E-Rename

〜メモ帳でスラスラ一括ファイル名変更!〜


目次


動作環境

Windows XP, Windows 7, Windows 8

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構成ファイル

(以下は全て同じフォルダーにいれてください)

img フォルダー
・・・readme.html用画像ファイル

locale フォルダー
・・・言語ファイル

Microsoft.VC90.CRT フォルダー
・・・Microsoft Visual C++2008再頒布可能パッケージ

erename.exe
・・・アプリケーション本体

erename.xrc
・・・xrcファイル

readme.html
・・・本ファイル

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インストール・アンインストール

インストールは適当なフォルダーへアーカイブファイルに含まれる全てのファイルを入れてください。
アーカイブの内容については「構成ファイル」の項を参照してください。

アンインストールは、そのフォルダーとその中の全てのファイルを削除してください。レジストリは一切いじっていません。

※インストーラー版ではインストールはインストーラーの実行で、アンインストールはコントロールパネルのプログラムのアンインストールから行ってください。

※インストール先のフォルダのアクセス権によっては %APPDATA%\E-Rename 以下に設定ファイル等が保存されます。気になる場合はアンインストール時にあわせて削除してください。

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概要

ファイル・フォルダーのリネームツールは数多く存在しますが
「機能が足りない」「操作が複雑」「操作が直感的でない」といったことはないでしょうか?

E-Renameではリネームしたいファイル・フォルダーのリストを
お好みのテキストエディターで編集すればその通りにリネームされます。
テキストエディターですから文字列置換等も自由自在です。

もうリネームツールの機能不足や使い勝手の悪さに悩むということはなくなります。

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使い方

基本的な使い方
1. リネームしたいファイル(またはフォルダー)が格納されたフォルダーを指定します。
  (エクスプローラからファイルやフォルダーをE-Renameのウィンドウにドラッグアンドドロップすると楽に指定できます。)(下図中(1))

2. 「新規編集」ボタンを押すとファイル・フォルダーのリストが作成されメモ帳等のテキストエディターで開かれます。(下図中(2))

3. テキストエディターにてリスト内のファイル・フォルダーの名前を好きなように編集し、上書き保存します。(下図中(3)(4))

4. E-Renameのウィンドウに戻り「適用」ボタンを押すと編集したリストの内容にしたがってファイル名変更がなされます。(下図中(5))
各ボタンについて
新規編集
指定したフォルダーのリストを作成(既にあれば再作成)し、そのリストをテキストエディタで開きます。
オプションを変えた場合や指定のフォルダーのファイル・フォルダー構成が変わった場合にそれをリストに反映させるのに使います。
再編集
新規編集で作成したリストをテキストエディタで開きます。

※リスト作成後、オプションやリネーム対象のフォルダーのファイル・フォルダー構成を変えた場合は
そのことをリストに反映するため「新規編集」の方を使ってください。
そうしないと正しくリネームできない可能性があります。
よって、基本的には「新規編集」の方を使ってください。
適用
指定したフォルダーのリストの内容にしたがってリネームを実行します。
元に戻す
ファイル・フォルダーの名前を適用前の状態に戻します。
複数回適用を行っている場合は、複数回、最後に新規編集を行った状態まで、元に戻すことができます。
リネームしたいファイルを格納しているフォルダーについて
リネームしたいファイルを格納しているフォルダーの指定には以下のような方法があります。
オプションについて
先頭行にフォルダーのパスを出力する
チェックを入れると、リストの1行目に指定したフォルダーのパスが出力されます。
先頭行に列名を出力する
チェックを入れると、リストの1行目(2行目)に列の(項目の)名前が出力されます。
サブフォルダー以下もリネーム対象とする
チェックを入れると、指定したフォルダーのサブフォルダー以下にあるファイルもリネームの対象となり、ファイル名がリストに出力されます。
フォルダーもリネーム対象とする
チェックを入れると、フォルダーもリネーム対象とします。
Shift_JISの文字コードで出力する
チェックを入れると、リストをShift_JISの文字コードで出力します。(通常はUTF-8)
リストに出力する項目
インデックス
チェックを入れると、リストにインデックスの項目が出力されます。
インデックスを出力した場合、編集の際、インデックスとファイル名の組を崩さなければ行を入れ替えてもかまいません。
拡張子
チェックを入れると、リストのファイル名・元のファイル名が拡張子を含んで出力されます。
元の名前
チェックを入れると、リストに元のファイル(フォルダー)名の項目が出力されます。
フォルダ
チェックを入れると、リストに元のファイル(フォルダー)のパスの項目が出力されます。
テキストエディタのマクロ機能などでファイルを開くのに使えます。
サイズ
チェックを入れると、リストにファイルのサイズの項目が出力されます。
種類
チェックを入れると、リストにファイル(フォルダー)の種類の項目が出力されます。
(種類といっても、ファイルの場合はその拡張子が出力され、フォルダーの場合は「フォルダー」と出力されるだけです。)
更新日時
チェックを入れると、リストにファイルの更新日時の項目が出力されます。
リストファイルの拡張子: .txt / .csv
ファイル・フォルダーのリストの拡張子を「.txt」にするか「.csv」にするかを選択できます。
どちらを選んでもリストの内容は変わりません。単に拡張子が変わるだけです。
「拡張子を「.csv」で出力する」にチェックを入れる場合は、あわせて「項目をカンマで区切る」にチェックを入れることをおすすめします。
項目の区切り文字: カンマ / タブ
リストの項目をカンマで区切るかタブで区切るかを選択できます。
既定のアプリケーションで開く / 指定のアプリケーションで開く
「新規編集」「再編集」ボタンを押してリストを編集する際、リストを既定のアプリケーションで開くか指定のアプリケーションで開くかを選択できます。
既定のアプリケーションとはリストの拡張子(「.txt」または「.csv」)に関連付けられたアプリケーションのことです。
指定のアプリケーションの指定には以下のような方法があります。
  • エディットボックスにパスを入力する(フルパスで指定する)
  • 参照ボタンを押しファイル選択ダイアログから選択する
フォルダー指定起動時に自動で新規編集する
「erename.exeのアイコンやそのショートカットのアイコンにエクスプローラ等からファイル・フォルダーをドラッグアンドドロップする」といった
フォルダーを指定した起動での起動直後に自動で「新規編集」ボタンを押したのと同じ動作をします。
リストについて
編集にあたって
スペース・カンマ・タブ・改行のみで構成されている行は空行として無視されます。リストの途中に空行を入れても適用の際支障はありません。

