あとがき

江上宿六です、おはようございます。

いや、作り始めてから1年になってしまいましたなぁ。
これは自分にとっても想定外の事態で、驚きと同時に自責の念に駆られ
もしかしたら居るかもしれない待ってくれていた人に
非常に申し訳なく思っております。



事の始まり

まずこの人狼ゲームを作ろうと思ったきっかけですが、
動画サイトで人狼をやってみてたり、面白いリプレイを紹介してくれたり
そういうのを見て興味を持ったりはしたのですが、
実際に参加するにはハードルが高くて、考えていた時に
自分でこういうのを遊べるものを作れば良いと思いついたのが、はい。

そういえばこの当初、テレビでも人狼やってましたよね。
それは一体どうなりましたっけ。

更にこの時は、お絵描きもだいぶ上達(当社比)してきたと感じていた為、
キャラの立ち絵を描いて使ってみようと思った事も後押ししていましたね。

そういう感じで作り始め、プロトタイプ的なものも簡単に出来たので
これは半年くらいで完成させられると思っていましたが、誤算は多くありました。



誤算、見通しの甘さ

一番に挙げられるのは、CPUの制御でしょうか。
一体のCPUを自動で制御して動かすのにどれだけ苦労し妥協した事か。
そして何よりも自分の人狼ゲームに対する知識不足が顕著となり
どう動かしたら良いのかすら分からなくなった事。

この最悪な時期に、何度か開発中止にしようと思いました。
割いてきた時間や安いプライドの関係などで踏みとどまりましたが、
よりシンプルな方向に進むことになりました。 仕方ないとはいえ一つの後悔です。

その他、12キャラも用意してしまったせいで、
数百パターンある会話テキストを12キャラ分用意する事になったり、 
作曲のブランクもあったりと、何から何まで個人的に納得出来るものが
出来たとは言い難いです。 ホント申し訳ないです。



オーソリティモード

このモードは最後の最後でつけた苦肉の策です。
この人狼ゲームは自分が頑張ろうと推理しようと途中で退場させられる
というケースは珍しくありません。 なので、最後まで推理を続けられる
モードを用意してみたのです。 もっとそれが報われる内容のものを
作ることが出来れば良かったのですが。



今作の位置づけ

えー、今回は一応簡単に遊んでもらえる感じで、
世界が大きく動くこともない外伝作品という位置づけです。
というか世界は全く動きませんね、ただ人狼やってるだけです。

次回作はそうですね、何かしら展開は持たせたいのと同時に
キャラはだいたい据え置きで新シリーズ(名前だけ)にしたいと思います。

アイデアは二つ、一つはアクション、一つはシミュレーション。
出来ればアクション作りたいなあ。



最後に

最後になりますが、今後はもっと頑張って、
自分も満足し、皆さんにも楽しんでもらえる作品を作りたいと思いますので、
今後も変わりなく温かく見守ってもらえると幸いです。

長い付き合いになるか短い付き合いになるかは分かりませんが
よろしくお願い致します。








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