アカウントデータベースHiAccountBase取扱説明書

第2.50版(平成26年11月21日)

 アカウントデータベースHiAccountBaseはシェアウェアです。試用期間や試用機能の制限等はありませんが、試用期間中は起動時と24時間ごとにシェアウェア登録を促す画面が現れます。継続して使用する場合はシェアウェア料金の支払いをお願いします。

 シェアウェア料金はVectorシェアレジでライセンスを購入することにより支払うことができます。下のバナーをクリックするとVectorシェアレジのライセンス購入窓口へ行くことができます。(支払いにはクレジットカードが必要です。)


■アカウントデータベースとは

 アカウントデータベースHiAccountBase(以下、アカウントベースと言います。)は、メールアカウントやアプリケーションシリアル番号等の他人に知られては困るデータを集中して管理できるアプリケーションです。メールアカウント、WEB認証、FTPアカウント、アプリシリアル、各種カード情報、預貯金口座情報、各種認証情報、テキストデータを管理することができます。さらにWEB認証、各種カード情報、預貯金口座情報では、ログインIDとパスワードの入力を要求されるホームページにも自動でログインすることができます。

 アカウントベースは MacOS X version 10.4.x(Tiger) 以上のシステムを必要とします。

 アカウントベースの操作ミスあるいはプログラムの不備等により、重要なデータを失う恐れがあります。アカウントベースの使用によりどのような事態が生起しても、アカウントベースの作者は一切責任を負いません(負えません)。アカウントベースを使用する際は、こまめにデータのバックアップを取る(データバックアップについてはこちらを参照)とともに自己責任での使用をお願いします。


■クイックスタート

○インストール及びアンインストール

 アカウントベースは普通のアプリケーションですので特別なインストーラはありません。アプリケーションファイルHiAccountBase.appを適当な場所に置いてください。お奨めは「アプリケーション(Applications)」フォルダーです。

 アカウントベースをアンインストールするには、アプリケーションファイルHiAccountBase.appとホームフォルダ/ライブラリ(Library)/Preferencesフォルダ内にあるjp.ddo.airpolice.kuikui.HiAccountBase.plist、ホームフォルダ/書類フォルダ(Documents)内にあるHiAccountBaseフォルダをゴミ箱に捨ててください。

○起動する

 最初の起動時に、アカウントベースが使用するパスワードを聞いてきますので、パスワード(4文字以上の英数字)を入力してください。

 

○データにアクセスする

 金庫の扉を模したメイン画面に表示されている把っ手部分をクリックするとパスワード入力画面が現れるので、最初に設定したパスワードを入力すると扉が開いてデータにアクセスすることができます。

 

 

 

 

 

 

○クイックスタートの後

 以下に詳しい解説がありますので暇な時にでも読んでください。


■アカウントデータの種類

 アカウントベースで管理できるデータには、メールアカウント、WEB認証、FTPアカウント、アプリシリアル、各種カード情報、各種口座情報、各種認証情報、テキストデータの8種類があります。データ種類の切替は画面左上にある「種類:」と表示されたポップアップボタンで行います。

○メールアカウント

 メールアドレス、受信サーバ、送信サーバ、ユーザ名、パスワード、メモを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

○WEB認証

 URL、ユーザ名、パスワード、メモを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

○FTPアカウント

 ホスト、ユーザ名、パスワード、ディレクトリ、メモを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

○アプリシリアル

 アプリ名、ユーザ名、シリアル番号、発行元URL、発行元メールアドレス、メモを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

○各種カード

 カード番号、有効期限、確認番号、暗証番号、カードブランド、カード名義、引き落とし口座、締め日、支払い日、支払日が休日時の処理、メモを記録することができます。更に、会員専用ページにアクセスするのに必要なURL、ユーザ名、パスワードを記録することができます。

 引き落とし口座、締め日、支払い日等のカード決済関連データは「決済情報」ボタンをクリックすると現れるドロワーで設定、参照することができます。

 

 

 

○各種口座

 店名(店番号)、口座名(種類)、口座番号、暗証番号、口座名義、メモを記録することができます。更に、ネットバンキングに必要なURL、ユーザ名、パスワードを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

○各種認証

ユーザ名(ID)、パスワード、メモを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

○テキストデータ

 メモを記録することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 


■アカウントデータの作成等

○新規作成

 アカウントデータを作成するには、ボタンで作成する、データファイルを作成しメニューの「データ読み込み」(あるいはデータファイルを項目一覧にドロップ)で作成する、項目名の文字列を項目一覧表内にドロップして作成する、3通りの方法があります。

・「新規作成」ボタンで作成する

  ボタンをクリックすると、「名称未設定」の空のアカウントデータが作成され、編集可能な状態になりますので、項目名や必要なデータを直接キーボードから入力することができます。また、文字列のドラッグ&ドロップや通常の方法によるペーストボードからの貼付けで入力することもできます。

・データファイルを読み込んで作成する

 あらかじめ必要なデータをテキストファイルに作っておき、そのファイルをメニューの「データ読み込み」又は、項目一覧表内にドラッグ&ドロップして読み込ませます。
 読み込ませるテキストファイルの形式は、項目名と各データを順序よく並べただけのものです。例えばメールアカウントデータの作成なら、項目名、メールアドレス、受信サーバ、送信サーバ、ユーザ名、パスワード、メモの順です。必要のない部分は空行にします。ファイルの拡張子は.abdにしてください。テキストエディットの標準テキスト(プレーンテキスト)などで作成してください。

 

