンラインではなくRASオフラインとして認識されますので、 「RAS(ダイアルアップネットワーク)がオフラインの場合」に時間を指定して下さい。

一度チェックしたメッセージは
件数にカウントしない
通常、メールチェックしただけではサーバにメールが残っていますので、メールチェックするたびに
毎回通知されます。
このオプションをONにすると一度チェックしたメールは次のチェックでは通知しません。

一度チェックしたメッセージ
でも通知ダイアログを表示
しなかったり自動で閉じた場合は未チェック扱いにする
このオプションをONにすると上記の「一度チェックしたメッセージは件数にカウントしない」オプションをONにした場合でも、メールチェック後に通知ダイアログを表示しなかったり自動で閉じた場合は未チェック扱いにします。


受信行数の設定
「メールチェック時」
メールチェックの際に受信するメールの行数を指定します。
巧妙なウィルスメールなどはメールヘッダを見ただけではを添付ファイルがあるかどうか判断できない場合がありますが、このオプションの行数が多いほど添付ファイルを検出する確率が高くなります。
しかし行数を増やし過ぎると通信量が増えでメールチェックに時間がかかりますので、通常は20行(デフォルト値)で十分だと思います。
LAN接続や、ADSL等ブロードバンド環境で通信速度を気にしなくて良い環境であれば行数を多くした方が良いかもしれません。
受信行数の設定
「本文プレビュー時」
本文表示の際に受信するメールの行数を指定します。
◆全て受信する
 メールの全文を受信します。サイズの大きいメールなどでは受信に時間がかかりますので、通常はこのオプションを指定せず指定行数を指定したほうが良いでしょう。

◆指定した行数だけ受信する
 本文の先頭から表示したい行数を指定します。通常は100〜200行で十分だと思います。
 また、ビューア側で個別に本文を全て受信して表示する事ができますので、通常はこちらのオプションを指定して下さい。
タイムアウト秒数 応答待ちが 指定秒数 を越えた場合にタイムアウトさせます。
通信環境が悪い場合などで頻繁にエラーが出るときはこの値を長くしてみて下さい。


「メールチェック制限」タブの説明
目次へ

スクリーンセーバー動作中は
メールチェックしない
このオプションをONにするとスクリーンセーバー動作中はメールチェックしません。
パソコンを使用していない場合はスクリーンセーバーが動作中となっているはずです。
誰もいないのにメールチェックして通知するムダを省けます。

標準のメーラーや各アカウントで起動するメーラーが起動されている時はチェックしない チェック後の動作(2)」で指定した標準のメーラーや、メールアカウント」タブでアカウント毎に指定したメーラーが起動されている時はメールチェックしません。
メーラーでメールを受信中にメールチェックをして二重ログインとなりエラーになってしまうのを防ぎます。
指定したプログラムが起動されている時はチェックしない メーラー以外の任意のプログラムが起動されている場合にも、メールチェックをしないように設定できます。



「チェック後の動作(1)」タブの説明
目次へ

アクティブなWindowの
タイトルバーに通知(点滅)
メール件数 をアクティブなWindowのタイトルバーに 点滅して お知らせします。

同時に、タスクトレイにもポストアイコンが点滅しますので、これをクリックすると 差出人、件名、メールサイズ、添付ファイルの有無、メールの文書タイプ、送信者のメーラー種別、受信日時、送信日時 をダイアログ表示できます。
アクティブなWindowの
タイトルバーに通知
(差出人をスクロール)
メール件数 をアクティブなWindowのタイトルバーに表示し、 差出人をスクロールして お知らせします。

同時に、タスクトレイにもポストアイコンが点滅しますので、これをクリックすると 差出人、件名、メールサイズ、添付ファイルの有無、メールの文書タイプ、送信者のメーラー種別、受信日時、送信日時 をダイアログ表示できます。
アクティブなWindowの
タイトルバーに通知
(差出人と件名を表示)
メール件数 をアクティブなWindowのタイトルバーに表示し、 差出人と件名を順に電光掲示板の様にスクロールしながら お知らせします。

