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XLCGrep コマンドは VBA から呼び出すことができます。実際の使用方法は「ユーザーフォームから XLCGrep を呼び出す」および、付属のサンプルファイル Sample_UserForm_0.40.xls をご覧ください。
先に述べたように、「正規表現のオプション」については XLCRegEx の「オプション」ページを見てください。「その他のオプション」に指定できる文字とその意味は次のとおりです。
n |
クリップボードに出力する際、データの前に行番号を付加します。
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h |
クリップボードに出力する際、行番号(n オプションが指定されている場合)とデータの前にブック名とシート名を付加します。
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v |
パターンにマッチしない行を出力します。
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c |
パターンマッチ用にセルのデータを連結する際、c オプションの次の文字を区切り文字として使用します。ただし次にあるように、N は「区切り文字なし」を表します。
後述のエスケープ文字も使用できます。
指定されていない場合は区切り文字なしで直接連結します。
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cN |
c オプションの特別な場合で、セルのデータを連結するための区切り文字を取り消して「なし」に変更します。
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d |
クリップボードに出力する際、セルのデータを連結するための区切り文字として d オプションの次の文字を使用します。ただし次にあるように、N は「区切り文字なし」を、L は「復帰・改行」を表します。
後述のエスケープ文字も使用できます。
指定されていない場合はタブ文字(0x09)を使用します。
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dN |
d オプションの特別な場合で、クリップボード出力用にセルのデータを連結する際、区切り文字なしで直接連結します。
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dL |
d オプションの特別な場合で、クリップボード出力用にセルのデータを連結する際、復帰(0x0D)と改行(0x0A)を挿入します。
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正規表現と同じエスケープ文字を使用することができます。
\a |
ベル(ASCII コード 0x07、16 進表記、以下同様)を表します。
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\b |
[ ] 内ではバックスペース(08) を表します。
それ以外では、単語境界を表します。
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\t |
水平タブ(0x09) を表します。
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\n |
改行(0x0A) を表します。
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\v |
垂直タブ(0x0B) を表します。
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\f |
書式送り(0x0C) を表します。
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\r |
復帰(0x0D) を表します。
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\e |
エスケープ(0x1B) を表します。
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\nn \nnn |
nn および nnn はそれぞれ 2 または 3 文字の 8 進数です。1 文字を 8 進数表記のコードで指定します。
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\xnn |
nn は 2 文字の 16 進数です。1 文字を 16 進数表記のコードで指定します。
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\un... |
n... は 4 文字から 6 文字の 16 進数で、Unicode のコードポイントを指定します。
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\ |
以上に当てはまらない場合、\ は次の文字を通常の文字として処理するよう指示します。
文字 \ をパターンに含めたい場合は \\ と記述してください。
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