 

・項目名のドラッグ&ドロップで作成する

 文字列を項目一覧表内にドラッグ&ドロップすると、その文字列を項目名とする空のアカウントデータが作成され、編集可能な状態になりますので、必要なデータを直接キーボードから入力することができます。また、文字列のドラッグ&ドロップや通常の方法によるペーストボードからの貼付けで入力することもできます。

○編集

 アカウントデータを編集するには、項目一覧表から編集したい項目名を選択し、ボタンをクリックします。編集が終わったらボタンをクリックし、不用意にデータが変更されないようにします。

○削除または不用項目保管箱へ保管

 アカウントデータを削除または不用項目保管箱に保管するには、項目一覧表から削除または保管したい項目名を選択し、ボタンをクリックします。削除または保管の選択画面が現れるので、削除する場合はボタンを、保管する場合はボタンをクリックします。不用項目保管箱についてはこちらを参照してください。

 

 ボタンをクリックすると、本当に削除していいかの確認画面が現れるので、削除する場合はボタンをクリックします。削除を中止する場合はボタンをクリックします。

 

 

○データの保存

 アカウントベースのデータはデフォルト(環境設定で変更することができます)ではホーム→書類(Documents)→HiAccountBaseフォルダ内にAccountDataというファイル名で保存されます。変更されたデータはアカウントベース終了時に自動で保存されますが、ファイルメニューの「データを保存」で随時に保存することもできます。

○データを開く

 ファイルメニューの「データを開く」で、任意の場所に保存してある アカウントベースのデータファイルを読み込むことができます。 実行すると実行前のデータは全て消去されますので注意してください。

○データを別名で保存

 ファイルメニューの「データを別名で保存」で、アカウントベースのデータを任意のファイルに保存することができます。

○データを最後に保存した状態に戻す

 ファイルメニューの「データを最後に保存した状態に戻す」で、アカウントベースのデータを最後に保存した状態に戻すことができます。実行すると実行前のデータは全て消去されますので注意してください。

○データのバックアップ

 ファイルメニューの「データをバックアップ」で、アカウントデータのバックアップファイルを作成することができます。バックアップファイルは作成された日時をファイル名としてバックアップ専用フォルダに作成されます。

 環境設定で「自動バックアップ」にチェックを入れると、データの変更があった場合はアカウントベース終了時に自動的にバックアップファイルが作成されます。

 バックアップ専用フォルダのデフォルト位置や変更等については環境設定を参照してください。バックアップ専用フォルダはできればデータ保存場所以外のドライブまたはフォルダにすることをお奨めします。

※バックアップファイルの暗号化にはアカウントベース内蔵のパスワードを使用します。したがって、バックアップ作成後にユーザーのパスワードを変更したりしてもデータを復元することが可能となっています。

○バックアップからデータを復元

 ファイルメニューの「バックアップからデータを復元」で、バックアップ専用フォルダにあるバックアップファイルを選択し、アカウントデータをバックアップした時点のデータに復元することができます。


■アカウントデータの使用

 作成したデータは、アプリ外部へのドラッグ&ドロップ、クリップボードへのコピー、URLへのアクセスに使用することができます。

○データのドラッグ&ドロップ

・URL、メールアドレスのドラッグ&ドロップ

 インターネットショートカット(URLの場合は拡張子が.weblocのファイル、メールアドレスの場合は拡張子が.mailtolocのファイル)を作ることができます。

・文字列のドラッグ&ドロップ

 文字列を内容とするテキストファイルを作ることができます。

○データのコピー

・選択部分をコピー

 アプリのEditのCopyメニュー等の通常の方法でクリップボードにコピーすることができます。選択部分のドラッグ&ドロップでもコピーすることができます。

ボタンでコピー

 項目名の横及び各データの右上にあるボタンをクリックすると、文字列全部(メモは選択部分のみ)をクリップボードにコピーすることができます。

・Shiftキー+ボタンでコピー

 全角の英数、記号、空白、カタカナ、ひらがな文字を半角文字に変換した後、クリップボードにコピーすることができます。

・Optionキー+ボタンでコピー

 半角または全角の記号、空白文字を削除した後、クリップボードにコピーすることができます。

・Shiftキー+Optionキー+ボタンでコピー

 全角の英数、記号、空白、カタカナ、ひらがな文字を半角文字に変換した後、記号、空白文字を削除し、クリップボードにコピーすることができます。

・Commandキー+ボタンでダイレクトコピー

 処理対象の文字列をクリップボードにコピーするとともに、アクティブ(最前面にある)アプリケーションに直接入力します。アカウントベース自身がアクティブの場合は、直後にアクティブとなったアプリケーションに直接入力します。

○データの出力(ブラウザ等の画面に出力)

 ブラウザ等の画面の入力欄をクリック(選択)した状態で、ツールメニューまたはコンテキストメニューで以下のコマンドを実行するとユーザー名、パスワード、クレジット番号等のデータを出力することができます。

・ユーザ名の出力

 選択されている項目のユーザ名(またはID)が出力されます。

・パスワードの出力

 選択されている項目のパスワード(またはPW)が出力されます。

・ユーザ名とパスワードの出力

 選択されている項目のユーザ名(またはID)が出力され、次の欄にパスワード(またはPW)が出力されます。

・カード番号の分割出力

 カード番号が分割して出力されます。カード番号は分割記号を使用して記述(通常は4桁ごと)しておく必要があります。分割記号には" "(スペース)、"-"(ハイフン)、"_"(アンダースコア)が使用できます。例としてカード番号が"1234-5678-2468-9999"のように記述してある場合、ブラウザ等の最初の欄に"1234"、次の欄に"5678"、同じく"2468"、同じく"9999"が入力されます。