同時に、タスクトレイにもポストアイコンが点滅しますので、これをクリックすると 差出人、件名、メールサイズ、添付ファイルの有無、メールの文書タイプ、送信者のメーラー種別、受信日時、送信日時 をダイアログ表示できます。
ダイアログで通知する 差出人、件名、メールサイズ、添付ファイルの有無、メールの文書タイプ、送信者のメーラー種別、受信日時、送信日時 を表示して通知します。
この通知方法を選択した場合、メール着信時に”通知ダイアログ”を表示しますが、表示後に無操作で一定時間を経過した場合、自動的にダイアログを閉じる秒数を指定することができます。
※1 尚、この秒数を 0 にした場合は、自動的に閉じる機能が無効となります。
※2 この通知方法を選択した場合、着信メールがあるときに通知ダイアログが自動的に閉じてしまったらタスクトレイのメールボタンアイコンが緑色に変わります。ダイアログが自動的に閉じられた後でもメールが着信していたかどうか判断できます。
メッセージボックスで通知する メールの件数だけを メッセージボックスで通知します。

トレイアイコンをクリックしたときに通知ダイアログを表示せず標準のメーラーを起動する タイトルバーに通知するモードを設定しているときメールを着信するとタスクトレイでポストのアイコンが点滅しますが、通常このアイコンをクリックしたときには通知ダイアログを表示します。
このオプションを指定すると通知ダイアログを表示せずに、すぐに標準のメーラーを起動します。
通知ダイアログを表示したときに「宛先」が選択された状態にする このオプションを選択すると、通知ダイアログを表示したときに「宛先リスト」の最初のアカウントを自動的に選択し、着信メール一覧リストが表示された状態になります。
通知ダイアログに表示する差出人にメールアドレスも <xxx@xxx.xx.xx> 形式で表示する 通常、差出人の表示は ”○○太郎” のように別名のみ表示しますが、このオプションを指定すると 
”○○太郎 <taro@xxxx.xx.jp>”のようにアドレスもあわせて表示します。
通知ダイアログでのメール選択方法をチェックボックス方式にする。 このオプションをONにすると、メールの選択はチェックボックスをチェックする方式となります。
OFFの場合は通常のリストビュー表示となり、反転表示による選択方式となります。
通知ダイアログでメール削除する前に確認メッセージを表示する。 このオプションを指定すると、メールを削除する前に「選択された○○個のメールを削除しますか?」という確認メッセージが表示されますので、その時点で「いいえ」を選択することで中止できます。 
通知ダイアログでメール削除した後メッセージを表示する。 このオプションを指定すると、メール削除後に「メール削除処理終了」というメッセージが表示されます。
タイトルバー通知や通知ダイアログで表示するメールは新しい順に表示する。 このオプションを指定すると、タイトルバー通知や通知ダイアログで着信メールを通知する際に新着順に表示されます。


「チェック後の動作(2)」タブの説明
目次へ

メール着信時にサウンドを鳴らす メール着信時に再生するサウンドを指定します。WavファイルまたはMIDIファイルが指定可能です。
サウンドは、回数を指定すれば繰り返して再生させることができます。次のメールチェック時まで無限に繰り返す場合は回数に99を指定して下さい。
 ※アカウント毎に個別のサウンドを指定したい場合は「メールアカウント」タブでアカウント毎に指定して下さい。

また、エラーが発生した場合に再生するサウンドも指定できます。
起動するメーラー メッセージボックスや、ダイアログで着信を通知した場合、メーラー起動ボタンが表示されます。
このボタンをクリックしたときに起動するメーラーを指定します。


起動時のWindowスタイル メーラー起動ボタンでメーラーを起動する場合のWindowスタイルを指定できます。
標準、最大化、最小化の中から選択してください。




「アクションフィルタ」タブの説明
目次へ

アクションフィルタを有効にする このチェックボックスをONにすると、フィルタの動作パターンに応じて通知を制限したり、サウンドを再生したり、他のアプリケーションを起動したりできます。

条件に一致する場合のみ着信通知する フィルタの条件に一致するものだけを通知の対象とします。
条件に一致しないその他のメール、及び条件に一致してもアクションパターンが「着信通知しない」になっているものは対象から除外します。
除外されたものは通知も行いませんし、ダイアログにも表示されません
フィルタ条件及び
アクションパターン
フィルタ条件の対象となるものは以下の3つで、AND条件で指定します。
 1)差出人(From)
 2)宛先(To)
 3)件名(Subject)
ワイルドカード も指定できます。また、漢字での指定も可能です。
 例)
 ・差出人(From) ・・・ t-inoue@dd.iij4u* 、株式会社*
 ・宛先(To) ・・・ *mail-news*
 ・件名(Subject) ・・・ *お知らせ*、*ご案内*