ファイル名の先頭についたスペース、末尾についたスペース・ピリオドはエクスプローラ等でのリネーム時と同様に無視されます。

適用の際有効なのはインデックスと名前だけでそれ以外の項目(元の名前・サイズ・種類・更新日時)は無視されます。

フォルダーのパスや列名を出力した場合、基本的にそれら行は編集しないでください。
(実際はそれらの行を空行にさえしなければOKですが)
また、それらの行よりも前にファイル名を持ってこないでください。

インデックスがある場合インデックスとファイル名の組を崩さなければ行を入れ替えてもかまいません。

リストを作成してから「適用」するまでは指定のフォルダー内のファイル・フォルダーの削除、リネームを行わないでください。
(追加は差し支えありません。)

ファイル名には「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」といった文字は使えません。また、項目の区切りがカンマでありファイル名にカンマが含まれる場合、ファイル名は「"test,test.txt"」のようにダブルクォーテーションマークで囲まなくてはいけません。項目の区切りがタブである場合はこの限りではありません。

Microsoft Excel で編集を行う場合は、「Shift_JISの文字コードで出力する」にチェックを入れ、リストファイルの拡張子を「*.csv」、項目の区切り文字を「カンマ」としてください。
構成ファイル
リストを作成すると「erename.exe」と同じフォルダーに「list.dat」「list.txt(list.csv)」の2つのファイルが作成されます。
「list.txt(list.csv)」ファイルは実際にテキストエディタで編集するファイルのリストです。直接このファイルをエクスプローラ等から開いて編集を行ってもかまいません。
「list.dat」ファイルには「list.txt(list.csv)」ファイルの書式情報や「元に戻す」に使う情報といったプログラムが使う情報が保存されています。このファイルは編集しないでください。
リネームが済み、もう元に戻す必要もなくなった場合は「list.dat」「list.txt(list.csv)」ファイルは削除してしまってもかまいません。
注意事項
基本的に処理中にエラーが発生した場合は処理は中断されます。

ファイル名には「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」といった文字は使えません。 また、項目の区切りがカンマでありファイル名にカンマが含まれる場合、ファイル名は「"test,test.txt"」のようにダブルクォーテーションマークで囲まなくてはいけません。項目の区切りがタブである場合はこの限りではありません。
リスト適用の際にこの事に関するエラーがでてしまった場合はリスト内の該当するファイル名を適当なものに直してから再度リストの適用を試みてください。

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著作権

「E-Rename」の著作権はくりまが保有しています。
転載、配布は自由に行なってください。
雑誌等への掲載につきましては事後でも構いませんのでメールでお知らせいただけると幸いです。

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免責

このプログラムを使用したことによって生じたいかなる損害も、作者は免責とさせていただきます。
プログラム上にある、いかなるバグ、欠陥も作者はそれを訂正する義務を負いません。

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連絡先

「E-Rename」に不具合を見つけた場合はホームページの掲示板に書き込むか下記宛にメールを送ってください。なるべく対処したいと思います。
また、こんな機能を追加してほしい、この機能は要らない、といった意見もどしどしお寄せください。

e-mail address : KurimaYoshida@hotmail.com
website : http://kurima.sakura.ne.jp/

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更新履歴

2013/11/30 - Version 3.00β6

2013/12/01 - Version 3.00β7 2013/12/03 - Version 3.00β8 2013/12/04 - Version 3.00β9 2013/12/11 - Version 3.00 2013/12/14 - Version 3.01 2014/01/13 - Version 3.02 2014/01/14 - Version 3.03 2014/01/19 - Version 3.04 2014/01/25 - Version 3.05 2014/01/25 - Version 3.06 2014/01/26 - Version 3.07 2014/01/27 - Version 3.08 2014/01/30 - Version 3.09 2014/02/01 - Version 3.10 2014/02/08 - Version 3.11 2014/02/22 - Version 3.12 2014/03/02 - Version 3.13 2014/03/03 - Version 3.14 2014/03/30 - Version 3.15 2014/04/19 - Version 3.16

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