・個人情報の備考の出力

 個人情報の備考欄に記述してある文字列が入力されます。使い方は自由です。

・4分割+ボタンでカード番号4分割ブラウザ出力

 各種カードのカード番号:の右にある「4分割」チェックボックスにチェックを入れてボタンをクリックするとカード番号を4分割してブラウザ出力することができます。4分割ブラウザ出力の実行後は自動でチェックが外されます。出力先のブラウザはブラウザ設定で設定されたブラウザ(未設定の場合はデフォルトブラウザ)です。

・カード有効期限の分割出力

 各種カードの有効期限:の右にある「出力」ボタンをクリックすると有効期限の数字のみを2文字ずつ2分割してブラウザに出力することができます。たいていの有効期限入力ページでは月年の順で入力するようなフォームですので有効期限の設定は、たとえば有効期限が2012年の12月ならば"0212"、"02/12"、"02月12年"のようにすると便利です。1月から9月までの10の位の"0"は必ず記入してください。

○データの書き出し

 ファイルメニューの「データ書き出し」でアカウントデータ1つの項目を書き出すことができます。書き出されるデータファイルの形式はデータの読み込みで使用されるデータファイルと同じものです。

 

 

○メールの送信

 メールアカウント及びアプリシリアルの発行元Mailでは、メールアドレスの上にあるボタンをクリックすると、デフォルトのメーラを起動することができます。パスワードデータが空のメルアドやOptionキーを押しながらボタンをクリックすると、メールアドレスデータが宛先となった状態でメーラが起動されます。アプリシリアルの発行元Mailでは必ずメールアドレスデータが宛先となります。

○URLへアクセス

 WEB認証、各種カード、各種口座及びアプリシリアルの発行元URLでは、URLデータの上にあるボタンをクリックすると、デフォルトのブラウザを使用して、そのURLにアクセスすることができます。

・自動ログイン機能

WEB認証、各種カード及び各種口座では、指定のURLに自動でログインすることができます。

 自動ログインの設定はファイルメニューまたはコンテキストメニューの「自動ログイン設定...」で行います。

 自動ログイン機能を使用するには「ログイン機能を使用する」チェックボックスをチェックします。「ブラウザによりログイン画面が表示されるまでの待機時間」には、ブラウザが起動して指定のURLにアクセスし終わるまでの概略の時間を秒数で指定します。認証方式を「ID及びパスワードによる標準方式、「パスワードのみによる方式」、「標準方式+オプションデータ方式」のいずれかをポップアップボタンで選択します。「ログインID入力欄にフォーカスするためのタブキー入力回数」には、ブラウザのタブキーによるフォーカス変更機能を使用してログインID入力欄にカーソルを移動するためのタブキー入力回数を指定します。「パスワード入力欄にフォーカスするためのタブキー入力回数」には、パスワード入力欄にカーソルを移動するためのタブキー入力回数を指定します。「オプションデータの名称」には、オプションデータ名を指定します。(オプションデータはメモ欄に「オプションデータ名:オプションデータ文字列」の形式で記述します。)「オプションデータにフォーカスするためのタブキー入力回数」には、オプションデータ入力欄にカーソルを移動するためのタブキー入力回数を指定します。「ログインボタンにフォーカスするためのタブキー入力回数」には、ログイン実行ボタンにフォーカスするためのタブキー入力回数を指定します。「半自動モード(ログインボタンをクリックしない)」にチェックを入れると、ログインボタンを手動でクリックするまでログインはしないようになります。パスワード等を自動入力する前に入力欄を確実にクリアするには「入力欄クリア機能を使用する」にチェックを入れ、クリアする文字数を指定します。

 一例として日経BPパスポートへ自動ログインする設定を説明します。日経BPパスポートのログインページにアクセスすると、メールアドレス、ユーザーID、パスワードを求められますので認証方式は「標準方式+オプションデータ方式」を選択します。当初、カーソルはメールアドレスの入力欄にありますが、自動で入力されるデータはログインID(ユーザーID)、パスワード、オプションデータの順ですので、タブキーを1回入力してカーソルをログインID入力欄に移動しログインIDを入力します。さらに、タブキーを1回入力してカーソルをパスワード入力欄に移動しパスワードを入力します。ついで、シフト+タブキー(負のタブキー入力回数はシフト+タブキーの入力を意味します)を2回入力しカーソルをメールアドレスの入力欄に戻しメールアドレスを入力します。メールアドレスはメモ欄に「メルアド:neokuikui@sky.plala.or.jp」等と書き込んでおきます。最後にタブキーを3回入力しログインボタンへフォーカスを移動してログインを実行します。

 自動ログイン機能を使用するよう設定すると、メイン画面の「URL:」の右側に「自動ログイン」と表示されるようになります。

 自動ログイン時に入力モードを一時的に英字モードにし、ログイン後に元のモードに戻すような機能を持たせていますが、OSX 10.5以前のシステムではうまく働きませんので、自動ログインする前に入力モードを手動で英字モードにしてください。

・ブラウザ指定機能

WEB認証、各種カード及び各種口座では、指定のブラウザでURLにアクセスすることができます。

 URLアクセスに使用するブラウザの設定はファイルメニューまたはコンテキストメニューの「ブラウザ設定...」で行います。「選択...」ボタンをクリックすると現れるブラウザ選択ダイアログで使用するブラウザを選択します。システムデフォルトのブラウザを使用する場合は「システムデフォルト」ボタンをクリックします。