 など。

指定できるアクションパターンは以下の4つです。
アクションパターン 動作内容
着信通知しない 着信通知しません。
標準の着信通知 チェック後の動作(1)チェック後の動作(2)」で指定した通知のみ行います。
サウンドを再生する 標準の着信通知に加えて特定のサウンドを再生します。但し、「チェック後の動作(2)」でサウンドを再生する指定がされていない場合は再生しません。
アプリケーションを起動する 標準の着信通知に加えて特定のアプリケーションを起動します。
尚、アプリケーションに引き渡すコマンドラインオプション等を任意に指定できるようにテンプレート文字や、文字列操作関数の使用も可能です。

テンプレート文字として以下のものを用意しています。(テンプレート文字は必ず ’%’で始まります)
テンプレート 実行時に置き換えられる文字
%FROM 差出人
%FROM_ADRS 差出人のEmailアドレス
%TO 宛先
%TO_ADRS 宛先のEmailアドレス
%SUBJECT 件名
%SENDDATE 送信日時(YYYY/MM/DD HH:NN の形式です。 例:2002/08/21 16:43)
%RCVDATE 受信日時(YYYY/MM/DD HH:NN の形式です。)

文字列操作関数として以下のものを用意しています。(関数名は必ず ’#’で始まります)
関数名 機能
#MID(s,n,m) 文字列s の n文字目からm個を抜き出す。
#MID(s,n) 文字列s の n文字目から最後まで抜き出す。
#LEFT(s,n) 文字列s の 先頭からn文字抜き出す。
#RIGHT(s,n) 文字列s の 最後からn文字抜き出す。

関数の使用例
例)フィルタ条件 : 件名=メッセージ* 、アプリ起動 : Notepad.exe #MID(%SUBJECT,7)
  とした場合で、件名が ”メッセージ:C:\My Documents\メモ.txt”というメールを受信したとします。

  %SUBJECT は ”メッセージ:C:\My Documents\メモ.txt”という文字列に置き換えられますので
  #MID(%SUBJECT,7) は、件名の7文字目から最後までを抜き出し、

   C:\My Documents\メモ.txt

  となります。

  従って、アプリ起動では

   Notepad.exe "C:\My Documents\メモ.txt"

  となりますので、C:\My Documents\メモ.txt をメモ帳で表示する事になります。



※便利な使い方
 ・アクションパターンで「着信通知しない」を使って・・・
   職場などで個人的なメール(メーリングリストなど)を着信通知させない。

 ・アクションパターンで「サウンドを再生する」を使って・・・
   差出人が特定の友人だった場合に、特定のサウンドを再生する。
   WEBショップなどを運営していれば、注文メールを宛先や件名で条件指定して特定のサウンドを再生する。

 ・アクションパターンで「アプリケーションを起動する」を使って・・・
   ・簡易リモコン・・・自分の携帯電話用アドレスから特定の件名でメール送信された場合にFTPなどを起動させHPを更新する

「追加」ボタン
アクセスキー:Alt+A
 フィルタ条件入力欄に入力された条件と、指定されたアクションパターンが追加されます。

「修正」ボタン
アクセスキー:Alt+E
アクションリストで修正したい行をクリックすると画面下部のフィルタ条件入力欄とアクションパターン欄に選択された行の内容が表示されます。

「修正」ボタンはアクションリストで選択された行のフィルタ条件やアクションパターンを修正します。

「削除」ボタン
アクセスキー:Alt+D
アクションリストで選択された行のアクションを削除します。


「メールアカウント」タブの説明
目次へ

 メールチェックする自分のメールアカウントを設定します。  メールアカウントを複数持っている場合でも最大30個まで登録可能です。
アカウントのインポート 既に設定済みの他のプロファイルからアカウントの設定をインポートすることができます。
※プロファイルを複数作成する際に、何度も同じアカウントを入力する手間を省くことができます。


