↓知りたい機能をクリック↓

立体視
4次元図形を私達が観察するには、どうやっても下位の次元に「無理に押し込む」必要があります。
画面上に表示するためには4次元→3次元→2次元と2回の投影が必要なため、どうしても歪みが大きくなってしまいます。
立体視を使えば、3次元→2次元の投影によって発生する歪みをを実質無効化できるため、より「元の形」に近い形を見ることができます。
有効にする
チェックを入れることで立体視が有効になります。
距離
ステレオグラムの左右の像の間隔を調整します。
この値を大きくすると左右の像の距離が離れますが、寄り目が苦手な方はあまり距離を離し過ぎると見づらくなります。
自分の見やすい距離に調整して下さい。
角度
ステレオグラムのY軸を中心とした傾きを調整します。
値を正にすると平行法、負にすると交差法に対応した像になります。図形が凹んで見える場合、値を負にして下さい。
1°〜3°程度が標準ですが、うまく立体に見えない場合に調整して下さい。
表示サイズ
像の大きさを調整します。
[図形・投影]ページにある同項目と同じです。
色
W座標の色表現

チェックを入れることで、W座標によるグラデーション処理が行われます。
この処理では、W軸方向で遠くにある点ほど青色成分が減少し、手前にあるほど青色成分が増加して表示されます。
左の図では、より「奥にある」頂点が緑に、手前に見えている頂点が青に表示されています。
この処理による主な色の変化は以下の通りです。
手前にある時の色 | 奥にある時の色 |
---|---|
白 | 黄色 |
シアン | 黄緑 |
青 | 黒 |
マゼンタ | 赤 |
光の明るさ

値を大きくすると、光の当たる部分がより白くなります。
暗い色の図形では値を小さめにすると自然になります。
影の暗さ

値を大きくすると、光の当たらない部分がより黒くなります。
明るい色の図形では値を小さめにすると自然になります。
背景色
ビューの背景色を白・黒から選択します。
図形の色が暗い、または明くて見にくい場合に変更を試してください。
回転
本ソフトにおける座標系は、画面右方向にX座標・下方向にY座標・3次元奥方向にZ座標となっています。
各方向ボタン
パネル内の矢印が描かれたボタンをクリックすることで、上部の「〜°単位」部分に表示されている値ずつ図形を回転させることができます。
ボタン間に書いてある「XY」などは、回転の中心となる平面です。回転によって座標が動く平面ではないので注意して下さい。
回転のリセット
回転させた図形を、ファイル読み込み時の表示角度に戻します。
[図形・投影]ページにある同項目と同じです。
慣性
チェックを入れると、慣性による回転が有効になります。
ビュー内でドラッグして図形を回転させる際に勢いをつけてマウスのボタンを離すと(タッチパネルで言う「フリック」の操作)、
ボタンを離した後も図形が回転し続けるようになります。
慣性による回転が有効になっている間は、Ctrlキーを押しながらビューをドラッグすることで、
回転の勢いを保ったまま別方向に回転させることができます。
ビューのドラッグによる回転

ビュー内をマウスでドラッグすることで、図形を自由に回転させることができます。
マウスの左右ボタン+Shiftキーの操作で、全6平面を中心とした回転が可能です。
左ドラッグで3次元空間内の回転、右ドラッグでW軸を「巻き込む」回転となります。
操作 | 回転の中心 | 備考 |
---|---|---|
左ドラッグ |
上下……XW平面 左右……YW平面 | 三次元空間内での回転 |
右ドラッグ |
上下……XZ平面 左右……YZ平面 | W軸を巻き込む回転 |
Shift+左ドラッグ | 回転……ZW平面 | ビューの中心から見た角度で操作 |
Shift+右ドラッグ | 上下……XY平面 | ― |