 URLアクセスに使用するブラウザを変更すると、メイン画面の「URL:」の左側に表示されるブラウザのアイコンも変更されます。

 Parallelsがインストールされている場合、Windowsのブラウザ(Internet Explorerのみに対応)を指定することができます。

・ブラウザリモコン機能

 アカウントベースに組み込み済みのコマンドを使用して予めブラウザの動作を設定しておくことにより、URLアクセス時(自動ログインの後)のブラウザの動作を制御することができます。

 ブラウザリモコンの設定はファイルメニューまたはコンテキストメニューの「ブラウザリモコン設定」で行います。ブラウザリモコンの設定ができるのは「WEB認証」、「アプリシリアル」、「FTPアカウント」、「各種カード」、「各種口座」の項目です。ブラウザリモコンを設定すると「アクセス」ボタンのタイトル先頭に"+"の文字が表示されるようになり、ブラウザリモコンが設定されているのが一目でわかります。またブラウザリモコンは設定を無効にすることもでき、その時は"-"の文字が表示されます。

 「ブラウザリモコン設定」を実行すると「ブラウザリモコン設定」パネルが表示されます。「新規項目」ボタンで新しいコマンド行を作成することができ、新しいコマンド行は選択位置より1つ下の場所に追加されます。「項目編集」ボタンあるいはコマンド行のダブルクリックでコマンド行を編集することができます。「項目削除」ボタンで選択されているコマンド行を削除することができます。「全項目削除」ボタンで全部のコマンド行を削除することができます。「リモコン無効」チェックボックスにチェックを入れると全部のコマンド行が無効(実行されない)になります。

 「新規項目」ボタン、「項目編集」ボタンあるいはコマンド行のダブルクリックで「コマンド編集」パネルが表示されます。「有効コマンド」チェックボックスのチェックを外すと、そのコマンドのみ無効になり実行されなくなります。「動作」ポップアップボタンでコマンドを指定します。「パラメーター」入力欄に必要なパラメーターを入力します。「説明」入力欄は任意の文字列を入力できます。「説明」はオプションですので何を入力してもあるいは入力しなくてもかまいせん。

 ブラウザリモコンで使用できるコマンドとパラメーターは以下のとおりです。

コマンド パラメーター 動作説明 備考
フォーカス移動 移動回数 タブキー入力により指定移動回数分フォーカスを移動 マイナス数指定で左に移動
メニュー選択 項目番号 ポップアップメニューの指定項目を選択 マイナス項目は上方の項目を選択
右クリック *座標 指定座標上で右マウスボタンをクリック Safariのみ有効
左クリック *座標 指定座標上で左マウスボタンをクリック Safariのみ有効
指定時間待機 秒数

指定秒数の間待つ
指定秒数が0なら画面が更新されるまで待つ

秒数省略時は0が指定される
文字列入力 **文字列 指定文字列をキーボードから入力 半角英数小文字のみ有効
文字列ペースト **文字列 指定文字列をペーストボード経由で画面にペースト  
リタンキー入力 回数 キーボードからリタンキーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
エスケープキー入力 回数 キーボードからエスケープキーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
スペースキー入力 回数 キーボードからスペースキーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
右矢印キー入力 回数 キーボードから右矢印キーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
左矢印キー入力 回数 キーボードから左矢印キーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
上矢印キー入力 回数 キーボードから上矢印キーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
下矢印キー入力 回数 キーボードから下矢印キーを指定回数入力 回数省略時は1が指定される
Command+キー入力 文字キー キーボードからCommandキーを押しながら指定文字キーを入力  
Option+キー入力 文字キー キーボードからOptionキーを押しながら指定文字キーを入力  
Control+キー入力 文字キー キーボードからControlキーを押しながら指定文字キーを入力  

*座標はX,Y,Zの形式で指定します。クリックする場所はX,Yで指定します。座標の原点(0,0)はブラウザ画面の左上です。Zはブラウザ画面の最小幅です。最小幅はブラウザ画面の幅によってクリックする位置が変わるような場合に指定します。例えばクリックするボタンがブラウザ画面の幅が大きくなるに連れ右に移動するような場合は最小幅時のクリック位置をX,Yで指定し、最小幅をZで指定するようにします。ブラウザ画面の幅が変わってもクリック位置が変わらない場合はZを省略することができます。

**文字列には"@変数名:"形式の変数を使用でき、以下の変数が定義されています。また、自分で変数を定義することもできます。自分で変数を定義するには「メモ:」に"@変数名:文字列"形式の一行を書き込みます。例えば"abc123"という文字列を入力したい場合は「メモ:」に"@文字:abc123"と書き込み、文字列入力コマンドのパラメーターに"@文字:"と指定します。(変数名は大文字と小文字を識別します注意してください)