アカウントの追加 ◆表示用メールアドレス
 通知ダイアログに表示する別名です。表示用ですので自分でわかりやすい名前を入力して下さい。
 入力しなくてもかまいません。入力しない場合の表示はアカウント名@popサーバー名となります。
◆POPサーバー
 プロバイダから指定されたPOPサーバーを入力
◆ポート番号
 通常、110を入力
◆アカウント名
 自分のメールアカウント(メールユーザID または POPサーバーへのログイン名
◆パスワード
 メールアカウントのパスワード
◆パスワードを保存する
 セキュリティ保護のため、職場のパソコンなどにパスワードを保存したくない場合もあるため、通常は
 パスワードを保存しないものとし、このオプションを指定したときだけ暗号化して保存します。
 パスワードが保存されていない場合、起動時メッセージ表示します。ここでパスワードを入力すれば、
 ムダなしメールランチャーを終了しない限りメモリ上に保存されます。

◆APOPで接続する
 プロバイダがAPOPに対応していればこれをONにしておくとメールサーバーへの接続時にパスワードが暗号化されます。
◆このアカウントのメールチェックでエラーが発生しても通知しない
 通常、エラーの場合でもエラーが発生した事を通知しますが、このオプションを有効にすることにより、このアカウントのメールチェックでエラーが発生した場合には通知を行いません。回線状況の良くない場合などでよくエラーが発生する環境ではムダな通知をさけるのに有効です。
◆このアカウントのメールチェックを一時停止する
 後述の”チェックの一時停止”機能を参照下さい
◆このアカウントに着信時、再生するサウンド
 アカウント毎に個別の「メール着信サウンド」を再生させたい場合にここで指定しておきます。
 ※指定しない場合は「チェック後の動作(2)」で指定したサウンドが再生されます。
◆このアカウントで起動するメーラー
 アカウント毎に個別のメーラー起動させたい場合にここで指定しておきます。
 通知ダイアログの「宛先」リストを右クリックしたときに、ここで指定したメーラーを起動します。
 ※指定しない場合は「チェック後の動作(2)」で指定した標準のメーラーが起動されます。
 ※会社用のアカウントにはOutlook、メーリングリスト用にはBecky!、個人用にはポストペットというような使い方が可能です。
アカウントの変更 リスト上のアカウント名をクリックして選択し、アカウントの修正ボタンをクリックするか、リスト上のアカウント名をダブルクリックすれば、プロパティが表示されます。
アカウントの追加と同様に編集してください。


アカウントの削除 リスト上のアカウント名をクリックして選択し、アカウントの削除ボタンをクリックすれば削除できます。


チェックの一時停止 リスト上のアカウント名をクリックして選択し、チェックの一時停止ボタンをクリックすれば選択されているアカウントのメールチェックを一時停止する事ができます。
複数アカウントのチェックをしている場合で、サーバのトラブルなどでメールチェックができないアカウントがある場合などにご利用下さい。
※一時停止を解除するにはもう一度チェックの一時停止ボタンをクリックして下さい。
 尚、この設定はアカウントのプロパティ画面でも指定できます。


「スパム設定」タブの説明
目次へ

 メールチェック時にスパムメールを自動的にサーバから削除する機能です。メールチェック後、通知ダイアログスパム登録したものがスパムパターンリストに登録されます。デフォルトでは確認後削除モードとなっていますが、この設定画面で「パターンの修正」を行うことにより、通知することなく自動的にサーバから削除する即時削除モードに変更する事ができます。
また、「パターンの追加」も可能ですので既知のスパムについては事前に登録する事が出来ます。その他に、「パターンの削除」が可能です。
◆◆◆ 注意 ◆◆◆
 即時削除モードではユーザーに通知することなく、サーバーからメールを削除します。従って、パターンの設定によっては誤ってスパムではない大切なメールも知らないうちに削除される可能性があります。
そのような事にならないように、
確実にスパムメールであると判別できるようなパターンを登録して下さい。

※コツとしては差出人メールアドレスのパターンに一般的なアドレスやドメインを設定しない事です。スパムメールの場合、ほとんどは差出人メールアドレスが不明か、フリーメールが使用されていますので、それ以外の一般的なISPのドメイン等だけを設定するようなことはしない方が良いでしょう。