変数名 内容
@URL: WEB認証のURL:/FTPアカウントのホスト:/アプリシリアルの発行元URL:/各種カードのURL:/各種口座のURL:
@ID: WEB認証のユーザ名(ID):/FTPアカウントのユーザ名(ID):/アプリシリアルのユーザ名:/各種カードのID:/各種口座のID:
@PW: WEB認証のパスワード:/FTPアカウントのパスワード:/各種カードのPW:/各種口座のPW:
@ディレクトリ: FTPアカウントのディレクトリ:
@アプリ名: アプリシリアルのアプリ名:
@シリアル番号: アプリシリアルのシリアル番号:
@発行元Mail: アプリシリアルの発行元Mail:
@入力テキスト1: アプリシリアルの入力テキスト1:
@入力テキスト2: アプリシリアルの入力テキスト2:
@カード番号: 各種カードのカード番号:
@有効期限: 各種カードの有効期限:
@確認番号: 各種カードの確認番号:
@暗証番号: 各種カードの暗証番号:/各種口座の暗証番号:
@カード名義: 各種カードのカード名義:
@引落し口座: 各種カードの引落し口座:
@店名: 各種口座の店名(店番号):
@口座名: 各種口座の口座名(種類):
@口座番号: 各種口座の口座番号:
@口座名義: 各種口座の口座名義:

○FTPホストへアクセス

 FTPアカウントでは、ホストデータの上にあるボタンをクリックすると、そのFTPホストにアクセスすることができます。

○アプリケーションの起動

 アプリシリアルでは、アプリ名の上にあるボタンをクリックすると、そのアプリケーションを起動することができます。

 自動ログイン機能が設定されている場合、アプリ起動時にログインID入力欄に「自動入力テキスト1:」が、ログインパスワード入力欄に「自動入力テキスト2:」が自動的に入力されます。これはアプリ起動時にパスワード等を求められるアプリケーションを想定しています。

 Parallelsがインストールされている場合、Windows用アプリケーションも起動することができます。この場合も自動ログイン機能は働きますが、Parallelsの起動に相当な時間がかかるため自動入力がうまく機能するためにはParallelsがすでに起動されている必要があります。

○テキストの編集

 テキストデータでは、メモの上にあるボタンをクリックすると、メモ内容のテキストファイルを作成し、そのテキストファイルをテキストエディタで開くことができます。テキストファイルは、項目名をファイル名としてデスクトップ(環境設定で変更可能)に作成されます。

○データの検索

 ボタンをクリックするか編集メニューの「検索」を選択すると、メイン画面の横から検索ドロアーが現れ、アカウントデータを検索することができます。

 アカウントデータの検索は、検索する文字列を「検索文字」に入力し、検索方法(部分一致、前方一致、完全一致、後方一致)を「検索方法ポップアップメニュー」から選択、必要であれば「大/小文字を無視」(チェックを外すと大/小文字を区別)、「データ内容も検索」(チェックを外すと項目名のみを検索)にチェックを入れ、ボタンをクリックします。「不用項目保管箱内も検索」にチェックを入れると不用項目保管箱内のアカウントデータも検索対象となります。

 検索の結果は、「検索結果」に項目数、「一覧表」に項目名と種類が表示されます。「一覧表」の任意の行を選択しボタンをクリックするか、任意の行をダブルクリックすると、その項目名とデータがメイン画面に選択された状態で表示されます。

 「クリアー」ボタンをクリックすると検索結果を破棄し、新しい検索をすることができます。

 「閉じる」ボタンをクリックすると検索ドロアーが閉じられます。


■その他の機能

○カラーラベル機能

 カラーラベルを表示したい項目を選択した状態で、ファイルメニューの「カラーラベル」で表示したいラベルカラーを選択することによりカラーラベルを使うことができます。

○コンテキストメニュー

 項目一覧表の上でマウス右ボタンをクリック(またはcontrolキーを押しながらマウスボタンをクリック)するとメニューが現れ、アカウントデータの書き出し、編集、削除(または不用項目保管箱に移動)、自動ログイン設定、ブラウザ設定、iconのコピー、iconの変更、アカウント名のペーストボードへのコピーができます。

○アカウント区分機能

 アカウント項目名の先頭部分に前後を半角の括弧で括った区分文字を記入することにより、アカウントをカテゴリー別に分類することができます。WEB認証等で項目数が多くなった場合に便利な機能です。区分文字は自由に設定することができます。区分文字を記入すると、項目一覧のヘッダ部分のクリックで項目名を区分毎にソートすることができ、区分ポップアップボタンのメニューで区分を選択すると該当する区分の項目が自動スクロールして表示されます。

○自動ロック機能

 意図しないアカウントデータの変更等を防止するため、アカウントデータの編集中に他の項目を選択した場合等には自動で編集ロックが掛かるようになっています。しかし、多くの項目の変更がある場合等には面倒ですのでボタンあるいはボタンをダブルクリックすることにより自動ロック機能を解除することができます。自動ロック機能を解除した場合はボタンが赤色文字のボタンになり、ボタンをクリックするか扉を閉めるまで編集ロックは掛からなくなります。

○環境設定

 ボタンの右にあるマークをクリックするとメイン画面の横から環境設定ドロアーが現れます。環境設定ドロアーでは、画面の最小化時に自動で扉を閉める/閉めない、最小化から戻る時に自動で認証する/しない、扉開閉の音を出す/出さない、指定時間後にクリップボードのデータを消去する/しない、一定時間操作しないと自動で扉を閉める/閉めない、favicon取得のためインターネットに接続する/しない、favicon取得のためのインターネット接続最大アクセス時間、アカウントデータを自動でバックアップする/しない、アカウントデータ新規作成時の既定項目名の設定、データ保存用フォルダの場所、データ保存用ファイルの名前、第2アプリケーションフォルダの場所、データバックアップ用フォルダの場所、iconコピー用フォルダの場所、データ書き出し(出力)用フォルドの場所、カラーラベルのラベル名、アカウントの種類毎に使用するかしないか/デフォルトのWEBブラウザを設定することができます。

一般

・画面の最小化時に自動で扉を閉める/閉めない

 「画面の最小化時に自動で扉を閉める」にチェックを入れると、画面最小化時あるいは画面を隠す時に自動的に扉が閉まるようになります。

・URLアクセス時等に画面を最小化する

 「URLアクセス時等に画面を最小化する」にチェックを入れると、URLアクセス時とアプリ起動時に画面が最小化されます。

・最小化から戻る時に自動で認証する/しない

 「最小化から戻る時に自動で認証する」にチェックを入れると、画面最小化から戻る時あるいは画面を隠すから戻る時に自動的にパスワード入力画面となります。

・扉開閉の音を出す/出さない

 「扉開閉の音を出す」にチェックを入れると、扉の開閉時に音が出ます。デフォルトではチェックが入っています。
 扉開閉の音量はスライダーで調整することができます。

・指定時間後にクリップボードのデータを消去する/しない

 「○○秒後にクリップボードのデータを消去する」にチェックを入れると、「コピー」ボタンでクリップボードにコピーしたデータは、指定した時間が経過すると自動的に消去されます。

・一定時間操作しないと自動で扉を閉める/閉めない

 「最後の操作から○○分後に自動で扉を閉める」にチェックを入れると、指定した時間なにも操作しないと自動的に扉が閉められます。

・favicon取得のためinetに接続する/しない

 WEB認証等では指定のアドレスからfaviconを取得し表示するようになっていますが、時間がかかるとかインターネットに接続されていない環境だとかでfavicon表示が必要ない場合はチェックを外してください。

・最大アクセス許容時間

 faviconを取得するため、指定のアドレスにアクセスするための最大許容時間です。

・自動バックアップ

 「アカウントデータを自動でバックアップする」にチェックを入れると、データの変更があった場合はアカウントベース終了時に自動的にバックアップファイルが作成されるようになります。

・アカウントデータ新規作成時の既定項目名

 アカウントデータ新規作成時に自動的に付けられる項目名を変更することができます。

フォルダ

※フォルダ変更時の注意事項・・・データ保存用フォルダ及びiconコピー用フォルダの変更をする時、変更前のフォルダはアカウントベースで変更を終えてから削除するようにしてください。

・データ保存用フォルダの場所

 データ保存用フォルダの場所を変更することができます。デフォルトは「ホーム→書類(Documents)→HiAccountBase」です。フォルダは自動的に作成されます。

・データ保存用ファイルの名前

 データ保存用ファイル名を変更することができます。デフォルトは「AccountData」です。なお、同じファイル名で拡張子がbakのバックアップファイル(変更前のデータファイル)も作成されます。

・第2アプリフォルダの場所

 アプリケーションのアイコンを探す場所を「アプリケーション(Applications)」フォルダ以外に指定することができます。

・データバックアップ用フォルダの場所

 バックアップファイル保存用フォルダの場所を変更することができます。デフォルトは「ホーム→書類(Documents)→HiAccountBase→BackupData」です。

・iconコピー用フォルダの場所

 iconコピー用フォルダの場所を変更することができます。デフォルトはデスクトップです。

・データの書き出し(出力)用フォルダの場所

 データの書き出し用フォルダの場所を変更することができます。デフォルトはデスクトップです。

カラーラベル

・カラーラベルの名前

 カラーラベルの名前を変更することができます。デフォルトはそれぞれの色の名前です。

アカウント種類毎の使用するしない

アカウントの種類毎に使用するかどうかを設定することができます。使用しないにチェックを入れるとそのアカウントは種類ポップアップメニューに表示されなくなります。デフォルトはすべて使用するです。

デフォルトWEBブラウザの設定

 アカウントベースのデフォルトWEBブラウザを設定することができます。WEBブラウザの優先実行順は、各項目毎に指定したWEBブラウザ、ここで設定したアカウントベースのデフォルトWEBブラウザ、システムのデフォルトWEBブラウザの順となります。

○扉の開閉

 扉を開けるには、画面の把手部分をクリックし、現れたパスワード入力画面でパスワードを入力します。扉を閉めるには、ボタンをクリックします。環境設定の「自動で扉を閉める」にチェックが入っていると、アプリ終了時に扉が開いた状態の場合は自動的に扉が閉まります。

○アイコンの変更

・メールアカウントiconの変更

 メニュー「ファイル」→「メールアカウントiconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「WEBメール」、「POPサーバ」、「IMAPサーバ」、「メール宛先」、「デフォルト」、「自作アイコン」です。

 

・WEB認証iconの変更

 メニュー「ファイル」→「WEB認証iconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「favicon」、「デフォルト」、「自作アイコン」です。

・FTPアカウントiconの変更

 メニュー「ファイル」→「FTPアカウントiconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「favicon」、「デフォルト」、「自作アイコン」です。

・アプリシリアルiconの変更

 メニュー「ファイル」→「アプリシリアルiconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「アプリアイコン」、「デフォルト」、「自作アイコン」です。

・各種カードiconの変更

 メニュー「ファイル」→「各種カードiconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「デフォルトアイコン」、「自作アイコン」です。

・各種口座iconの変更

 メニュー「ファイル」→「各種口座iconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「デフォルトアイコン」、「自作アイコン」です。

・各種認証iconの変更

 メニュー「ファイル」→「各種認証iconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「デフォルトアイコン」、「自作アイコン」です。