※スパム対象外メールアドレスリストを利用する事をお薦めします。
  友人や取引先のメールアドレスを登録しておけば、偶然スパムパターンに一致してしまってもスパムと見なされません。


スパム削除機能を有効にする スパム自動削除機能をON/OFFします。
この項目を有効にした場合(ONにした場合)メールチェック時に自動的にスパムメールが削除されます。
 ※スパムパターンは初期設定では何も登録されていません。ユーザーが日々メールチェックする際に自分のところに来たスパムメールを「通知ダイアログ」「スパム登録」機能で登録していく事が出来ます。また、この設定画面の、「パターンの追加」ボタンでも自由なパターンを登録することが出来ます。

※削除されたメールは以下のファイルにCSV形式でログ記録されます。
ファイル名:SpamDelLog.csv
格納フォルダ:
◆Windows98/Me の場合(以下のうちいずれか)
  "C:\Windows\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\Windows\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ

◆WindowsNT の場合(以下のうちいずれか)
  "C:\Windows\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\WinNT\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ


◆Windows2000/XP の場合(以下のうちいずれか)
  "C:\Windows\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\WinNT\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\Documents and Settings\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
通知ダイアログで 「スパム登録」 する場合、登録と同時にスパムメールを削除する 通知ダイアログでスパム登録したタイミングですぐにそのスパムメールを削除したい場合はこのオプションをONにして下さい。
通知ダイアログで 「スパム登録」 する場合、デフォルトのパターン登録を使用せず、手作業でパターン設定を行う デフォルトのパターン登録では、比較的厳しい条件でスパムパターンの削除動作も「確認後」になります。
スパム登録ボタンをクリックした段階ですぐに「パターンの修正」画面を表示し、パターンをカスタマイズしたい場合、このオプションをONにして下さい。
削除確認の待機秒数 スパムパターンの削除動作を「確認後」にした場合、スパムメールが来ると削除確認ダイアログが表示されます。
そのダイアログでメールを削除するかどうか決定できますが、ボタンをクリックするまで放置しておくとPOPサーバとの通信が終わらなくなってしまいます。
これを防ぐためにここで指定した秒数経過するとダイアログを自動的に閉じ、メール削除がキャンセルされます。
離席中などにスパムメールが来てダイアログが表示されたままになることを回避できます。
スパムパターンリスト
 (タブ切替え)
通知ダイアログでスパム登録したものや、追加したスパムパターンの一覧が表示されます。

 パターンは以下の条件で構成されます。
  (1) 宛先メールアドレス
  (2) 差出人メールアドレス
  (3) メールの件名
  (4) メール文書のタイプ種別(テキスト形式/HTML形式)
  (5) 送信メーラー種別
  (6) 添付ファイルの有無

 ※リストの見出しカラムをクリックすれば、その列をキーにして並べ替える事ができます

スパム対象外メールアドレスリスト
 (タブ切替え)
友人や取引先のメールアドレスを登録しておけば、偶然スパムパターンに一致してしまってもスパムと見なされません。

 ・アドレスは1行につき1アドレスずつ記述して下さい。
 ・メールアドレス形式のみ指定可能です(aaa@bbb.ne.jpなど)
 ・ワイルドカードは使用できません。完全なアドレスを記述して下さい。
 ・大文字小文字は区別されません。

テキスト形式で以下のファイルに保存されますのでエディタ等で直接編集する事も可能です。

ファイル名:FriendList.dat
格納フォルダ:
◆Windows98/Me の場合(以下のうちいずれか)
  "C:\Windows\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\Windows\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ

◆WindowsNT の場合(以下のうちいずれか)
  "C:\Windows\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\WinNT\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ


◆Windows2000/XP の場合(以下のうちいずれか)
  "C:\Windows\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\WinNT\Profiles\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
  "C:\Documents and Setting\ログオンユーザ名\Application Data\T'sProject\Mnasi" フォルダ
「パターンの追加」ボタン
アクセスキー:Alt+A
スパムパターンを追加するためのパターン設定ダイアログをします。
下記の6つの条件が完全に一致した場合のみスパムメールと判断されます。
パターン設定ダイアログの内容
◆宛先
(Toヘッダ)
1.記述無し
 これを選択すると「宛先」が指定されていないメールが対象となります。
2.アドレス指定
 パターンで指定したアドレスが「宛先」に記述されているメールが対象となります。
また、アドレス指定はワイルドカードも可能ですので、特定ドメインへのメール等を対象にすることができます。
  *@iij4u.or.jp など
3.条件にしない
 これを選択すると「宛先」によるパターンチェックを行いません。
従ってどんな「宛先」が指定されていてもパターンの対象となります。
◆差出人
(Fromヘッダ)
1.不明
 これを選択すると「差出人」が記述されていないメールが対象となります。
2.アドレス指定
 パターンで指定したアドレスが「差出人」に記述されているメールが対象となります。
また、アドレス指定はワイルドカードも可能ですので、特定ドメインからのメール等を対象にすることができます。
 設定例)
  *@freemail.com など
3.条件にしない
 これを選択すると「差出人」によるパターンチェックを行いません。
従ってどんな「差出人」が指定されていてもパターンの対象となります。
◆件名
(Subjectヘッダ)
1.記述無し
 これを選択すると「件名」が記述されていないメールが対象となります。
2.文字列指定
 パターンで指定した文字列が「件名」に記述されているメールが対象となります。
また、文字列指定はワイルドカードも可能ですので、汎用的な件名のメール等を対象にすることができます。
 設定例)
  ”アダルト出会い系サイトのお誘い” → ”*出会い系*”と設定
  ”●▲■情報 [2001年11月]”など → ”●▲■情報 *” と設定
 など。
  また、”*!広告!*”、”*!広告!*”など 半角と全角は別のものと認識されますので
  それぞれ2パターンの設定が必要です。
3.条件にしない
 これを選択すると「件名」によるパターンチェックを行いません。
従ってどんな「件名」が指定されていてもパターンの対象となります。
◆メールタイプ 1.テキスト
 これを選択すると「テキスト形式」で作成されているメールが対象となります。
2.HTML
 これを選択すると「HTML形式」で作成されているメールが対象となります。
3.条件にしない
 これを選択すると「メールタイプ」によるパターンチェックを行いません。
従ってどんな形式のメールでもパターンの対象となります。
◆メーラー種別 1.不明
 これを選択すると「メーラー種別」が指定されていないメールが対象となります。
2.文字列指定
 パターンで指定した文字列が「メーラー種別」に記述されているメールが対象となります。
また、文字列指定はワイルドカードも可能ですので、バージョンを区別しない設定等ができます。
 設定例)
 ”IM2001 Version 2.00” → ”IM2001*”と設定
 ”Achi-Kochi Mail ver1.04” → ”Achi-Kochi Mail*”と設定
 ”Microsoft Outlook Express 5.50.4133.2400” → ”Microsoft Outlook Express*”と設定

3.条件にしない
 これを選択すると「メーラー種別」によるパターンチェックを行いません。
従ってどんな「メーラー」で送信されて来たメールでもパターンの対象となります。
◆添付ファイル有無 1.無
 これを選択するとファイルが添付されていないメールが対象となります。
2.有
 これを選択するとファイルが添付されているメールが対象となります。
3.条件にしない
 これを選択すると「添付ファイル有無」によるパターンチェックを行いません。
従って「添付ファイル」があっても無くてもパターンの対象となります。
◆削除動作 1.即時
 これを選択するとパターンに該当するスパムメールが来た場合にユーザーに通知せず無条件に削除します。
2.確認後
  これを選択するとパターンに該当するスパムメールが来た場合に、削除する前に確認メッセージを表示します。確認メッセージで削除をキャンセルする事ができます。


「パターンの修正」ボタン
アクセスキー:Alt+M
スパムパターンリストをクリックして選択し、パターンの修正ボタンをクリックするか、パターンリスト上をダブルクリックすれば、パターン設定画面が表示されます。
パターンの追加と同様に編集してください。


「パターンの削除」ボタン
アクセスキー:Alt+D
スパムパターンリストから選択されたパターンを削除します。





起動コマンドラインオプション

起動時に指定できるコマンドラインオプションには以下のものがあります。

-setup 起動と同時に、プロファイルの編集画面になります。
-w 視覚障害者がスクリーンリーダーで使用する時に操作しやすいウィンドウモードで起動し、タスクトレイのメニューと同様の機能がキーボード操作で可能になります。
-e 起動時に常駐せずに一回だけメールチェックし、チェック後に終了します。
メールチェックを、タスクスケジューラーや他のダイアルアップ監視ソフトなどから起動したい場合に使用します。