・テキストデータiconの変更

 メニュー「ファイル」→「テキストデータiconの変更」で、選択している項目のiconを変更することができます。変更できるiconの種類は「電化製品製造番号等」、「インターネット関係」、「パソコン関係」、「個人情報等」、「デフォルト」、「自作アイコン」です。

 

※自作アイコンについて

 自作アイコンを使う場合は、ファイル選択ダイアログで自作アイコンファイルを指定してください。使用できるイメージファイル(拡張子)の種類はPNG(png),TIFF(tif),JPEG(jpg)で、サイズは16x16ドットです。アイコンファイルはコピーして使用されますので、指定後は削除等しても大丈夫です。これはと思われるよいアイコンができましたら私まで送ってください。メニューに組み込みたいと思います。

○個人情報の記録と参照

 メイン画面右上(環境設定ボタンの左側)にあるポップアップメニュー、あるいはツールメニューの「個人情報...」を選択すると、メイン画面の横から個人情報ドロアーが現れます。個人情報ドロアーでは、郵便番号、住所、電話番号、氏名、メールアドレス、クレジットカード番号等のデータを記録することができ、それらのデータをクリップボードにコピーすることができます。

 

 

 

 

 

・個人情報の記録、編集

 ボタンをクリックすると編集可能な状態になりますので各欄に必要なデータを入力します。入力が終わったらボタンをクリックしてデータを確定します。ボタンをクリックする前にボタンをクリックしてドロアーを閉じてしまうと、入力したデータは無効になりますので注意してください。

・個人情報の利用

 個人情報はそれぞれのボタンでクリップボードへコピーすることができます(ボタンの機能についてはデータのコピーを参照してください)。また、選択した部分のドラッグ&ドロップやCommand+Cキーによるコピーにも対応しています。

 メールアドレスとメールアドレス2は「出力」ボタンでブラウザの入力欄に出力することができます。同じく、「分割出力」ボタンでメールアドレスのアットマーク前部とアットマーク後部を分けて出力することもできます。

○パスワード生成

 メイン画面右上(環境設定ボタンの左側)にあるポップアップメニュー、あるいはツールメニューの「パスワードの生成...」を選択すると、メイン画面の横からパスワード生成ドロアーが現れます。パスワード生成ドロアーでは、パスワードの桁数、パスワードに数字を含む、英大文字を含む、英小文字を含む、記号文字を含む、文字の重複を禁止する等を選択することができます。

 

 

 

・パスワードの生成

 「パスワード生成」ボタンをクリックすると、指定のオプションにもとづきパスワードが生成され上段に表示されます。

・パスワードのコピー

 「コピー」ボタンをクリックすると、生成されたパスワードがクリップボードにコピーされます。

○不用項目保管箱

 メイン画面右上(環境設定ボタンの左側)にあるポップアップメニュー、あるいはツールメニューの「不用項目保管箱...」を選択すると、メイン画面の横から不用項目保管箱ドロアーが現れます。不用項目保管箱ドロアーでは、不用項目を元に戻したり削除したりすることができます。

 

 

 

・不用項目を元に戻す

 ボタンをクリックすると選択項目を元の場所に戻すことができます。

・不用項目を削除する

 ボタンをクリックすると選択項目を削除することができます。

○データの参照

 メイン画面右上(環境設定ボタンの左側)にあるポップアップメニュー、あるいはツールメニューの「データの参照...」を選択すると、メイン画面の横からデータの参照ドロアーが現れます。データの参照ドロアーでは、メイン画面に表示されていないデータを参照することができます。

 

 

 

 

○カードの発行

 「アカウントデータベースカード」を作ることができます。「アカウントデータベースカード」はカードをダブルクリックあるいはアカウントベースのアイコンへドラッグ&ドロップすることにより、アカウントベースが動いてなければアカウントベースを起動し、カードを作成したときの項目をダブルクリックします。カードの色は8色あり、項目によってカラーをかえるなど好きな色を選ぶことができます。カードの名前は項目名ですが変更することもできます。ただし、拡張子は変更しないでください。

○その他の情報

 メイン画面右上(環境設定ボタンの左側)にあるポップアップメニュー、あるいはツールメニューの「その他の情報...」を選択すると、メイン画面の横からその他の情報ドロアーが現れます。その他の情報ドロアーでは、選択されているアカウントデータの作成日時、最終更新日時、URLアクセス回数及び最後にURLアクセスした日時を知ることができます。(バージョン1.1.0以前のアカウントベースで作成あるいは更新されたアカウントデータの日時は「不明」と表示されます)

 

 

 

○アイコンのコピー

 メニュー「ファイル」→「アイコンのコピー」で、選択している項目のicon(あれば)をコピーすることができます。iconファイルはデスクトップ(この位置は環境設定で変更することができます)に作成されます。

○アイコンをキーにソート

 Controlキーを押しながら「項目一覧」のヘッダ部分をクリックすると、アイコン(正確にはアイコンイメージのファイル名)をキーにしてソートすることができます。

○キーボード操作

・矢印キー

 項目一覧表から項目を選択するのに使用できます。

・Returnキー

 項目一覧表から選択項目を編集するのに使用できます。(マウスの右ボタンクリックでも同じことができます)

・Deleteキー

 項目一覧表から選択項目を削除するのに使用できます。

○パスワードの変更

 パスワード入力画面で正しいパスワードを入力した後、ボタンをクリックすると現れるパスワード変更画面で、新しいパスワードを念のため2回入力後、ボタンをクリックしパスワードを変更します。