「プロファイル」の利用方法について

モバイル環境での利用を便利にするための機能です。
ノートパソコンを自宅、会社、モバイル、外出先などいろいろな場所で使用し、その時の環境に応じて複数のダイアルアップ先
を切り替えながらインターネットに接続している場合に使用します。
 例えば、以下のような場合、
 
自宅で... ADSLで常時接続し、メールチェックは頻繁に。
会社で... LAN接続でメールチェックは頻繁に。但し、会社用のメールアカウントのみチェック。
モバイルで... 携帯電話用モデムで接続。メールチェックは2時間に1回ぐらい
外出先で...
(電話回線があるところ等)
内蔵モデムで接続。メールチェックは2時間に1回ぐらい

 あらかじめ4つのプロファイルを設定しておき、Windows起動後、メールランチャーの「プロファイルの切り替え」で
 適宜切り替えて使用します。

従来通り、1つのダイアルアップしか使用されない方は、「標準のプロファイル」のみ設定して使用します。



「スパムメール自動削除機能」について

不快なスパムメール(迷惑メール)を メーラーで受信することなく削除する機能です。

メールチェック時に通知することなくサーバから自動的に削除させることができますので、スパムメールが
来たことも気づきません。(即時削除モードの場合)

スパムパターンの登録については特に専門知識を必要としなくても良いように通知ダイアログで該当の
メールを選択し「スパム登録」ボタンをクリックする機能を付けました。
但し、「スパム登録」ボタンで登録したスパムパターンは比較的厳しい条件にしており、スパム削除の際
にも確認後削除するモードで登録されます。

削除するたびに削除確認メッセージを表示したりするとスパムメールが来たことを通知される様なもの
なので、無条件にサーバから削除する即時削除モードにしたい場合は、パターン編集機能
で変更可能です。

パターンは以下の条件でスパムパターンリストに登録されます。
  (1) 宛先メールアドレス
  (2) 差出人メールアドレス
  (3) メールの件名
  (4) メール文書のタイプ種別(テキスト形式/HTML形式)
  (5) 送信メーラー種別
  (6) 添付ファイルの有無

デフォルトのパターン登録ではこれら6つの条件が完全に一致した場合のみスパムメールと判断します。
従って、以下のような場合は新たにスパムパターン登録をするか、パターン編集機能でパターンを修正する
必要があります。

 ・同様なメールでも差出人メールアドレスが違う場合
  スパムメールは架空のアドレスや各種フリーメールアカウントを使い分けて送信されてくる場合があります。

 ・メール件名に日付などが含まれていて微妙に違う場合
  件名が「○○情報 2001年11月号」というように毎回変わる場合などです。

 ・送信メーラーのバージョンが変わった場合など
  例えば全く同じメールでも 送信メーラー種別が IM2001 Version 2.00 で送信されていても メーラーが
  バージョンアップされてIM2001 Version 2.01で送信されてきた場合などです。


パターン編集機能
 スパムパターンは「プロファイルの編集」の「スパム設定」タブで編集できます。
 ワイルドカード指定が可能ですので、上記で示したようなパターンについてスパムのパターンをひとつに
 まとめることが出来ます。
 設定例として、以下のようにワイルドカードを使用するとうまく設定できます。

 ・同様なメールでも差出人メールアドレスが違う場合
  設定例: *@freemail.com
  パターン認識例: abc123@freemail.com、xyz777@freemail.com、dm@freemail.com 等、ドメインを
             絞り込んだ設定も可能です。

 ・メール件名に日付などが含まれていて微妙に違う場合
  設定例: ○○情報*
  パターン認識例: ○○情報 2001年11月号、○○情報 2001年12月号、○○情報 2002年1月号 等に
             変化しても有効です。

 ・送信メーラーのバージョンが変わった場合など
  設定例: Outlook*
  パターン認識例: Outlook Version 4.00、Outlook Version 5.00、Outlook Version 5.5 等に変化しても
             有効です。