○パスワードを忘れた

 パスワードを忘れてしまった場合は、パスワード入力画面の左下隅をクリックしてください。 認証画面が現れますので、ログイン用のパスワードを入力しOKボタンをクリックすると、アカウントベースのパスワードが表示されます。


■技術情報

○データの暗号化

 アカウントベースのデータはccryptというコマンドでアカウントベースのパスワードをキーとして暗号化/復号化しています。この場をお借りしましてccryptの作者様に感謝の言葉を申し上げます。
 参考までに、アカウントベースで実行している ccryptでの暗号化と復号化のコマンドを以下に書いておきます。詳しくはccryptのマニュアル等を参照してください。

暗号化:ccrypt -e -q -f -s -r -K キーワード ファイル名 (暗号化すると.cptの拡張子が付加される

復号化:ccrypt -d -q -f -s -4 -K キーワード ファイル名 (復号化すると.cptの拡張子が削除される)

○パスワード

 アカウントベースのパスワードは、キーチェーンに保管されます。したがって、それなりの知識があればキーチェーンアクセス等のユーティリティで作成、変更、削除等することができます。が、キーチェーンアクセス等のユーティリティでパスワードを変更しますと、アカウントベース起動時(復号化には暗号化時のパスワードが必要なため)にデータを読み込めなくなってしまいますので注意してください。

○favicon/iconの保存場所

 faviconやiconのデータはデータ保存用フォルダと同じ場所に不可視ファイルで保存されます。データ保存用フォルダを変更した場合はfaviconやiconのデータも新しいフォルダにコピーされます。


■既知の問題

 いまのところありません。

■サポート等

 このプログラムに関する感想、要望等は作者までメールでお願いします。

 アカウントベースはOSXバージョン10.4.x(Tiger)以後に対応しています。

 アカウントベースはアカウントデータベースHiAccountBaseサポートページでサポートします。 最新の情報やプログラムが置いてありますので一度は訪れてみて下さい。


■プログラム履歴(◎は新機能追加、○は機能強化、・は不具合修正等)

平成26年11月21日 Version2.50

各種カードのデータで、締め日、支払い日等の決済情報を設定できるようにしました。

平成26年6月7日 Version2.40

ブラウザリモコン機能を追加しました。

デフォルトWEBブラウザを設定できるようにしました。

自動ログイン設定に半自動モードを追加しました。

平成26年3月8日 Version2.33

○ドリームバイザー(http://www.dreamvisor.com/)への自動ログインに対応しました。

アプリ起動時の自動入力機能を追加しました。

Windowsアプリを起動できるようにしました。(Parallelsのみに対応)

URLアクセス時等に画面を最小化する機能を追加しました。

・「アカウントデータベースカード」の動作に不具合があったので修正しました。

平成25年4月5日 Version2.32

データの参照機能を追加しました。

「アカウントデータベースカード」発行機能を追加しました。

◯すべての項目のメモ欄にアトリビュートストリング(文字のフォント、文字色等を指定できる)を使えるようにしました。

◯扉開閉の音量を調整できるようしました。

○個人情報のメールアドレスをブラウザに出力できるようにしました。

平成24年5月10日 Version2.31

○アカウントをカテゴリー別に分類できるアカウント区分機能を追加しました。

カードのブランド名(国際ブランド5つ)を記録できるようにしました。

カードの有効期限をブラウザに出力する機能を追加しました。

カードの引き落とし口座を記録できるようにしました。

アカウントの種類毎に使用するしないを設定できるようにしました。

その他の情報にURLにアクセスした回数と最後にアクセスした日時を記録するようにしました。

・新規作成時に自動ログインの設定状態が「自動ログイン」と表示される不具合を修正しました。

平成24年4月28日 Version2.30

カラーラベル機能を追加しました。

○データのコピーにカード番号4分割ブラウザ出力機能を追加しました。

自動ログイン時、文字入力モードが英字以外の場合はパスワード等が変換されてエラーになる不具合に対処するため、文字入力モードを自動的に英字モードにし、ログインが終わった時点で元の入力モードに戻すようにしました。(ただし、OSX 10.5以前のシステムでは機能しません。)

平成24年3月21日 Version2.21(未公開)

自動ログイン機能を強化し、パスワードのみの認証等にも対応できるようにしました。

平成24年3月15日 Version2.20

自動ログイン機能を追加しました。WEB認証、各種カード、各種口座で自動ログインすることができます。

ブラウザ指定機能を追加しました。WEB認証、各種カード、各種口座でデフォルト以外のブラウザを使用してURLにアクセスすることができます。

平成23年3月27日 Version 2.10

◎アカウントデータの種類に各種カード情報、各種口座情報、各種認証情報を追加しました。詳しくはアカウントデータの種類を参照してください。

◎編集自動ロックの解除機能を追加しました。詳しくは自動ロック機能を参照してください。

○コンテキストメニューの項目に「iconの変更」、「データ書き出し」、「その他の情報」を追加しました。

○iconコピー用フォルダ、データ書き出し用フォルダ、テキスト編集時のテキストファイル出力用フォルダを環境設定で指定できるようにしました。

○アカウントデータ項目の新規作成時のデフォルト項目名を変更できるようにしました。

○メニュー「プリント」でメイン画面を印刷できるようにしました。

○メニュー「ツール」でパスワード等のデータをブラウザ画面等の他アプリに入力できるようにしました。

・その他、若干の細かい不具合箇所を修正しました。

平成22年12月8日 Version 2.00

シェアウエアーとしてVectorに登録

平成22年1月8日 Version 1.00

Vector初公開です。

平成21年11月吉日 開発開始しました。